語学学校の卒業式には何が行われるのか?どんな雰囲気なのか詳細レポート!
こんにちは!ニュージーランドにワーホリ中のまゆです。
ついに3月13日(金)で3ヶ月通った語学学校から卒業しました!上写真はクラスメイトと先生です♪
私が通うSouthern Lakes English College (SLEC)は小規模校で、多い時は20人ほど生徒がいたのですが、みんな卒業してしまい半分くらいになりました。
生徒数は時期によっても変動します。例えば、日本人の場合は春休みや夏休みの時期は、高校生や大学生が多く短期留学で訪れる時期なので、生徒数は増える傾向にあります。
他国でも長期休みの時期があるので、その時期毎に特定の国籍の生徒が一時的に増えたり減ったりすることを繰り返します。
私が通う学校は小規模校なので、先生やスタッフとの距離も近く、思い出深い時間となりました。今日は語学学校の卒業式の模様ついてシェアします。
グラジュエーションパーティーとは?
グラジュエーションパーティーと言っても、パーティーをするわけではありません。(笑)一言で説明すると、簡易的な卒業式と言った感じです。こちらの卒業式は、毎週金曜日の12時30分から行われます。
語学学校なので、毎週入学と卒業ができます。そのため、入学・卒業の時期は人により異なります。私の学校の入学は、火曜日(クラスでは毎週月曜日はテストのため、通常授業が行われる火曜日に入学という形になります。)、そして卒業は毎週金曜日です。
写真の通りとてもラフな感じです。(笑)先生から下記のような卒業証明書をもらうのですが、その前に先生から生徒へ一言、そして自分も簡単なスピーチをします。そして最後に先生とハグ♪
ちなみに先生がくれたメッセージは以下のような内容でした。
最後まで訳すのは恥ずかしいのでここまでにしますが、このように卒業時に一人一人に先生からメッセージがもらえます。
余談ですが、日本ではありえないことだと思うのですが、この学校生活ニックネームで過ごしました。(笑)
本名のMayuko ではなく親近感が湧くからMayu と呼んで欲しいと伝えて、先生もそれを尊重してくれました。イングリッシュネームとは、端的に言うと「ニックネーム(あだ名)」なのですが、他にもイングリッシュネームの人もたくさんいました。
語学学校に通った目的と得たもの
海外留学やワーキングホリデーをする方の多くは、まずは語学学校に通うのが一般的な流れだと思います。
語学学校は決して予備校のような勉強一筋の雰囲気はありません。どちらかと言うと、ラフでアットホーム間の方が強いので、しっかり目的を持って語学学校に通った方が良いです。
明確な目的意識を持たないで語学学校に来ると、その場の雰囲気に流されてしまいます。以下では渡が語学学校に通った目的と得たものを紹介して行きます。
目的: 語学力アップ(特に文法とスピーキング)
文法は何となく分かっていても今まで使う場所がありませんでした。そして何より文法を英語で習うことに最初はかなり戸惑いました。(形容詞、過去完了系、前置詞…等)
文法でしか使わない専門英語多くは、日本で学んだ文法とこちらで学ぶ文法と勉強の仕方が違うので難しかったです。そして、何より学校には強制的にスピーキングをする場がたくさんあります。
プレゼンテーションを定期的にしているクラスもあれば、毎週朝の数分違うクラス同士ミックスして週末にあったことを話し合うなど様々でした。
おかげで発音に自信がなかった自分が、喋らなければいけない環境に置かれたことでコンプレックスを感じる暇もなく学べていたのだと思います。
最後に受けた授業では、架空の島をみんなで考えて、色々な問題があると仮定して解決策を考える内容でした。(隣国が攻めてきた時の為の軍隊が少ない、観光資源が少なく稼ぎどころがない、雇用が少ない等)
そして、自分が政府の人間になったと仮定し、どうやって島を立て直すかを考えます。先生が首相で、私たち生徒が政府の有識者です。
これが必要、これは削減すべきだとディスカッションします。もちろん英語で!日本語で議論するのも難しいのに、英語でするのは結構難しかったです。どんな意見にも理由が必要です。
首相(先生)からどうしてこの意見になるのか聞かれて、みんなを説得させるような答えを言わなければいけません。
広告代理店でマーケティングは少し勉強していましたが、なかなか難しいですね。
ですが、自分の決断が、どのように作用するのか英語で話し合うのは初めてだったので、とても勉強になりました。
得たもの: 色々な国籍の友達を作れたこと
語学学校では、たくさんの多国籍の友達ができました。挨拶の仕方から考え方の違いまで、本当に驚くことばかりでした。
そして、何より日本の文化に興味を持っている人が思ったよりたくさんいて、改めて母国の良さを感じました。
多くの人が日本についてのイメージで伝えてきてくれたことは、礼儀正しい、アニメが面白い、任天堂最高、侍、忍者という単語が多かったです。(笑)
卒業式後にみんなで乾杯!
