バカンス留学でオススメのエリアは?私がお勧めするバカンス留学地を5箇所紹介!
どうせ留学するなら、非日常的な時間を過ごしたい!
…と、海外留学を考える方は、一度は思い浮かべるのではないでしょうか。
日頃の疲れをたっぷりと癒してリフレッシュし、ゆったりとした時間の中でしたいことをして過ごす。非日常に身を委ねることのできるバカンスは、忙しく働く日々の中でも非常に魅力的に映るものと思います。
フランスや北欧諸国においては、年間で一定の休日をバカンスのために使うことが法律で義務付けられていることを聞くと、羨ましく思いますよね。
南国水平線にゆっくりと沈みゆく夕日を眺められる最高のロケーションで、もし語学学校に通うことができたら…。
何に急き立てられることもなく、自分のペースで語学学習や趣味に夢中になれれば、実りも多くなりそうですよね。
今回は、リゾートを満喫しながら留学をするという「バカンス留学」について、お勧めの留学地5選をご紹介致します。
一石二鳥のバカンス留学の参考にしてください!
真面目に勉強しつつビーチリゾートも満喫できる「セブ島」
セブ島は、フィリピン中部のビサヤ諸島に位置する南北に細長い島で、フィリピン国内では日本人にとって最も強い人気を擁するリゾート地です。日本からは直行便で5時間と大変近く、簡単にアクセスできるのも魅力の1つ。セブ島はビサヤ諸島のほぼ中央に位置し、経済・政治・文化の中心になっています。
ビーチリゾートは、州都セブのあるセブ島の南にある「マクタン島」に集中しています。マクタン島とセブ島の2つの島は橋で繋がれており、タクシーなどで簡単に行き来することができます。
フィリピン留学(セブ島留学)の最大の魅力は、語学学校の授業時間が1日平均8時間と、欧米留学の2倍近い授業時間。そして、その半分近い時間は、先生と1:1のマンツーマン授業で、欧米留学よりも安価な留学費用で済むこと。
平日はセブ島の語学学校で勉強に集中し、週末はマクタン島のビーチリゾートでリラックス、またダイビングを体験もできます。
セブ島は習いごとをされたい方にもお勧めの地域になります。近年ではヨガクラスもかなりの数増えてきており、ホットヨガ、パワーヨガ、ビンヤサヨガやアシュタンガヨガなど様々なスタイルのヨガを「日本の約1/4の価格」で受講することができます。
また、バイオリン、ギター、社交ダンスなどの教室も開講されています。とくにダンスはフィリピン人にも人気で、商業施設の一角で毎週のようにズンバダンスのクラスやイベントも催されています。
留学地としては発展途上にある穴場の「バリ島」
バリ島周辺はサバナ気候に属しており、年間を通して気温の変化も小さく温暖な島です。近年南国ビーチリゾートして注目され、多くの観光客が訪れるバカンス地です。公用語はインドネシア語ですが、英語を話す人口が年々増えています。
バリ島は海外留学としての歴史はまだ浅く、語学学校も3校前後しかないため、穴場的な留学地になります。
基本的には日本人向けの留学地のため、学校に在籍する学生はほぼ日本人です。しかしながら、バリ島は穴場的留学地のため1校につき20~30名程度。スタッフと生徒みんなが顔見知りで、アットホームな環境で学ぶことができます。
バリ島は世界有数のダイビングスポット、サーフスポットが多く、人気である一つの理由として挙げられます。多くのダイバーが集うスポットでは高確率でのウミガメとの遭遇、マンボウやエイを同時に遭遇することができます。サーフスポットは、日本よりも波の質が良く、常に島のどこかに波があることから、シーズンを問わず楽しむことができます。
ダイビングやサーフィン以外にもマングローブカヤック体験、象乗りなど様々なアクティビティを楽しむことができます。幅広いアクティビティに参加し、楽しみながらストレスフリーなバカンス留学をバリ島では実現できます。
バリ島は、先進国と比べると比較的物価が安く、その分留学費用も抑えることができます。
近年外国人観光客の増加に伴って、レストランやショップなどにおける外国人向けサービスが充実しているため安心感があります。距離的な近さもその魅力のうちの一つで、日本との時差も-1時間であるため、快適に過ごすことができます。
誰もが知るバカンス留学の王道「ハワイ」
留学でなくとも、バカンスと言えば「ハワイ」を誰もが想像することでしょう。
留学生・観光客共に日本から多くの人々が訪れています。ハワイは世界中の国から来た移民の子孫が多いため人種差別の意識も少なく、他国に比べても治安は良く過ごしやすい環境が整っています。
また、ハワイでは英語の他にアジア系移民によって生まれたピジョン英語(ハワイ訛り)や、ハワイ先住民によるハワイ語があります。英語を学ぶだけではなく、こういった言語も知ることでハワイ文化についても深く知ることができます。
ハワイは90日以内の滞在に関しては、日本人はビザの事前取得が必要ありません。その場合、語学学校には週18時間までのパートタイムコースしか通えません。しっかり勉強したい方は、学生ビザ(F-1ビザ)の取得が必要になります。
ハワイには語学学校が十数校ありますが、何れも日本人割合が多いのが特徴的。全体の5割程度を日本人留学生が占めます。日本人が少ない環境を希望する方には向きませんが、日本人に馴染みのあるハワイで、安心して過ごせることがハワイ留学の最大のメリットです。
