ニュージーランドのスキー・スノボ事情を紹介
みなさんこんにちは!ニュージーランド留学中のまゆです。
日本とニュージーランドは季節が真逆ですが、ニュージーランドの冬も日本と同じようにスノースポーツが楽しめます。上写真はリマーカブルスキー場で撮った写真です。
今回はオススメのゲレンデ紹介や、お得なスキー・スノボパスの買い方まで色々取り挙げますので、参考になれば嬉しいです。
ニュージーランドのスキー・スノボ事情
ニュージーランドの冬は、日本と季節が真逆で6月中旬頃~10月の末頃までになります。ゲレンデは6月中旬~6月末の間くらいに毎年オープンします。上写真は、リマーカブルスキー場に行った時に撮影したものです。
ニュージーランドのゲレンデは雪質が良いとスキーヤーやスノーボーダーの間では人気で、この時期は近くのホテルやモーテルは,ほぼ満室です。海外から訪れる人から、ニュージーランドの北島から訪れる人まで様々です。
ゲレンデがオープンしている間、長期滞在する人もいるので、数ヶ月間住める家を探す人をFacebookなどの地域コミュニティページでよく目にします。
現地の飲食店も繁忙期になり、スノーシーズンのみの期間限定で人を雇い入れる広告がよく出されています。
街中には、期間限定でオープンしたスキーやスノボのレンタルショップがあちらこちらにあります。レンタル用品も充実しており、気軽に楽しめるのも人気の理由の1つだと思います。
ニュージーランドは北島と南島に分かれており、北島の方が少し暖かいのでゲレンデのオープン時期が少し遅くなります。南島のゲレンデがオープンした1~2週間後に北島もゲレンデがオープンする傾向にあります。
オススメのゲレンデ
北島の方が南島より若干暖かいため、ゲレンデは南島の方が数は多いです。観光地として有名なゲレンデは南島に多いので、スキー・スノボ好きの人は聞いたことがある名前のゲレンデがあるかもしれません。
北島のゲレンデ
・Whakapapa (ファカパパ)
・Turoa (トゥロア)
南島のゲレンデ
・The Remarkables (リマーカブルズ)
・Coronet Peak (コロネットピーク)
・Cardrona (カードローナ)
・Treble Cone (トレブルコーン)
・Craigieburn Valley(クレイギーバーンバレー)
・Mount Hutt (マウントハット)
・Mount Olympus (マウントオリンパス)
・Broken River (ブロークンリバー)
この中で私がオススメするのが、南島のコロネットピークとリマーカブルズマウンテンです。クイーンズタウンの街中から約30分とアクセス抜群です。
車の運転が心配な人や、留学生で車を持っていない人などはシャトルバスが街から出ているので便利です。初心者から上級者まで様々な人に対応していて、中にはインストラクターの資格を取るために練習できる場所もあります。
コロネットピークはナイトスキーも営業しており、夜遅くまで楽しむことができます。どちらも人気のゲレンデなので結構混むので注意です。
特にスクールホリデー中と土日は混むので避けて行くようにしましょう。
ゲレンデまでの交通手段とお得なパスの買い方
ゲレンデへは車で行く人の方が多いように感じますが、シャトルバスも出ています。山道の運転が不安な人や、車を持っていない人にも大変便利です。私が行ったのは南島のゲレンデですが、北島も同じようにシャトルバスが出ているようです。
上写真は、南島のコロネットピーク、リマーカブルズマウンテンのシャトルバスです。1時間おきに運行しており、人が多くバスが満員になってしまう場合は追加運行もしています。バスに乗る前に、スキーパスのカードを運転手に読み込んでもらいます。
この時点でパスを持っていない場合、つまりゲレンデ現地で買う場合は、その旨を運転手に伝えれば乗せてもらえます。バスの運賃は事前に払うシステムです。バスのチケット、はスキーパスを買う場所やオンラインで買うことができ、往復で$15でした。シャトルバスのシーズンパスもあり、$219になります。(2021年時点)
スキー・スノボパスの料金
シーズン中、「たくさん遊びたい!」ということであればシーズンパスがお得です。さらにアーリーバード料金というのも設定されていて、早く買うほどお得になります。
最初のアーリーバードのセールは、毎年シーズン終わりの10初旬~10月末ぐらいで販売が終わります。次の年のゲレンデが開くのは、6月中旬なので半年以上も前ですね。
参考までに、21~22年度のシーズンパス(Coronet peak, The remarkable, Mt Hutt)がこちらです。
もちろん単発で買うこともできます。私は2年間で合計8回ほど行きましたが、最初は初心者コースのみで使えるパスを1日約$80で買いました。リフトに乗って普通のコースが滑れるようになってからは、1回約$90~100くらいの値段でした。
スノーウェアはどこで借りる?買う?
