ニュージーランドはロックダウンを解除!感染症危険レベルを4→3に引き下げを決定!新型コロナウイルス最新情報
こんにちは。ニュージーランドにワーホリ中のまゆです。
ニュージーランドのコロナウイルス状況に変化がありました!
感染症危険レベルは、これまで最高レベル4だったものがレベル3に引き下げ、ロックダウン解除を4月27日(月)に解除することを決めたのです。
世界の中でもコロナウイルス感染を最小限に封じ込めてきたニュージーランドですが、他国に先駆けてロックダウン解除に踏み切りました。
外出自粛は引き続き続く予定とのことですが、大きな一歩を感じられるニュースです。
今日は、ニュージーランドのコロナウイルス最新情報をシェアします!
ロックダウン解除と感染症危険レベルの引き下げが決定!
4月20日(月)は、当初予定していた1ヶ月間のロックダウン(レベル4)期間が終了日でした。
そして、同20日に国民が待ち望んだアーダーン首相の会見が行われました。
会見では、ロックダウンの本来終了だった20日からレベル4を1週間延長し、4月27日(月)にロックダウン解除を決定。そして、27日(月)より感染症危険レベルを4→3に引き下げ、2週間様子を見ると発表がありました。
レベル3が終了するのは5月11日(月)の予定です。その後、警戒レベルを下げるのか、このまま継続するのかが決まります。
ちなみに、今回のロックダウン延長は、ニュージーランド国民の60%の人が賛成していたそうです。
ニュージーランド留学やワーキングホリデーの延期を強いられた方々にとっても、この決定は大きな一歩となりそうです。
現状のコロナウイルスの感染状況
ロックダウンの効果もあり、4月22日(水)現在で全体の感染者数は1,451人。4月19日(日)から4日連続で感染者数は一桁台です。
ニュージーランド政府は死者が出る前にロックダウンに踏み切り、そうした対応の早さが新型コロナウイルスの封じ込めに成功したと評されています。
コロナウイルス感染からの回復者も増え、今のところ死者は14名。感染者が少なくなった今も政府は厳しい姿勢で国民に、「Stay Home」と呼びかけています。
感染者をランダムに検査
私の住んでいるクイーンズタウンのスーパーマーケットでは、ゲリラ検査が行われました。1日だけしか行われなかったので私は行けませんでしたが、スーパーで働いている私のフラットメイトは検査を受けたと言っていました。
抜き打ち検査みたいなもので、その場にいる人たちをどんどん検査して行ったそうです。後日ワイカト、カンタベリー、オークランドでも行われて、計1,000人くらいの検査の中今のところ全て陰性だそうです。
今後も、感染者を探してランダムに検査を続けると政府は言っていました。全体では94,797人が検査をしました。(4月22日現在)
ニュージーランド首相アーダーン氏について
今回のロックダウン早期決断について、多くの国からニュージーランド首相の対応が称賛されていました。ニュージーランドは人口約500万人の島国で、観光客は年間約390万人も訪れる観光大国です。
観光への依存度が極めて高いこの国で、早期にロックダウン(都市封鎖)を決断するということはとても大変だったと思います。
これまでのニュージーランド政府の対応の流れは以下の通りです。
他国が段階的に策を講じる中、ニュージーランドは初の感染者から約1ヶ月でロックダウンを決めました。
アーダーン首相の危機的状況においての素早い判断力とコミュニケーションが各国から評価をされています。
そして4月15日(水)には半年間にわたり首相、他官僚らの報酬の2割を削減すると発表しました。
コロナウイルスの状況に改善が見られる現在も慎重に対応し、そして国民に心身に向き合う首相の姿勢が高い支持率をもたらしているのだと感じました。
留学に来るまではニュージーランドの政治はよく知りませんでしたが、こうしたハプニングが起きると嫌が応にも関心を持つものですね。
ロックダウン中のストレス解消方法
当たり前にできていたことができないモヤモヤ、家から出られない窮屈感、仕方がないとはわかっていてもストレスが溜まりますよね。
ロックダウン解除もあともう少しです。引き続き外出自粛モードは続きますが、これまでのような強制的な自宅にこもる生活からは幾分解放されそうです。
日本を含めて他国では今後しばらく外出制限(外出自粛)が続きますが、私のロックダウン中のストレス解消方法について紹介します。
・体を動かす – ヨガ
活発的に動くのが好きな私は、動きがスローなヨガをやる気にはなりませんでした。
試しにやってみたところ、優しい気持ちに慣れたり凝り固まっていた体が軽くなったりと良いこと尽くしでした!
YouTubeで英語の説明動画を見ることで、英語の勉強にもなります!自分の好きなBGMを聞きながらやるとリラックスできます。ちなみにBGMは日本人らしくジブリメドレーです。(笑)
・料理のレパートリーを増やす
ロックダウン中に料理のレパートリーが増えました!ですが、料理を楽しむのにも光熱費の問題があります。
別の記事でご紹介しますが、ニュージーランドはこれから冬が来るため、光熱費が高くなるのです。光熱費のことを考えると、毎日のようにお菓子作りはできないですね…。
私の滞在するクイーンズタウンは南島に位置し、日本と真逆で南の方が寒いので、光熱費を上げないためにどう乗り切るかを考えています。
・mikan(英単語学習アプリ)
ストレス解消法とは少し異なりますが、勉強する時間はたっぷりあるのに勉強する気になれない時も、もちろんありますよね?
そんな時便利なのが、英語学習アプリの「mikan」です!ゲーム感覚でTOIECや日常会話に使う英語が学べます。「これが無料でいいのか?」と心配になるくらいすごく勉強になるアプリです。何もやる気が起きない時は、無心でこれをやります。
日本で外出自粛しているけど、イマイチ勉強がはかどらない方は、是非こちらのアプリを試してみてください!
日本も正しく素早い対応を期待したい
レベル3に感染症危険レベルが下がってルールが緩和されたとしても、新たなルールに従って一人一人が責任のある行動をすることが求められます。
私の地域のスーパーでは、在庫のない商品は今のところありません。本当に必要な人に届かなくなるのを防ぐため、食料品にかかわらずマスクや医療品の必要以上の買い占めをしないことも大事ですよね。
この事態においてニュージーランドに滞在し続けていることで、ニュージーランド政府のコロナウイルス対策を経験し、外から日本政府の動向を見てきて感じることがあります。
それは、日本は緊急宣言が発表されましたが諸外国ほどの強制力もなく、危機感も感じられず、このまま悪い状況が長引くのではないかと懸念しています…。
日本の対応を見ている限り、海外にいる留学生(ワーホリ)たちは、日本も状況が改善されるまでは安心して帰国できない気持ちになります。国民には分からない政府の事情もあるのだと思いますが、人の命よりも経済に目が行っているように海外からは見えるからです。
日本はお年寄りも多いですし、こんな大変な中頑張っている医療関係者の方々の負担を増やさないためにも、正しく早い決断が求められますね。
生活面の不安はあるとは思いますが、私たち留学生は日本にいる家族の感染のリスクから守るためにも、無理に帰国しようとせずタイミングを待つことも大事ですね。『Be kind Stay calm.(優しく落ち着いて。)』 で一緒に乗り越えましょう!