【ニュージーランド】NZのワーホリ費用の1カ月間の目安は?どんな費用が掛かるのか | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

カテゴリー:ワーキングホリデー

【ニュージーランド】NZのワーホリ費用の1カ月間の目安は?どんな費用が掛かるのか

公開:2020/04/02 著者:三浦 愛香 1401 Views

ワーキングホリデーを検討している方の中には、落ち着いて勉強できる国としてニュージーランドを候補に考えている方も多いと思います。

ニュージーランドは、あまり都会のイメージは無いですし、自然が豊富で誘惑が少ないイメージがありますよね!

 

実際のところ、都会な感じよりも自然が豊富で、余計な誘惑が少ないという部分は正解だと思います。一方、人によっては刺激が少ないと言われる方もいます。

 

何事も一長一短で難しい所ですが、勉強中心で考えている方にとっては良い環境だと思います。一方、アルバイト環境を重視する方にとっては、オーストラリアやカナダよりも仕事は見つけづらくなる可能性があるので、その辺は意識しておきましょう。

今回は、ニュージーランドでワーホリをする際にかかる1か月あたりの目安費用をご紹介します。どんなものにいくらくらいかかるのか、ニュージーランドでワーホリを考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね!

ニュージーランドでもオークランドといった都会の方に住むのか、田舎の地域に住むのかで物価は幾分変わるので、最終的には留学エージェントでカウンセリングを受けて自分のプランに必要な予算をチェックしましょう!

語学学校に掛かる費用

語学学校に掛かる費用の内訳は、学校の授業料と交通費になります。

どんなタイプの語学学校を選ぶのかによっても授業料は変動しますが、概ね質と値段は比例する関係にあります。

語学学校はワーホリ費用の中でも最も大きい出費ですが、英語力は日常生活やアルバイト探しの基盤となる部分なので、あまりケチらない方が良い部分になります。

 

授業料: 月約11~12万円

ニュージーランドのワーホリビザを取得すると、最大で6か月間学校に通うことができます。そのため少なくとも最初の数か月は語学学校で英語を学びながら生活する方がほとんどです。

為替レートによっても費用は1割前後上下しますが、語学学校費用の目安は1か月あたり11~12万円前後で想定しておくと良いでしょう。

ちなみに、授業料は長期間になればなるほど長期割引が利いて割安になる傾向にあります。しっかり勉強したい方は、5か月や6か月とある程度の期間学校に通うことで、月々の授業料を安く抑えることが可能になります。

 

交通費: 月約1.2万円~

ニュージーランドでワーホリをしている方のほとんどが最初に訪れているオークランドは、実は「交通費が高い都市」としても知られているんです。(泣)目安としては、1か月乗り放題のマンスリーパスで月約1.2万円かかります。

なお交通費は主に郊外に集中するホームステイ先から通う場合にかかってきます。少しでも交通費を抑えたい方は、学校や職場まで徒歩で通えるような市内のシェアハウスを探すことをお勧めします。

また少し余談ですが、オークランドでは今、乗り捨てOKのキックボードが人気です。ダウンタウンでは、以下の動画のキックボードに乗っている人たちを頻繁に見かけました。

 

 

費用はキックボードのロック解除料1ドル(約70円) + 1分毎に30セント(約21円)かかるので決して安いわけではないのですが、気軽に利用できる移動手段として人気があります。

一度は経験として試してみましょう。ただオークランド市内は坂が多いので、スピードを出し過ぎないよう十分ご注意くださいね!

 

生活費に掛かる費用

 

次に生活費に掛かる費用ですが、最も大きなウェイトを占めるのが家賃です。

こちらも家賃とお部屋のクォリティーは比例する関係にありますが、無駄にお金をかける必要性もありません。自分が許容範囲だと思える物件を探しましょう。

 

家賃: 月約5~8万円

ワーホリにかかる費用の一番多くを占めるのが家賃(生活費)です。

ニュージーランドの各都市には多数のシェアハウス(ニュージーランドでは「フラット」とも呼ばれます。)がありますので、値段はピンからキリまであります。

実際にワーホリ生に人気の掲示板サイト「nzdaisuki.com(https://nzdaisuki.com/)」に掲載されているシェアハウスの家賃一例をご紹介します。

 

① オークランド(市内)

クイーンストリートのアパートメントの最上階
シングルルーム、女性のみ
Wi-Fi、トイレットペーパー、水道電気代、洗濯洗剤、ハンドソープなど全て込み
家賃: $238/week

 

オークランドの目抜き通りクイーンストリートにある好立地の物件です。家賃は1か月952ドル(約66,640円)でとなります。Wi-Fiや光熱費も込みのようなので、中心部でこの価格はなかなかお得ですね。

 

② オークランド(市外)

市内までバスで20分ほど
韓国人オーナー、シングルルーム、無制限Wi-Fi、水道代込(暖房使用時は別途費用発生)
家賃: $190/week

 

こちらはシティから少し離れた場所にあるシェアハウスです。家賃は1か月760ドル(約53,200円)。距離が離れていると言ってもバスで20分程度の距離ですので、そこまで不便はないかと思います。

 

