ワーキングホリデーのアルバイト先の第一候補のジャパニーズレストランってどんなところ?@ニュージーランド
こんにちは!ニュージーランドにワーホリ中のまゆです。
今日は私の勤め先、ジャパニーズレストラン(ジャパレス)の仕事内容についてシェアします。
ジャパレスと言えば、日本人ワーホリのアルバイトの第一候補になる職場の1つです。
日本食は世界的にも有名で人気が高いので、ある程度の観光地であれば複数の日本食レストランがあります。
私が住むクイーンズタウンは観光産業で持っている都市なので、ジャパレスは幾つかあり日本人ワーホリにとっては重要な仕事先の1つになっています。
今回はジャパレスがどんな場所なのか、私が働いていた職場の雰囲気を伝えて行きたいと思います。
ジャパレスの詳細と仕事内容
私の勤め先のジャパレスのスタッフは全て日本人で、オーナーも日本人です。そのため、仕事内容は日本語で話すのですが、お客様へはもちろん英語になります。
日本語がベースですが、そこに英語が入ってくることもあり、キッチンへのオーダーの仕方がルー大柴みたいになっています。(古いですかね…笑)
私はパートタイムで働いているので、週に20時間程の勤務です。18時出勤~22時の週4日で出勤しています。最近は日本食の需要が増えているため、ジャパレスの数もそれに伴って増えてきています。
クイーンズタウンのような小さな街でも、5~6店舗ジャパニーズレストランがあります。
結構多いのが、日本人経営じゃない店舗です。ほとんどは韓国・中国人のオーナーだったりして、結構勝手が違うようです。
外国人が運営するジャパレスは、メニューにちょっと違和感があったり、料理の味も日本人が作る日本食とは違ったりするケースも多々あります。
具体的な仕事内容
私が働くジャパレスでの具体的な仕事内容は、以下のような内容です。
私は主にバーのお仕事の補佐をやっています。お酒は好きですが、あまり詳しくないので覚えるのに一苦労しました。ワインの銘柄、味の説明、注ぎ方等 未知なことばかりでしたがとても勉強になりました。
単価が高くお客様もそれなりにお金に余裕がある方が多い印象でした。食やお酒に関しての関心も非常に高いお客様が多く、品物を持っていく度に細かい説明が求められます。
お酒に関してはテイスティングしても専門家ではないので、味の違いがわからなかったりもしました。ですが、この仕事のおかげで外国人受けしやすい日本酒の種類や、ニュージーランドのワインをたくさん覚えることができました。
仕事で使う接客英語
私が働くお店ですが、8割が観光客のお客様です。接客で一番難しかったのが、お客様の国の訛りです。本当に色々な国から来ます。そして、外見だけだと国の見分けは全くつきません。特にロシアの訛りは強すぎて、全然わかりませんでした…。(笑)
料理やお酒の単価が高く、ある程度お金に余裕のある方が食事に来られている印象だったので、接客もカジュアルなものではなく、どちらかというとホテル寄りの接客を心がけました。
仕事で良く使っている接客英語は以下の通りです。
・How are you? Would you like something to drink?
お飲み物は何になさいますか?
・Oh, I’m sorry. We are all out of that.
申し訳ございません。そちらは売り切れてしまいました。
・Is that everything for now?
ご注文は以上でよろしいですか?
・Enjoy your meal!
ごゆっくりどうぞ!
・How is everything?
お料理のお味はいかがですか?
・Is everything all right?
全て大丈夫ですか?
・Do you want a dessert?
デザートはいかがですか?
・Can I get you anything else?
他に何かご注文はございますか?
・Certainly. / Sure.
かしこまりました。
・Excuse me. May I take your plates?
お済みのお皿をお下げしてもよろしいですか?
・Would you like to pay by cash or credit card?
お会計は現金ですか、クレジットカードですか?
・Thank you very much. Have a good night / day!
ご来店ありがとうございました。おやすみなさい。 / よい一日を!
上記の接客英語の他、お客様は観光客の方が多いので以下の質問もかなり使います。
・Where are you from?
どちらの国からいらしたのですか?
・Do you guys enjoy NZ?
NZ楽しんでいますか?
・You guys holiday?
ホリデー中ですか?
このような質問を投げかけることで、かなり話が広がります。また、日本の文化や言語に興味を持っている人も多く、話が広がります♪
ジャパレスで働くメリットとデメリット
どんな職場でもメリットとデメリットがあります。
ジャパレスで働こうかどうか迷っている方は、以下のメリットとデメリットを比べてみて、メリットの方が高ければジャパレスをアルバイト候補に入れて仕事探しをすると良いでしょう。
ジャパレスで働くメリット
・すぐに雇ってもらえるため仕事探しに困らない!
・賄いが美味しい!お寿司をたくさん食べられる!
・英語ビギナーでも大丈夫!
・日本人の現地の知り合いが増える!
・日本人からローカル情報を仕入れることができる!
ジャパレスで働くデメリット
・職場によっては英語のスキルアップは期待できない。特にキッチンは全く英語を使えない。
・チップが貰えない場合がある。
デメリットあまりなかったですね。(笑)英語力アップを最大の目的にするなら、そこはローカルジョブには適いません。私の場合は、職場以外がほぼ英語漬けだったので、日本語が話せる空間で逆にリラックスもできました♪
あとは、現地の情報が日本語で手に入ることは大きなメリットですね。クイーンズタウンのような小さな街は日本人コミュニティのSNSも無いので、情報を仕入れるのに苦労します。
私の住んでいるフラットでも情報は常に交換していますが、情報の正確さはあやふやですね。(笑)
あと、もう1つ注意点としては、デメリットとまではいかないですが、私が働くジャパレスでは、給料の振り込みが日本と同じく1ヶ月毎でした。一方で、ニュージーランドの家賃の支払いは1週間毎です。
私の場合まだお金に余裕があったので大丈夫でしたが、余裕がないと1ヶ月の給与振り込みまで待っていられないですよね…!
これは勤め先によって異なると思うので、給与の振り込みペースは事前に確認してみてください。ちなみに、ローカルの場合は2週間毎が一般的です。
ローカルジョブ探しは地方都市では大変かも
ニュージーランドに来るでは、「ローカルのカフェで働きたい!」と思っていました。しかし、自分の英語の話せなさと求人を探すのに苦労したため、ジャパニーズレストランで働きだしました。
結果として改めて日本の良さを実感できたり、日本に興味のある質の高いお客様とお話したりすることで、もっと英語を勉強して日本のことを広めていきたいと思うようになりました。
ワーホリや留学する方の多くは、ジャパレスは英語力が上達しなさそうと敬遠しがちに思えますが、実際はメリットもたくさんあります。
学生ビザの方に関しては英語の勉強は語学学校でできるので、職場はジャパレスにして気楽に働きつつ、日本食の賄いでお腹を満たす目的で働くことでも問題ないと思います。
ワーホリの方にとっても、外国人が多く来店ジャパレスや外国人が同僚にいるお店を選ぶなど、工夫をしてみると良いでしょう。
ぜひお仕事探しの参考になれば幸いです。