ニュージーランドでの6週間のホームステイ体験談!私がホームステイで心がけていたこととは?
こんにちは!ニュージーランドにワーホリ中のまゆです。
ニュージーランドに来て6週間はホストファミリーの家にお世話になっていたのですが、ついに1月の中旬にフラット(シェアハウス)に引越しをしました!
フラットの様子はまた後で記事を書こうと思いますが、まずはお世話になったホストファミリーのことについてシェアします♪
※上写真は、私のホストファミリーのうちのそばから見える絶景です。引っ越しをしてしまったので、今は見ることのできない景色です…!
お世話になったホームステイの家について
私はイギリス出身の40代のご夫婦と大型犬2匹がいる家庭にお世話になりました。今はニュージーランドの永住権を手にしていて、イギリスのご両親とは離れて住んでいます。
アウトドアとお酒が好きなとってもフレンドリーな家庭でした♪キウイのアクセントもなかなか聞き取りづらいですが、ブリティッシュのアクセントもなかなか聞き取りづらかったです。(笑)
何せ自分が習ってきたのがアメリカ英語なので、単語から言葉の言い回しまで全然違いました。
ハウスルールについて
お世話になったホームステイ先では、決まったルールは特になく、かなり自由でした。洗濯機もいつ使ってもOKですし、冷蔵庫のものも勝手に食べてOKでした。
強いて言えば、シャワーに関してホストファミリーは朝入るので、もし私が朝入るようだったら混むよと言われました。
ハウスルールは、家庭によって結構違います。カナダ留学した時のホームステイでは、シャワーは10分以内と、危ないから一人で外出はしないと決められていました。
ちなみに、友達のホームステイの家庭では、部屋には食べ飲みみのもっていかない等のルールもありました。
驚いたことは、服を洗った時に乾燥機がなかったことです。かなり乾燥しているので、一晩でからっからになり乾燥機が要らない理由がわかりました。
最初は乾くか心配で、洗濯物が乾くように窓を開けっぱなしにしていたのですが、窓を開けると必ず蜘蛛が侵入してくるので、それ以来一切窓は開けていません。(笑)
ホストファミリーのお仕事について
ホストファザーはホテルの人事担当、ホストマザーは会計士のお仕事をされていました。そして、二人はフルタイムで仕事をしています。毎日9時出勤、17時退社でほぼ残業はないそうです。
仕事で疲れているにもかかわらず、バスのカードを一緒に買いに行ってくれたり、履歴書の添削や仕事の探し方を教えてくれたり本当に助かりました。
普通は自分一人、または友達とやるようなことも、オロオロしている私を気にかけてくれて、休日や仕事が終わった後に色々対応をしてくれました。本当に本当に感謝しかないです。
普段の会話
ホストペアレンツ同士の会話は、イギリス特有の、hon / hun(ハン)“honey” を縮めた “hon” や “hun” が語尾につけて会話をしていました。
『Good morning, hon.(おはよう。)』のような感じです!
私と話すときは、少しゆっくり且つ語尾にmayu をつけてくれるのでわかりやすかったです!
平日の過ごし方
時間 | 詳細 |
7時 | 起床 |
8時 | 学校(雨の日は、たまにホストファザーが車で学校まで送ってくれます♪) |
15時 | 学校終了 |
16時 | 帰宅 |
17時 | ホストファミリー帰宅 |
19時 | 夕飯 |
夕飯のお手伝いをすることもあれば、疲れて夕飯まで寝ていることもありました。(笑)
夕飯時には、学校で習ったことや友達のことを話したり、日本のことを話したりとにかく会話を続けるのに必死でした。
最初の頃は、話すことリストを作っておいてジェスチャーしながら伝えていました。
勝手なイメージですが、料理はお肉ばかりの欧米系の食事スタイルかと思っていました。
しかし、かなりヘルシー志向の家庭で、野菜料理が多く出てきました。
ホストマザーは料理上手&熱心でジェイミー・オリバー(イギリスの料理家)のテレビと本を良く見ていました!
・ジェイミー・オリヴァー(Jamie Oliver)
BBCの人気料理番組、『裸のシェフ』で一躍人気となったイギリスの料理人です。イギリスではとても有名らしいです。
彼のTEDトークは素晴らしいのでぜひ見てみてください!
他にもベジタリアンのカレーやラザニア、たまにアップルシナモンマフィンを作ってくれるのですが最高に美味しかったです!
