留学先選びに困っているそこのあなた!留学先におすすめの国について比較・詳しく知ろう!①
今回の記事のテーマでは、「これから留学を検討しているけれど、自分に会う国ってどこなんだろう?」と悩んでいる人のために向けた記事です。留学先を決める際の判断基準と英語圏の複数の留学先について詳しく紹介していいきたいと思います。
留学先の国を選ぶのはとっても大事なプロセス。留学先を選ぶ方法として、主に3つのポイントが挙げられます。
これらの選択方法のメリット・デメリットを挙げ、みなさんが留学先を決定する際の基準の参考になれば幸いです。
その後、英語圏の留学でおすすめとされる国をさまざまな観点から比較し、最終的にみなさんが国を決定するときの判断基準の一つとなればと思います。
留学先にどの国を選んでも、今より何倍も成長して帰ってくるのは間違ありません。でもやっぱり、自分が選んだなるべくベストな環境で成長したいですよね。そのために大切な「留学先決定」というプロセス、楽しんでじっくり行っていきましょう!
留学先決定の判断基準について
留学をする国を決めるのは、留学に行くまでのとても大切なプロセスの一つです。特に理由もなく留学先を決める人もいるかと思いますが、留学は短くても数ヶ月から長くて数年現地で過ごす事になるのが一般的です。
自分がどうしても譲れない条件や理想がある場合は、しっかりとそれらを反映させた場所を選択することが楽しい充実した留学生活につながります。
そこで今回は、留学先を決める上で判断基準にするといい4つの事柄を紹介していきたいと思います。それぞれを判断基準とする際のメリットとデメリットもしっかりお伝えしたいと思うので、4つを比較して自分はどれを基準に留学先を選ぶべきか考えてみると良いでしょう。
判断基準① 学びたい分野の有無で決める
留学先の国を決定するための判断基準の一つに、「その国、地域に学びたい特定の分野や学問があるかどうか。」が挙げられます。
これはどういうことかというと、すでに現地の大学に存在する学部や学科、研究室をある程度調査してあって、その中で複数の学校に絞って考えていくと言う方法です。
どの大学にも、ある程度の学部が共通して揃っているだろうと思う方もいるかもしれませんが、実は世界の大学にはその大学の得意としている研究分野や特定の分野で有名な大学がいくつも存在しているのです。
ましてや英語圏の大学となると、世界共通後の英語を使って学ぼうと留学しにくる学生がたくさんいるため、学べる分野は多岐にわたります。
例えば、アメリカでは最近話題の学問であるポジティブ心理学、音楽療法などを最先端で学べる大学や、電子工学系において世界トップレベルの研究結果を残す大学などが存在します。
留学前に、すでに学びたい分野が決まっている場合や学部卒業後に大学院生として留学をする際には、このように「研究分野があるかどうかで留学先を決定する。」と言う方法がおすすめです。気になる大学がある場合、その大学のホームページにアクセスしてみましょう。
メリット・デメリット
この方法のメリットとして、留学の主な目的である「学び」に関するモチベーションが格段と上がることが挙げられます。留学先の大学の下調べや研究室の様子を事前に把握してから留学先を決定するため、現地に着いてからほとんどの時間を過ごす大学でのストレスや環境の変化への対応に時間が掛からないメリットもあります。
デメリットとしては、もし万が一現地の大学に入学して研究室に配属した後に自分がやりたかった研究や学習とは異なると気づいた場合、そこからさらに学習へのモチベーションを保つことや学部変更等の手続きが必要になると言う点です。
学習面ややりたい研究のみのみを判断基準にする場合、現地の学校生活が始まった後にギャップが生じないか、しっかりと事前のリサーチが必要ですね。
判断基準② 住みやすさや治安で決める
留学先を決める上で、その国や土地の治安や住みやすさなど環境面を考えるのはとても重要です。一度海外生活をしたことがある方や、バックパッカー生活をしたことがあるなど、日本とは異なる生活様式で長く暮らした経験がある方はご存知かと思います。日本を離れて暮らすことには相当なストレスがかかるものです。本人が気付いていなくても、ストレスは相当かかっています!
日本は本当に安全で便利な国で、治安の良さや公共交通機関が時間に正確、自動で開くドアやトイレの蓋、24時間開いているコンビニエンスストアなどなど、普段は気づかなくてもこの便利な生活に慣れた私たちが海外に出て住み始めると、それが当たり前ではなかったことに驚きます。
日本から出ていく以上、ある程度の治安や安全さ、街の住みやすさなどを考慮することは必要になるでしょう。特に、初めて長期で海外に滞在するという方は、この部分を重要視して留学先を選ぶのもいいのではないでしょうか?
