ニュージーランドの食文化はどんな感じ!?ニュージーランドで買えるヘルシーフードを紹介 | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

カテゴリー:現地生活情報

ニュージーランドの食文化はどんな感じ!?ニュージーランドで買えるヘルシーフードを紹介

公開:2021/04/24 著者:神田 真悠子 4360 Views

こんにちは。ニュージーランドに留学中のまゆです。

留学中、いつもと違う食生活で太ってしまうのではないか心配な人は多いのではないでしょうか?

そこで、今日はニュージーランドで買えるヘルシーフードをご紹介します。

ニュージーランドの食文化

ニュージーランドと日本では季節は真逆ですが、どちらの国にも四季があります。そのため、ニュージーランドでも季節の旬の食べ物が美味しく、リーズナブルに食べられます。

島国なので酪農や農業も盛んで、いつでも新鮮な野菜や肉、シーフードなどがいただけます。ニュージーランドはイギリスの植民地だったため、イギリス料理のフィッシュアンドチップスやミートパイなど、ファーストフード店も多く、カジュアルに食事を楽しめる文化があります。

パンや乳製品は比較的安く買うことができ、個人的にアイスクリームは絶品です!それに、ほとんどのお店でチップス(フレンチフライ)が売っており、スーパーのお惣菜コーナーでも揚げたてを買うことができます。

 

ニュージーランドには治安の良さから、さまざまな国の人が移住しています。そのため、レストランもいろいろな人に対応しなければいけません。

ハラル、グルテンフリー、ヴィーガン、ベジタリアン、デイリーフリー、その他宗教上の理由で食べられないものやアレルギーなど、ほとんどのレストランでしっかり対応しているのが特徴的です。

物価は高いですが色々な国の料理が楽しめ、カジュアルなお店だけではなく、オーガニック野菜や、ヴィーガン、グルテンフリー等健康を意識したヘルシーフード店もあるので、ヘルシーな食生活を送りやすいと思います。

 

ヘルス・スター・レーティング制度

 

ニュージーランドとお隣オーストラリアには、Health Star Rating(ヘルス・スター・レーティング:食品健康制度)というものがあります。

この制度は政府が定めたもので、主にスーパーなどで販売されている加工食品商品に健康指数を表すマークをつけて、健康的な食事を促しています。商品は厳しく審査されており、健康指数として表示の仕方が★マークの数で表されています。

この★マークは強制的に付けなければいけないというのではなく、付けるかどうかは食品メーカーによるとのことです。

 

(出典: Health Star Rating System / http://healthstarrating.gov.au/)

 

商品のパッケージにロゴがついていて、星の数が多ければ多いほど体に良い商品ということを示しています。

 

カロリー、糖質、食物繊維、脂質などもロゴと一緒に記載されており、消費者が一目で分かるよう五つ星で表示しています。評価は、★半分(1/2)から5つ星までと細かく分かれています。

★4,5の商品は結構あるのですが、★5の商品はなかなか見かけないですね。ポテトチップスや、甘いお菓子、ジャムなど、大好きなものでも健康指数の数字が0.5とかですと、買うのを躊躇います…。(笑)

同じような商品や価格で迷った時には、健康指数を参考に商品を購入するようにしています。国全体で肥満対策や健康な体作りのための施策があることは良いことですよね♪

 

ニュージーランドで買えるヘルシーフード

近年では、アレルギーを持っている人や美容、健康を意識して『グルテンフリー』・『ヴィーガン』・『オーガニック』等の商品を購入できることが増えましたよね。

ニュージーランドのレストランやスーパーでも種類豊富な商品が手に入ります。レストランでは、メニューの横に下記のようなアルファベット表記がしてあります。

色分けをして分かりやすくしているレストランもあります。一目で自分が食べられるものが分かりますよね。

 

・GF: Gluten Free(グルテンフリー)
・DF: Dairy Free(デイリーフリー)
・V: Vegetarian(ベジタリアン)
・VG: Vegan(ヴィーガン)

 

(出典: YONDER / https://www.yonderqt.co.nz/queenstown-restaurant-menus/)

 

1. グルテンフリー対応商品

グルテンとは、小麦の中に含まれているタンパク質のことで、水を加えたり練ったりすることでグルテンという成分が発生します。近年、このグルテンにアレルギーをもっている人や体の不調を起こす人がいます。

そんな人のためにグルテンフリー商品が作られています。小麦粉に変わる材料として、米粉やタピオカ粉などを使用して小麦粉のお菓子や料理に劣らない味です。

私は小麦アレルギーではありませんが、小麦を食べると顔が赤くなり、ニキビができやすくなります。顔が浮腫んでパンパンになって体がだるくなったり、どんよりした気持ちになり易かったりしたのですが、小麦を避けたところ症状は全て改善されました!

