ニュージーランドでのフラット(シェアハウス)の探し方と同居人はどんな人たち?
こんにちは!
ニュージーランドにワーホリ中のまゆです。
先日、ホームステイ先からフラット(シェアハウス)に引越しをしました。
日本で1人暮らしと言えば、ワンルームアパートを賃貸するのが一般的ですが、海外では他人とアパートをシェアする滞在がスタンダードです。
しかし、日本では馴染みのないフラット生活。どうやって探したらよいのかも分かりませんし、赤の他人と一緒に生活なんてしていけるのか…と不安になるのも分かります。
しかし、海外でしか経験できないフラット生活ですし、留学生やワーキングホリデーの殆どはフラットに滞在します。
そこで、今日はフラットの探し方とフラットメイトについてシェアします♪
フラットの探し方
フラット(シェアハウス)の探し方はいくつか方法はありますが、WEB上での検索がほとんどです。
自分の条件にあった部屋を見つけたら、相手側に内見に行ってもいいですか?とメッセージを送ります。
どのような場所でフラットの情報を探していくのか、以下にまとめました。
① NZ Daisuki.com
NZ Daisuki.com((https://nzdaisuki.com/classified/house)は、その名の通りニュージーランドが大好きになるコンテンツがたくさんのサイトです。サイト内には、住まい、生活情報、留学情報が載っています。
サイトをご覧頂くとわかると思うのですが、住まい情報はオークランドが中心です。私が住んでいるクイーンズタウンでは物件情報を見つけるのが難しかったです。
② Facebook(For rent in Queenstown New Zealand)
有力だったのがこれです。Facebookのグループなのですが、部屋の情報だけを主に扱ったグループになります。
コチラでは、「こんな部屋が幾らですがどうですか?」などのハウスオーナーからの投稿がたくさん入ってきます。
③ 学校の友達からの紹介
学校に通っている方であれば、良くあるパターンだと思います。語学学校の友達が帰国するタイミングで、部屋をそのまま借りている人もいました。
また、語学学校のラウンジには大抵掲示板があり、そこにフラットメイト募集の張り紙が貼ってあります。その掲示板経由でフラットを見つけるケースも珍しくありません。
④ 日本人コミュニティー
クイーンズタウンは日本人が少なく、SNS等のコミュニティーが見つかりませんでした。日本人が少ない地域に行くと、日本人コミュニティー自体が無いので、こういう場合は不便だとも言えます。
オークランドに行く人であれば、幾つかの日本人コミュニティーを見つけることができると思います。
一方、韓国人の友達はカカオトーク(日本でいうLINEのようなツール)でクイーンズタウン在住の同じ国の人を探して、部屋を見つけるというケースも多いそうです。
⑤ MixB
MixB(https://nz.mixb.net)は、ニュージーランドの住まい情報が掲載されている日本語サイトです。こちらも同じくオークランドの情報が多いです。
入居時に必要なこと
入居前と入居後に一定のルールがあります。
日本でアパートを賃貸するのとは、少し異なる部分があるので、予めポイントを抑えておきましょう。
フラット入居前
納得するまで家賃の話や入居の条件等を聞く必要があります。専門英語でわかりづらいところもあると思いますが、大事なことなので何度も何度も聞きました。
ちなみにニュージーランドでは家賃は週払いで、最初はびっくりしました!私のフラットは週NZ$170ドル(日本円で約1.2万円)でした。これに加えて、Wi-Fi費用と光熱費です。
家賃を月換算すると56,000円くらいです。もちろん場所にもよりますが、東京で借りていた部屋より少し安いくらいですね…。
フラット入居後
・頭金の支払い
私のフラットは頭金がNZ$510ドル(日本円で約3.6万円)でした。日本と同じように退居する時に部屋等を傷つけていなければ返ってきます。
・契約書のコピー
入居時にサインした契約書は、必ずコピーか写真を撮っておきましょう。言った言わない問題は避けたいですし、どんなに信頼できると思った人でもお金がからむ契約事は書面で残しておきたいですね。
・ハウスルールの確認
ホームステイと同様にハウス内のルールを確認しておきましょう。私のフラットでは、特にルールのようなものはありませんでした。とりあえず綺麗に使ってくれればいいとのことでした。
一つびっくりしたことが換気扇です。お風呂やご飯を作る時に「必ず換気扇を回してね!」と言われたことです。その理由が、もし換気扇を付けないで煙(湯気)が火災探知機に届くと、勝手に消防車を呼んでしまう仕組みになっています。
私の家の周りでも、度々間違って呼んでしまった消防車を見かけます。その場合結構な額を支払わなければいけないらしいです…。
フラットメイトはこんな人たち
フラットの雰囲気は本当に場所にもよりますが、私が入居しているフラットは家族みたいな家です。毎日のように顔を合わせて一緒にご飯を食べたりバスケやバトミントンをしに行ったり、今の自分には大切な場所の一つです。
私のフラットには私を含め6人が住んでいます。インドネシア人3人と韓国人2人、そして日本人(私)1人です。
以下、愉快なフラットメイトについてお話をしようと思います。
・マギャー(インドネシア人)
こんなに親切で気の使える人はいるの?ってくらい今まで生きてきた人生で一番親切な人かもしれないです。(笑) 「Eat more!(もっと食べなさい!)」が口癖。そして、とにかくとにかく面白い。一緒にいるとお腹か痛くなるまで笑う。
私の唯一の大事な飲み仲間です。週に2、3回は一緒に飲んで映画を見て将来を語り合う、なくてはならない存在です。日本が好きで、よく日本語で会話をすることがあります。(笑)車を持っているので、かなりの頻度でどこに行くにも送迎してもらっています!
