今こそニュージーランド留学へ!渡航前にやっておくとおすすめなことリスト Part2 | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

カテゴリー:留学の準備

今こそニュージーランド留学へ!渡航前にやっておくとおすすめなことリスト Part2

公開:2023/03/31 著者:高橋 美沙季 131 Views

みなさんこんにちは!今回のコラムでは、前回紹介することができなかった「留学前にやっておいた方がいいこと」を紹介していきたいと思います。

今回は主に、「留学前にやっておきたい英語力アップ対策」にフォーカスし、英語圏に留学するみなさんの言語力に関する不安を少しでも取り除きたいと思います。

現地の人たちとのコミュニケーションや、留学初期の重要なやりとりを少しでもスムーズに行えるようなヒントとなることでしょう。ここからは、以下4つのトピックを順番に紹介していきたいと思います。

 

① その国特有の英語アクセントを聞き取るための対策:Podcast, YouTube
② 英語が聞き取れない時を想定した対策 (わかりません、なんて言ったのと聞く、リピートして聞き返す)
③ 伝えたいことがあるのに英語でなんと言えばいいかわからない時の対策 (言語情報以外の手段、パラフレーズ)
④ 言語が通じなくても仲良くなるきっかけ作り(歌、楽器、ダンス、演劇、スポーツなど言語以外の方法でつながることのできる何か)

 

全てを留学前に行うのは大変…と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、やればやるだけ留学先についてからのコミュニケーションをスムーズに、違和感なく行うことができると思えば試してみる価値ありです。

実際に筆者もこれらに事前に取り組んで行ったら、現地で友達を作るのに苦労しませんでしたよ。

① その国特有の英語アクセントを聞き取るための対策

ニュージーランドに留学をする予定の方は、ぜひ渡航前にニュージーランド特有の英語アクセントや英語表現に慣れ親しんでおくといいでしょう。

ニュージーランドの英語の特徴としては、①綴のルールはイギリス英語と同じ ②基本的な発音や言い回しはイギリス英語 ③公用語であるマオリ語の影響が単語や発音にも表れていることが挙げられます。

19世紀前後にイギリスから大量の移民が移り住んだことから、基本的な発音や綴りがイギリス式となっています。

 

しかし、さまざまな国からの移民で構成されているオークランドでは彼らの母語の影響などから日々英語が進化していますし、スコットランドからの移民が多くを占めるダニーデンではその他のニュージーランドの地域で話されている英語とは異なった独特のアクセントが使われています。

「ei」という母音を「ai」と発音したり、「a」を「e」と発音したり、「ae」を「e」と発音したりします。例えば、「That」が「Thet」という風に聞こえることもあり、「Fat」を「Fet」という風に発音します。そのため、ニュージーランドに到着してからの数週間は、このアクセントに耳が慣れるまで大変なことが多いでしょう。

事前に耳を慣らしておくと、学校や普段の生活でのコミュニケーションが楽になります。聞けば聞くだけ耳は慣れていくので、留学前にニュージーランド出身の人が話しているポッドキャストやYouTubeチャンネル、TikTokなどのSNSをフォローまたはサブスクライブして、頻繁に聞くようにするのがおすすめです。

 

② 英語が聞き取れない時を想定した対策

 

英語で会話をする中で、誰しもが一度は英語が聞き取れなくて冷や汗をかいたり、焦ったりする経験があるでしょう。でも、よく考えてみてください。

相手の言っていることが聞き取れないことって、母語である日本語で話している時にもありますよね??そんな時、私たちは普段どんな対応をしていますか?

例えば、「もう一度言ってもらってもいいですか?」と相手に聞き返したり、「聞こえませんでした。」と謝ってみたり、「それって〇〇ってこと?」とかろうじてきこえた内容を相手に確かめたり、その場でしっかり対処していますよね。

 

これは、英語でのコミュニケーションの中でも使用できます。言語が異なるだけで、相手の言っていることが聞き取れなかった時って焦る気持ちや不安な気持ちが強くなりがちです。

しかし、この対処法は母語でやっていることと全く同じ捉え方でオッケーなんです。全てが聞き取れること自体が難しいと開き直りましょう。

具体的な対応策としては、以下3つの方法が有効です。

 

