ニュージーランド 2024 ~留学後久々に訪れたニュージーランドを詳しくリポート! クイーンズタウン3日目~
これまで複数回にわたり連載をしている「ニュージーランド 2024〜留学後久々に訪れたニュージーランドを詳しくリポート!」は、なんと今回で4回目となりました!
これまで首都のウェリントン、そして南島の人気観光地であるクイーンズタウンでの旅の様子をお届けしてきました。
今回は、クイーンズタウン滞在3日目の旅の様子を素敵な現地の写真付きでお届けして行きたいと思います。
滞在3日目は、クイーンズタウンの中心地からは離れ、レンタカーを借りてクイーンズタウン周辺の気になるスポット「Glenochy」と「Bob’s cove」そして「Arrowtown」へ足を伸ばしてみました。
車で数十分走れば中心地とはまた違った美しい景色やかわいい街、トレッキングスポットなどたくさん訪れるべき場所があるのがクイーンズタウンの魅力の一つでもあります。
ニュージーランドへの長期旅行やワーキングホリデー、留学を検討している方はぜひ、このコラムを参考にしてみてくださいね。
目的地その1:グレノーキー
クイーンズタウン滞在3日目の朝、ホテルを後にして向かったのはクイーンズタウン空港。空港には多くのレンタカーショップが併設されており、その一つでレンタカーを1日借りることになっていました。
ナビ付きの乗用車を借りた後は、旅の食料を調達しにPack’n Saveというニュージーランドでは有名なスーパーへ。クリスマスの時期はベリー類や桃、キウイなど様々な果物が旬となるニュージーランド。
特に私のお気に入りは、ネクタリンと呼ばれる桃のような果物です!日本で売られる桃よりも小ぶりですが、とっても味が濃く瑞々しくて美味しいんです。留学中は毎日のようにスーパーで購入し、おやつに食べていました。
ネクタリン、夕食後のホテルで楽しむためのワインとチーズ、ムール貝のマリネを購入し、いざグレノーキーへ出発です!
クイーンズタウン空港からグレノーキーへは車にて約50分で到着します。ずっと一本道なので、万が一ナビの故障や電波が通じなくなってもなんとかたどり着けるでしょう。
実際に、私たちが借りた車のナビが途中からうまく起動しなくなり、携帯の電波もなくなってしまいましたが、標識の通り、ただただ湖沿いの道をまっすぐ進み続けると到着しました。
グレノーキーは人口なんと500人の小さな町。しかし、アウトドア愛好家にとっては楽園とも言える活気のある場所です。聳え立つ山々には圧倒されるでしょう。映画ロード・オブ・ザ・リング三部作や、ナルニア国物語の撮影地としても有名です。
グレノーキーに到着した筆者は、小さな町の中でとても賑わっていた可愛らしいカフェに立ち寄ることに。店内に入ると、観光客やこれからトレッキングに向かう人たちで溢れていました。
田舎風の暖かい雰囲気で、グレノーキーでしか売っていない素朴なお土産や食べ物、洋服などがたくさん売られています。
ちょうどお昼の時間だったので、このカフェで休憩を取ることに。小さなカフェですが、バリスタが何人もいて、自慢のエスプレッソやティーを販売しています。また、自家製のサンドイッチやバゲットサンド、ピザトーストも販売していました。
私はお腹が空いていたのでサーモンとクリームチーズのサンドイッチを食べることに。しっかりとニュージーランドのフラットホワイトもいただきました。
店内に売られているお土産の中でも、マヌカハニーを練り込んだいい香りのする手作り石鹸が目に止まりました。お土産に丁度いいサイズなのでたくさん購入しましたよ。
また、お店の本棚にはトレッキングや天体観測、ニュージーランドの自然や星空に関する物語や書籍、ガイドブックが売られていました。
旅先で手に入れた本って、なんだかものすごく愛着が湧きますし思い出に残りますよね。
生憎、カフェを出た後は本降りの雨に降られてしまいました。お昼休憩をした後は来た道に戻ることに。
目的地その2:Bob’s cove
グレノーキーからクイーンズタウン中心地へ戻る途中、一つ立ち寄った場所があります。Bob’s coveと呼ばれるクイーンズタウンを訪れた際には立ち寄りたい絶景ポイントです。
実は筆者、Bob’s coveに一度子供の時に訪れたことがありました。当時は家族旅行で訪れたのですが、子供ながらにその絶景に感動したのを今でもはっきりと覚えています。
Bob‘s coveへの入り口は少々分かりづらく、Googleマップやカーナビも電波が届かず通じないため、なんと当時のキヲクを頼りに、車の入り口を探しました。何度も同じ道を行ったり来たり、それらしい入り口を探します。
これで見つからなかったらもう市街地へ戻ろうと決めた最後のチャンスで、ついに入り口を見つけました!約15年ぶりのBob’s coveへ到着です!
