【ワイン好き必見!】ニュージーランドのワイナリーツアーで「ギブストン」に行ってきた!
こんにちは!ニュージーランドにワーホリ中のまゆです。
今日はワインツアーについてシェアをします♪ニュージーランドに来たらやってみたかったことの1つなのですが、それは『ワインのテイスティングツアー』です!
皆さんの中にニュージーランドはワインで有名なイメージは無いとは思いますが、白ワインに力を入れています。
ニュージーランドでは世界的知名度も無いこともあるのか、安価でワインが楽しめるのが特徴的です。
お酒好きやワイン好きの方であれば、ニュージーランド留学やワーキングホリデーに訪れた際に、ワイナリーツアーに参加してみるのも良いと思います。
ツアーではワインの試飲はもちろん、どの地域でどんなワインが作られているか学びながら楽しめます。
ニュージーランドのワインについて
まずは、ニュージーランドのワインについてですが、実は全世界ワイン生産量の1%にしかすぎない非常に小規模なものになります。ですが、品質・評価の両面で進歩著しいニュージーランドワインは近年人高い評価を受けています。
エレガントな味わいで和食にも合わせやすいので、私の勤めていたジャパニーズレストランでもお客様から好評でした♪
ニュージーランドは世界でも新しい産地のひとつで、代表的な品種ソーヴィ二ヨン・ブラン(1980年代後半~)、ピノ・ノアール(1990年代末~)を使ったワインが造られるようになりました。
ニュージーランドワインは、赤白比率が約1:6と白が多いのが特徴です。今回のテイスティングも白が6割くらいと多めに設定されていました。特にソーヴィニヨン・ブランは人気の高い白ワインと知られています。
ニュージーランドでは日常の食卓に魚介が染み込んでいて、食事に合わせるのも自然に白ワインになったのですね。
ニュージーランドのマールボロ地区で造られたソーヴィニヨン・ブランが国際的なワイン・コンペティションで最優秀賞を受賞したのを機に、世界的に認められたニュージーランドワインは瞬く間に成長したと言われています。
ソーヴィニヨン・ブラン
ソーヴィニヨン・ブランは、フランスボルドーを原産とする白ブドウの品種です。南島のマールボロ地区は、このブドウがニュージーランドのワインを世界レベルに押し上げた立役者です。特徴としては、ハーブや青い草のような香りと、パッションフルーツやグアバなどのトロピカルフルーツの風味がうまく合わさった味わいです。
ピノ・ノワール
栽培面積はソーヴィニヨン・ブランの1/4ほどですが、黒ブドウとしては圧倒的な面積を誇るのがピノ・ノワールです。言わずと知れたフランス・ブルゴーニュ原産で、テロワールの表現力が豊かな品種です。こちらは赤ワイン用のブドウです。
ニュージーランドのスーパーでは、『クリーンスキンワイン(綺麗な肌のワイン)』という格安のワインが販売されており、1,000円前後でワインを楽しむことができます♪
クリーンスキンワインとは、豊作の年にワインの生産過剰による価格の値崩れ防止のために表のラベルにワイナリー名を表記せず販売されるワインのことです。
産地、品種、ヴィンテージのみの表記なので、どのワイナリーのものかはわかりませんがその分、かなりお得な価格で楽しめるワインです。ちょっとしたプレゼントや手土産にいいですね!種類も豊富ですよ♪
ツアー予約には「book me」が便利!
アクティビティが人気のニュージーランドでは、今回ご紹介するワイナリーツアー以外にも予約サイト「book me(https://www.bookme.co.nz/)」からの予約がとっても便利です!