 

おそらくグルテン不耐症だったのだの思いますが、知らずにたくさん摂取していて怖いですね…。(笑)元々小麦製品が大好きで、朝昼晩パンでもいいくらい小麦製品に依存をしていました。

しかし、パンやパスタを完全に止めてしまうと、食の楽しみが減ってしまうと思っていましたし、マフィンやクッキーが食べられなくなるのも嫌でした。

ニュージーランドでは、お菓子用のグルテンフリーの粉が売っていたり、専用のグルテンフリー商品セクションが用意されていたりするので、ストレスなく小麦製品を避けて生活できました。種類もたくさんあるので、十分に食事を楽しむことができます。

 

 

スーパーのグルテンフリーセクション。『Gluten Free』の紙が値札に 付いており、他の商品との違いが一目で分かります。

 

 

上段左上のケーキがグルテンフリー(GF)ケーキです。小麦粉のケーキと比べると種類は少ないですが、クイーンズタウンのケーキショップではどのお店も2~3個はグルテンフリーのケーキが置いてあります。きっと、自分のお気に入りのケーキが見つかるはずです。

 

 

私は、パンとパスタはグルテンフリーを選んでいます。3種類ともグルテンフリーのパンです。グルテンだけではなく、こちらの商品はデイリーフリーにも対応しています。

 

 

お菓子や朝食のパンケーキには、グルテンフリーの粉を使っています。腹持ちも良く、便通もいいので気に入っています。

小麦粉を使ったお菓子のクッキーやマフィンも大好きだったので、こういったもので代用できるのはすごく嬉しいですよね。

 

(出典: CookietTime / https://cookietime.co.nz/)

 

ニュージーランドの有名なクッキーショップ、『Cookie Time』。こちらの会社でもグルテンフリークッキーを売っています。

店舗だけではなく、スーパーでも手軽に買えます。お値段は少々しますが、罪悪感なくお菓子を食べられるので重宝しています。グルテンアレルギーの人へお土産としても喜ばれますね。

以下、クイーンズタウンで楽しめる私がオススメするグルテンフリーレストランです。

 

・TACO MEDIC

 

メキシカンフードのお店で、なんとこのお店は100%グルテンフリー。メニュー名が可愛いんです!KEN TUCKYMAN(ケンタッキーマン)やFISHERMAN(フィッシャーマン)などおしゃれな名前のメニューが並んでいます。

野菜もたっぷり入っているのでヘルシーランチにはぴったりです。お好みでタコスにスパイシーソースをかけられます。辛いものが好きな人にも一度試して欲しいお店です。

 

・FERGBURGER(ファーグバーガー)

 

ニュージーランドで有名な知らない人はいないであろうハンバーガーショップ。
グルテンフリーのバンズはオプションで注文でき、$3払えばグルテンフリーのバンズに変えてもらえます。

味は普通のバンズと変わらないくらい美味しいです。普通の小麦粉のバンズより歯応えがしっかりしている感じがします。

 

・HELL PIZZA(ヘル・ピザ)

 

こちらのピザショップは、ニュージーランドで15店舗ほど展開しているお店です。種類も豊富でピザの種類もスナックサイズ(小さいサイズ)と通常サイズが選べます。

生地はグルテンフリーが可能で、追加料金を支払ってオーダー時に伝えればグルテンフリーの生地にしてくれます。生地はサクサクのカリカリで薄い生地が好きな人にはおすすめです。

パン生地のピザより軽く食べられるので、いつもデザートを付けてしまいます。(笑)ちなみにデザートのガトーショコラもグルテンフリーにしてもらえます!

 

・FERG BAKERY(ファーグ・ベイカー)

 

ファーグバーガーの系列店のパン屋さん。こちらは私がクイーンズタウンで一番好きなケーキです。

このチョコケーキはしっとりしていて、生地の部分も濃厚なガトーショコラを食べているような感じです。グルテンフリー生活をしていない人もこの商品はぜひ食べてもらいたいです!