③ クライストチャーチ(市外)

シングルルーム 9平方メートル 電気Wi-Fi 付き。
家賃:$100/week

 

中心地までは公共交通機関で30分ほどのようですが、1か月に換算すると400ドル(約28,000円)とかなりお安めです。

 


 

上記はあくまで一例となりますが、市内であれば月約6~7万円、市外であれば月約4~5万円ほどを目安にしてもらえると良いかと思います。

結局、交通費を合わせるとトントンといった具合になります。

 

食費: 月約2万円

こちらも生活には欠かせない出費ですね。

もしワーホリ中に自炊をするのであれば、ニュージーランドは比較的食費を抑えやすいため、1か月1万円もかからず済むという方もいらっしゃいます。

参考までに、自炊をするにあたり購入頻度の高そうな食材の価格例を一部ご紹介します。(記載がないものはすべて1キロあたりの費用)

 

バナナ … 約240円
りんご … 約270円
玉ねぎ … 約210円
ジャガイモ … 約210円
トマト … 約700円
鶏肉 … 約910円
ソーセージ … 約560円
牛肉 … 約870円
魚類 … 約2,000円
卵12個 … 約315円
食パン1斤 … 約210円
お米5キロ … 約980円
牛乳1リットル … 約188円
チーズ(250g) … 約230円
ヨーグルト6個セット … 約210円

 

日本で一人暮らし・自炊中心の生活をしている方は、海外でも比較的食費を抑えられるかと思います。

逆に実家暮らしであまり自炊に慣れていない方は、慣れるまでの間分少し多めに食費の予算を見積もっておきましょう。

 

携帯電話代: 月約3,000円

最近はSIMフリー携帯が主流で、ニュージーランドでも格安SIMが販売されています。

月毎の費用は各会社や使えるギガ数によっても異なりますが、1GBなら月々20ドル(約1,400円)、4GBなら約月々50ドル(3,500円)ほどで契約ができます。

日本で大手キャリア(ソフトバンク、ドコモ、auなど)を契約されている方にとってはかなり携帯代が安くなりますし、格安SIMを利用されている方にとってはあまり変わらないと言えるでしょう。

 

雑費: 月約1万円

ニュージーランドで生活をしていると、現地で知り合った語学学校の友人や職場の同僚と外食やカフェに行く機会もたくさんあると思います。

よほど外食ばかりしない限り、雑費は1か月1~2万円程度と見てもらえれば十分です。

 

・テイクアウトなど軽食 … 約500~800円
・レストランでのランチ … 約800円~1,500円
・レストランでのディナー … 約1,700~3,000円
・カフェのコーヒー代(1杯) … 約300円
・缶ビール(12本入り) … 約1,400円

 

1ヶ月に必要な費用の合計

 

ここまでの費用を合算した1か月あたりの平均費用を合計してみます。

学校に通っている時の期間と、学校卒業後の期間の合計が以下の通りです。

 

・学校に通っている期間の場合: 月約21万円
・学校に通わない期間の合計: 月約10.5万円

 

上記に加えて、飛行機チケットや海外旅行保険、ワーキングホリデービザ関連の費用なども掛かります。上記費用に加えて、合計30万円程度考えておいた方が良いでしょう。

ワーキングホリデーの場合は、現地でアルバイトもしますので、アルバイト収入として半年間くらい見込んだ計算する方が多いのが一般的です。具体的には、月15万円程度稼ぐとして半年間で90万円程度の収入を想定しても問題ないとは思います。

ただし、あまりアルバイト収入を期待過ぎた予算計画はリスクが高いので気を付けましょう!

 

トータル予算に関しては、語学学校に4か月間通う場合は、150万円は用意した方が良いでしょう。また、6カ月間通う場合は200万円あった方が良いでしょう。 ※半年間程度アルバイトすることが前提

 

もちろん語学学校に通わなければその分の費用は抑えられるのですが、ニュージーランドはもともと求人も少なく、英語ができないと仕事自体決まらないことが多くあります。

英語力に自信がない方は、学校費用を惜しまないようにしましょう。最初にしっかり勉強しておくかどうかで、ワーホリ後半戦の充実度が大きく変わってきます。

逆に「英語でのコミュニケーションは問題無し。」、または「フィリピンなど他国ですでに語学留学をして高い英語力を身に付けている。」という方は、必ずしもニュージーランドの語学学校に通う必要はありません。

 

つまり、事前にどれくらいの英語力があるのかによっても、1か月あたりの予算が変わってくるのがワーホリのポイントです。

 

そのため、「友達がこの予算でワーホリをしていたから。」とか「現地で稼げると聞いたから。」といって、ギリギリの費用で渡航することは非常に危険です。

ニュージーランドでは過去に大地震に見舞われたこともありますし、リーマンショックのような世界的な経済危機、今回のようなコロナウイルスのようなハプニングが起きると、途端に仕事もなくなります。

余裕を持った予算計画になるように、ギリギリではなく日本でお金を貯めてから渡航することを意識しましょう。留学ドットコムでは皆さんの現在の英語力や希望のプランに合わせて個別にお見積りをご案内していますので、気軽に相談してみてくださいね!

 

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