ニュージーランド地域別の大学の情報をまとめてみた!
こんにちは!ニュージーランド留学経験者の美沙季です。
これから留学を検討されている方々、どの国のどの地域に留学をしょうか、悩みどころですよね。同じ英語圏の国でも、カナダに留学するのとオーストラリアに留学するのとでは、一年間の気候も違いますし、英語のアクセントや方言も違います。
また、同じ英語圏であっても国によって国民性の違いや文化の違いはたくさんあります!私が滞在していたニュージーランドも他国とは異なる違いがあります。
今回の記事では、「自分に合った留学先は一体どこなのか?」と悩んでいるあなたに、ニュージーランド留学経験者の私から、なぜニュージーランドをお勧めするかの理由をお伝えしたいと思います。
当記事を読んで「共感できるな~!」と少しでも思われる方は、ニュージーランドを留学先の選択肢に入れてみるといいかもしれませんよ。
また、ニュージーランドに留学する際の大学選びの選択肢となるよう、地域別の大学とその地域の特徴、生活の様子をお伝えしていきたいと思います。
なぜニュージーランド留学がいいのか?
あなたがニュージーランドと聞いて皆さんが思いつくものは何ですか?
・きれいな海や湖
・キウイフルーツ
・飛べない鳥キウイ
・世界一のラグビーチームであるオールブラックス
・人口よりも多いと噂の羊
・先住民族マオリ
最近では日本でもニュージーランドのエコ精神やそのウェルビーイングな暮らし方がお手本とされ、ニュージーランド生まれの環境にやさしい製品を取り扱うお店や、殺菌作用が優れているマヌカハニーヲ使った食品などがたくさん売られていますよね。ニュージーランド産のワインも市販で多く売られるようになりました。
このように日本国内でも様々な形でその文化や生活のアイデアが取り入れられているニュージーランドは、すごく魅力的ですよね。
ニュージーランド留学を経験した私は、そんなニュージーランドを留学先として選ぶことに、大変価値があると思います!以下、その理由3つをお伝えしますね。
理由① 異文化理解・他者へのやさしさが溢れた国民性
ご存じの通り、ニュージーランドは南半球に位置する島国です。その国民をマオリ系、ヨーロッパ系、アジア系、ポリネシア系などのバックグラウンドを持つ人が占めており、まさに「人種のるつぼ」的な国です。
国民のうちの69%をヨーロッパ系の人々が占め、約14.6%がマオリ系、約9.2%がアジア系、約6.9%がマオリ以外のポリネシア系が占めているそうです。
単に様々なバックグラウンドを持つ人が集まって暮らしているだけではなく、お互いへのリスペクト、違う文化への理解、関心度、助け合う精神が素晴らしいんです。
私が留学中に実際に肌で感じたニュージーランドに住む人たちの異文化理解の姿勢は、日々暮らしの中で目にする看板やサインボード、標識に現れていました。
ニュージーランドの看板や標識、サインボードには必ずと言っていいほど英語に加えてマオリ語でも案内が示されています。
国民の大半が英語でコミュニケーションをとり生活をしていますが、同じく公用語であるマオリ語の文字もしっかりともちい、マオリの人たちへのリスペクトを表す姿勢が素晴らしいですよね。
大学構内でも異なる文化への関心度の高さが伺えました。例えば、数多く存在するクラブ活動にもアジア系からポリネシア系、マオリについて学び、その良さを伝え広めようとするクラブ活動に他国の学生が多く入会していることです。
自国の文化を誇りに思い、異文化交流に積極的な人が多く所属していそうなイメージですよね。
でもニュージーランドの大学では、自分と異なる国文化に興味を持ち、その文化を広めるために他国出身の学生が楽しんで活動をしていました。
理由② 都会と自然のちょうどいいバランス
留学生活を送る土地で、重要なことはたくさんありますが、自分が生活をしていく土地の環境をしっかり事前に考えることは大切ですよね。ニュージーランドはどの地域に留学しても、学校のある平日とリラックスする休日のバランスを上手に保てること間違いなしです!
大学がある場所周辺は比較的開けた土地が多く、ショッピングや生活必需品がすべてそろう便利な環境が揃っています。
一方、大学周辺から車やバスで15分も走ればのんびり過ごしたい休日にぴったりの大自然が広がっています。その中におしゃれなカフェやレストランがある…という素敵な空間。
アメリカやイギリスなどの大都市に留学すると、常に都会の活気ある環境の中生活を送ることが多くなりがちです。
また、アメリカの田舎の地域に留学をすると、土地が広大すぎるためショッピングのできる都市部まで車で数時間かかってしまうことも珍しくありません。
都会と自然のバランスが丁度いい都市を見つけるのって意外と大変なんですよね。アクティブに動き回りたい平日と、のんびりとリラックスして過ごしたい休日のバランスを大切に過ごしたい方には、断然ニュージーランド留学がおすすめです!
