ニュージーランドのコロナウイルス警戒レベル3のその後
こんにちは。ニュージーランドにワーホリ中のまゆです。
今まで最高警戒レベルの4だった時は、生活に必要な物以外のビジネスはほとんど禁止でした。スーパーや薬局以外の外出は基本的に禁止されていました。
ロックダウンから1ヶ月経ち、感染者数も大幅に減っていることから警戒レベルが3へと引き下げられました。
今回は、警戒レベルが3に下がったニュージーランドの様子をシェアします。
警戒レベル3になって変わること
警戒レベル4からレベル3に下がってできるようになったことを、カテゴリ毎にご説明します。
レベル3も事実上ロックダウンのようなもので、日本と違って強制力がかなりあります。
ビジネス
一部のビジネスが再開できるようになりました。建設業や飲食店(テイクアウト)のみで活動ができますが、お客さんを店内に入れることはできません。飲食店は宅配もできるようになりました!
Uber Eats等も使えるとのことでしたが、手数料などでお店から引かれてしまうので、地元のお店の利益のためにも「直接お店のデリバリーで注文しましょう。」という声も聞きました。
在宅で仕事ができる人は引き続き在宅勤務となります。この制限の緩和で約40万人が職場に戻ることができ、経済の4分の3程度が機能することになると政府が発表していました。職場では人との間隔を1メートル保つように言われています。
必要があれば家族以外と会うことができる
今までは同じ家に住む人以外との接触は基本的に禁止されていましたが、レベル3になってからは必要であれば同居人以外と会うことができます。
例えば、介護が必要な人や育児等です。友達に会うことは引き続きできないので、もう少しの辛抱です…。
人が密集する恐れのある施設は引き続き休業
対面での接客や人が触れ合うような職業(美容室、図書館、スーパーマーケット、マッサージ、営業等)は、レベル3の段階では再開できません。
レクリエーション
地元でできるアクティビティは、同居人とのみであれば行って大丈夫です。ハイキングに行っている人も多く見受けられました。基本的にビーチや公園などは、自分の家から一番近いところを使用するように言われています。
学校や教育関係
10歳以下の児童を対象とした学校は開講できますが、通うかどうかは生徒たちの任意だそうです。基本的には15歳以上は自宅学習が求められます。
移動の範囲
同じ地域内の移動はできますが、別の地域をまたいでの移動はこの段階では禁止されています。
結婚式やお葬式
以前は全くできませんでしたが、10 人以下なら制限付きでできるようになりました。結婚式は自粛できますが、お葬式で亡くなられた方に最後のお別れが言えないのは寂しいですよね…。
制限付きですが、緩和されてよかったです。10人以下での集会が許可されているとはいえ、食事会等は禁止されています。
クイーンズタウンの街中の様子
警戒レベルが3になってから、クイーンズタウンの街中に行ってみました。
観光客で賑やかだった街は、映画に出てくるゾンビタウンのように静かで、テイクアウトが可能になった今も人通りはほとんどありませんでした。
唯一人が多かったのがビーチです。写真を撮り忘れてしまいましたが、みんなビーチに出て日向ぼっこや犬の散歩をしていました。
また、レベル3に引き下げられた初日、マクドナルドとケンタッキーはドライブスルーの長い行列ができたそうです。
まとめ
状況は良くなっていますが、政府の対応は変わらず厳しいもので、油断は禁物と国民に呼びかけています。失業率も当初の4%から10%となる予想がされています。ますます留学生には厳しい現状ですね…。
そして、引き続き日本からの国際郵便は停止中。コロナウイルスと併せて、政府からイスラム教のラマダン月の前後(4月24日(金)頃から5月26日(火))でテロ事件が発生しているので注意をしてほしいとありました。
気が抜けない状況には変わりありませんが、素敵なニュースもあります!
私の家の周りでは、外から見えるように窓に熊が飾ってある家がたくさんあります。散歩をする人たちに笑顔になってほしいとのことから普及した取り組みだそうです。
子供たちには飾ってある、熊を探して楽しんでほしいという意味もあるそうで『ベアハント』と呼ばれています♪
もう少しでニュージーランドも警戒レベル2に下がり大幅に緩和されます。旅行もできるようになるので、国内観光客で賑わうニュージーランドに早く戻ってほしいですね。