他にもドミノピザ等のファーストフードチェーン店でも追加料金を支払えばグルテンフリーオプションは可能です。

 

2. ヴィーガン対応商品(ベジタリアン)

ヴィーガンとは完全菜食主義者のことで、動物に関わりのある食品を避ける人のことです。ですので、卵、乳製品、蜂蜜も食べません。魚や肉を食べないだけのベジタリアンより厳しく食事を制限しています。

ニュージーランドでは、ベジタリアン、ヴィーガンの人も多く見かけます。私が勤めていたレストランでもヴィーガン用のスープを提供していました。

スーパーにはヴィーガン専用のセクションがあり、分かりやすく値札にVEGANという紙も貼っています。

 

私がニュージーランドでできた友達もヴィーガンの人がいますが、ニュージーランドにはたくさんヴィーガン商品の種類があるので困らないと言っていました。

ニュージーランドの学校に通っている生徒の中には、おやつにナッツを持ってくる人、りんごを丸齧りしている人も多かったです。

ヴィーガンだけでなく、ベジタリアンもまたニュージーランドには多い印象です。

 

 

スーパーの陳列棚には、チーズや肉に見立てた商品も多く並んでいます。

もちろん殆どのレストランでは、ヴィーガン専用のメニューが用意されています。

お値段は通常のものより高いですが、ピザショップもチーズやハムなどを他のものに変えてヴィーガンピザというものを提供しています。

 

3. オーガニック野菜

ニュージーランドにはオーガニック野菜も多くあります。普通のスーパーマーケットにも当然のように売っていますし、クイーンズタウンにはオーガニック専門のスーパーマーケットがあります。

野菜の他にもオーガニック野菜を使った調味料や缶詰、ジャムなどが並んでいます。お値段は少々しますが、オーガニック商品が好きな人にはオススメしたいお店です。

 

・Reward Fresh Queenstown

 

高級スーパーマーケットですが、オーガニック野菜やナチュラル系の商品が手に入ります。

ほとんどの野菜が冷蔵庫のような中で管理されており、新鮮な商品がいつでも手に入ります。

売れ残った野菜は安く売ったりもするので、タイミングが良ければ手頃に購入することも可能です。

 

 

こちらは通常のスーパーのオーガニック商品のコーナー。分かりやすく値札にORGANICの紙が貼ってあります。

 

〜番外編〜

ニュージーランドのスーパーで見かける健康を意識した商品を、以下幾つか番外編として紹介したいと思います。

 

・アボカドオイル

 

ニュージーランドのアボカドはクリーミーで味も濃厚でとっても美味しいです。中でもアボカドオイルは栄養価が非常に高く、ビタミンEがたっぷりで人気です。お土産屋さんでも買えますが、スーパーでも簡単に手に入ります。

種類も豊富で、添加物や化学薬品を使っていないものもあるので、ラベルをよく見て買うのがおすすめです。

サラダのドレッシングやパン、カルパッチョとも美味しくいただけます!加熱料理に使っても栄養は逃げないそうなので、料理のレパートリーが広がりますね♪

 

・キウイフルーツ

 

キウイフルーツと言えば、ニュージーランドの特産品ですよね。ニュージーランドではグリーンとゴールドの2種類のキウイフルーツが売られています。ゴールドキウイはお値段が少々高いですが、味は甘くて絶品です。

下段がグリーンキウイ、上段右がゴールドキウイです。ジャムも売られているのでパンやヨーグルトと一緒に楽しめます。

キウイは食物繊維が豊富で、便通改善にもってこいのフルーツです。私は肌荒れした時用の為にキウイを冷蔵庫にストックしています。(笑)

 

北島ですとキウイファームがあるので、ファームで働くと毎日のようにキウイが食べられますよ。キウイ好きはファームの求人の時期をチェックです!

 

・マヌカハニー

 

ニュージーランドの定番土産の一つがマヌカハニーです。個人的には少しクセのある味だと思います。好き嫌いは別れますが、苦手な人は少量ずつでもココアに溶かしたりして飲むと取りやすいと思います。私は、パンケーキやヨーグルトに使っています。

マヌカハニーには抗菌作用があるので風邪予防にもなります。ニュージーランドの空気はかなり乾燥しているので冬はよくマヌカハニーと生姜でドリンクを作ると体がポカポカして翌朝喉が痛みません。

肌の調子を整えるにも最適で、ニキビで荒れた肌にもすごく効きます。マヌカハニーの化粧品やコスメもお土産として人気です。パッケージには数字が書かれていて、この数字が大きければ大きいほど抗菌作用が高いということになります。

 

ニュージーランドはヘルシーフードが多い!

 

ニュージーランドに来た当初は、安くて美味しいフィッシュアンドチップス(上写真)やファーストフードを食べていたのですが、流石に太りました。今ではニュージーランドで美味しいヘルシーフードが買えるのを知って、楽しんで健康的な生活が送れています。

レストランでグルテンフリーやヴィーガンの記載がなかったとしても、対応できるかどうか聞くと臨機応変に対応してくれるお店が多かったので、自炊でも外食でも同じように健康的な食事ができます。

ニュージーランドのメニュー一つ一つに材料が詳しく書かれており、どんな人に適応(食べられないのか)かを詳しく記載してあるので、安心して料理が頂けます。種類も豊富なので、お気に入りのヘルシーフードが見つかるはずです♪

 

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