ニュージーランドは映画ロケ地の宝庫!映画ホビットのロケ地の見どころ紹介!
ニュージーランドといったら思いつく有名な映画は、ニュージーランド出身のピータージャクソン監督の映画ロード・オブ・ザ・リングとホビットだと思います。
他にも色々な映画が撮影されています。今回は映画ロケ地として有名観光スポットであるホビット村について紹介します。
ニュージーランドには映画ロケ地がたくさん
まずは、ニュージーランドで撮影された映画について、主なものを紹介します。
・ロード・オブ・ザ・リング3部作、ホビット3部作
ニュージーランド国内、約150箇所で撮影が行われた大規模な映画制作となりました。北島のマタマタでホビット村の撮影、ニュージーランドの首都ウェリントンでは、死者の道や裂け谷、アイゼンガルドの庭のシーンが撮られました。
・ラストサムライ
渡辺謙さんや真田広之さんなど、日本の有名な俳優が出演していることからこの映画を知っている人も多いと思います。ニュージーランドの北島にあるタラナキ山が、富士山に似ていることから撮影に使われたらしいです。実際にタラナキ山のハイキングコースに行きましたが、本当に富士山にそっくりでした!
・ナルニア国物語
子供達に愛されているファンタジー作品で、3章まで映画化されています。北島のカセドラルコーブというがペベンシー家の子供達がナルニア国に戻ってくるシーンを撮影した場所です。カセドラルコープは日本語訳すると大聖堂の洞窟という意味で、実際に行きましたが神秘的な美しい場所でした。
・世界最速のインディアン
ニュージーランドの北島にある田舎町インバーカーギルで、インディアン・スカウト」という古いバイクを直しながらスピード記録を更新するおじいさんの物語です。作中にはインバーカーギルの田舎風景が撮影されています。ミルフォードサウンドに行くツアーバスの中で運転手さんがこの映画を見せてくれました。
映画ホビットのロケ地『ホビット村(Hobbiton)』とは?
ホビット村は、「ロードオブザリング」と「ホビット」の映画のロケ地として作られました。ともとは、牧場だったところを監督のピータージャクソンさんが一目惚れして、撮影用に買ったと言われています。撮影で使われたロケ地がそのまま残っているので、映画のリアルな世界観が味わえます。
ホビット村に着くと個人で予約をしたとしても、10~15人くらいの観光客に対しガイドさんが1人ついてくれる形式で、基本的には団体行動になります。
ツアー会社を使って予約、もしくは個人で公式HPから予約をします。ツアー会社を使った場合は、ホビット村の観光地がパッケージでセットになっていたり、ホテルや食事のプランがついていたりする場合があります。ホビット村では大きく分けて3つプランが用意されています。
・HOBBITON SET TOUR
料金: 大人(17歳以上)$89 / 子供(9~16歳)$44
所要時間: 2時間(シャイアズレストからHobbitonまでの移動バス時間含む)
HOBBITON SET TOURは、一番人気のプランです。ホビット村をガイドさんと周るプランで、途中で立ち寄るパブのグリーンドラゴンではワンドリンクがサービスされます。
・THE EVENING BANQUET TOUR
料金: 大人(17歳以上)$199 / 子供(9~16歳)$162
所要時間: 4時間(シャイアズレストからHobbitonまでの移動バス時間含む)
THE EVENING BANQUET TOURは、ホビット村をガイドさんと周った後に、豪華なごちそうが楽しめるプランです。作中にも出てくるホビット達が食べていたような賑やかで美味しそうな食べ物がたくさん並びます。
チキンの丸焼きやマッシュドポテト、グリル野菜、サラダや煮込み料理もあり、食後にはデザートもあるそうです。夕食後、夕暮れ時のホビット村をランタンをもって、再度楽しむことができます。月明かりがさしたホビット村は幻想的です。
・SECOND BREAKFAST TOUR
料金: 17歳以上 $149 / 9~16歳 $99 / 5~8歳 $49
所要時間: 4時間(シャイアズレストからHobbitonまでの移動バス時間含む)
SECOND BREAKFAST TOURは、ホビット達のお気に入りの朝ご飯が楽しめるプランです。季節の新鮮なフルーツ、パン、ジャム、ポテト、ハムやふわふわのスクランブルエッグ、グリルソーセージ、マッシュルームなどが用意されています。
ホビット村をガイドさんと周って優雅なブッレクファーストを食べて、最高の1日が始まること間違いなしです! ※このプランは特定の週末のみの予約となります。
ホビット村への行き方
ホビット村はマタマタという地域にあり、ニュージーランドの北島に位置します。マタマタは小さな町の為宿泊施設が少ないので、マタマタに泊まりたい人は事前に予約しましょう!
