待ちに待ったニュージーランド渡航再開!留学最新情報まとめ4 | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

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待ちに待ったニュージーランド渡航再開!留学最新情報まとめ4

公開:2022/06/22 著者:高橋 美沙季 121 Views

皆さんこんにちは!大学生の時にニュージーランドの首都であるウェリントンへ留学した経験のある美沙季です。

 

これまで3回分の記事にわたって特集をしているのが、withコロナの時代におけるニュージーランド留学の最新情報についてです。

 

1回目の特集では2022年6月現在のニュージーランド国内のコロナウイルス感染症対策と現地の状況についてお伝えしました。2回目と3回目の特集ではニュージーランド国内にある大学のうち北島に位置する大学のコロナウイルス感染症に関連する最新情報と授業や試験の実施のされ方、大学独自のルールやコロナウイルス感染症対策に関する支援制度について詳しくお伝えしてきました。

まだ記事をご覧になっていない方は、「待ちに待ったニュージーランド渡航再開!〜留学最新情報まとめ〜」シリーズをご覧ください。

今回の記事で紹介していくのは南島にある3つの大学です。ニュージーランド国内共通の感染症対策と、各大学独自のルールや支援制度をお伝えしていくため、自分が留学したいと思っている大学が明確な方は特に注目して読んでみるといいでしょう。

 

オタゴ大学(南島)

 

南島のダニーデンという地域に位置する「オタゴ大学」では、コロナウイルス感染症による経済面への影響やウェルビーイング、メンタルヘルスに関する情報提供や支援、サービスがたくさん用意されています。

コロナ禍でも安全に安心して学習を続けられる環境が用意されているのは、留学生にとってもありがたいですよね。

 

コロナウイルス感染症に関連するさまざまなサポートについて

オタゴ大学では、コロナウイルスに感染した場合や家族に感染者が出た場合などの学習面や精神面、経済面への影響を深刻に捉えています。

COVID-19 Welfair websiteでは、学生の経済面の支援やメンタルヘルス、ウェルビーイングについての情報が共有されています。
同居人にコロナ感染者が出た場合や自分が陽性と診断された場合、濃厚接触者と指定された場合の対応や、ロックダウンやステイ・ホームによりアルバイトが減ってしまって経済的に厳しい学生たちのための複数の支援制度の紹介、精神的に落ち込んだ場合やコロナウイルスにかかったことによる身体的悩みを相談できる支援サービスの紹介などがされています。

 

オタゴ大学における授業について

2022年5月2日より、オタゴ大学ではほとんどの授業で対面式が再開されています。それまで使われていた教室や講義場とは異なる場所で授業や講義が行われているため、学生たちはそれぞれのクラスの掲示板や学生専用サイトを確認する必要があります。

 

 

リンカーン大学(南島)

 

南島のクライストチャーチに位置する「リンカーン大学」のコロナウイルス感染症対策や構内の状況はどのようになっているのでしょうか。

こちらの大学でも、ニュージーランド政府が打ち出した「信号機システム」のオレンジ色の段階であり、それに乗っ取ったルールや対策が行われています。

 

リンカーン大学における授業について

2022年6月現在、リンカーン大学では可能な限り多くの授業で対面式が導入されています。また、体調がすぐれない生徒や持病があって対面式の授業や講義に参加が困難な生徒は家からオンラインで授業が受けられるよう、「Akoraka|Learn」という学生専用のウェブサイトにアクセスすれば授業で使用される教材を手に入れることができます。

この「Akoraka|Learn」というリンカーン大学の学生専用ウェブサイトでは、コロナウイルス感染症のパンデミックのレベルにかかわらず、常に授業に関連する教材や資料を閲覧することができます。

さらに、パンデミックなどによるロックダウンやステイ・ホームの指示が出た場合のコースのスケジュール変更、通常時の教室移動などの連絡もこの「Akoraka|Learn」を通して行われます。

 

また、ある特定の科目を除いて、全ての試験やテストはオンラインで行われます。テストをオンラインで受験するためには、事前にウェブカメラとマイクが正常に作動するか確かめておく必要があります。

リンカーン大学の公式ウェブサイトには、学生が慣れていないリモートによる勉強、学習を効率よく行う方法やスケジュールの立て方などのTipsが紹介されています。

モチベーションを維持するのが難しいリモートによる学習のヒントをたくさん知ることができるでしょう。

 

コロナウイルス感染症に関連するさまざまなサポートについて

リンカーン大学では、コロナウイルス感染症に感染してしまった学生や、パンデミック、ロックダウンによって収入の減ってしまった学生、学習継続が困難となっている学生に対して支援をする制度が用意されています。「Financial Assistance Fund」では、リンカーン大学の学生であることを条件に、学習継続が困難とされる状況を証明する収入明細などを提示することで支援を受けられる制度です。

ITに関連するサポート

リンカーン大学の学生であれば、Microsoft Office 365のダウンロードを無料で行うことができます。また、設定に関する質問や支援も受け付けているため入学仕立ての学生や留学生にも安心です。

 

カンタベリー大学(南島)

 

南島のクライストチャーチに位置する「カンタベリー大学」でも、これまで紹介した大学と同様に「信号機システム」のオレンジ色の規則のもと授業や試験、学生生活が行われています。

カンタベリー大学における授業について

カンタベリー大学における最新の授業・試験情報はこの大学の学生のみアクセスが可能なAKO|LEARNというサイトでのみ確認が可能です。自分が履修している授業やコースごとにスケジュールや状況が確認できるようです。

 

コロナウイルス感染症に関連するさまざまなサポートについて

ニュージーランド国内の他の大学と同様に、カンタベリー大学においてもコロナウイルス感染症によって精神的なダメージを負ってしまった学生や経済的に苦しんでいる学生たちを応援しようとさまざまな支援・サポートが用意されています。

例えば、「online wellbieng hub」というカンタベリー大学専用のウェブサイトをチェックすると、不安やストレス、身体的、精神的悩みを抱える人のために用意された多くの有益な情報を得ることができます。

また、カンタベリー大学の公式ウェブサイトにはニュージーランドに住む学生や留学生が得ることができる支援の一覧とそのURLが公開されています。

 

ニュージーランドの完全再開も近い!

ニュージーランドの南島にある3つの大学「オタゴ大学」、「リンカーン大学」、「カンタベリー大学」におけるコロナウイルス感染症対策と対応、授業や試験の運用、そしてコロナウイルスに関する支援サービス等を紹介してきました。

前回紹介した北島にある大学同様、政府が発表した「信号機システム」のうちオレンジ色の規則を前提にしており、各大学独自の判断で対面授業やオンライン試験の導入などを行っていることがわかりましたね。

さらに、どの大学もコロナウイルス感染症によって経済的に困難の状況である学生や精神的に不安定になってしまう学生のことを考え、経済支援の制度や奨学金制度、そしてカウンセリングサービスなどを導入しているとのことでした。

 

長引くコロナウイルス感染症の影響で、通常の学生生活を送ることさえ困難になってしまった学生たちにとって大学での学生生活を少しでも楽しんでもらえるよう、各大学の工夫が感じられます。

これから先、ニュージーランドへ留学に行くという皆さんも、この特集記事を読んで現地の様子や状況を知るいい機会になったのではないでしょうか。

特に気になっている大学がある場合は、早めに公式ウェブサイトなどを確認して、授業や試験の運用方法や支援制度などを確認しておきましょう。

 

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