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カテゴリー:勉強方法のコツ

海外留学で英語力を確実に伸ばすコツとは!?語学学校を最大限活用して留学を成功させよう!

公開:2020/07/16 著者:竹下 みづき 693 Views

海外留学に行って、まずは語学学校に通う方も多いかと思います。

語学学校は海外生活のリズムや土地に慣れながら、友達も作りながら英語力を伸ばせる良い機会です。その反面、ただただ楽しいだけで、英語力が伸びずにダラダラと月日が過ぎていく人がいるのも事実です。

今回はニュージーランドで語学学校に4ヶ月通った私が、語学学校の期間を最大活用して英語力の基礎を磨き上げた経験をもとに、語学学校後の次のステップへ上手く進めるためのヒントをご紹介いたします。

通学期間でなるべく上のクラスへ

初めに語学学校のメインでもある授業のお話です。

大体の語学学校は、学校内で初級~上級レベルに分けて授業を受けます。入学直後のクラス分けテストを受けて、自分の今のレベルにあったクラスに入ります。

 

クラスは徐々に上がっていくのが一般的ですが、上のクラスで授業を受けることで卒業までに英語力が伸びる幅が変わってくるので、なるべく高いクラスを目指しましょう。

 

文法や扱う単語は、クラスレベルによって使う教材が異なっているからです。上のクラスに行けば行くほど、レベルの高い授業内容になっていくので、学ぶ内容の質も高くなるのです。

そのため、最初から上のクラスで頑張りたい方は、留学前に自分で文法などの基礎を上げておきましょう。

私はというと、入学初日のテストでは良く分からぬまま終わり、気付いたらElememtary(初級)のクラスでした。その後、Pre-Intermediate(準中級)のクラスそして、卒業の時にはIntermediate(中級)のクラスと、だんだんレベルが上がっていきました。

 

私がそうだったように、初めのクラスが初心者向けで低かったからといって落ち込まなくても大丈夫です。毎日の小テストや定期的にあるテストでクラスを上げて行くことは十分可能です。

 

また、私は初めの1週間受けていたクラスがあまりにも初歩的だったので、先生と相談して早速次の週からは1つ上のクラスで授業を受けました。

自分の実力が伴っていれば、学校との相談次第で週単位でクラスを上げられる可能性もあります。

最初に配属されたクラスで、授業内容が簡単過ぎると感じる場合は、黙っていないで先生にその旨を伝えて意思表示することが大事です。

 

語学学校に通っている期間内で、自分のクラスのレベルを積極的に上げて行きましょう。そのためには、時に積極的に先生に意思表示(アピール)することも重要な要素です。

 

 

短期留学で語学学校にいく予定の方は、どうしても期間の関係で同じクラスで終わってしまうことが多くなります。通常、語学学校のクラス替えは4週間単位で行われるのが一般的だからです。

そのため、短期留学の方は、最初のレベル分けテストで、少しでも高いクラスを目指しましょう。そして、そのクラスで少しでも多くの学びを吸収できるようにしましょう。

クラスでの学びの質を高めるコツとして、受け身で授業に参加していたのでは十分な学びの吸収にはなりません。

 

そこで、私がクラス内で常に意識していたのが、発言数を増やすことです。

 

どうしても授業は自分一人ではないので、授業の時間内で先生が話すことに加え、他の生徒も発言しますので、自分の考えを声に出して話せるようになる時間には限りがあります。

特に日本人は、控えめだったり、譲り合いの精神だったりと積極的になれず、授業時間があっという間に流れてしまいます。

最初こそ緊張はしますが、私は慣れてきたら発言を増やし、質問や分からな時は分からないとハッキリ言うこと意識して授業に臨んでいました。

 

ポイントをまとめると、上のクラスで授業を受ける意識を持ち、授業中に積極的に発言をすることで学びの質を1ランク上げることができると思います。

 

→ 一緒に授業を受けていたクラスメイト。

 

English Onlyを極めよ!

二つ目のポイントは、徹底的に英語脳にスイッチを切り替えることです。

語学学校でよくあるのが、日本人同士でつるんでしまった結果、気付いたら授業以外は殆ど日本語を使って生活していた…ということです。

どうしても海外留学中に日本人と接したくない方や、誘われると断れないタイプの方は、日本人が少ない語学学校を探すのも手だと思います。

 

しかし、私が通っていた語学学校(RELA)でもそうだったように、多くの場合はどうしても一定数の日本人はいるものです。(笑)

 

Rotorua English Language Academy(RELA)

 

では、どうしたらせっかくの海外生活を英語に囲まれて過ごせるのでしょうか?

私の場合は、通っていた語学学校で取り組まれていた「English Only Ambassador」というものに挑戦しました。

これは、1週間授業中も休み時間も放課後も英語以外の言葉を使わずに過ごしたら、その後みんなに認められて「English Only Ambassador」としてバッチを身に付け、その後もずっと英語のみで生活する内容です。

 

もちろん1週間の中で日本語を話したり、「English Only Ambassador」になった後も日本語を話していたりすると即解除です。

 

みんなに見張られながらなんとかバッチをゲットし、「English Only Ambassador」として過ごす中で、日本人同士でも英語で話すという習慣が着いたので成功だったと思っています。

各学校語学によって取り組み方法は異なり、元々English Onlyで厳しくルールが決まっている学校もあれば、他の方法でEnglish Onlyを意識付けている学校もあります。

大切なのは、日本人と関わらないことではないのです。

 

