【大学生必見!】将来につながる海外留学なら、帰国時にTOEIC800点オーバーを目指せ! | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

カテゴリー:学校の選び方

【大学生必見!】将来につながる海外留学なら、帰国時にTOEIC800点オーバーを目指せ!

公開:2018/05/24 著者:齋藤 朱里 2334 Views

海外留学に行かれる理由は人それぞれだと思います。

その中ででも就職活動のため、もしくは転職のために英語スキルを身に付けることで仕事の幅を広げたいと考え、留学を決断される方は非常に多いでしょう。

 

就職活動で自らの英語力を示す試金石としてTOEICがあります。

 

TOEICの存在は、現役学生や社会人であれば、知らない人はいないでしょう。留学したからには、履歴書に書ける目に見える資格が必要です。

履歴書に「留学してきました。」と記載しただけでは、何の評価にもなりません。留学しても遊んで帰ってくる人もいます。実際の英語力がどの程度あるのか、語学試験のスコアで提示しなければ、英語力の証明にはなりません。

 

就職市場では、留学した成果としてTOEIC800点以上を持っていれば、上々の評価を得られることを皆さんはご存知でしょうか?

 

800点以上の高得点を取るのは非常に高いハードルです。そこで今回は、800点の英語力とその価値を示したうえで、将来を見据えた留学においてTOEIC800点を獲得するための留学プランについて紹介していきます。

英語力の必要性の高まり

近年ではグローバル化が進み、海外への日系企業の企業進出が目立つようになってきました。日本では少子化が進み、国内経済は縮小しています。そのため、海外で市場を広げるため、海外戦略を打ち出している日本の企業が増えています。

 

ユニクロや無印良品をはじめ、数々の飲食店が世界に進出しているのは、周知の事実です。

 

同時に日本国内は人口が減少して行きますので、外国人労働者がドンドン日本に来ています。コンビニやファーストフードで、日本人以外の店員を見かける機会も増えて来たのではないでしょうか。

今後、どのような人材が求められるのか?普通に考えれば、もう答えは分かりますよね!

 

日本国内にいる日本人でさえ、当たり前に英語力が求められる時代が来ます。

 

日系企業の海外展開によって、日本人でも外国人と関わる機会が大幅に増えています。日本人で英語が使いこなせる人は、まだまだ希少性があります。

 

英語ができる人材は企業にとって「金の卵」なのです。

 

英語力を測る1つの基準がTOEICです。就活の選考の際にTOEICのスコアを重要視する企業は増えています。

特に新卒の大学生で、TOEIC700点以上を持っている人材は殆どいません。つまり、就活の時点でTOEIC800点を持っていたら、企業にとっては超優良人材なのです。

 

通常、TOEIC800点を持っていて、ビジネスシーンで通用する会話力を身に着けるには、長期で語学留学しなければ不可能です。

 

そのため、新卒の時点でその能力を持ち合わせている人材は、エリートキャリアのレールに乗れるチャンスを手にしているのと一緒なのです!

 

TOEICとはどのような試験なのか

TOEICは、語学試験の中でも一番簡単な試験です。世界中に受験者がいる試験だと言われますが、実際のところは日本人と韓国人くらいしかTOEICを受験しません。

日本人と韓国人以外の国籍の人に、「TOEICって知ってる?」と聞くと、知らない人はザラにいます。世界レベルでは、TOEICはマイナーな試験です。ちなみに、世界で最もメジャーな試験はIELTS(アイエルツ)です。

日本でTOEICが爆発的に普及した理由は諸説ありますが、マークシート形式にして、日本人が苦手なスピーキングとライティングを省いたことが大きいのではないでしょうか。英語力がゼロからでも気軽に受験できるハードルが低い試験がTOEICなのです。

 

ただ、スピーキングとライティングを省いた試験なので、「本当の英語力を測ることはできないのでは?」と思う方もいるのではないでしょうか。また、「TOEIC800点持っていても、全然英語が話せない人は多い。」と聞いたこともあるかも知れません。

つまりTOEICは不完全な試験であることから、世界レベルでは普及しなかったのかも知れませんね。

以上のようにTOEICは、様々な欠点が指摘されています。そんな経緯もあってか、現在のTOEICでは4種類の試験に多様化しています。

 

・リスニングとライティング形式の「TOEIC Test」
・スピーキングとリーディング形式の「TOEIC SW Test」
・初心者向けの「TOEIC Bridge」
・インタビュー型の「TOEIC LPI」

 

主な企業が求める英語力の判断基準は、リスニングとライティング形式の「TOEIC Test」です。こらが、誰もが知ってるいわゆるTOEICです。満点は990点で、3~4個の選択肢から答えを選ぶマークシート形式です。

 

TOEICが不完全な試験であろうが、そんなことは関係ありません!我々は日本人ですので、日本で一番メジャーなTOEICスコアを取ることが先決です。留学した成果を証明するためにも、TOEICスコアを持っていないことは許されないのです。

 

TOEIC800点の英語力とは?