メリット・デメリット
治安やその土地の住みやすさを重視して留学先を選ぶメリットはやはり、慣れない土地で一人で暮らす日々の中、安心してほっとできる街であることが大きいでしょう。学校や人間関係、日本から離れた土地での漠然とした不安、学習面での悩みから解放されたいのが休日やプライベートの時間ですよね。
そんな時、一人でもふらっと外に出て空気を吸いに行ったり、たまには友達と夜飲みに行ったりと、帰りが遅くなってしまったなんてこともあるでしょう。帰り道を安全に帰れることや、困った時にフレンドリーな街の人たちに助けを求められることはとても大切なポイントです。
また、その土地や空気感、雰囲気が自分とあっているかどうかは結構大事なポイントです。日本に住んでいて引っ越しをするときも、新居が何となく落ち着かない雰囲気だったり、反対にとてもリラックスできる雰囲気だったりする場合もありますよね。
それと同じで、留学先の土地の空気感、雰囲気、人の性格等の環境的要因は比較的重なポイントです。
治安や住みやすさを重視して留学先を選ぶことのデメリットは、本来の目的から離れてしまうことです。自分が心地いいと思える場所を選ぶことは、留学だけでなく、普段から生活をする上でも大切な条件です。…とは言え、旅行しに行くワケでもありません。
ある特定の土地の治安が良くないと言われているからといって、その国・土地の全てが悪いように思い込まない方がいいでしょう。世界のどこにだって犯罪や悪いことは起こっています。あくまで、その数が少ないと言う捉え方でいるといいですね。
判断基準③ 物価や家賃の値段で決める
留学をするにあたり、その費用や生活費をしっかりと把握、準備するのは重要なことです。英語圏の留学先のみで考えると、昔から言われているようにアメリカやイギリスの都市部への留学は費用が高くつきます。
田舎の大学に行くと、生活費は都市部ほど掛からないことが多いですが、基本的にアメリカとイギリスの大学・大学院に通うのには相当の学費がかかります。
留学生を支援してくれている奨学金団体や大学の国際交流課を訪れ、応募できる奨学金がないか探してみましょう。
最近英語圏の留学先として人気のマルタ共和国やフィリピンなどは、比較的物価が安炒めアメリカやイギリスと比べて安価に留学が可能でしょう。
また、治安の面や穏やかな国民性で人気のカナダやニュージーランド、オーストラリアなどもアメリカやイギリスに比べれば少々安価です。
ただし、これもホームステイをするのか、寮に住むのかなどの生活様式によって異なってきます。希望する国の大学の学生寮が空いているかどうかも、同時にチェックしつつ留学先を決めるといいでしょう。
メリット・デメリット
物価や家賃を基準に留学先を決めるメリットはずばり、上記でも述べたようにお金に困ることが少なくなるため、ストレスは軽減することです。
留学中はアルバイトが禁止されるなど制限がかかることも多いため、現地でお金を稼ぎながら勉強をするのは難しいでしょう。
留学はしたいけれど費用の面で心配がある人は、留学先の国の費用を含めて検討するのがお勧めです。
デメリットとしては、語学学校や大学で学びたいことをあまり考えずに費用の面だけを考えて留学先を決めてしまった場合、留学の目的である語学力の向上や研究、学問での充実度が下がってしまう恐れがあることです。
せっかく現地の学校に入ったのに、学びたい学部がない、自分の求めている学習環境からかけ離れているのは残念ですよね。
語学学校であれば、しっかりとした効果的なカリキュラムが組まれているかどうかもホームページで確認しておきましょう。費用と学習面の充実度のバランスをしっかりと見ながら、留学先の国を決めるといいでしょう。
判断基準④ 周りにいる日本人の数で決める
その国、その地域に住んでいる日本人の数で留学先の国を決める方法についてみていきましょう。日本で留学先として、人気の国や地域、学校は世界の他の国でも人気なことが多いです。
自分は日本人のあまりいない地域、学校で留学生活を送りたいと言う人であれば、日本人の留学生数が少ない大学や地域を選択するといいですね。
反対に、初めての留学で不安が大きい方や、同郷の友人も作りたいという人は、ある程度日本人も多くいる地域や大学を選ぶといいでしょう。大学のホームページ等で調べ流こともできるので、事前にリサーチしてみましょう。
メリット・デメリット
日本人の数で留学先を選ぶメリットは、日本人が多いところ・少ないところのどちらを選ぶにしろ、留学中のモチベーションにいい影響があると言うことです。
留学中には、さまざまな悩みや問題が発生し、母語のわかる人に相談したいこともたくさん出てくると思います。そんな時、日本人が多いところを選んだ場合、現地で出会えた同じ日本人同士で悩みを相談しあったり、切磋琢磨した思い出も作ったりすることができます。
日本人の少ないところを選んだ場合は、日本語を話す人があまりいない環境で自分を律して生活するため、語学力はグングン上がっていくでしょう。現地の言葉で何とかコミュニケーションを取ろうと必死になるため、人間的にも成長しますね。
大きなデメリットはないように感じますが、唯一私の経験から言えるのは、最終的には日本人の数はあまり関係なかったと言えます。
私は現地で最高な日本人の友人にも出会えましたし、ネイティブの親友にも出会うことができました。
留学する前から「絶対日本人が少ないところしか行かない!」、「日本人が多いところじゃないと安心できないから嫌だ!」と決め込むのではなく、そこはあくまで柔軟に一つの判断基準として考えてみてください。
充実した留学生活のために留学先をしっかり検討しよう
私の経験を踏まえた留学先の国選びの判断基準を、今回4つ紹介しました。ここで紹介したものは、あくまで私がニュージーランド留学に行く前に考えたことのある事柄です。
ですので、留学先の国を選ぶ際にはあくまで参考までに、みなさんが譲れない条件も合わせて検討してみてくださいね。
どの国を選んでも、留学が終わる頃には一回りも二回りも人間的に大きくなって帰ってくるのが海外留学です。みなさんの選んだ留学先で、素敵な経験がたくさんできますように! 応援しています。