ニュージーランドでは空港、図書館、ショッピングセンターなどで無料Wi-Fiの利用が可能ですが、容量制限や時間制限がかかる公共施設も多くあります。ニュージーランド最大の都市であるオークランドでは徐々にWi-Fiの普及率が高くなっていますが、まだまだインターネットの普及率は日本に比べると高くはありません。
田舎の地域では、無料Wi-Fiや携帯電話自体が使えないことも珍しくありません。地方都市に行かれる方や滞在期間の短い方は、Wi-Fiルーターのレンタルやモバイルルーターのレンタルをされると良いでしょう。
語学学校では、無料でインターネットを利用することができます。ニュージーランドに長期滞在する方や、仕事の都合などで確実にWi-Fiが必要な方は、予めSIMフリーのスマートフォンを持参して現地でSIMカードを購入すると良いでしょう。
インターネットが使用できる主な場所
場所 | 詳細内容 |
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弊社現地オフィス | 留学ドットコムの現地オフィスは、オークランドとクライストチャーチにあります。現地オフィスでは、日本語可能なパソコン数台と無料Wi-Fiを完備しています。 |
語学学校 | 多くの語学学校にはパソコンが設置してあり、通学する生徒であれば無料で利用することができます。しかし、パソコンの台数に限りがあるため、他の生徒と譲り合いながらの使用が必要です。また、多くの語学学校でフリーWi-Fiを提供しているため、ご自身の携帯電話やパソコンを持っていけば、自由にアクセスすることができます。しかし、授業中のインターネット使用禁止や母国語禁止ポリシー採用校の場合、日本語記入や日本語の記事閲覧を禁止している場合もあるため、インターネットの使用条件に関しては語学学校に確認を行いましょう。 |
宿泊先 | BackpackersやYHAには、基本的に無料Wi-Fiが設備されています。シェアハウスやホームステイ先でも、多くの場合はインターネット環境を提供しています。しかし、滞在先によりインターネットの使用料は有料の場合もあれば、使用者同士で割り勘にするといった場合があります。また、ニュージーランドでは従量制プランもあり、使用容量の制限をチェックしましょう。トラブルを避けるために、インターネットの容量の制限が無いかホストファミリーやルームメイトにきちんと確認しましょう。 |
インターネットカフェ | 基本的にパソコンは置いてありません。ご自身のインターネット端末を持参してください。時間毎に数ドルの使用料を支払い、利用が可能ですが、時間制限のあるところも少なくありません。 |
公共無料Wi-Fi | 空港、図書館、美術館、ショッピングモールなどの公共施設に無料Wi-Fiが設備されています。しかし、無料Wi-Fiを使用しインターネット上でクレジットカードやパスワードなどの重要情報を入力する場合は、無料Wi-Fiであることの危険性も理解した上で利用するようにしましょう。 |
ニュージーランドの主要携帯電話会社のSIMカード
会社名 | 詳細内容 |
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Spark | ニュージーランド大手キャリア。ニュージーランド内で広いエリアを網羅しており、通信が安定しています。フリーWi-Fiスポットを利用すると、1日1GBを無料で利用できるメリットがある。 |
Vodafone | イギリスに本社を置く世界最大の多国籍携帯電話事業会社で、こちらも大手の会社で通信も安定している。プランの選択肢が豊富な上に、細かいところまで自分に合うプランを見つけることができる。 |
2degree | データ、電話、テキストが全て備わっているプランにすると、データの残量が余った場合、次月に繰り越しが可能。しかし大手2社に比べると、通信状態が安定しておらず繋がらない場合も少ない。 |
Skinny | 月額プランのみならず、週額プランが存在するので短期間の利用に最適。また残りのデータ残量を翌月に繰り越すこともできる。 |
ニュージーランドの電化製品事情
ニュージーランド留学する際、どこまでの電化製品を持ち込むべきか悩む方がほとんどです。パソコン、電子辞書、ヘアドライヤー、電子髭剃りなど様々な電化製品が浮かんでくるのではないでしょうか。
特にスマートフォンが普及している現在、あえてパソコンやデジカメを持ち込む必要があるのか迷うところです。日本国内でも使用頻度が高い電化製品は持ってきた方が良いでしょう。日本でもほとんど使用していない場合は、持ってきても殆ど使わない場合が多いため、敢えて持ってこない方が良いかも知れません。
電化製品を持ってくる際、その電子機器が実際にそのままの状態でニュージーランドで使用できるかも確認すべき重要ポイントです。その際に確認が必要なのが、コンセントプラグの形状と変圧器になります。
電圧とプラグ形状の違い
電圧 | 周波数 | プラグ形状 | |
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ニュージーランド | 230Vもしくは240V | 50Hz | O型 |
日本 | 100V | 50Hzもしくは60Hz | A型 |
ニュージーランドのコンセントの形状は日本とは異なりO型で、八の字型の形状をしています。ネットで調べればプラグ形状の種類を調べられます。日本の電化製品をニュージーランドで利用する際には、必ず変換プラグが必要になります。変換プラグは大手家電量販店や空港にある電気店で購入することができます。
ニュージーランドの電圧は230Vまたは240Vになります。一方、日本は100Vとなります。パソコンやデジタルカメラ、携帯電話などの充電器のコンセントアダプターや取り扱い説明書に「100V~240V」と記載してある場合は、変圧器の使用は必要ありません。一方、「100V」とだけしか記載されていない場合は、変圧器を通さないと使えません。
100V対応の電子機器なのにも関わらず、変圧器を通さずに直接ニュージーランドのコンセントプラグに差し込むと、その瞬間にショートして壊れてしまうので注意が必要です。