・ゲビー(インドネシア人)
マギャーの奥様で27才!若い。そして何よりスタイルが良い。とてもフレンドリーで、韓国カルチャーが好き。Twiceがかかると踊り出しちゃうお茶目っぷりだけど、冷めた顔でのツッコミ役もよくこなしてる。(笑)
私はマギャー、ゲビーと一緒にスポーツをすることが多いです♪バスケとバトミントンにハマり中。歳が近い女の人がいるだけで本当に安心。
冷静に物事を判断できるタイプの人なので、困ったことがある時には頼りにしています。
・グレン(インドネシア人)
ゲビーのお兄さん。今は夜勤の食品会社で仕事をしている。仕事で雰囲気はかなり疲れているように見えるけど、グレンのいつでも笑顔を忘れない姿を見ていると見習わなきゃ…って本当に思います。
ポジティブで何とかなる精神を感じられますね。休日はよくクッキングをしています。お酒は弱く、ワイン一杯でニコニコしながら寝てしまいました。(笑)ドラえもんの翻訳こんにゃくと、どこでもドアがほしいと嘆いていました。(笑)
・アンドリュー(韓国人)
フラットを初めて見に行った時に対応してくれました。私が納得するまで丁寧に説明してくれたのを覚えています。英語がペラペラ。発音がとってもきれい!きれいすぎて逆に聞き取れないことがたまにある。
彼は空港のカフェでバリスタとして働いています。そして、料理上手で日本料理も作れます。気の使い方も素晴らしい!え、韓国の男の人ってこんな感じなの?って感動しています。(笑)
そして、アンドリューも車を持っているので、乗せてもらうこともしばしば。キムチがいつも冷蔵庫に入っている。ちなみにアンドリューはイングリッシュネーム。韓国名は未だにいまだに上手く発音ができない…。
・ユーギャン(韓国人)
私のルームメイトで、ニュージーランドでの初めての友達。このフラットは彼女が見つけてくれました。ルームメイトはアジア人がいいと思っていたらしく、一緒に住もうと言われました。
出会って2週間くらいでしたが、一緒に住んでもいいと思えるような同じ生活の感覚を持っていたので即決。素敵なフラットを見つけてくれてありがとう!
いつも一緒に夕飯を作って食べていますが、彼女は野菜嫌いなのでレパートリーが本当に少ない。(笑)韓国料理率が高めです!キムチとコチュジャンは欠かさない系女子。コリアン女子美容に関しても美意識が高い。
フラット生活は海外生活ならではの経験!
日本では経験することがないフラット(シェアハウス)生活ですが、海外留学ならではの経験の1つだと思います。
良い物件とフラットメイトに出会えるかは運の要素も大きいですが、しっかり良い物件を探す努力をすれば、より良い物件に巡り合える可能性が高くあります。
私の場合は、結果として、とっても素敵なフラットとフラットメイトに出会えて幸せです。ニュージーランドでの家族ができたような感じでとても居心地が良いです。
ちなみに家賃は週払いなので、合わないなと思ったらもちろん引っ越すことも可能です!
フラットの環境が自分に合うか合わないはどうしても避けられない部分なので、必要以上に我慢しないことも大事だと思います。
ぜひお部屋探しの参考になると嬉しいです。