1. もう一度言ってもらうように頼む

英語で「もう一度言ってもらえますか?」は「Could/ Cam you say that again?」です。

 

2. 聞こえなかったということを意思表示する

「聞こえませんでした」と言いたい場合、「I’m sorry?」や「Pardon?」の一言だけでもその意思は伝わります。「I’m sorry, I couldn’t catch you.」「I’m sorry I couldn’t hear you.」と言うと少々丁寧な響きになります。

 

3. 少しだけ聞こえた場合それがあっていたかどうか聞き返す

相手が言ったことが一部だけ聴こえた場合や少しだけ聞き取れた場合、そこから意味を推測して「それって〇〇ってこと?」と聞き返して確かめることもできますね。その場合、「Do you mean 〇〇?」や「Do you mean that S + V~?」と言う言い方が便利です。

第二言語習得論という外国語を効率的に学ぶための研究があるのですが、その中の「コミュニケーション・ストラテジー」という分野では、英語が聞き取れなかった時の理想的な対処方法についてさまざまな研究結果が報告されています。

外国語指導のエキスパートや教授たちの研究結果によると、聞き取れなかった時に黙り込んでしまったり誤魔化したりするのではなくて、聞こえなかったのでもう一度言ってくださいと意思表示をしたり、内容確認をすることが、外国語学習者の外国語能力の向上に直結するとのことです。

 

③ 伝えたいことがあるのに英語でなんと言えばいいかわからない時の対策

時に留学中には英語で言いたいことはあるのだけれど、それを英語で言おうとした時に詰まってしまったり、具体的な英単語や使うべき文法が思いつかなかったりする経験がたくさん出てくるでしょう。

こういう時、どうしても日本語をそのまま英語に訳さなくては!と思ってしまいがちですが、そもそも伝えたい内容が相手に伝わりさえすればいいはずです。

例えば、「キッチンに昨夜の残り物があるよ。」と言いたい場合、その直訳は「There is a leftover from yesterday’s dinner in the kitchen.」となります。

 

しかし、必ずしもこのように伝えなくても、言いたいことが伝わる言い方は他にもあるのです。「I have some food from yesterday’s dinner.」とも言えます。

また、「In the kitchen, there are some food.」であっても、「キッチンに食べ物がある」という事実は伝えられていますよね。

外国語で言いたいことがパッと出てこないと混乱して、頭が凝り固まってしまいますが、まずは一言目で大まかな内容が伝われば大丈夫、と考えていましょう。

 

④ 言語が通じなくても仲良くなるきっかけ作り

 

この世には、言語が通じなくとも相手との意思疎通を可能にしてくれるものがいくつも存在しています。例えば、歌、ダンス、楽器演奏などの音楽や演劇、ミュージカル、エクササイズなどやスポーツも含まれるでしょう。

筆者のニュージーランド留学中の例で言うと、当時私は英語でのコミュニケーションが可能でしたが、より相手との心の距離が縮んだな〜と感じたのは一緒に音楽を奏でている時や歌っている時でした。

時に、言語ではないものを解したコミュニケーションがこんなにも楽しく、感動するものなんだと感じさせてくれた体験です。

 

放課後には色々な国籍の友人たちとボーリングやダーツ、ビリヤードに行ったり大学のジムでバドミントンをしたり。

こういうものであれば、例えまだ外国語が流暢ではなくても体の動きやジェスチャーなどで自分の気持ちを表現することが可能ですもんね。

留学に旅立つ前に、自分の好きな歌を聞き込んで歌えるようにしておいたり、ダンスをおさらいしておいたり。昔やっていたスポーツにもう一度挑戦してみて、留学先での交流手段となるよう準備しておくといいですね。

 

言葉の障壁を低くする努力をしよう!

このコラムではここまで、ニュージーランド留学を目指すみなさんが現地での生活をスムーズにスタートさせるために事前に準備をするといいことを4つほど紹介してきました。

もちろん、現地について生活が始まってからしか対策できないこともありますが、自分のマインドや心の準備をしておくことはいくらでも可能です。

留学生活を楽しく、充実したものにするためにも今回紹介したTipsをぜひ試してみてください。ニュージーランド留学を充実したものにするためにも、事前の準備により時間を掛けるように努力しましょう!

 

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