私がワーキングホリデーで行先にニュージーランドを選んだ理由とは?
こんにちは!ニュージーランドにワーホリ中のまゆです。
ワーキングホリデーはアルバイトもできるビザなので、費用を抑えながら滞在できるのが最大の魅力ですよね!
多くの方が英語圏を選ぶと思いますが、ワーキングホリデーができる国の中で英語圏にあたるのは、「オーストラリア」、「ニュージーランド」、「カナダ」、「イギリス」、「アイルランド」の5カ国になります。
私はその5カ国の中から、ニュージーランドを選択しました。
ワーキングホリデーを考えている方は、行先に迷う方は多いと思います。特にニュージーランドを検討する方の多くは、オーストラリアとニュージーランドで迷う傾向が高いです。
各国の特徴を抑えて、自分の留学目的に最も近い国を選択しなないと、ワーホリ生活がスタートしたらイメージとのギャップで後悔するなんてことにもなり兼ねません…。
今日は、私がニュージーランドワーホリを決めた理由をシェアしようと思います。
ワーキングホリデーで行ける国
私たち日本人がワーキングホリデーで行ける国は26カ国あります。(2020年2月現在)その中でも人気なのが、オーストラリア・カナダ・ニュージーランドです。
ちなみに初期費用が安いのは韓国や台湾ですが、私は英語を勉強したかったので選びませんでした。
本当はイギリスに行きたかったのですが、ワーホリで行ける人は抽選制で年間1,000名と狭い枠しかないので、だったので今回は諦めてオーストラリアかニュージーランドに絞りました。
その中でも、日本に似た小さな国で自然豊かで、イギリス英語が学べるニュージーランドを選びました。
以下では、ニュージーランドを選んだ詳細な理由を紹介していきます。
ニュージーランドに決めた理由
ニュージーランドを選んだ理由は大きく分けて2つありました。
この2点は、自分の中で外せませんでした。オーストラリアも自然が豊富で、地方に行けば田舎暮らしはできます。
しかし、最後の決め手としては、オーストラリアは日本人ワーホリの数が多いことから、最終的にニュージーランドになりました。
以下は、私が実際ニュージーランドに来て、ニュージーランドを選んで良かったことです。
① 自然豊かでアウトドア好きには最高
東京にいる時は、仕事に追われ週末は寝るか友人とご飯に行くことが多い感じでした。
一方、ニュージーランドに来てからは、お世話になっていたホストファミリーの影響でアウトドアが好きになりました。週末だけでなく放課後にも時間があれば、ハイキングやトレッキングに出かけています。
どのハイキングコースもロードオブザリングのムービーセットの中にいるかのようか気持ちにさせてくれ、自分自身と向き合う良い時間にもなっています。本当に想像できないくらい美しいです。
② 国籍豊かで住みやすい
私が住んでいるクイーンズタウンは観光客が多いですし、英語を学びに来ている人も多いです。
住んでいる人は多国籍が多くアクセントも様々なので、自分のザ・日本人のアクセントも躊躇なく使えます。
また、いろんなアクセントも学べるので面白いです。初めて会う人と会話をする時、相手のアクセントでどの国が想像するのも楽しいです。
③ 治安がかなり良い
ニュージーランド自体も治安はいいですが、クイーンズタウンは特に良いです。さすがに街中は夜遅くまでクラブで騒いでいる人もいて少し危ないですが、日本と同じくらい治安がよく、安心して住めます。
ドライバーも歩行者にとても優しく、横断歩道では必ず歩行者を優先して通してくれます。日本でもルールはありますが、ニュージーランドほど徹底されていない気がします。そして、何より街が綺麗です。至る所にゴミ箱が設置されていてリサイクルも結構細かいです。
それとこれは住んでから気づいたことですが、水が美味しい!日本と同じように水道水が飲めますが、私にとっては断然ニュージーランドのお水が美味しいです。井戸水のようにキンキンに冷たいです。
ニュージーランド(クイーンズタウン)に足りないもの
これまで良い部分だけお伝えしてきましたが、もちろんニュージーランドに足りないと感じるものもあります。それが以下の3点です。
皆さんにとって、この3点がネガティブ要因なら、ニュージーランド留学やワーホリは検討した方が良いかも知れません。
・100均一が無い
安くて高いクオリティは、やはり日本の方が多いですね。もちろん安いものもありますが、安いだけにダメージも早いです。まさしく、安かろう悪かろうです。
ちなみに、オーストラリアには日本より値段は割高ですがダイソーがあります。手頃に質の高い商品を手に入れたいと思うなら、やはりオーストラリアのようなメジャー留学国を選んだ方が良いかも知れません。
・バスの運転手の適当さ
バスドライバーの適当さには困っています。(笑)時間通りにバスが来ないのは海外なので想定内ですが、問題はバスが時刻より前にバス停に来て、定刻を待たずに出発してしまうことです。
時にはバス停で待っているのに、全く停車しないで過ぎ去ることもあります。1時間に1本しかバスが来ないので、置いていかれると本当に辛いです。田舎だからこそ、バスの本数が少ないのがネックになります。日本の秒刻みでくる電車やバスって、本当に凄いんだなあとしみじみ感じます。
・カフェが閉まるのが早い
休日だと15時に閉まってしまうカフェもあります。早いですよね…。(笑)お酒を飲む場所はたくさんあるのですが、クイーンズタウンではみんなカフェ難民です。
こちらも大都市に留学すると、スターバックスなどのチェーン店があり、夜遅くまで開いています。田舎の留学地を選ぶと、ローカルのお店が中心となるので、どうしても利便性は低くなりがちです。
ワーキングホリデー制度を選んだ理由
ご存知の方も多いかもしれませんが、ワーホリと検索すると体験談と同じくらいの量の『ワーホリ 無駄』や『ワーホリ 意味ない』という記事を目にします。
名前の通りワーキングホリデービザ(休暇と働くためのビザ)なので、何も得ないで帰ってくるとただ遊んできたと誤解をされやすいと聞きます。
特に再就職では面接官から何をしてきたか突っ込まれることが多いとも言われていますが、ですが意味があるか意味がないかを決めるのは自分自身だと思っています。
では、私がどうしてワーホリという制度を使って留学をしようとしたのか?
