はじめての語学留学にオススメ!ニュージーランドでのんびり学べるロトルア魅力とは!?
海外への語学留学を考えている皆さん。留学生活をどのような環境で生活したいと思いますか?
国や地域はもちろん、語学学校によっても学習環境が大きく変わってきます。語学学校は学校によって特徴がそれぞれ違いますし、その語学学校の立地によっても様々な環境が変動します。
都市部の語学学校であれば楽しみが多く仕事の求人数が多い分、ワーキングホリデービザの方々や日本人割合も増え、賑やかな校風になる傾向にあります。逆に地方エリアの語学学校であれば、落ち着いた雰囲気が強く、日本人割合も少なくなる傾向にあります。
語学学校の特徴を語る上で基本となるのは、その語学学校がどの地域に立地しているかが大きく影響することになるのです。
今回は語学学校への入学を考えている皆さんへ、語学学校を選ぶ際のポイントと、私の経験したニュージーランドで語学を学ぶ魅力や私の通った語学学校の魅力を紹介します。
ニュージーランドとロトルアの基本情報
英語力を身につける上でよく候補として挙げられる国の1つが、ニュージーランドです。
ニュージーランドを選ぶ方々の主の理由としては、のんびりとした雰囲気と日本人が少なそうといったイメージが強いように感じます。
初めに、ニュージーランドの基本情報と私の住んでいたロトルアの魅力を紹介します。
ニュージーランドは日本の約4分の3程度の領土で南半球に位置しています。日本とは季節が逆なので、日本では経験できない季節の流れを感じることができるのが特徴的です。
日本との時差は3時間で日本の方が遅れています。ちなみに、サマータイム時には時差は4時間になります。
ニュージーランドで使われている英語はイギリス英語なので、アメリカ英語を学んできた人は多少知らない単語や聞きづらい発音もあるかも知れません。
ニュージーランドで一番の栄えた街であるオークランドは、沢山の建物に囲まれているのは街の中心部の一部だけで、少し離れると多くの自然を楽しめます。日本と比べると圧倒的に人口が少ないので、東京のような大都会の雰囲気はありません。
基本的にニュージーランドは、どの地域を選んでも大自然に囲まれた街が多く、実際私が感じたイメージとしても時がゆっくり流れていて、人々ものんびりとしていると感じました。
私はオークランドには数日、観光で滞在していただけなので都会のオークランドは多少忙しい印象があります。そして、私の通っていた語学学校があったロトルアは、天然温泉もあり温泉の有名な大分県の別府市と姉妹都市となっています。
ロトルアはニュージーランドの先住民であるマオリ族の文化が根強く、マオリビレッジやマオリショーなどの伝統文化を体験できます。
ちなみに「ロトルア」はマオリ語で「二番目の湖」という意味があるそうで、ロトルアには「ロトルア湖」というニュージーランドで2番目に大きな湖があります。語学学校のアクティビティでは、沢山のアトラクションやアドベンチャーを楽しみました。
私の通った語学学校(RELA)の魅力
次に私がロトルアで通っていた語学学校について紹介します。
私が通っていた学校は、ロトルアで唯一の語学学校になります。
RELA(Rotorua English Language Academy) という名前で、みんな『レラ』と呼んでいました。
私が実際RELAに通って感じた印象を箇条書きにすると、以下のような感じです。
RELAですが、高い品質を提供する語学学校にのみ許可されている協会にいくつか認定されています。
こうした認可を得ている語学学校が、イコール高品質の語学学校だと断定はできませんが、少なくとも認可を受けるにあたって最低基準を満たしているとは言えます。
私が通っていた当時は日本人スタッフも駐在していて、基本的に英語で話しますが、本当に困ったことがあった時には、日本語で親身になって相談に乗ってくれました。
実際に私も通っていて、不安を感じることは一切ありませんでした。
授業のコースも豊富で、一般英語コースや試験対策コースなどもあります。私は4ヶ月間通っていましたが、2ヶ月経った頃からTOEICの試験対策をしたくて、途中から午後にそのコースを受講していました。
午前中のクラスも定期的に行われるテスト結果を見て、週毎にどんどんレベルを上げてもらいました。
授業が終わってからのアクティビティでは、観光からスポーツまでロトルアの土地を生かしたものが多く、その中で遊びながら英語を学べたのは本当に楽しかったです。
学校には教室と別にビリヤード台・卓球台などが置いてある部屋や料理ができる部屋、PCのある自習室など、生徒が過ごしやすい環境が整えられていたと思います。他にも授業以外のサポートが手厚かった印象です。
毎週金曜日には「FAREWELL PARTY」があり、卒業生を見送るセレモニーも開催されます。私はこのセレモニーの前に出てくるティータイムのクッキーが大好きで、お気に入りのクッキーを食べるために授業が終わったらすぐにロビーに降りていました。(笑)
セレモニーでは卒業生がコメントした後にみんなで歌を歌うのですが、その曲中にマオリ語が入ってていて、それもロトルアらしさを感じることができました。
RELAの生徒は、日本人の他に、フランス、タヒチ、サウジアラビア、韓国、中国、タイ、ニューカレドニアなど他に多くの国からあらゆる年齢の生徒が集まっていました。
RELAで学ぶ客層としては、学生などの20台前後やワーホリビザの20代の生徒だけでなく、30歳以上の大人の方もいたのも特徴です。