・車で行く場合
オークランドから車で約2時間弱
・バスで行く場合
InterCity バスを利用
料金: 約$120~$169
シャイアズレストという場所がホビット村の入り口です。レストランやお土産屋さんが併設されています。大きな駐車場があるので、車もバスもたくさん停められます。
シャイアズレストからは、ホビット村に行く専用のバスに乗り込みます。ホビット村はアレクサンダーさんという牧場主さんの敷地内なので、車が入ることはできません。専用のホビットバスがゲートを開けて進んで行きます。
牧場の敷地内なので羊がたくさんいます。バスの中ではホビットの動画とピータージャクソン監督からのメッセージ動画を見せてもらえますよ。
ホビット村の見どころ紹介
ホビット村は思ったよりかなり広かったです。実際に映画で使われたセットがそのまま残っているので、映画を思い出しながらガイドさんと2時間かけてゆっくり周りました。
ビルボとフロドの住む家が一番のお目当てでした!本当に「No Admittance except party business(パーティ以外お断り)」と書かれていて、映画そのままで感動!
ツアーの参加者は、皆この前で写真を撮ってもらいました!ドアが少し空いていますが、中に入ることはできません。室内はウェリントンのスタジオで撮影したらしいです。
サムが外でガンダルフとフロドの会話を盗み聞きしているところや、ドワーフ達が続々と家に入っていくところなど、たくさんのシーンが撮られた場所でファンにとってはたまらないですね!
セットで使われたホビット達の食事も色々なところに置いてありました。ホビットの住人は家の前でケーキを売っているようです。細部まで凝っていて、とても可愛いです。他にもパンを売っている家や修理屋のような家もあって、自給自足のホビット村が細かく表現されていました。
庭にお花がたくさん植わっている家もあります。この家は蜂蜜を売っている家ですね。お花の手入れが行き渡っていて、家の外観との色合いがメルヘンで可愛いですね!
映画の中に出てくるパブのグリーンドラゴンです。ここでフロド達がワイワイとお酒を飲んでいるところはお気に入りのシーンの1つです。ツアーにワンドリンクが含まれているので、4種類(ビール2種類、アップルサイダー、ノンアルコール)の飲み物の中から1つ選ぶことができます。
「THE EVENING BANQUET TOUR」の食事です。ビルボと旅の仲間ドワーフ達が食べていた料理が再現されていて美味しそうです。
映画ファンにはたまらない!
ニュージーランドには、未開拓でありのままの自然が残った場所がたくさんあります。街中を少し離れると広々とした大地に多くの羊や牛の群れがいて、放牧地帯には大きなビルや建物がないので遠くまで広がる大自然が見渡せます。360度どこを見渡しても壮大な自然に囲まれていて、映画のロケ地に選ばれる理由が納得できる美しさです。
上記で紹介した以外にも、ホビット村の中には作中に出てくる、水車小屋とめがね橋やビルボの誕生日を祝った場所など他にも見どころがたくさんです。ホビット村の入り口にあるシャイアズレストではお土産屋さんもあります。
マグカップやホビット村の模型、指輪、洋服、ポスターなど種類豊富に揃えていますよ!私はホビットのロゴが入ったパーカーを買いました。ガイドさんもとてもフレンドリーで、ホビット、ロードオブザリングファンとしての愛がこもったガイドで素晴らしかったです。ニュージーランド北島観光の際には、是非行ってみてくださいね。