ホノルルはハワイ州最大の都市で、ハワイ全体の人口の8割に達する約100万人が居住しています。市中心部は企業の高層ビルやホテルやコンドミニアムが建ち並ぶ一方、世界的に有名なワイキキビーチなど観光スポットに恵まれています。市の東部にはショッピングセンターなどが林立しており、世界有数のリゾート地帯になっています。
サーフィンでも有名でオアフ島の北岸はノースショアと呼ばれ、冬季には高波が打ちつけるサーフィンの名所となっています。その他、観光スポットには象徴的なダイヤモンドヘッドや、屈指の夜景を堪能することが出来る「天然のテラス」のタンタラスの丘などがあり、マリンスポーツや観光を語学学習と並行して楽しみたい方にはハワイは最適な環境です。
日本人留学生が少ないヨーロッパ圏のリゾート地「マルタ」
「バカンス留学 = 日本人留学生が多い」というイメージがありますが、必ずしもそうではありません。マルタがその典型的な例と言えるでしょう。
イタリア南部の地中海に浮かぶマルタは、世界有数のリゾート地として有名な国として知られています。温暖な地中海性気候となっており、年中観光客で賑わいを見せていますが、海外留学地としても知名度が上がってきています。
マルタは治安もよく、日本人留学生が少ないことから英語学習における穴場スポットとも呼ばれており、リゾート気分を存分に味わいながら英語漬けの環境で学びたい人にはぴったりの環境。
マルタはヨーロッパ全土へのアクセスが非常に良く、ロンドン・パリまでは飛行機で約3時間程度、ドイツまでは2~3時間、イタリアまではわずか2時間弱程度で渡航することができます。
さらに、マルタの共通通貨はユーロとなっているため、両替をせずともそのまま現地で買い物をすることが可能です。近年、欧州圏内ではLCC(格安航空会社)が様々な国へ就航しているため、リーズナブルな価格でヨーロッパを周遊旅行することもできます。
特にヨーロッパに近いという立地条件から、ヨーロッパ諸国出身の留学生が多く集まります。
それ以外にも東欧、アラブ、アフリカ、中南米、アジアなど様々な国から留学生が集まっていますが、特にアジア人が少ない環境を求める方にとってはおすすめの留学地です。
世界中から文化や食材などが数多く入り混じっているため、日本人が少ない環境で毎日刺激を受けながらバカンス留学を楽しむことができます。
オーストラリアの穴場リゾート留学地「バイロンベイ」
「ワーキングホリデービザで行けるリゾート留学地はないの?」と思われる方もいると思います。上記で紹介した4つのバカンス留学地は、ワーホリビザ制度がありません。
ワーホリビザの最大のメリットは、1年間と長期滞在できること。そして、アルバイトができるので、留学費用も大幅に抑えることができること。
ワーホリで1年間長期滞在しながら、アルバイトしながら留学費用を抑えつつ、しかもバカンスも楽しみたい方には、オーストラリアのバイロンベイがお勧め!
バイロンベイはオーストラリア最東端の街として広く知られており、通好みの観光地です。ゴールドコーストからは約1時間と近く、ゴールドコーストのような賑やかさはない落ち着いた街で、静かに勉強したい方やサーフィンをしたい人にお勧めの留学地です。
ビーチ以外にもおしゃれなカフェやレストラン、工芸品などを楽しむことができます。バイロンベイは、オーストラリアにおいても特に「オーガニック」が盛んなため、街のいたるところにオーガニックメニューを味わえるカフェやショップが数多く軒を連ねています。
ホエールウォッチング、スカイダイビング、シュノーケリングなどの、様々なマリンアクティビティを楽しめますし、山の方に向かうとティーツリ湖や滝を見ながら大自然の中でゆったりと時間を過ごすことができます。
また、バイロンベイは、「ヒッピー文化」が盛んな土地でもあります。
ヒッピーとは、1960年代後半に、ベトナム戦争への反戦運動の一環としてアメリカで誕生しといわれ、旧来の伝統や制度に縛られることなく、自然に回帰した生活を提唱する運動のことやそれを実践する人々のことを指し示します。
自然を愛しながらゆったりと過ごすことを受け入れる環境と人々が集うバイロンベイで、自分だけのペースで語学を学びながら過ごすバカンスも非常に魅力的なものではないでしょうか。
バカンス留学にもそれぞれ個性がある
通常、海外留学やワーホリでは、その国の都市部に留学するのが一般的です。都市部の方が語学学校の選択肢も多く、ワーホリであればアルバイト環境も充実しているからです。
この記事を読んで頂いた方は、「留学地は都市部だけではないんだな!」ということが分かって頂けたのではないでしょうか。
それぞれの国や地域で特徴がありますので、自分の留学目的に合わせたバカンス留学を実現して欲しいと思います。
普段は体験することができないサーフィン、シュノーケリング、ダイビングなどのマリンスポーツから、各種ヨガやオーガニック食まで、リゾート地ならではアクティビティは枚挙に暇がありません。
日本国内では味わえないアクティビティ楽しみながら、楽しく語学学習が行えるバカンス留学は、まさに一石二鳥のお得な留学スタイルです。