それは、英語の勉強をしながらお金が稼げるからです。ニュージーランドのスチューデントビザ(学生ビザ)だと、週20時間しか働けませんが、ワーホリビザなら制限がなく働けてお金が稼ぎやすいです。
自分が今回留学で想定している出費は100~150万円です。自分にとってかなり大きい出費なので、現地で英語を使う仕事ができてお金がもらえるのは大きなポイントでした。
日本の英語教育はリーディングとライティングが主で、(私の主観ですが)実用的なスピーキングは授業であまり行われませんでした。
そのため、文法や単語をどんどん理解できるようにはなっても、一向に話せるようにはなりませんでした。
私は小さな頃から英語が好きで、両親には幼少期から英会話スクールや語学専門学校に行かせてもらっていました。
今となっては言い訳にすぎないですが、要は『必死さ』が自分には足りなかったのだと思います。
英語が好きで、小さい頃から英語を勉強していたのに話せないという状況を打破するため、どうにかして限られた予算で話す場を作りたいと思いワーホリを決めました。
ニュージーランドへの渡航時期
渡航の時期ですが、かなり迷いました。元同僚もこの記事を見ているかもしれませんが(笑)、前職の広告代理店はとてもハードな職業でした。
多くのことを学んで、新卒でこの会社に就職できて本当に良かったと思っています。今となってはですが…。(笑)
後輩にも恵まれて、ハードワークながら充実した生活を送れていたと思います。ですが、忙しさと引き換えに安定した収入と恵まれた環境での毎日より、少々不安定でも刺激のある毎日が送りたいと心境が変化していきました。
もう一つこの時期に行くと決めたきっかけは、母方の祖父の影響でした。
自分にとって祖父は偉大な存在で、とても尊敬していました。病気の祖父のそばにいたくてなかなか決断できませんでしたが、祖父が亡くなったことにより行く決心がつき、その半年後に渡航しました。
家族が病気の場合、なかなか長期で海外に行くことは難しいと思います。家族が元気なうちに留学しておいた方が良いと思います。
自分だけでなく周囲も歳を取っていくので、両親や祖父母も当然年老いていきますから、年々病気にかかるリスクは高まります。
寂しいけど得るものも一杯!
ニュージーランドに来て、慣れない土地での生活に苦戦し、今でも家族や友達に会えなくて寂しいです。(笑)
しかし、得るものもたくさんあります。何より家族が健康でいてくれている今だからこそ決断できたことです。何かが起こってからだと行けないですからね。
このタイミングが、行くタイミングだったのだと思います。ワーホリを決めて本当に良かったと思っています。
留学やワーキングホリデーを実現させるためには、周りの色々な人の助けと理解が必要です。
様々な文化に触れることができて、英語が話せると本当に世界が広がります。
皆さんが「今の生活環境を変えたい!」を心から願うなら、やはり勇気を持って一歩を踏み出すしか方法はありません。
自分の生活環境を変えるには、以下の3つが大事だと言われますが、是非実行に移してみてください。
今回、私がワーキングホリデーの行先にニュージーランドを選んだ理由をお伝えしてきましたが、行先は皆さんの目的で変わります。
それぞれの国の特徴を理解し、自分の留学目的と擦り合わせて、最も条件が近い国を選ぶことをオススメします。
この記事を見ているワーホリに行こうか迷っている方には、自分次第で楽しい未来が待っているということをお伝えしたいです。