幅広い年齢層の生徒が集まっているので、特定の世代に偏った雰囲気もありませんでした。
RELAに通う生徒と先生、スタッフ全員が家族のように仲良く優しく、親しみを持って接してくれる雰囲気のある語学学校でした。
休みの日も仲の良いスタッフや生徒と遊んだりアクティビティに行ったりと、本当にみんなが仲良しだった印象が強く残っています。
私は、アットホームなロトルアもRELAも大好きでした。今でも皆とはFacebookで繋がっています。
語学学校を選ぶポイント
語学学校は、国や地域によっては同じ地域に沢山あるので、どの学校を選んで良いのかわからなくなると思います。
そこで、実際に語学学校を選ぶ際には、どのようなポイントを基準に選べばいいのかをお話ししていきます。
・学校全体の雰囲気を見る
学校によって学校全面で「English Only(英語以外の言語使用禁止)」を強く出していたり、アクティビティが多く遊びながら学ぶコンセプトだったり、小規模校もあれば大規模校もあったり、クラス分けが少なかったり多かったりと様々です。
ホームページや口コミから、その語学学校がどのような雰囲気なのかを見てみましょう。学校の規模や生徒数、立地などでも大きく変わってくるので、その特徴による違いを掴みましょう。
質の高い授業を提供することを強みとしているサッパリとした学校もあれば、多くのアクティビティを提供して思い出を作りつつ学べるアットホームな学校までありますので、自分のイメージ像に適う学校を選別していきましょう。
・語学学校が提供しているコースの把握
自分の受けたいコースがあるのかは、もちろん重要です。短期留学や日常会話の基礎を学ぶ程度であれば、一般英語コースだけあれば十分です。しかし、しっかり英語力を伸ばしたい方にとっては、一般英語コース以外の取り揃えも大事になってきます。
学校によってTOEICやIELTSの対策クラスや、ビジネス英語に特化している学校もあるので、そうした上級コースの取り揃えと、学校側がそのコースにどれだけ力を入れているのかをチェックしましょう!
語学学校によってコースの受講期間も異なります。コースの種類によっては自分が通う期間とコースの受講期間がぴったりと合う場合もあれば、微妙に合わない場合もあるので、その辺も確認しましょう。
・どんな生徒が来ているのか
人によっては、なるべく日本人のいない環境で授業を受けたい人もいると思います。逆に日本人が少ない環境だと、不安を感じる人もいるでしょう。
語学学校や通う時期によって来ている生徒多少の差があります。自分がどのような環境の語学学校を希望するのか、留学エージェントに相談しながら探してみると良いです。
学校の内部事情までは、ネット情報だけでは調べきれない部分があります。特に時期による生徒の国籍変動などは、留学エージェントに確認した方が良いポイントです。
・サポート体制は十分か
語学学校によっては、ホームステイや寮のサポートがあったり、アクティビティの参加が無料だったりと授業以外の面でそれぞれアピールしているポイントが違ってきます。
放課後の自習サポートや、何かあった場合に日本人スタッフが在籍しているかなど、プラスアルファのサポートがどのようなものかチェックしましょう。
以上、私の思う語学学校選び大体のポイントです。
他にもいくつかの語学学校を見比べていくと、費用面や学校周辺の治安や利便性など細かい部分はたくさん出てきます。
上記のポイントを中心として、自分がどのような環境で勉強していきたいのかを整理してみましょう。
上記のポイントは、どちらが良い悪いはありません。環境の違いは単純に自分の好みの問題です。
一般的に日本人が少ない語学学校が良いと言われる風潮があります。しかし、大人しい性格の人や不安が大きい人にとっては、日本人が少ない環境は不安の方が大きくストレスに感じる人もいます。
インターネットの情報だけを鵜呑みにすると、「日本人の少ない学校 = 良い学校」といった傾向の方が強いと思います。しかし、あくまで自分基準で条件を決めて、学校を絞りこんで行くことが重要です。
最初の段階では語学学校が沢山あり過ぎて頭が混乱すると思いますが、自分の理想の語学学校像が明らかになっていれば、ピンとくる学校が見えてくるはずです。
私が選んだロトルアは、大好きな自然に囲まれて初めての海外生活を多くのアクティビティを堪能できました。
またロトルアは街の規模も大きくはないですが、よく言えば余計な誘惑もなく、語学学習に集中できる環境でした。
また、アットホームな学校だったので不安はすぐに相談できて、守られているような感覚で毎日過ごすことができ、とても楽しい期間でした。それでいて授業の幅も広く質も高かったので、私にとっては最高の語学学校だったと思います。
【まとめ】 自分が落ち着いて学べる環境を見つけよう
今回はニュージーランドの魅力と語学学校を選ぶポイントをご紹介しました。
個人的には海外が初めてで不安な方や、のんびり学びたい方にはニュージーランド、特にロトルアは物凄くおすすめです。
また、その他の国で選ぶ場合でも自分の目的を今一度確認して、自分が一番気持ちを落ち着かせて過ごせる環境はどのようなものかを考えてみましょう。
自分の周りの友達が良かったと言っていた語学学校や、インターネットの口コミで高評価の語学学校は、あくまでその人の感想でしかありません。
自分の条件をまとめて学校を絞り込む方法ではなく、他人の評価に委ねる学校選びは、あまり良い方法ではありません。
語学学校は留学生活のメインにもなってくる場所なので、皆さんがリラックスして楽しんで学べる環境が見つけられることを祈っています!