バンジージャンプやスカイダイビング等の予約でよく使うサイトなのですが、実はワインツアーも割引価格で予約できちゃうんです♪
今回は、「Wine」と検索していくつかツアーが出たのですが、私たちは以下のサイトにしました。ランチ&ワインの蔵見学付きのツアーです。他にはテイスティングだけのツアーやマオリの文化が学べるツアー等、様々ありました。
ワイナリーツアーの値段は約1万円でした。上写真の左上に『10』と表示されていますが、これは残りの予約可能数を表しています。
コチラは完全に英語のサイトなので、私は予約前に不安だったので一度翻訳サイトを使ってから予約しました。キャンセル規約を読むのもお忘れなく!予約が完了したらメールが届きます。
当日は名前をガイドさんにお伝えすれば大丈夫です。パスポートは必要ないと言われたのですが、万が一のために持っておくと安心です。
今回訪れたワイナリー
今回私が訪れたエリアはセントラル・オタゴの「ギブストン」と言って、同国内で最も南端に位置するワイン産地で、昼夜の気温差が大きく夏場はほとんど雨が降らないエリアです。
こちらは、ピノ・ノワールの一大産地として知られています。ジューシーな果実味と厚みのあるしっかりとしたスタイルのピノ・ノワールが多く、その他にもシャルドネやピノ・グリなどの白ワイン品種の栽培も盛んです。
私の参加したツアーは、参加者が10人ほどだったのですが、国籍も様々でアメリカ、オーストラリア、フランス、パナマ、日本でした。
ツアーガイド(兼運転手)のベッキーさんはフレンドリーで、説明する英語にも気を使ってくれてゆっくり話してくれました。しかし、早口が特徴であるNZ人がゆっくり話してくれたとしても全然聞き取れませんでした…。(笑)
ツアーの内容は、ギブストンにある3つのワイナリーを巡って、16種類以上のワインテイスティングを行い、ランチ付きという内容でした。以下では、訪れた3つのワイナリーの模様をご紹介します。
① MT Rosa
最初に訪れたのはMT Rosa(マウント・ローザ)というワイナリー。テイスティングの説明をしてくれるお姉さんが、すごく親切で説明がわかりやすい!
テイスティングだけでなく、私たちそれぞれの国にあったトークをしてくれてエンターテイメント制の高いワイナリーでした。上写真は、こちらのワイナリーで造られているワインの一覧です。
② KINROSS
KINROSS(キンロス)では、ワイナリー巡りに加え、コチラでランチも頂きました。お酒はそんなに弱くないと思っていたのですが、この段階で結構酔っ払っていてよく覚えていないのです。(笑)
とにかくパンが最高に美味しかったです。チーズ、生ハム、パテ等ワインにぴったりのランチでした♪最初、食事にしては物足りないかな…と思っていたのですが、結構お酒が入っていたのでこの量で丁度よかったです。
こちらのKINROSSは、建物や黄色いロゴデザインがとってもオシャレで、ランチだけでも来たくなるような素敵な場所でした。
③ Gibbston Valley
最後に訪れたのがGibbston Valley(ギブストン・バレー)です。ワイン蔵の見学ができます。蔵の中でワインの説明を聞きながら、赤ワインをメインで頂きました。蔵の中で飲むワインは、なんだか特別な感じがして美味しかったのですが、終盤の赤ワインは重すぎて若干胃が疲れました…。(笑)
今回のワイナリーツアーで試飲したワインの種類ですが、ネットでの予約時は16種類以上と紹介されていました。私が行った時は、おそらく20種類は飲んだのではないかと思います。
飲み切れない場合は、もちろん残して大丈夫です!人それぞれ酔いのスピードは違いますからね。
オススメのニュージーランドワイン
以下では、どのワインを選べば良いのか分からないと言う方のために、オススメのニュージーランドワインをご紹介します。
「アミスフィールド」のソーヴィニヨン・ブラン
今回のツアーでは行くことができませんでしたが、勤めているジャパニーズレストランでテイスティングをさせてもらったことがあります。
アミスフィールドは、2014年にイギリスのウィリアム王子とキャサリン妃がニュージーランド訪問時にこのワイナリーを訪問したことでもこのワイナリーの人気、実力を物語っていますね。
パッションフルーツのようなフレッシュな香りで、味はフルーティーですが少しバニラに似た甘さもありクリーミーな質感です。
マウント・ローザの「ピノ・グリ2018」
こちらは、アプリコットや柑橘系のフレッシュな感じで、他の年のピノ・グリと違いスパイシーさが少なくマイルドな味わいでした。2018年が個人的に一番飲みやすかったです。
マウント・ローザの「マルド・ワイン」
ワインと香辛料を温めて作るホットカクテルの一種で、一般的には赤ワインを使います。日本ではホットワインと呼ばれていますが、英語では「マルド・ワイン」です。とっても甘くて飲むとほっこりする味でした。
アルコールは含まれていませんので、お酒が飲めない方にもぜひ!アイスやフルーツ、アップルパイにかけても美味しくいただけるそうですよ♪
ワイン好きはワイナリーツアーに行こう!
もともと私はワイン派ではなかったのですが、白ワインは特に飲みやすくグイグイ飲めちゃいました。帰国前にワイン好きの両親に買っていこうと思います。
コロナウイルスが終息したら、帰国前にソーヴィニヨン・ブランで有名なマールボロ地方にもワインのテイスティングに行ってみようと思います。
ぜひ、ニュージーランド留学やワーキングホリデーに来たら、そのついでに是非ワインテイスティングツアー参加してみましょう!