ワーキングホリデーや観光、学生ビザなど渡航目的と方法は様々ですが、多くの方がまずは都市部の語学学校に通い、ホームステイに滞在します。この場合、ホームステイ先で現地特有の生活習慣や文化に触れながら、語学学校で世界中からの学生と勉強する充実した毎日となります。語学学校は一般英語コースであれば授業は午後3時頃に終了し、その後は学校のアクティビティに参加したり、クラスの友達と遊んだり、また帰宅してホストファミリーと過ごす時間を十分取ることができます。ここでは一般的な語学学校に通った場合の1日のスケジュールの例を紹介します。
平日のタイムスケジュール例
時間 | 内容詳細 |
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7:00~8:30 | 朝食、身支度 |
8:30~9:00 | 通学 |
9:00~12:00 | 授業 |
12:00~13:00 | 昼食 |
13:00~15:30 | 授業 |
15:30~ | フリータイム(勉強、アルバイト、観光、買い物、など) ※曜日によりアクティビティを実施する語学学校もあります。 |
ニュージーランドでの生活情報
項目 | 詳細内容 |
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ホームステイ | ニュージーランド文化を知るためにホームステイに滞在し、ホームステイ先から語学学校に通学される方がほとんどです。現地の家族の一員として暮らすことで、ニュージーランドの文化や生活を体感することができます。海外の生活は分からないことばかりで不安もありますが、ホストファミリーが親切に接してくれるため安心です。できる限り自分から積極的に話しかけて、また要望があれば遠慮せずにファミリーに伝えるようにしましょう。 |
シェアハウス | ホームステイの期間が終了すると、1つの家で数名と共同生活をするシェアハウスに移るケースが一般的です。ホームステイが終わる間際ではなく、自分がシェアハウス移動する予定日から遡って3週間前を目安に、シェアハウスの情報をインターネットや学校・地域の掲示板、情報誌や口コミで探し始めます。掲載されている情報と実際の部屋に相違のある場合こともあるため、すぐに契約はせず下見をしたうえで入居の条件などを聞いてから契約するように注意が必要です。 |
食事 | ホームステイでの食事はその家庭により異なりますが、朝食はシリアルやパン、夕食はメインが肉料理や魚料理といった欧米圏特有の食事となります。シェアハウス移動後に自炊をされる方は、スーパーのアジア食材コーナーやアジアンスーパーなどで日本の食材を手に入れることができます。多民族国家というだけあり、街には本格的な世界各国の料理を堪能できるレストランが多くあります。 |
インターネット環境 | 街中や公共施設など至る所でフリーWi-Fiに接続できます。自由に使用できるパソコンが設置されている語学学校や、Wi-Fiが使用可能な語学学校もあります。ホームステイやシェアハウスの多くでインターネットを使用可能ですが、追加の料金が必要な場合があります。日本のインターネット環境とは違い速度が遅い、接続が上手くいかないといった環境が稀にあります。 |
公共交通機関 | 都市部ではバスや電車などの公共交通機関が充実しており、各都市間の移動には長距離バスが、島の往来にはフェリーが非常に便利です。各都市にバス・電車・フェリー共通のチャージ式カードがあります。こちらを購入しておくと毎回チケットを買う必要がなく、割引もあるため大変お得です。 オークランド:AT HOP Card(エーティー・ホップカード) ウェリントン:Snapper Smart Card(スナッパーカード) クライストチャーチ:Metro Card(メトロカード) |
電圧・プラグ | ニュージーランドの電源プラグはO型であるため、日本の電化製品を使用するには変換プラグが必要です。電圧は240Vで日本の100Vより高い電圧であるため、日本から電化製品を持ち込む場合は対応している電圧を確認して必要であれば変圧器をご使用ください。変圧器を使用せずに日本の電化製品を使用すると故障する場合があります。 |
治安 | ニュージーランドは世界の中で比較的安全な国だといわれています。しかし置き引きやスリ、車上荒らしといった事件が発生しているため、貴重品はしっかりと身に付けてください。日本と同じ感覚で過ごさず、常に気持ちを引き締めておくことが被害にあわないためには一番重要です。また夜間の外出や人通りの少ない地域への出入りはしないよう注意してください。 |
物価 | 物価は日本に比べて少し高い印象です。電化製品や衣料品などがその例で日本より少し割高となりますが、食料品や日用品は比較的安価となります。語学学校の費用は学校ごとの費用の差はあるものの、他国と比べると平均的です。外食をする場合は一般的なレストランでは一品15ドル前後で量がとても多く、ランチであれば10ドル以内で手軽に済ませることができます。 |
医療機関 | ニュージーランドでは、救急以外は診察を受ける際に予約が必要となります。病気・けが共にまずは地域の一般開業医(GP=General Practitioner)に診てもらいます。専門医の診察が必要な場合や大きな病院での診察が必要な場合は開業医から紹介状をもらい、その後専門医に診察へ向かいます。これらの医療機関は保険適応内ですが、歯科は保険適応外で高額になるため日本で歯の治療を終えてから渡航することをお勧めします。 |
ショッピング | 日本のように24時間営業のスーパーなどは少なく、ほとんどのお店が夕方頃に閉店します。全国に展開があるショッピングセンターのウエストフィールド(Westfield)は17:30には閉店してしまいますが、毎週木曜日のショッピングナイトは21:00まで営業しています。毎年12月26日はボクシング・デーといって年に一度のセール日で、半額などの割引もあるためぜひこの日にお買い物を楽しんでください。 |
税金 | ニュージーランドで税金はGSTと表示されており、15%の課税となります。商品等を購入する際は内税として金額に含まれている場合がほとんどです。滞在期間中にアルバイト等で収入のあった方は、4月1日から7月上旬までにタックスリターン(確定申告)をする必要があるためご注意ください。雇用主が多めに税金を支払っている場合が多いため、確定申告後にお金が戻ってくるケースがほとんどです。 |
車の運転 | ニュージーランドでの車の運転は左側通行ですが、日本とは交通ルールが多少異なるため、運転する際は事前に交通ルールの確認が必要です。ニュージーランドで車を運転するには、日本で国際免許証を取得する方法・ニュージーランドで日本の免許証を英訳する方法・日本の免許証をニュージーランドの免許証に書き換える方法、の3つの方法があります。 |
アルバイト | 日本食レストラン等の日系の仕事が多く見つけやすいですが、ぜひ現地系のアルバイトに挑戦することをお勧めします。求人情報はお店の張り紙やインターネット、口コミや情報誌などで見つけることができますが、飛び込みでレジュメ(履歴書)を直接持っていくことも可能です。 ※ニュージーランドで働く場合は、IRDナンバー(納税者番号)の取得が必須です。 |
国際電話 | ニュージーランドから日本へ電話をかける場合 「00」+「81」+「市外局番(頭の0を取る)」+「相手の電話番号」 日本からニュージーランドへ電話をかける場合 「各電話会社の番号」+「010」+「64」+「市外局番(頭の0を取る)」+「相手の電話番号」 日本から国際電話をかける際には、電話会社により事前の申し込みや特定の番号を入力する必要があるため、各電話会社への問い合わせが必要です。双方がインターネットに接続可能な環境であればSkype等を使用した通話が便利です。 |