車を止めた駐車場からはトレッキングコースになっており、何パターンのコースから好きなものを選べます。私が選んだのは湖畔沿いの緩やかなコース。ワカティプ湖の波と野鳥のさえずりを聞きながら、コースを進んでいきます。だんだんと、見覚えのある景色が見えてきました。
コースを歩き始めてから約10分後、突然目の前に現れたのは急な坂道です。石や軽い砂で歩きにくく、ポツポツと雨も降り始めていたのでまるでサバイバル状態dしたが、なんとか絶景背ポットである頂上に辿り着きました。
そこから見える景色は、ミルキーブルーのワカティプ湖とそびえ立つリマーカブル山脈の雄大な景色。遠くに見える牧場の緑がとても美しいです。雨でもものすごく美しい景色でした。そして、子供の頃訪れたこの地にまた戻ってこられたと思うと感慨深いものがありました。
目的地その3:Arrowtown
惜しみながらもBob’s coveを後にし、その後向かったのはアロータウンと呼ばれる町です。こちらはクイーンズタウン中心地から車にて約20分で行くことができる場所にあります。
ニュージーランド国内でも最も絵になるとうたわれるアロータウンは、かつてゴールドラッシュで賑わいを見せたアロー川沿いにあります。ゴールドラッシュは1862年ごろに全盛期となり、開拓者が続々とコテージを建てて急成長。商店やホテル、教会もできました。現在も当時の建物が多く残っています。
アロータウンに着いた頃には夕方4時を過ぎていました。メインストリートにはおしゃれなブティックやアクセサリーショップ、インテリアショップが並んでいます。留学中の休暇にも一度訪れたアロータウンですが、町のかわいさや素朴さは今も健在でした!
私が特に行きたかったのはアロータウンが本店とされる「Patagonia Chocolate」というチョコレート・ジェラート屋さんと「Remarkable Sweet Shop」というお菓子屋さんです。どちらもアロータウンが発祥の地ということで、いつも多くのお客さんで賑わっています。特にクリスマスの時期は、店内は子供たちでいっぱい!
留学中にハマって食べていた「ファッジ」と呼ばれるお菓子を求め、まずはRemarkable Sweets Shopへ。店内はとてもカラフルで、まるでお菓子の家の中にいるかのような雰囲気です。ショーケースの中には様々なフレーバーのファッジが並べられており、テイスティングをすることもできます。
私が選んだのは大好きなロッキーロード味。中にマシュマロや砕いたナッツがゴロゴロと入っていて食感が楽しいチョコレートです。
その後、もう一つのお目当てであるPatagonia Chocolateへ。このお店は元々チョコレートを売りにしていましたが、最近ではショーケースに色とりどりに並べられたジェラートが大人気。
私はホーキーポーキー味とボイセンベリー味をセレクト。ホーキーポーキーとはニュージーランドで有名なアイスのフレーバーで、キャラメルのカリカリとしたチップがバニラアイスに入っているものです。
ボイセンベリーは日本ではあまり聞き馴染みがないですが、ラズベリーのようなベリーの一種。鮮やかなピンク色が目に止まります。
まとめ 〜皆さんもぜひクイーンズタウンへ!〜
このコラムではここまで、2024年最新版のニュージーランドの旅行の様子をお届けしました。いかがでしたか?
今回特集した南島のクイーンズタウン近郊の町グレノーキーとアロータウンは、クイーンズタウンを訪れた際にはぜひ訪れておきたい素敵な場所ですので、留学中や旅行中にはぜひ、足を運んでみてくださいね。
次回のコラムはクイーンズタウンから離れ、南島の手カポという街へ移動します。お楽しみに!