海外では何をするにしても英語力が求められる
フィリピン留学は、キャリアアップにつなげるための最短のルートが整っています。海外留学でキャリアアップするためには、TOEICスコアなど英語そのものの実力は去ることながら、それ以外の経験や資格するためには、何をするにしても英語力が求められます。
海外留学の中で、一番金銭的負担が大きく時間を費やすのが、英語力を身に付けるステージです。TOEIC500点以下の英語力で海外留学をスタートして、800点オーバーのスコアを取得しようと思うと、通常は1年間の語学留学が必要と言われます。フィリピン留学を組み合わせることで、欧米圏で語学留学した成果と同じ成果が約半分の期間で到達することができます。貴重な時間と金銭的負担を最小限にするために、フィリピン留学を組み合わせて英語力を身に付けた上で、欧米圏に留学することがキャリアアップを実現するための最短のルートになります。
良く海外留学される方は、一番最初の留学目的に「日常会話ができるレベルまで英語力UPしたい」と言われます。ですが、日常会話レベルと言うのは非常に奥が深く、海外旅行で成立するレベルでも日常会話のレベルの範囲内ですし、政治や経済などの会話も日常的に交わされる内容と言う意味では、日常会話の範囲内と言えます。「どこまでのレベルに到達したいのか!?」をもう少し具体的に決めておく必要性があります。
色々やりたいことはあると思いますが、まずは英語力の習得が何よりも先決です。
キャリアアップのために必要な留学とは、どこまでのレベル!?
どこまでしっかり勉強すれば、キャリアアップのための留学と言えるのでしょうか?自己満足の海外留学では、帰国後に後悔することになります。自己満足はもちろん、周囲もご家族も納得させるだけの成果を積み上げて帰国することが求めれます。ココでは、海外留学をしてきたら、どの程度の成果が求められるのか解説して行きます。
◆ 英語力が到達するために必要な物理的期間
フィリピン留学3ヶ月間: 簡単な会話ができるようになる(TOEIC600~650点程度)
フィリピン留学4ヶ月間: 仕事の一部分だけ英語を使う仕事ができる(TOEIC650~700点程度)
フィリピン留学5ヶ月間: 英語で一通りの業務が任せられる(TOEIC700~750点程度)
フィリピン留学6ヶ月間: 会議やプレゼンなどでも英語が使いこなせる(TOEIC750~800点程度)
◆ 仕事で使うために求められる英語力
TOEICで650点が英語を使う仕事で求められる最低ラインです。
1年留学して来た場合は、700点オーバーが1つの社会的評価ラインになります。
今後の国際化を考えると、理想は800点オーバーが欲しいところです。
英語力だけでアピールになるか?
海外留学して、「英語力だけでは評価されないのでは?」という相談を頂きますが、英語力を身に付けるのはそんなに簡単な事ではありません。上記でもご案内した通り、TOEIC800点到達のためには、欧米留学だけでも1年間語学留学しなければ到達はできません。ですが、多くの留学生は、ワーホリ1年間で到達できると思い込んでいます。いえ、本当は現実に目を向けていないだけかもしれません。帰国後に後悔するよりも、行く前に現実を知っておいて、どのように留学プランを組み立てることが、自分にとってベストな成果になるのか、きちんと計画を立てなければなりません。
教師養成コース(TESOL)、ケンブリッジ検定、IETLS、児童英語教師資格(J-Shine)、専門学校進学、ボランティア、インターンシップ、などなど様々な留学プランがあります。これらの資格があれば、英語力資格よりも評価されると思い込んでいる方が多いのですが、英語力が不十分なのに、色々な経験をしただけでは、移り気の多い人と言う評価だけで終わってしまいます。これらの資格は、あくまでも英語力が十分にある場合にのみ武器になりますが、基礎の基礎である英語力が無い段階で目指すのは時期尚早と言えるでしょう。まずは最低でもTOEIC700点レベルまで高めておくことが重要です。
結論を言うと、英語力だけでも十分アピールになるのです。
キャリアアップのためのルート
では、具体的にどのように行動すれば、キャリアアップの最短ルートになるのでしょうか。海外留学の成果は、出発前の計画段階でほぼ成果は予測できます。これまで多くの留学生を見て来ていますので、キャリアアップに結び付けるための最短ルートも分かります。現実は厳しいですが、きちんと現実に目を向けて行動することで、着実なキャリアアップの道が開けてくるのは間違いありません。
キャリアアップを阻害する要因は、資金面であることが一番多いケースです。フィリピン留学は、全てコミコミの費用で月15万円を想定しておきましょう。フィリピン留学後はワーホリでアルバイトで資金を稼いで、生活を通して英語を使う経験をすることで、英語力に磨きが掛かります。資金面からベストな留学プランをご提案します。
フィリピンでの 学習期間 |
必要予算 | 補足事項 |
---|---|---|
4ヶ月間 |
約120万円 |
日常会話は一通りクリアし、TOEICでは600点越えまで到達している状況です。本来はもうひと頑張りしたいところですが、予算的に厳しい場合は、欧米圏に留学してからもコツコツ勉強が必要です。アルバイトで貯めたお金で後半戦にビジネス英語やケンブリッジ英語コースを受講するか、帰国の際に再びフィリピンで3~4ヶ月間勉強して、TOEIC700点越えを到達させてから日本に帰国するプランがお勧めです。 |
5ヶ月間 | 約135万円 |
仕事で使える英語力に到達している段階です。日常的なコミュニケーションは殆ど問題ないですが、仕事上ではまだ十分ではないと感じる場面も多いはずです。TOEICでは700点の到達が見込まれます。ようやく仕事で使える英語力へのエントリーレベルに到達した段階ですので、欧米留学しても継続しての勉強が必要です。アルバイトでお金を貯めた後にビジネス英語かケンブリッジ英語を学習しておくと帰国した際にアピール材料が1つ増えます。 |
6ヶ月間以上 | 約150万円~ |
討論やプレゼンテーションができるレベルに到達しているはずです。コミュニケーション力に関しては、相当自信を持てるレベルにあると思いますので、この段階まで来たら欧米圏で英語を使って仕事を通じて英語を使う体験をするステージになります。TOEICでは800点近いスコアまで到達しているはずです。同様に、帰国前にビジネス英語かケンブリッジ英語を学んでから日本に帰国するプランがお勧めです。または、帰国前にフィリピンで再び勉強し、IETLSのスコアを6.0以上取得しておくと、社会的評価はさらに高くなります。 |
英語力があれば行動範囲が広がります
英語が使いこなせる自分を想像してみましょう。英語ができなければ、海外の場では肩身の狭い思いをします。一方、英語さえできれば、行動範囲も広くなれば、さまざまな経験をするチャンスにも恵まれます。海外で英語を使って仕事をする経験にも恵まれますので、キャリアアップに最も重要な経験ができます。また、英語環境で働けば、時給も高くなり、良いこと尽くめなのです。
そのため、まずは英語をしっかり勉強することが先決です。皆さんの今現在の英語力と、留学期間が分かれば、大体どの程度の成果になるかは容易に予測ができます。無計画で無謀な留学をしても、決して良い成果は得られません。有意義な留学生活を送りたいと心から願うのであれば、出発前の計画で決まります。
色々とやりたいことがあるのは分かりますが、何をするにしても英語力です。極端な事を言えば、出発前には英語の勉強以外のことは全て白紙として考えていても良いくらいです。結局、英語力が伴わなければ、帰国後のキャリアアップは厳しいものになってしまうためです。そのためにも、フィリピン留学のメリットを有効活用し、実りある海外留学を実現して欲しいと思います。