【留学準備】留学中持っていくべきもの&現地で手に入れられるもの ~ニュージーランド編~
皆さん、こんにちは!ニュージーランド留学経験者の美沙季です。
留学やワーキングホリデーの出発が近づくにつれ、準備することもさまざまですよね!中でも大変なのが荷物のパッキング。
留学やワーキングホリデーを経験した友達や先輩などに、何を持って行ったか聞くのが一番手っ取り早いです。ですが、行き先の国によって持っていくべきものが異なる場合も…。
現地の気候や過ごし方、文化の違いによって事前に日本で用意するべきものが異なるため、自分が滞在する国の地域に行ったことのある経験者に話を聞くのが一番です。
そこで今回は、これから先ニュージーランドに留学や進学、ワーキングホリデーを考えている方のために、私がニュージーランド・ウェリントンに留学した際に学んだ「日本から持っていくべきもの」と「現地で購入できるもの、したほうがいいもの」をご紹介しましょう!
これだけは普段から慣れている日本製がいいだとか、意外なものが現地で調達できたり、むしろ現地で調達した方がお得だったりいい製品だったりすることもあります。
ニュージーランド留学に行かれる方は、是非パッキングの際の参考にしてみてくださいね。
日本から持っていくべきもの
持って行くべき重要度を、5つ星で表していますので参考にしてください。
食品系
・さとうのご飯
・フリーズドライ味噌汁
・ふりかけ
・レトルトパウチのカレーや中華、親子丼など(家庭が日本食好きならいいが、そうでないと本当に恋しくなる味)
全て★★☆☆☆
パックに入っていてレンジでチンすれば食べられる系の食品は、現地にある大きめのアジアンマーケットで運が良ければ手に入ります。
しかし、地域差があるのも事実でして、私がウェリントンに滞在している時はほとんど見つけることができませんでした。
ホームステイ先の家族が日本のお米を好んで食べる家庭であればいいのですが、圧倒的にパン食だったり、お米はお米でもパラパラで粘り気のないタイ米を好む家庭も多かったりします。
毎日パン食やタイ米でも全然気にならないという方は、そこまで気にしなくていいと思いますが、やっぱり恋しくなる日本の味…。
私の場合、ちょこっとお腹が空いた時や夜食、時には大学にランチとして持って行って大学構内に設置されている電子レンジで温めてから食べることもありました。(笑)
時々食べるフリーズドライのお味噌汁やチンするだけのカレー、親子丼窓などもとてもおいしかったです。
衣類系
・屋内で履く軽く動きやすい履物 ★★★★☆
・レインコート or ウィンドブレーカー ★★★★☆
・水着 ★★☆☆☆
ニュージーランドは基本的に屋内でも土足なので、足が蒸れるのが嫌な人や硬い靴を常に履くのが嫌な人は、必ず軽めの靴やスリッパなどを持って行きましょう。
また、ニュージーランドの中でもウェリントンは特に風が強いことで有名です。別名「Windy Wellie」と呼ばれるくらい、一年中、天気がいい日でも台風並みの強風が吹くこともあります。
そんな中、傘をさして歩くのは不可能でした。基本的に、現地の人たちは雨を弾くウィンドブレーカーを服の上に来て出勤しています。
「え、それじゃあズボンやスカートが濡れてしまわないの?」と思う方!はい、濡れます。
これには私も理解に苦しんだのですが、あまり雨で濡れてしまうことを気にしない方が多いみたいです…。(笑)
…と言うことで、ウェリントンでは傘はご法度。現地に行く前に、レインコートを調達しておくと便利ですよ。
また、ステイ先が海に近ければ海に行って泳ぐ可能性あり。私のステイ先は海のすぐ近くだったため水着が大活躍した。
夏に滞在する場合は是非持参しましょう。アウトドア文化が盛んなニュージーランドはホストファミリーの家にプールがあったりする場合もあります。
また、友達とビーチや川、湖に行ったりする機会もたくさんですよ!
備品系
・写ルンです ★★☆☆☆
・カイロ ★★☆☆☆
・ノートPC or iPad(軽くて持ち運びしやすいもの) ★★★★☆
個人的に、綺麗な景色や旅行先では、「写るんです」というフィルムカメラを使って写真の撮影をしていました。
スマホやiPhoneで撮った写真ももちろん画質が素晴らしいのですが、後ほど現像してみないとどんな風に撮られているのか分かりません。
そのワクワク感と、フィルムカメラならではのレトロな写りがとっても素敵です。
写真屋さんに持って行って現像してもらわないと見ることができないため、留学が終わって帰国した後の楽しみにもなりますよ。
カイロは、留学中に現地の冬を過ごすのであれば必須です!特に、ニュージーランドの南島の地域に留学をする方は冬の間はとっても寒いです。
現地ではカイロを持つ習慣はあまりないため、調達するのは難しいでしょう。ちなみに、現地の人たちは冬の間、寝るときは自分専用の湯たんぽを持っています。
私のホストファミリーたちは、中に熱湯を注いで使うタイプを使用していました。
ノートPC(ラップトップ)やiPadは、大学や語学学校の授業中に使うこともしばしば。持っている人は、「授業で使うので持って来て!」と前日にアナウンスされることも多かったです。
留学の荷造りの際に、できる限り軽装備を意識すると思いますが、重いパソコンや持ち運びが大変なものは避けた方がいいでしょう。
私が通っていたビクトリア大学のように、大学に着くまで長い坂道を登る場合、できれば軽いものを使うことをお勧めします。
スキンケア・健康系
・女性であれば生理用品 ★★★★★
・洗顔料やシャンプー、ボディケア用品 ★★★☆☆
・鎮痛剤 ★★★★★
・歯ブラシ ★★★★★
・日焼け止め★★★★☆
女性であれば、日本の生理用品に勝るものはありません。海外の薬局で買おうとすると、日本のものに比べて薄っぺらくて頼りなく感じることもあります。でも最近は、さまざまなタイプの生理用品が発売されています。
ニュージーランドはエシカルな商品や女性の体に優しい商品がたくさん開発されているので、あえて現地のものを使ってみるのも、自分の体の健康についての新しい発見があるかもしれません!