卒業式が終わってからは、みんなとランチを食べて、昼からビールを飲みました。(笑)
ピッチャーでニュージーランドオリジナルビールを頼みました。これで確か2リットルです。3人で飲み干しました。
ニュージーランドに来る前の英語力は、何となく理解ができていた程度で会話もおぼつかず、笑顔とジェスチャーで乗り切っていました。ですが、今は英語の曲が理解でき、友達とジョークを交えながら会話ができ、仕事もできるようになりました。
様々な国籍、パーソナリティーの違いを尊重して、熱心に指導してくれた先生がいたからここまで上達できたのだと思います。
今まで学校で多くの時間を使ってきましたが、卒業後は仕事のみになります。習ってきた文法を忘れないためにも、自分なりに今後の目標を立てました。
ワーホリあるあるかもしれませんが、楽しく過ごしているうちに若干自分を失いそうになります。
何しにきたんだっけ…、日本に戻ったら何がやりたいんだっけ…と何も分からないまま時が過ぎていきそうで怖い時があります。そんな時のために目標が大事ですよね。
広告代理店で働いていた時に教えてもらった、目標シート『マンダラチャート』を私は書いています。大谷翔平選手もドラフト指名されるためにこの表を書いていたそうです。
皆さんも目標をしっかり固めて、実行に移すためにも良かったらマンダラチャートをネットで検索して、是非試してみてください。
私の今後の目標
今後の目標ですが、TOEICとIELTSでハイスコアを取ることです。
私が帰る頃の日本はどうなっているのかわかりませんが、少なくとも今は資格を重要視する会社が多いと思います。
「ワーキングホリデーに行ってきました!」では資格になりませんので、海外でも通用する上記資格のハイスコアを目標にしました。
ハイスコアが取れたからといって喋れる訳ではないのですが、肩書きがないと再就職の際に説得力に欠けるのと、自分の実力が知りたかったので受けることにしました。
ワーホリしたら語学学校へ行こう!
学校に行って本当に良かったと思っています。でも、楽しいことばかりではありませんでした。どうして自分だけこんなにできないんだろうと失望したり、ちょっとしたことですが学校への不満があって苛立ったり…。
いくつか居場所を作っておくことで、一つの場所で嫌なことがあったとしても他で楽しいことがあれば、ストレス少なく過ごせますよね。結果として一つに依存し過ぎずに済みます。
留学に限ったことではないですが、自分の居場所をいくつか作っておく方が良いと思います。
・職場
・家
私の場合学校で嫌なことがあるとフラットメイトに話を聞いてもらったり、仕事の不満を学校のクラスメイトに聞いてもらったり。(笑)
ニュージーランドに来てからは何かと一喜一憂することが多かったですが、そんな時は以下の言葉を思い出して乗り切っています。
悪いことが起きてもそれだけじゃない、悪いことの後には絶対いいことが待っていると解釈しています。
長いようであっという間の学校生活3ヶ月でした。こうやって無事に卒業できたのも、周りのサポートがあったおかげです。
色々な国の友達が作りたい!色々な文化を学びたい!強制的に英語を話す場を作りたいと思ったら、学校に行くことをオススメします!