ニュージーランド留学希望者必見!~NZの大学を徹底解剖しちゃいます~オークランド大学編1
過去3回に渡って特集している「ニュージーランドにある大学を徹底解剖!」の続編です。
今回はズバリ、ニュージーランド北島にある最大の都市、オークランドに位置する「オークランド大学」についての留学情報をお送りしていきます。
ちなみにですが、ニュージーランドには全国で大学が8つしか存在しておらず、どれも国立大学であることが特徴とされています。大学の数が少ない分、その教育の質の高さや有力な教授人が集まっていることで世界的にも有名です。
今回紹介するオークランドはニュージーランドの人口のうち三分の一を占めているため、学生たちも世界各国から学びに来ています。
非常に多国籍でさまざまな民族、バックグラウンドを持つ人たちと一緒に学生生活を送れること間違いなしです!
オークランド大学に留学を検討している方も、ニュージーランド国内で留学先の大学を探している方も、ぜひオークランド大学の情報を確認して参考にしてみてくださいね。
オークランド大学の歴史
オークランド大学は1883年に連邦ニュージーランドの構成校の1つとして設立された総合大学です。そもそもは教員と、務官の養成校としての目的で創設されましたが、その後商学や化学を専攻する学生が増え名声を築きました。
1961年まで連邦ニュージーランド政府が大学を管理していましたが、それ以降は独立した大学となりました。近郊にあったオークランド教育大学を2004年に吸収しています。世界トップレベルの大学として名声高く、毎年世界の大学ランキング100位以内に入っています。
その入学率は現地の学生であっても45%と難易度が高いことが特徴です。ですが、「大学入学準備コース」というものが留学生向けにも用意されているため、高校卒業後に直接入学できなかったとしても、まだ入学の道はあります!
オークランド大学の基本情報
創設年: 1886年
都市: オークランド
生徒数: 28,361人
海外留学生の比率: 32%
学費 (概算): NZD31,038~180,714
奨学金の有無: 有
出願資格: <学部>IELTS 6.0 or TOEFL 80 <大学院>IELTS 6.5 or TOEFL 90
なぜオークランド大学で学ぶのか?学生たちの声
続いて、オークランド大学で留学生活を過ごすことの利点やメリットについて、オークランド大学の公式サイトに記載されている情報をもとに紹介しておきたいと思います。
Rachitha Rajendraさん (修士課程 ・マーケティング )
現在はNew Zealand healthcare solutions campanyでプロダクトマネージャーとして働くRachithaさんはインドのバンガローレ出身。彼女はオークランド大学の修士課程でマーケティングを研究し、ビジネスや経済学を学びました。
在学中最も便利で意義のあると感じた経験は、「大学が企業や会社としっかり連携していること」だそう。大学院で学び研究したことを実際の現場、社会で活かすことを意識しながら研究に励むことができたようです。
また、オークランドは国籍や民族もバラバラな人たちが多くを占める国際都市であることで、すぐに大学内のコミュニティーに馴染むことができたそう。職員、学生、教授人も非常にウェルカムで優しく、留学生に対するサポートも徹底していたそうです。
Tianli Liuさん (修士課程・データサイエンス)
中国の南部出身のTianliさんは、オークランド大学の修士課程でデータサイエンスの研究を行っていました。現在はオークランドにある大手銀行のファイナンシャルサービス機関においてデータ分析の仕事を行っています。
そもそもTianliさんがオークランド大学の修士課程へ入学を決めた理由は、心理学分野などで世界的に有名な「R」というデータ分析ツールがオークランド大学で発明されたからだそうです。
「R」というデータ分析ツールは心理学や教育学など多くの研究分野において支持を得ているツールで、これを発明したオークランド大学は大きな名声を得ています。
彼女がオークランド大学についておすすめしたいポイントは非常に面倒見のいい教授人たちの存在と、多様な文化だと言います。彼女の目標達成に向けて一緒に悩み、相談に乗り、卒業まで親身にサポートしてくれた教授たちの存在は大きかったそうです。
また、オークランド大学には世界中からさまざまな文化的、歴史的、民族的バックグラウンドを持った生徒たちが集まっています。
彼らと共に切磋琢磨して目標達成に励むことはTianliさんを人間的にも成長させてくれたと言います。
オークランド大学へ留学し、修士課程を修了したRachithaさんとTianliさんの在学中のエピソードを紹介しました。
お二方とも、オークランドという多様な民族、出身国で構成された人が行き交う国際都市で学ぶことという利点と、オークランド大学で学びを提供してくれる教授たち、職員の手厚いサポートについて触れていますね。
実際に留学をしていた学生の話を聞くことで、よりオークランド大学の良さが実感できるのではないでしょうか。
オークランドでのおすすめの過ごし方
続いて、オークランド大学のある首都、オークランドという土地について紹介しておきたいと思います。留学中は、毎日ほとんどの時間を過ごす大学や大学院以外にも、滞在する家の周辺や平日の疲れを癒すため休日を楽しむための場所を知っておくのも大切です。
以下、オークランド滞在中のおすすめの過ごし方をご紹介します。
おすすめの過ごし方① スカイ・タワーに登ろう!
オークランドのシンボルといえば「スカイ・タワー」。南半球で一番高いタワーと言われており、地上からは約328mもあります。頂上に登るとオークランドの景色を360度見渡すことが可能で、観光客でいつも大変賑わっています。オークランドに訪れたのであればぜひ一度は訪れたい観光スポットです。
おすすめの過ごし方② マウント・イーデン
オークランドにある死火山のひとつがこのマウント・イーデン。オークランドにはたくさんの死火山があるのですが、このマウント・イーデンは標高193mの場所に位置しています。
頂上から望むオークランドの景色は圧巻です!体を動かしたい時や、自然に囲まれてリフレッシュしたいときはぜひ行ってみてください。
おすすめの過ごし方③ マウント・ビクトリア
上記で紹介したマウント・イーデンとは異なった風景を楽しめるのがマウント・ビクトリア。この展望台から見渡す景色はとってもフォトジェニックです。マウント・ビクトリアまではオークランドの港からフェリーに乗って約15分、デボンポートという港に到着したらそこから20分ほど歩いて到着します。
頂上まではコンクリートで整備されているので歩き易くアクセスしやすいのが特徴です。実は頂上から見るオークランドの夜景が最高に綺麗とのことなので、留学中はぜひ、訪れてみてくださいね。
学部・コース
この記事の最後に、オークランド大学で先行することができる学部・コースについて紹介しておきたいと思います。各学部は5つのキャンパスに設置してあります。
文学部
クリエイティブアーツ産業学部
経営学部
教育ソーシャルワーク学部
工学部
法学部
医療健康科学学部
科学部
まとめ 〜オークランド大学への進学準備を進めよう!〜
このコラムではここまで、ニュージーランドの首都オークランドにある名門、オークランド大学への留学情報を詳しくお届けしてきました。いかがでしたでしょうか?
世界の大学ランキングでも常に上位にランクインしており、世界的にも有名な研究成果や教授たちが揃っているオークランド大学、それだけでなく、留学生にも手厚いさまざまなサポートや多様なバックグラウンドを持つ学生たちも魅力の1つです。
次回のコラムでは、今回に引き続きオークランド大学への留学情報Part2をお届けする予定です。今回は紹介できなかった授業料や奨学金について、そして実際に出願する際に必要な資格や条件などについて特集していきますので、お楽しみに!