せっかく海外で違う国籍の友達を作り、いつもと違う文化を学ぶ貴重な時間なので、積極的に日本人以外の生徒と触れ合うのは大事です。

しかし、日本人同士でも、日本で生活していたら絶対に出会っていないであろう人たちとの素敵な出会いがあります。

留学やワーキングホリデーで来られる日本人の中には、意識高い系の方々も沢山いますし、同じ日本人として刺激を受けることも沢山あります。

 

語学学校は国籍や年代、性別、職業などを超えて友達ができる素敵な場所です。

 

私はよく、新しく入ってきた生徒に自分から話しかけていました。

自分が入学した当初の緊張や不安があったからこそ、新しく入ってきた生徒に話しかけてコミュニティーを広げていました。

それは、外国人相手だけではなく、日本人留学生に対しても同様です。ただし、日本人に話しかける際も当然英語のみの会話です。

 

大切なのは、「英語力向上」という共通目標である英語を通してコミュニケーションを行い、お互いが理解し合えることなのです。

 

語学学校にいる人はみんな英語が上達したくて来ているので、違う国籍の生徒でも日本人でも英語を使ってコミュニケーションを取ることが、お互いにとってプラスになるのです。

そんな貴重な集まりの中で、ぜひ、English Onlyを極めて楽しんでみてください。

ちなみに、English Onlyは語学学校側がどの程度真剣に取り組んでいるかは温度差があります。より英語力向上に重点を置いている人は、English Onlyを強く取り組んでいる学校を選ぶことをオススメします。

 

→ RELAから貰った「English Only Ambassador」のバッチ。

 

自習室と放課後の有難さ

次に、自習室と放課後を活用してみてください。

授業では先ほどもお話ししたように、大抵の語学学校のクラスは個人授業でなくグループ授業になります。そのため、どうしても自分の発言する時間が短かったり、100%理解できずに終わったりすることがあります。

そんな時には放課後の自習室に一度足を運んでみてください。私の通っていた語学学校RELAの自習室では、パソコンに教材が入っており、いつでもそれを使って勉強ができました。

 

私は自習室で宿題をするついでにたまにTOEIC対策も行い、自分に足りない部分をカバーしていました。

 

もちろんパソコンだけでなく、自習室には先生も常駐しているため、授業で分からなかったことを聞くこともできます。

 

放課後の自習室は、先生を独り占めして沢山教えてもらうことができる、授業中ではできない絶好のチャンスなのです!

 

もし自分がどちらかというとシャイな性格で、授業中積極的になれないのなら余計に活用して欲しいです。

そして、もう一つのお勧めが、積極的に放課後のアクティビティに参加することです。

 

「アクティビティ」とは、授業以外で生徒のみんなで色々な活動をすることです。

 

アクティビティを通じて、クラス内の友達だけでなく、クラスの枠を越えた友人関係を作り、交流の幅を広げることをも目的として学校側が企画しています。

私が通っていた語学学校RELAはニュージーランドのロトルアという自然豊富な場所にあり、沢山のアクティビティ体験ができました。観光系をはじめ、スポーツやクッキング、カフェやパーティーなど様々です。

参加は強制ではなく自由参加なので、自分の興味があるものだけに参加すればOKです。

 

 

なぜアクティビティへの参加を勧めるかというと、授業で習った表現を早速その場で使うことができるからです。また、授業だけではカバーしきれない日常会話がグングン上がります。

 

せっかくインプットしても、アウトプットしないと一向に話せるようにはなりません。

私はアクティビティを通して、その日習ったフレーズで使えるものがあれば使ってみるというマイルールを作っていました。

また、アクティビティで生じる自然な会話の中で絶対に出会うのが「ああ言いたいのに英語でなんていうんだろう…。」という疑問です。

 

この疑問が出てくるようになると、自分の今の英語力から一歩先に進める絶好のチャンスです!

 

ここですぐに諦めて日本語を使うのではなく、まずは自分の知っている限りの英語や、時にはジェスチャーで伝える努力をしてみてください。

そして、自分で言いたいけど言えなかったことをメモしてお家に帰ってから辞書なりインターネットなりで調べるのです。

この過程が個人的にはすごく頭に残りやすくて、次に同じシチュエーションになった時にスッと英語表現が浮かんできやすくなった気がします。

 

そして、何といっても友達になったみんなで放課後に一緒に取り組むアクティビティは語学学校の醍醐味でもあるので、沢山の宝物の思い出ができますよ!

 

→ アクティビティに参加した時の写真。

 

【まとめ】 授業以外の時間活用が大切

以上が語学学校を最大限活用して英語力をあげるヒントです。

私の語学学校生活は、毎日楽しさで溢れていました。

授業はもちろん、それ以外の時間で友達と思い出を作ったり、日本ではなかなかできない貴重な時間を沢山過ごしたりできました。

 

授業を受け身で参加するのではなく積極的に参加ことに加えて、英語力を上げるコツは授業以外の部分で沢山あることをお伝えしたいです。

 

自分の英語力に全く自信のなかった私が英語の基礎を鍛えることができ、その後につながった出発地点が語学学校です。

語学学校は、自分の工夫次第でとても貴重な場になります。何となく語学学校に通い、何となく授業を受け、何となく友達と過ごすような時間の使い方は勿体ないです。

「どんなシチュエーションでも積極的に学ぶぞ!」という意識で、授業以外の時間の使い方や楽しみ方を探してみてください!

 

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