また、日本で普段使っているシャンプーやボディケア用品しか肌に合わない人もいるので、そうした方は持参するのがお勧めです。
歯ブラシはっとても重要です! 海外の歯ブラシはヘッドがとても大きく、ブラシ自体の毛が太いため磨きにくいと感じる人が多いはずです。
ニュージーランドでは一年中日焼け止めがマストアイテムです。オゾン層が破壊されており、日差しが日本の何倍も強いんです!
少し外に居ただけで鼻の頭が真っ赤になりました!ぜひ自分の肌に合ったもので対策をしてください。
その他重要なもの
・クレジットカード ★★★★★
・現金 ★★★★★
現地に3ヶ月以上滞在する場合は、現地の銀行口座を作ることもできます。それ以下の滞在の場合、たいてい日本でクレジットカードを作って上限を設定した方がいいです。
ちなみに、ニュージーランドのほとんどのお店では、クレジットカードの使用が可能です。一方、ファーマーズマーケットやお祭りの屋台では使えませんのでその時だけ注意です。
何かあった時のために現金もある程度の量をもっていることが安心です。
また、日本で初めてクレジットカードを作る場合、月に使える金額の上限が低く設定されているケースが大半です。その場合、現地で上限に達してしまい、クレジットカードの使用がストップされてしまうこともあります。
その上、日本の銀行のキャッシュカードでは現金を引き出すことができない場合、生活ができなくなってしまう恐れが出てきます。
私自身が身をもって体験したので、事前に自分の日本のキャッシュカードが現地の銀行で引き出しが可能なものかを確かめておくと安心です。日本のキャッシュカードでも、会社によっては引き出し可能なものとそうでないものがあるそうなので、注意しましょう!
現地で調達できたもの
反対に、日本からわざわざ持って行かなくても現地で簡単に調達できたものを紹介します。
食品系
・おそば
・カップラーメン
・日本で人気のお菓子屋アイス
・雪見だいふく(現地限定フレーバー!)
・コアラのマーチ
・キットカット
・とんがりコーン
・ポテチ系
そうめんやうどん、お蕎麦などのほとんどの麺類はスーパーマーケットで調達可能です!私は常に家に常備しておいて、土日の朝、麺を茹でて朝ごはんとして食べていました。
また、日本で人気のあるお菓子類もたくさん売っています。特に現地で人気のあったものは、「雪見だいふく」でした。日本では見たことのないフレーバーも売っていましたよ。
衣類系
・洋服、下着などの普段着、靴、サンダル
・サングラス
・エコバッグ
洋服や下着は、半年以上の留学でも約一週間分持っていけば十分です。シティーのショッピングモールやおしゃれな古着屋さんでいつでも調達できます!
ニュージーランドは日差しがとても強い南半球に位置するため、サングラスはマストです。
日本から持って行ってももちろんいいですが、おしゃれなサングラスがお土産さんや雑貨屋さん、ビンテージショップやファストファッションのお店などにたくさん並んでいるので、現地でお気に入りを調達するのもいいですよ。
次にエコバックですが、ニュージーランドはエシカル・エコ・サステイナブル先進国です。
ビニールバッグに入れて持って運ぶなんて、現地の人からすればカッコ悪くてできません。
雑貨屋さんやショッピングモールなどにおしゃれでかわいいデザインのバッグがたくさん売っているので、ぜひ購入をお勧めします!
備品
・現地で使えるポータブルケータイ
・バスに乗り放題のスナッパー(日本でいうスイカやパスモ)
・文房具関連
現地で使用可能なポータブル携帯は、市内にある電化製品のお店で購入しましょう。ポータブルケータイなので、メールと電話の機能しかないガラパゴスケータイです。
ちなみに、ウェリントンの街の至るところにフリーWi-Fiが飛んでいるため、iPhoneやスマホもほとんどの場所で使うことができました。
もちろん、大学構内もフリーWi-Fiが飛んでいます。
通学にバスや電車を使うのであれば、日本でいうパスモやスイカのようなお金をチャージして使う電子マネー切符があります。これは市内にあるコンビニやスーパーマーケットで購入が可能です。
購入したら、コンビニや大学構内に設置してあるチャージ機でお金をチャージします。乗る度にお金をチャージする場合と、マンスリーカードと言って一定の額を払えばその月は公共交通機関に乗り放題という二つのパターンがあります。
文房具は、市内の雑貨屋さんや大学構内にあるステーショナリーショップで購入が可能。おしゃれで機能性に優れた商品がたくさんあるので、日本から持っていかなくても大丈夫です。
【まとめ】しっかり準備して最高な滞在に!
今回の記事では、留学やワーキングホリデーに行く際に日本から持っていくべきものと現地で調達できるものをそれぞれ紹介しました。
特に、日本から持っていくべきものについては私の経験から、重要度も星マークで示してあるので、参考にしてみてくださいね。
意外なものが必要だったり、反対に現地で購入した方がお得だったりするもの、性能がいいものもあります。是非パッキングの時に役立ててください。