スノーシーズンには期間限定のスキー・スノボ専門店もオープンしていて、値段も様々です。その中でもクイーンズタウンでリーズナブルなレンタルショップとお得な買い方を紹介します。
レンタルする場合
・GREENTOAD(グリーントッド)
スノーシーズンにはたくさんのレンタル店があり、どこで借りたらいいか迷いました。たくさんある中でも一番安く借りられたのが『Green Toad』です。クイーンズタウンとワナカにお店があり、緑のカエルのマークが目印です。
私が調べた中ではこのお店が一番安いと思います!1日$25~28で靴とボードが借りられます。これにヘルメットやゴーグルなどが必要の場合は別途かかります。こだわりのブランドがある方や、ハイクオリティのものをレンタルしたい方であれば、約$40~貸し出しているゲレンデ直営のレンタルショップもあります。ただ、初心者の私には質の違いがわからなかったので、一番安いお店で借りました!
レンタルする際ですが、店員さんに自分の靴のサイズを言えるようになっておいた方がいいです。日本のcmではなく、イギリスやアメリカのサイズが適用されています。あらかじめ自分のサイズを把握しておくとスムーズにレンタルできると思います。
ブランドショップで買う場合
アウトドアスポーツが大人気のニュージーランドには、ニュージーランド発祥のスノースポーツブランドがあります。下記、クイーンズタウンで買えるおすすめのブランドです。
・BURTON(バートン)
スノボ好きなら知っているブランドだと思いますが、レンタルショップで貸し出されているボードもバートンのものばかりです。私が借りたスノボも全てバートンのものでした。値段は結構高いですが、有名ブランドで質も良いとスノーボーダーの中では人気です。
・KATHMANDU (カトマンドゥ)
スノボ、スキー専門店ではないですが、『カトマンドゥ』はニュージーランドの安くて高品質のアイテムが手に入るオススメのブランドです。
アウトドア大国ということもあり、様々なアウトドア系のブランドがお店を出している中で、カトマンドゥは比較的リーズナブルな上に品質も大手のアウトドアブランドと同じくらい素晴らしいです!
ニュージーランドでアウトドア用品をお得に揃えたい人にはうってつけです。
・Mons Royale(モンスロイヤル)
メリノウールという素材を聞いたことはありますでしょうか?ニュージーランドで飼育されているメリノ種という羊から取れるウール素材です。毛糸の中でも最上級と言われるほど高品質で、とても暖かく着心地がいいです。
私も一年中モンスロイヤルのメリノ服を愛用していますが、毛糸なのに肌触りがチクチクせず、汗も弾くので、夏の夕方寒い時にも大活躍です!
これをスキーウェアの下に着ておくと丁度良く、汗をかいた後も匂いが残りづらいので一日中快適でした。
中古品を買う場合
・フェイスブックのマーケットプレイスから探す
ニュージーランド滞在が短期予定で、少ししか着ない、着た後にまた売りたいということであれば、中古品がFacebookのマーケットプレイスに出品されています。
Facebookのマーケットプレイスでスキーやスノボと調べると色々出てきます。中には引っ越しや帰国に伴い早く売りたいという人もいるので、値段交渉ができることもあります。
・セカンドハンドストア(中古品店)で探す
クイーンズタウンには中古品店があり、スノーシーズンになるとスキー、スノボ用品のコーナーができます。ボード、ヘルメット、ゴーグル、ウェアなど一式揃えることも可能です。試着もできるので、自分に合ったものを安く揃えることができます。
南半球でスノースポーツを楽しもう!
私はニュージーランドに来て、スノーボードを初めて体験しました!日本と同じくニュージーランドもスノースポーツが人気なので、スキーやスノボが好きな人たちからは、「日本人なのにスノボできないの?」と結構言われました。(笑)
日本のゲレンデも質が良いことで人気なので、日本人はスキー・スノボが誰でもできると思っている人が多いみたいですね…。日本でも地域によっては、授業の一環でスキー教室があることがあると思います。ニュージーランドでも同じく学校で授業があるそうです。
今回紹介したスキーやスノボの他、バックカントリースキーという普段踏み入れられないような場所にガイドさんと一緒に滑りに行くプランもありました。ニュージーランド留学する予定の方は、南半球でのスノースポーツが格別な思い出になること間違いなしです!