率直に申しますと、TOEIC800点オーバーは相当の英語力の持ち主です。

大学受験の最高峰である東京大学の文系学部・院生の平均スコアが800点です。一般的な大学の英文科に所属している学生においては、TOEIC800点オーバーを持っている人はほとんどいないのが現状です。

偏差値60以下の英文科だと、大学卒業時でTOEIC800点オーバーは1割前後いれば良い方です。英文科でさえ800点以上を持っているのは、大学を休学して1年の長期留学経験者で、その中でも一握り限られます。

 

英文科はもちろん英文科以外の学部であれば、TOEIC800点を持っている学生は周囲にほぼいないのです。800点を持っていたら、それこそライバル不在です!

 

TOEIC800点レベルに達するためには、中学~高校までの文法を全て理解していることを前提として、的確、かつ一定以上の速度で問題を解いていく能力が必要です。

 

英語力ゼロの状態からはじめたとして、大体1,225時間程度の学習時間が必要になるそうです。 ※諸説あるため、最低1,500時間は見ておいた方が良いでしょう。

 

個人的には、1,500時間(1日5時間の勉強*300日)でTOEIC800点を越えるのは、かなり効率的な勉強が必要だと思います。例えば、マンツーマン授業で1時間勉強するのと、自習で1時間勉強するのとでは、1時間の価値が全然違います。自習ベースの時間が主体なら、TOEIC800点到達に2,000時間以上掛かっても何らおかしくないと思います。

英検の方が馴染みのある方がいると思いますので補足すると、TOEIC800点レベルは、英検準1級には合格する可能性は非常に高いですが、1級には到達できないレベルです。

以下のグラフはあくまで目安ですが、500点以上のTOEICのスコアと英語運用能力のレベルを示したものになります。

 

点数スコアに応じた英語運用能力
500~550点簡単な英語を使用し、海外旅行ができる。
550~600点英語を使うことに自信がもてる。
600~650点ある程度色々な話題の会話ができる。
650~700点海外で日本人経営系のレストランなどで軽作業ができる。
750~800点生活上の一般英語が問題なくできる。
800点~海外にて何とか英語環境で仕事ができる。

 

800点を取得すると、TOEIC全受験者の上位11%程度のランクだそうです。

 

つまり10人に1人の世界ですね!

全年齢層ですから社会人の方も含まれての11%であることを考えると、大学生の新卒レベルで800点を持っていることは、相当な武器になりそうです。

ただTOEIC800点以上を獲得することは、非常に困難であることは既にお伝えした通り。

 

裏を返せば、TOEICで800点以上を持っていると、確実に就活や転職でライバルに差をつけることができるのです。

 

就活においては、「大卒」は珍しくも何ともありません。単なる「大卒」という経歴が横並びの中、大学生でTOEIC800点を持っている価値は、就職市場で光って見えます。

留学を経てTOEIC800点を取得していれば、就活で成功するカギとなるだけでなく、そこから人生の歯車が大きく動き出すかも知れません。

 

留学は若い時にした方が良いと言われる理由

TOEIC800点以上を獲得するため、1,500時間で計算します。1日5時間勉強したとして245日(9カ月間)。1日8時間勉強したとして188日(6カ月間)です。

毎日勉強し続けて上記の期間です。多少息抜きする時間を考えると、もう少し時間的余裕を考えたら、下記の期間が1つの目安になるでしょう。

 

・1日5時間の勉強した場合: 10カ月前後
・1日8時間の勉強した場合: 7~8カ月

 

ただ、机上での勉強を1,225時間したとしても、実践的な英語が学べない上に何年かかるか計り知れません。電車でTOEICのテキストを開いて読んでるビジネスマンをよく見かけると思いますが、何年もの勉強を継続して600点や700点が関の山です。

また、日本国内で机上の勉強を継続して800点獲得できたとしても、現実のビジネスの場で使えるコミュニケーション力にはならないことは、想像すれば誰でも分かります。

仮にコツコツ勉強を頑張ったとして800点に到達したとしても、年齢が40歳を過ぎていたら、転職市場で年齢的に厳しいことは、誰でも想像がつくことでしょう。

 

将来、英語力を生かした仕事をしたい、良い企業に入社したいという願望がある人は、どこかのタイミングで1年程度の長期留学が必要です。

 

留学するなら、若い方が良いです。20代前後が理想です。若い方が英語の吸収が早いとか、飲み込みが早いとか、そういう話だけではありません!