金曜日には、学校終わってからホストファミリーの友達も交えて飲みにいくこともありました。
ホストファミリーの友達が混ざるとかなり早い英語なので、聞き取れなくて渋い顔をしていると、ホストファミリーが簡単な英語に直して通訳してくれました。(笑)
ご飯の後は映画を見るのが日課でした。当たり前ですが、全て英語なので理解できないとこも多いのですが、ホストファミリーの解説付きなので見ていて飽きませんでした。
映画のお供はお酒なのですが、ホストファミリーの家には色々な国のお酒が並んでいて、まるでバーみたいでした♪
ホストファザーの作るジントニックがとっても好きでした!もちろん日本のお酒もありました。
ベネディクトカンバーバッチ&マーティンフリーマン主演の『シャーロック』(イギリスドラマ)が大好きだと話したら、試しに見てくれました。ついには、二人ともはまってしまい15話くらいあるのですが、最終シリーズまで見てしまいました。(笑)
このドラマは、TVNZから無料で見れますよ♪(https://www.tvnz.co.nz/)
ホストファザーは家事に対しても積極的で、よく一緒に料理を作っていて素敵だなと思いました。
休日の過ごし方
休日は、だいたい9時に起床していました。ホストファミリーは朝早く起きて、ヨガや愛犬とランニングしていました。お昼は、ホストファミリーと一緒に食べることもあれば一人で納豆ご飯食べることも。(笑)
休日に友達とお出かけすることもありましたが、ホームステイ中はなるべくホストファミリーとの時間を作りたかったので、ホストファミリーからお出かけに誘われたらなるべく行くようにしていました。現地の人と過ごせる良いチャンスですからね!
一緒にスーパーでお買い物したり、山にハイキングしに行ったり、クルーズ船に乗ったり、たくさんの思い出を作りました。
ニュージーランドに行った時、クリスマス&ニューイヤーシーズン且つ自分の誕生日もあったので、イベントが多くより親密になれました。本当に素敵な御夫婦で二人を見ていると、早く結婚したいな~と思いました。(笑)
滞在最終日には、手巻き寿司と唐揚げを作りました♪手巻き寿司は初めて食べるらしく、喜んでいてほっとしました。唐揚げは不動の人気ですね!
そして最終日、シェアハウスまで車で送ってくれてハグでお別れしました『私たちはもう知らない人同士ではないのだから、街で会ったらいつでも飲みにいきましょう!』と言ってくれました。(笑)
ホームステイで心がけていたこと
今回お世話になった家庭は本当に親切でフレンドリーで私の拙い英語を聞き取り、自分の子供のように可愛がってくれました。
ですが、文化も言語も違う他人同士が同じ家に住むので、お互いが気持ちよく過ごせるように心がけていたことがあります。
自分が大切にしていたこと
・互いの国、文化を尊敬しあって興味を持つこと。
・感情を出すこと。
・丁寧な言葉づかいを心がける。『Please』や『Thank you』を忘れない。
・名前を呼ぶこと。
本当に基本的なことかもしれませんが、まだ完璧な英語は喋れないが故に、誤解を生んでしまうこともあったかと思います。
なので、言葉で表現できない分、ジェスチャーや表情で伝える努力をしました。自分がされて嬉しいことは、相手も嬉しい、これは万国共通ですよね!
様々な環境のご家庭にお世話になるのだから、これが当たり前だと思ってはいけないですね。
クラスメイトはキウイの家にお世話になっているのですが、会話はほぼなし、週末も別行動のような家庭でした。
このような話も実際聞くので、良いホストファミリーに巡り合えるかどうかは、運の要素が非常に大きいです。
ホストファミリー側もある程度受け入れる学生を選べるそうで、日本人は人気なのだそうです。
ちなみに、私の前に来ていた日本人の男の子はオンラインギャンブルばっかりやっていて、会話ができなかったよ…と苦笑いしていました。(笑)
このような交流の意志が全くない態度の留学生を受け入れたりすると、ファミリー側も一線を引いてビジネスライクに付き合うように変化していく部分があるのかも知れません…。
一般的には、ホストファミリーがホームステイを行う理由として、収入を得るためか、国際交流を楽しむかで大きな違いが出ます。幸いにも私がお世話になった家庭は後者でした。
それと渡航前にメールでコンタクトを取っていたことも良かったかと思います。
事前にやり取りしたメールを原文のまま紹介します。
家族構成・趣味・会えることを楽しみにしている事等、事前にコンタクトを取り合う事で、スムーズにコミュニケーションを取ることができたのではないかなと思っております。
I’m turning 25 next month and I live in Saitama(near Tokyo).
Mayuko Kanda
ホームステイを6週間してみて、本当によかったと思いました。
正直どんな家庭かは来てみないとわかりません。ですが、現地の文化に触れられる良い機会になりました。
先のことはわかりませんが、違う国に行く機会があったらホームステイまたしてみたいと思います!