ニュージーランド 2024 ~留学後久々に訪れたニュージーランドを詳しくリポートしちゃいます!~
みなさんこんにちは!留学ドットコムのこのコラムでは、ニュージーランド留学経験者である筆者が現地の情報や留学に必要な準備、試験対策などのリアルな情報をお届けしていきます。今回はなんと、筆者の留学先であるニュージーランドのウェリントンに約7年ぶりに訪れた際のレポートをしていきたいと思います。
留学当時ぶりに訪れた首都ウェリントンは、当時と変わらず美しい部分と時代に合わせて変化を遂げた部分が両立しており、ますます魅了されてしまいました!
現地で撮影した写真を紹介しながら、これからニュージーランドの首都ウェリントンへ留学や旅行、ワーキングホリデーを考えている方の参考になるような情報をお届けしていきます!
ニュージーランドの首都ウェリントンについて
まずは筆者が留学生活を送ったニュージーランドの首都、ウェリントンという地域について知っておきましょう。ちなみに、以前ニュージーランドの首都はオークランドでしたが、現在のウェリントンになったのは1865年のこと。
オークランドは人口160万人に比べてウェリントンは20万人なので首都をオークランドと思いがちです。ウェリントンは政治や経済の中心地であるため多くの会社や政治関連の建物が多くあります。
しかし、車で10分も走れば海や海岸、トレッキングコースのある山など多くの自然と触れ合うことができるのが魅力です。
首都ウェリントンの歴史
ウェリントンという地域が首都に選ばれた理由はシンプルで、それはウェリントンが丁度ニュージーランドの中心地にあるから。1860年代に南島でゴールドラッシュが起こります。
その際に、移民を含む多くのニュージーランド人が北島から南島へ移り住みました。当時の首都はオークランドでしたが、多くの人が南島へ移住したため、南島の自治体が力を持つようになりました。
すると、南北分裂の危機が訪れます。それを防いだのが、ウェリントンでした。南北の中心地に位置するウェリントンを首都に設定することで南北分裂を防ぐことに成功したのです。
ウェリントンの魅力
次にウェリントンの魅力について、主に3点紹介します。
① 世界トップクラスの美術館と博物館
ウェリントンには世界トップクラスの美術館や博物館があります。アートや展示物を通して、ニュージーランドという国について深く知ることができます。
特に、「テ・パ・パ」と呼ばれる体験型国立博物館は、1日かけても周りきれないくらい魅力的なコンテンツが満載です。
ニュージーランドの美術館、博物館は基本的に入場料が完全無料となっているところも、人気な理由の1つでしょう。
② 都会なのに大自然
首都といえどもウェリントンには手付かずの自然がたくさん残されています。
おすすめの自然を感じられるスポットは、美しい白色の砂浜がシンボルのオリエンタル・ベイ、ウェリントンの街と海岸を一望でき、トレッキングコースなども整備されているマウント・ビクトリアなどがあげられます。
また、自転車、徒歩、カヤック、フェリーなど、自然を満喫するための方法もさまざまです。
③ 映画ロードオブザリングの世界を満喫
ニュージーランドと言えば、映画産業が盛んであることをご存知でしょうか?
特にウェリントンでは映画ロードオブザリングの撮影で使われたセットや小道具の見学、レプリカを購入できる「ウェタ・ワークショップ」という施設に行くのがおすすめ。
映画撮影の裏側を垣間見られるガイド付きツアーも開催されていますよ。
目的地① ビクトリア大学
最初に訪れたのは筆者が学生時代に通っていたビクトリア大学です。残念ながら、筆者が訪れた日はクリスマスホリデー期間で大学の主要な施設は閉鎖されていましたが、学生当時毎日通っていた語学学校の建物や、講義上、放課後、友達と一緒に課題を行っていたカフェ、学校内の美味しいお寿司屋さんはまだまだご健在でした!
