私のウェリントンお行きつけカフェと日本に上陸したNZ発祥のカフェを紹介
前回の記事では、ニュージーランドのカフェ文化の歴史と現在、そしてニュージーランドのカフェで必ず置いてあるメニューについて紹介しました。
将来自分でカフェを経営したいと思っている人、カフェで働きたいと思っている人、そして接客を学びたい人のための資格を取ることができるニュージーランドの「バリスタ留学」とを紹介しました!
ニュージーランド人の日常には必要不可欠であるカフェ文化。特に有名なメニューは「フラットホワイト」と言うエスプレッソとフォームミルク、スチームミルクをたっぷり含んだメニューでしたね。フラットホワイトの表面に、しっかりと修行を積んだバリスタにラテアートを作ってもらえるのも、楽しみの1つでした。
今回はニュージーランド全土に数多くあるポピュラーでとっても素敵なカフェをいくつか紹介していきたいと思います。北島は最大の都市オークランドから南はクライストチャーチやダニーデン、クイーンズタウンなどの主要観光地に加え、あまり観光客の訪れない土地にも素敵なカフェがたくさん存在しています。
全て紹介していきたいところですが、今回は私が留学していた首都ウェリントンに絞って見ていきたいと思います。また今後、別の記事で他の地域のカフェについて紹介していきますので、お楽しみに!
ニュージーランドのウェリントンのおすすめカフェを紹介した後は、日本に上陸しているニュージーランド発祥のカフェを紹介します。今すぐニュージーランドに行くことができなくても、日本にあるニュージーランド発祥のカフェで本場の味わっておくのもいいですよね!
おすすめカフェ① 「Mojo Coffee」
世界の中でもカフェの激戦区と位置付けられているニュージーランドの首都ウェリントンに、2003年に小さな焙煎場・カフェとしてオープンしました。
現在もその規模を拡大しており、ニュージーランド国内には23店舗も展開されています。豆選びには妥協せず、質の良い厳選された豆を使い独自のブレンドで美味しいコーヒーを入れてくれます。ニュージーランド人にとって、無くてはならないカフェの一つです。
おすすめメニューは、やはりニュージーランド発祥のフラットホワイト。「Mojo」という大きなロゴが目印です。
おすすめカフェ② 「Espresso holic」
ウェリントンの中でも常に賑わいを見せる「キューバ・ストリート」と言う通りにある「Espresso holic」というカフェ。名前からして、如何にもコーヒーが美味しそうですよね。(笑)
このカフェは、私がウェリントンに留学して半月ほど経った頃に出会った現地の学生に教えてもらったカフェで、彼女の行きつけでもありました。
もちろん、エスプレッソやラテ、フラットホワイトが美味しいお店でいつも賑わっているのですが、ここのおすすめは何と「ホットチョコレート」でした。
日本では考えられないくらい大きなカップにたっぷりと濃厚なホットチョコレートが注がれ、上には甘さ控えめのホイップクリームが乗せられて出てきます。
甘党ではない私ですが、ここのホットチョコレートは完飲しまうほど美味でした!