年齢を重ねたら、それだけの時間を過ごして来ているのですから、時間の経過と共にTOEIC800点ホルダーのライバルも増えます。

22歳での800点ホルダーと、30歳での800点ホルダーでは、同じ800点ホルダーでも意味が変わってくるのです!

もし貴方が企業経営者だったら、若くて伸びしろのありそうな22歳の人材を採用するのではないでしょうか?

 

だからこそ、若いうちに留学した方が良いと言われるのです。

 

近年、就活や転職で良い企業に入るための英語力を養うために、留学をする人が増えています。大学生は長期休みがあるので、短期留学に行く人が多いですが、短期留学では学習時間から考えてもTOEIC800点を獲得するのは難しいでしょう。

社会人の場合だと、まとまった休みが取れません。長期留学をするためには休職、もしくは退職しなければなりません。既に社会人になっている方は、どこかで決断するしかありません。決断はできる限り、早い方が良いと言えるでしょう。

 

留学は英語学習のためだけの時間を作れると言うことです。そして、上記でも紹介した通り、1年間の学習時間があれば、理論上800点は取得できるのです!

 

さあ、あとは一歩を踏み出せる勇気があるかどうかです。

 

長期留学経験者が本当に800点以上を取れているのか?

1年前後の長期留学した人は、本当にTOEIC800点を取れているのか?

気になるところだと思います。

 

そこで、留学ドットコムのスタッフに実情を聞いてみました。

 

留学ドットコムのスタッフの肌感覚では「全体の1割未満」とのこと…。

その理由としては、何点か理由があるようです。

 

1. 留学プランそのものが間違ってる
2. 計画的に勉強していない(遊んでる)
3. 語学学校に通ってるだけで、自主学習をしていない

 

多くの方が、留学プランを真剣に考えていないのが原因だそうです。留学することで気持ちがワクワクして、まるで海外旅行に行くのと変わらないのだそう。

もちろん、留学は楽しい側面もあるでしょう。ただ、「英語力向上」に関しては、いばらの道であると覚悟して真剣に向かい合わなければなりません。

何処に問題があるのか、具体的に掘り下げてみましょう。

 

1. 留学プランそのものが間違ってる

英語力向上が目的なのに、海外旅行に行く感覚でプランを立てている方がいます。もちろん、留学中に旅行や観光名所巡りをしたい気持ちは分かります。

ですが、それを重視するがあまりに、「英語力を伸ばす」という目標はどこかに飛んで行ってしまう人が多いのです。あれもこれも良いとこ取りをしたい気持ちは分かりますが、勉強が二の次になってしまうようなプランを組み立てる人は、留学で結果を残せません

留学カウンセラーも皆さんの親ではありませんし、口うるさいことを言って嫌われたりしたくありません。あくまでも皆さんの希望に沿ったプランを立てるのが前提です。

何が一番大事なのか、よく考えてプランを相談しましょう!

 

2. 計画的に勉強していない(遊んでる)

海外留学すれば、ネイティブスピーカーの友達が自然にできて、海外生活していれば自然と英会話ができるようなると思い込んでる方はいないでしょうか?

 

ネイティブスピーカーが言葉も通じない外国人に対し、自分の大事な時間を割いて付き合ってくれることはありません!

 

また、英語力を確実に伸ばすためには、1日5時間や8時間など継続的な学習が必要なのに、ただ何となく海外生活をしているだけの人も多くいます。

そもそも、「どのように時間を過ごしたら良いのか?」を理解していない方は、幾ら海外留学しても成果は出ません。

 

3. 語学学校に通ってるだけで、自主学習をしていない

多くの留学生が「日常会話ができるようになりたい!」と言います。

語学学校に通ってるだけで英会話ができるようになると本気で思い込んでいませんか?また、放課後や週末も友達と英会話をしていれば、自然と英語力が伸びると思ってる方も危険です。

英会話は、相手の話が聞けて、自分の意思を相手に伝えることです。要するに「リスニング」と「スピーキング」です。

 

大前提として、日常会話ができるだけの単語が頭の中に入っていますか?

 

単語が分からないのに、相手の言ってることは聞き取れないですし、分からない単語が口から突然出てくることはありませんよね?

「単語の暗記は面倒くさいし、覚えられないからやりたくない!」と思った瞬間に、英語学習は諦めたのと一緒です。

語学学校の授業を受けているだけで、どんどんと頭の中に単語が入ってくる天才肌の人は別ですが、多くの方は勉強をしなければ単語は記憶できないはずです。

授業の他に1日数時間の自主学習を積み重ねることにより、徐々に英語力が伸びていくことを忘れてはいけません。

 

800点以上を獲得するための勉強期間と留学プラン

上記でも触れましたが、1年の語学留学を経験して800点に満たないのであれば、留学プランが間違っています。そして、英語力を伸ばしたいと意気込んで留学される方の多くが、留学プランが間違っています。

 

1年でTOEIC800点以上を目指すためは、フィリピン留学の活用は外せません!