理由③ 留学生支援の手厚さ
最後にもうひとつ、ニュージーランド留学をお勧めする理由は、留学生へのサポートの手厚さです。ニュージーランドの各大学には留学生サポートの窓口や専用ルームが存在しています。
そこでは、留学生の日々の暮らしから学習に関すること、人間関係や体調、心配なことなどの相談に乗ってくれるカウンセラーやスタッフが常時対応しています。
実際私もWi-Fiの設定や参加したいクラブへの申し込み手続き、学校へ提出する書類などの書き方について何度も相談に行きました。
日本人留学生が多い大学には日本語が分かるスタッフがいる場合もあります。母国語でしっかりと要件を伝えたい人は何曜日の何時なら日本人のスタッフがいるのか確認をしてから訪問するといいでしょう。
留学生への手厚いサポートという点では、大学に存在する英語学習系クラブ活動や団体が多く存在することも忘れてはいけません。
私が通っていたウェリントンにあるビクトリア大学では、以下のようなクラブやイベントがありました。留学生が英語力を向上させるために、様々な催し物を用意してくれています。
どのイベントもコーヒーやお菓子を食べながら、もしくはお酒や食事をとりながら行うものなので、本当に気負わずリラックスしながら英語力を上げることができます。
学校の授業でかっちりと英語の勉強をする時間も大切です。しかし、友だちや現地の人たちとソファーの上でお菓子を食べながら、バーでお酒を交えながら気を遣わない交流の中で英語を学ぶとスタイルは、私に断然合っていました。
このようなイベントやクラブ活動は、様々な国のバックグラウンドを持つ人が集まるニュージーランド大学には必ず存在しています。ニュージーランド留学生が安心して暮らせて、学べる国だと言われる理由が分かっていただけたでしょうか。
NZ地域別大学紹介 ~北島辺~
それでは、ニュージーランドの各地方の大学の特徴や、その土地の様子についてお伝えしていきたいと思います。まずは国際線が到着するオークランド空港のある北島から、順に見ていきましょう!
① ビクトリア大学(ウェリントン)
学校の様子・特徴
ビクトリア大学は、ニュージーランドの首都であるウェリントンの小高い丘の上に位置する名門大学です。日本にも連携している大学が多いのも魅力です。
特に有名で評判のいい学部は、ウェリントンが政治の中心であることから行政学になります。その他、法律学、芸術学、音楽学も有名です。
留学生が安心して就学できるよう、大学構内にはインターナショナルオフィスがあって、日本語対応が可能なスタッフも勤務しています。ビクトリア大学の出身者が2000年にノーベル賞を受賞したことから、国内での評価が特に上昇している大学の1つです。
ウェリントンの特徴
ウェリントンは地元の人たちに「クールで小さな街」とよく称され、近年では世界一住みたいまちランキング堂々の第一位に輝いた魅力一杯の都市です。また、風がつよいとでも知られ、「ウィンディ―・ウェリントン」とも称されます。
街の中心地にはショッピングや多国籍なレストラン、世界でも名高い有名なカフェが連なり、留学中何度訪れても飽きない街です。街から車で15分も走ると、ロードオブザリングの映画撮影地でも有名なビクトリアマウンテンや、映画の製作会社「ウェタ」の本拠地があり、英語ファンが毎年多く訪れています。
また、ウェリントンにはさまざまなビーチも存在しています。休日には中心地のお気に入りのカフェでサンドイッチやタコスなどをテイクアウトして、浜辺でピクニックをするのもお勧めです。
② オークランド大学(オークランド)
学校の様子・特徴
オークランド大学は、国内でも最大級の教育者や研究者が集い、100カ国以上の国から留学生が学びに来ています。
芸術やビジネススクール、創造芸術と産業、教育と社会工学、工学、法律、医療と健康科学、科学などの学部が存在しています。
留学生のための学習サポートチームがいて、日々の生活や留学生活に関する悩み、難しい書類の書き方や提出物のリマインド、ビザ手続きのサポート、そして学習についていつでも相談することができます。
オークランドの特徴
日本からの直行便はすべてオークランドに到着します。首都ウェリントンや南島の観光地クイーンズタウン、クライストチャーチなどへの移動は、オークランドからの国内線で移動となります。
オークランドは首都ウェリントンよりも大きい都市で、音楽や美術、エンターテインメントなどの娯楽が栄えています。そんな都会的な街並みのすぐ側には青い海が広がり、たくさんのヨットが並んでいます。
実は、オークランドに住んでいる多くの人がヨットを所有しており、オークランドの別名は「シティ・オブ・セイルス」と言われます。朝仕事に行く前や仕事終わりの午後、休日にはビーチや港に出てヨットやジェットボードで遊ぶ人たちが多いからです。都会的な街並みと海の融合。そんな素敵な空間で過ごしたい人にぜひお勧めしたい留学先です。
ニュージーランド留学は魅力が一杯!
今回の記事では、ニュージーランドがなぜ安心して留学できる留学先としてお勧めされることが多いのか、その理由をお伝えしてきました。また、北島に位置する大学の内の2校、ビクトリア大学とオークランド大学の特徴とその地域の様子について紹介しました。
次回の記事では、北島に位置する大学の残り3つと、南島にある大学の紹介も行いたいと思いますのでお楽しみに♪
留学を検討している皆さんが少しでもニュージーランドに興味を持ってくれますように。また次回の記事でお会いしましょう。