留学行くならどこにする?国選びのポイントと私が選んだニュージーランドの特徴
海外留学に行くと決めてからの最初の一歩は、どこの国に留学するかですね。
国を選ばない事には語学学校やビザ申請、航空券などその他の細かいことが決められません!
自分に合った国選びをしないと、時間と費用をかけて行く留学も、自分に合わなかった場合、後悔して終わってしまうことになりかねません。
せっかく留学するのなら、自分にぴったりの留学プランを立て、成功させたいですよね。
そこで今回は、私が留学するにあたって意識した国選びのポイントや注意点と、実際に私が留学先に選んだニュージーランドの特徴を紹介したいと思います。
留学先の国を選ぶ際のポイント
まず、私が留学先の国を決めた方法とその時のポイントをお伝えします。
留学先の国を決める際のポイントとして、以下の3つのポイントを押さえて進めていくことをお勧めします。
各項目について、詳細に解説していきます。
① 留学の最大の目的は何か?
留学の目的は人それぞれです。
留学の目的として良く聞かれるものの中には、以下のようなものがあります。
・スポーツ留学・音楽留学などの特別分野を学びたい。
・料理やポスピタリティーなど本場のスキルを学びたい。
・海外の異文化を経験したい。
・新たな自分に出会いたい。
・海外の友達を作りたい。
・進学して学位取得したい。
・人生を見つめ直したい。
・海外で自分の力を試したい。
・海外でのんびり過ごしたい。
重要なのは、その中でも自分は何を一番大事にするかをはっきりとさせておくことです。
ちなみに、私の最大の目的は「英語力を上げること」でした。
当時、高校生だった私は、学校の授業以外で英語とは無縁の生活を送っていました。
その状況から夢を叶えるには英語力が必要だったため、英語力の向上を留学の第一目的にしていました。
この学びたいことや留学するにあたって達成したいことがはっきりしていないと、自分が思っていた留学とは違った…と後悔しやすくなります。
目的によっては、当初行ってみたいと思っていた国では自分の目標が実現できないなんてこともあるので注意が必要です。
そのために今一度留学の目的を明確にしておきましょう!
② どんな環境で生活したいのか?
留学に必ずついてくるのが、日本とは違う現地での生活です。
特に長期留学をする際は、生活水準や文化が合わなければとても辛い期間を過ごさないといけなくなります。
生活環境に関する条件としては、以下のようなものが挙げられます。
・自然一杯のゆったりとした環境で過ごしたい。
・多文化に囲まれたい。
・日本に近い文化が良い。
・日本との時差があまりないところが良い。
・日本人の少ないところが良い。
・四季を感じたい。
・寒さ・暑さが苦手。
・食に馴染みのあるところが良い。
・物価の安いところが良い。
自分がどういう環境で海外生活を送りたいのか、またはココだけは譲れない生活の基準を決めておくといいと思います。
私はこのポイントに関しては、特に大きなこだわりはなかったのですが、それでも自分の理想のイメージはありました。
初めての海外ということもあり、治安が良く自然豊かな場所で日本とは全く違う生活を送ってみたいという思いがありました。
③ 費用はどのくらいを考えているのか?
最後のポイントは、国選びに大きくかかわる「費用」です。
先ほど書いた2つのポイントをもとに、費用のことも検討していかなければなりません。
・どのくらいまで費用を出せるのか。
・予算の中で削れるところはないか。
・予算オーバーなら他に良い方法はないか。
・何にいくらくらいかかるのか。
留学期間と費用のだいたいの設定を考えておくといいと思います。
ちなみに私は、当初は予算のみを考えて留学が実現できそうなのはアジア圏かな…と考えていました。
しかし、両親のサポートや奨学金を使うこと、留学先で仕事をすることなどを含めた結果、最終的にニュージーランドに決めました。
自分の中で留学後のイメージも付いてくると、迷うことも多くなると思います。
この3つのポイントを中心に、どの国・地域にするのかの帳尻を合わせていくといいと思います。
その際には、ノートに自分の想いを書き留めておくと頭の整理がしやすくなるのでお勧めです。
ぞれぞれの留学先の特徴と比較
留学先を決める方法とポイントをお伝えしたうえで、私の感じる各国の特徴をまとめてみました。
今回は私の経験から英語を学びやすいということを軸とし、大まかに欧米&オセアニア圏とアジア圏で比べてみました。
欧米&オセアニア圏は、アメリカ・カナダ・オーストラリア・ニュージーランド・イギリス・アイルランドなどを想定しています。
欧米&オセアニア圏の特徴
・費用が高い
・物価が高め
・英語が第一言語
・国の中でも行く地方の選択肢が多い
・異文化体験できる
・大きな時差がある(北米)