 

時間のある方は、フィリピン留学後に欧米圏に留学する「2カ国留学」がお勧めです。2カ国留学をお勧めする理由は以下2点です。

 

1. フィリピンで英語脳になってから、欧米圏で実践できる
2. フィリピン留学は格安に加え、生活面のサポートもある

 

欧米圏留学だけでTOEIC800点を目指そうと思うと、1年間でTOEIC800点越えは難しくなります。その理由を解説していきます。

 

フィリピンで英語脳になってから、欧米圏で実践できる

フィリピンは一般的に1日に約8時間授業があり、その半数以上の授業が1:1で行うマンツーマン授業です。その一方で、欧米圏の語学学校は、4~5時間ほどの授業時間が一般的で、1クラスに15名前後の学生と勉強するグループ授業です。

フィリピン留学では自分の苦手分野をマンツーマン授業で効率良く、かつ1日に8時間も英語に触れるため、スピーディーに英語を身に付けることができるのです。

 

フィリピン留学と欧米留学の英語の伸びるスピードは、「2~3倍」も違います。

 

要するに、欧米留学での2カ月間の成果をフィリピン留学では1カ月未満で達成することができると言うことです。

学習期間が短くなると言うことは、大幅に留学費用を抑えることができます。フィリピン留学を6カ月間して、1日8時間以上勉強し続ければ、物理的な学習時間は1,500時間を越えられます。

 

TOEIC800点はフィリピン留学だけで取得できることになります。

 

留学期間が限られている方は、フィリピン留学だけでも良いでしょう。一方、留学期間に余裕がある方は、フィリピン留学後に欧米圏留学し、ビジネス英語やIELTS対策などの上級クラスで学ぶのも良いでしょう。

 

フィリピン留学は格安に加え、生活面のサポートもある

フィリピン留学の場合、1カ月の費用は約20万円ほどです。フィリピン留学の学校費用には、授業料だけでなく寮費や食費も含まれています。

欧米留学の場合は、学費と生活費を併せて1カ月の費用は25万円以上です。フィリピン留学の英語力の伸びるスピードが2倍以上であることを考えると、費用対効果が高い留学地であることが分かると思います。

フィリピン留学は全寮制なので、通学時間もありません。食事も3食提供される学校が多いため、自炊する必要性もありません。掃除や洗濯も学校側の清掃スタッフが行ってくれます。

 

フィリピン留学では生活面のサポートも含まれているため、生徒は本当に英語の勉強に集中できます。

 

欧米留学だと、通学時間や食事、掃除洗濯と色々時間を奪われます。フィリピン留学は生活面のサポートを受けた上で勉強していくので、恵まれた環境と言えるでしょう。

「英語=欧米圏」というイメージがあると思いますが、フィリピン留学は欧米留学に比べ、スピーディー、かつ格安で英語を学ぶことができるため、高い英語力を身に付けるためには効率的な留学と言えるでしょう。

 

やり方を間違わなければTOEIC800点は取れる!

留学前にこの記事を読んで頂いた方は、少しは力になれたのではないでしょうか。留学は行ってからも重要ですが、出発前のプランと心構えの方が重要です。

結局、現地に到着してから、やるべきことをやっていなければ、成果も得られずに帰国することになってしまいます。

将来につながる留学を考えている方は、TOEICスコアを持っていなければ誰からも評価を受けられません。「留学はしていました。でも何も証明するものがありません。」では、留学先で「遊んで来た」と言っているのと変わりありません。

 

皆さんのライバルは、TOEICスコアを取得して帰国しているのです!

 

就活は、どの企業も書類選考からです。新卒の大学生は、似たり寄ったりの履歴書ばかりです。TOEIC高得点を持っている人であれば、その資格が光って見えます。当然光って見える履歴書から選考を優先的に勧めます。

海外留学はTOEICスコアが全てではありません。ですが、TOEICスコアを持っていなければ、就活では評価に繋がりません。

将来の自分のためにも、特に長期留学する人は最低でもTOEIC700点、理想は800点以上を取得して胸を張って帰国したいものですね!

100 %の人が「役に立つ」と評価! 「参考になった」投票数(3件)/全投票数(3件)
この記事は参考になりましたか?
こちらの記事も人気です
戻る
国名から記事を探す
戻る
カテゴリーから記事を探す
戻る
開始日を指定
戻る
終了日を指定
戻る
タグから記事を探す
個人カウンセリング予約
資料(パンフ)請求