なお、現在はキャンパスを改装中のようで、メインキャンパスであるケルバーンキャンパスの建物には足場が組まれていました。筆者が通っていた当時キャンパスのメインエントランスにあったMojo Coffeeとそこに併設されていた本屋さん「Vic Book」は閉店しており、少し寂しい気持ちになりました。
留学中、毎日通った思い出いっぱいの大学は、今訪れても当時の思い出が蘇ってくる素敵な場所でした。
目的地② ウォーターフロント
続いて訪れたのは、現地の人たちの間ではウォーターフロントと呼ばれているウェリントンのベイエリアです。カヤックやヨット、南島行きの大きな客船などが行き来する港や、白い砂浜が美しいオリエンタル・ベイと呼ばれるリラックススポットまでの全域をウォーターフロントと呼びます。
今回は、港エリアでジェラートを食べ、そのまま歩いてオリエンタル・ベイへと向かいました。天気がいい日はオリエンタル・ベイの真っ白な砂浜に太陽が反射して眩しいほど。シンボルである大きな噴水が輝いていましたよ。
クリスマスは夏であるニュージーランドは、多くの地元の人や観光客が砂浜の上でのんびりとクリスマスを過ごしていました。しかし海水は南極に近いため夏でも凍えるほど寒いのがニュージーランド。何人か強者がおり、岸から沖まで遠泳をして楽しんでいました。見ているこっち側が鳥肌立ちそうです。
目的地③ マウント・ビクトリア
ウェリントン滞在3日目には、ホストマザーがマウント・ビクトリアに車で連れて行ってくれました。マウント・ビクトリアは、ウェリントンの市街地からも歩いて10〜15分程度の場所にある山です。
頂上には見晴台があり、そこまで行き着くまでにはさまざまなトレッキングロードや遊歩道を楽しむことができます。頂上からは、ウェリントンの市街、湾、そして南側に広がる360度オーシャンビューを楽しむことができます。運が良く晴れて空気が澄んでいる日は、海の向こうに南島をみることができますよ。
筆者が訪れた日は晴れていましたがあいにく、雲が霞んでいて南島を見ることはできませんでしたが、留学当時も何度か訪れた頂上から見るウェリントンの景色は圧巻でした!
目的地④ アイランドベイ
筆者がホームステイをしていたエリアは「アイランドベイ」と呼ばれる小さなビーチタウン。ウェリントンの市街地からは南に5km離れたところにある、落ち着いた海辺の町です。
市街地から離れていますが、映画館やたくさんのおしゃれなカフェ、レストランやバー、お土産屋さんがあり落ち着いた雰囲気の中で散策をするのも楽しいエリアです。
この日はステイ先のペットのワンちゃんを連れてアイランドベイのシンボルである灯台のふもとまで行き、海沿いを散歩しました。クリスマスホリデー中だったので、多くの家族づれでビーチは賑わっていましたよ。留学当時もよく、家族とわんちゃんとみんなで海沿いをウォーキングするのが日課でした。
目的地⑤ キューバストリート
今回ご紹介する最後の目的地は、ウェリントン市街地の中でも最もヒップなエリア、「キューバストリート」です。
ウェリントンの目抜き通りとも呼ばれるとても賑やかなストリートで、アパレル店、古着屋さん、レコードショップ、本屋さん、雑貨屋さん、レストラン、カフェ、古本屋さん、バー、ビリヤード、ダーツなど実に様々なお店がたくさん並んでいます。
留学中には何度も訪れたキューバストリート。特に当時は学校の課題をこなすためにお気に入りのカフェに通いました。また、海外風のかわいい洋服がお手頃価格で手に入る古着屋さんにも毎週末通っていました。
今回訪れた際も、ストリートの街並みはほとんど変わっておらず、通っていたお店にも行くことができました!(当時通っていたお気に入りの古着屋さんで、もちろん洋服をゲット!)
新しいカフェにも挑戦してみたかったので、当時は入ったことのない「Midnight espresso」というお店に入ってみました。店内の装飾や飾ってあるアートがとてもカラフルで可愛く、いるだけで気分が上がります。
注文したフラットホワイトも、クリーミーなのにしっかりとエスプレッソの味がして、とてもおいしかったです。
まとめ
今回のコラムではここまで、留学ぶりに訪れたニュージーランドの首都、ウェリントンの現地情報をリポートさせていただきました!いかがでしたでしょうか?
留学当時と変わらない美しい景色、現地の人たちの暖かい人柄、そして何ともいえないリラックスした雰囲気…。
やはりニュージーランドの首都は最高な場所でした。次回のコラムでも、まだまだ紹介しきれなかったウェリントンの魅力をたっぷりと紹介していきます!