・日本の四季と逆(オセアニア地域)
・日本からの移動に時間を要す
アジア圏の特徴
・費用が安い
・物価が安い
・時差があまりない
・同じアジアとして慣れ親しんだものもある
・短期留学でも行きやすい
・英語に訛りや癖がある
・他言語も学べる
・日本からの移動時間が短い
ここからも分かるように国や地域によって全く違う生活になります。他にも調べていくと私の知らない特徴やその国でしかできないこともあると思います。
どちらが良い悪いではなく、どちらが自分の目的とマッチングしているかが大切です。
そしてもう一つ。国選びや今後の語学学校などを決める際のポイントとして、留学エージェント頼ったり実際に留学経験のある人の経験談を聞いてみたりということをお勧めします。
特に海外留学が初めての方は全く情報がない状態からのスタートだと思います。そんな時に頼りになるのが留学エージェントです。
留学エージェントは常に海外の最新情報を持っているため、自身がインターネット上で調べた情報ではカバーしきれなかった各国の特徴や情報を教えてくれます。
またインターネットの情報は、「裏情報」や「本音の情報」が紹介されていないケースも多々あります。そこで、留学エージェントのスタッフに「ぶっちゃけ話」を聞いてみるのもお勧めです。
実際に私も物価や働いた際の最低賃金など新しい情報を得た後にプランを変更しました。
また、過去に留学経験のある人や実際に行きたい国に今住んでいる人に話を聞くと、よりリアルに自分の留学生活を想像できるかと思います。
留学エージェントから得た多くの情報を知ったうえで、先ほどお伝えした3つのポイントをすり合わせてどこの国が自分に合っているのか決めていくといいでしょう。
私が留学先に決めたュージーランドの特徴
そして私はいろいろな国を検討した結果、ニュージーランドに決めました。
先ほどお伝えした留学先を決めるための3つのポイント順に挙げると、以下のようになります。
初めは費用面を考慮し、アジア圏で留学するのが余裕のあるプランを考えていました。
しかし、私の第一目標である語学習得、英語力向上を達成させるために英語を第一言語として生活している本場の国で留学してみたい思いがありました。
そうなると、次の案として出てきたのが欧米かオセアニア圏です。その中でも私は、ニュージーランドに決めました。理由としては、以下のようなものでした。
・自然が豊か
・四季が日本と逆で普段と違う経験ができる
・ニュージーランドの文化と別にマオリ文化が体験できる
・日本と時差が3時間と少ない
・のんびり大らかな人柄のイメージ
・治安が良いイメージ
・働ける
私は地方の田舎出身のため、日本の生活にも近いニュージーランドの自然豊かな場所でのんびりした環境で過ごしたいと思いました。もちろん、オークランド中心部などに行けば、都会も味わえます。
そして、映画のロケ地としても使用されるほどの美しい国に足を運んでみたいと純粋に思いました。
ニュージーランドと日本の時差は3時間と少ないうえに、サマータイムや日本と逆の時期に四季が流れているという普段では経験できないことが多いことも魅力でした。
また、ラグビーオールブラックスのハカで有名なニュージーランドの先住民、マオリ族の文化があることを知りました。
他にも多種多様な民族が暮らす、多民族国家のニュージーランドならではの魅力を体験したいと思いました。
そして最大の問題であった費用面は、学生ビザやワーキングホリデービザを使って働くことができたため、留学費の初期費用を補えることを知りました。
自分だけのリサーチでなく、留学エージェントや周りの人たちから話を聞くことで、今まで知らなかった情報をたくさん集めることができました。
その上で自分の意志と照らし合わせ、最終的にニュージーランドに決定しました。
初めはアジア圏で考えていたため、ニュージーランドについては全く詳しくはありませんでしたが、結果的にニュージーランドが選択出来て満足しています。
【まとめ】 国選びは情報と意思を明確にすることが大切!
今回は、私の経験から感じた国選びのポイントなどをお伝えしました。
留学をするにあたり国選びで大切なことは、自分の留学の一番の目的を明確にすることと多くの情報を集めることだと思います。
情報を集めていくうちに、色々な留学パターンがイメージできてきます。
一方で、徐々に何がしたいのか、どれが本当に良いプランなのか、何がベストな選択肢なのかが分からず自分を見失う瞬間もあるかと思います。
そんな時に、今一度原点に戻り、「留学の最大の目的」を振り返ります。そこが自分の中で明確になっていると答えに繋がっていきますよ。
ノートに自分の目的を書き出して整理しておくと、大変役に立ちます!
以上が私流の国選びのポイントですが、どこの国に留学しようか迷っている皆さんの参考になれば幸いです!