店内の雰囲気は照明が暗めで、80年代を彷彿とさせるロック歌手がステージに出てきそうなデザイン。ニュージーランドのカフェと言えば、ナチュラルで自然光の差し込むウッディなテイストが多いですが、このカフェは他とは違う雰囲気が面白かったです。
おすすめカフェ③ 「Olive」
こちらもキューバ・ストリートに位置するカフェです。Espresso holicとは打って変わって、こちらのカフェは店内が観葉植物やさまざまな種類のお花で飾られたナチュラルでリラックスできる雰囲気があります。
店内もおしゃれで、インディーズバンドやジャズなどの素敵なBGMがかかっています。
料金は少々お高めで、ランチワンプレートが日本円で2,000円弱ほどもします。カフェメニューを頼むだけでも1,000円弱になることも。ですが、それくらい払う価値のあるお店です。
フードメニューは健康志向なものも多く、ビーガンやベジタリアンの方でも安心して食べられるメニューも揃っています。
私がよく頼んでいたのは、ブランチにぴったりのエッグベネディクトと日替わりのパスタ。どのメニューも本当に美味しくて、まあまあ量が多いのですがいつも完食です。
そして、カフェメニューも充実しています。美味しいコーヒーやエスプレッソもおすすめですが、このカフェでいただきたいのはデザート!マンゴーソルベやチョコレートタルト、チーズケーキなどが全て手作りで、どれも絶品でした。
日本にあるNZ発祥カフェ「Coffee Supreme」
現地ニュージーランドに行って本場のカフェを楽しみたいけれど、そんなにすぐには行くことができない…と言う人たちのために朗報です!なんと、ニュージーランド発祥のカフェがと東京都内に上陸しているのです。
都内にあるニュージーランド発祥の人気カフェですが、最初に紹介するのは「Coffee Supreme」と言うカフェ。ニュージーランドのウェリントンで1993年に一店舗目を開き、オーストラリアのブリスベン、メルボルンへと展開しています。
ニュージーランドとオーストラリア以外では東京が初めての店舗になるそうです。東京の渋谷区神山町に店舗があり、世間では「奥渋」と言われるおしゃれなエリアですね。店内は、赤と白を基調にしたカウンターに囲まれたおしゃれな雰囲気です。ニュージーランドではお馴染みのマグカップやステッカー、現地で人気のちょっとしたお菓子やピーナッツバターが飾られています。
日本にあるNZ発祥カフェ「Allpress espresso」
続いて紹介するのは「Allpres Espresso」です。東京は清澄白河の閑静な住宅地の中にあるカフェになっています。
見た目は大きな木造の作りで、木の隙間から木漏れ日が差し込む暖かい雰囲気になっています。大きなガラス一枚で隔てられ、片方のスペースにはカフェスペース、片方にはロースタリースペースが設置されています。
もう一店舗は東京の虎ノ門にお店を構えており、ロースタリーはなくカフェのみの店舗になります。
もともとAllpress espressoは1989年にニュージーランドで誕生しました。現在はニュージーランドの他にオーストラリア、イギリス、日本にロースターを持っています。
ここのコンセプトは、コーヒーを片手に日々の中で安らぎを見つけること。ニュージーランドでは「人生は生き急ぎすぎると十分に謳歌できない。」と言われます。
休日にはデジタルデトックスをしてケータイの画面から目を離し、家族や友人、ペットとの時間を楽しむことを大切に。そんな時間にコーヒーを一緒に飲むことをおすすめしています。
おすすめのメニューはもちろん、厳選して選んだ豆を使った滑らかな口溶けのフラットホワイト。ここのカフェでも、バリスタによるおしゃれなラテアートを楽しむことができます。
東京都内や首都圏に住んでいなくてお店に直接行くことが難しいと言う方のために、Allpress espressoのオンラインストアで好きなコーヒー豆を購入することができます。独自のブレンド豆や、チョコレートのような甘さのあるエスプレッソ・ロースト、季節限定のフレーバー豆も取り揃えられています。
また、Allpress espressoのオリジナルグッズとして、タンブラーや飲み比べセット、理ユーザブルカップ、キャニスターも購入することができます。さすがエコ先進国、ニュージーランド。カフェでもしっかりと環境を意識した製品の販売をしていますね。
これであなたもニュージーランドのコーヒーの虜に!
前回から引き続き、ニュージーランドのカフェ文化についてお伝えしてきました。
今回は後編として、実際に私がウェリントン留学時によく訪れていた行きつけのカフェを紹介しました。
また、今すぐにはニュージーランドに行くことができない人のために、日本国内に上陸しているニュージーランド生まれのカフェ&ロースタリーを紹介しました。
世界からも「コーヒーが美味しい街」として常に注目されているニュージーランドのウェリントン。今後も新しい店舗やロースタリーが生まれてくることでしょう。
SNSを通じて世界中に情報共有できる時代なので、今後も日本への新店舗上陸もまだまだ期待できそうですね。
直接お店に行けない方は、オンラインショップなども有効に活用してみてください。これで、あなたもニュージーランドのカフェ通です!