【フィリピン留学】セブの観光地・名所を紹介
フィリピン・セブ島へ渡航することを考えている方へ。セブシティはフィリピン第二の都市なだけあって、驚くほど人が多い街です。僕も最初にセブに来た時は驚きました。
誰もが知る観光地であるセブには、レストランやショッピングモール、観光地など、マリンアクティビティ以外にも楽しめる場所は無数にあります。
日々成長し続けている発展途上国のセブ(フィリピン)には、新しいスポットが出来続けているので、約一年間セブシティに住んでいる僕でも、まだ行ったことのない場所が沢山あります。
もちろん、セブ島といえば何と言っても海ですが、海以外のスポットも多くありますのでオススメです。
今回は、そんなセブ島にあるオススメスポットについて紹介します。なお、コラム内に出てくる費用は、1ペソ=2.05円(2018年3月現在)で計算しています。
セブに多店舗展開する有名店「AA BBQ」
お肉好きのフィリピン人が大好きな料理のひとつとして、BBQ(バーベキュー)があります。セブでは欠かすことのできない料理で、街の至る所にBBQのレストランや屋台があり、夕方になると至る所でBBQの煙が上がります。
屋台では、ポークBBQ一本10ペソ程(約20円)で購入できます。この料理は日本人のイメージするようなBBQではなく、焼き鳥のような料理で、保存上での理由なのか全てタレに漬けてあります。メニューは豚肉と鳥肉が中心(お店によっては魚も)で、屋台では基本的に野菜・牛肉は見かけません。
そんな大人気のBBQレストランの中で、最も有名なお店が今回紹介するAA BBQ。このお店はオープンダイニングスタイルで南国を感じることができるレストラン。シーフード、肉、一品料理などメニューの種類が豊富です。
日本の雑誌にも紹介されているようで、現地人はもちろん観光客にも人気があります。
セブ本島に10店舗、マクタン島に3店舗も展開しています。AA BBQの味は店舗によって異なるそうで、ラホーク本店が一番美味しいとか。
本店はITパークの近くにあるんですが、他の店舗に比べて小さく席数が少ないため、少し時間をずらせば問題ありませんが、昼や夜のピーク時に行きたい方は予約が必須です。
AA BBQの特徴は、自分で食材を見て食べたいものを選べるということ。具体的にどうするかと言うと、ショーケースの中に食材が並んでいるのでその中から選びます。
メニューはポークベリー、チキン、チョリソー(フィリピンソーセージ)などの肉類から、魚、エビ、イカなどのシーフード類、更には野菜までちゃんとメニューにあります。
注文方法は、食べたい食材を選んでお皿(注文トレー)に乗せて渡すだけ。その際どんな風に食べたいかを聞かれるので、その質問に答えて完了。選択肢としては、「揚げる」や「焼く」などがありますが、メニューの中から選ぶこともできます。
例えば、魚を選んでメニューの中にある魚料理から「これにして!」と伝えればその料理が出てきます。また、このお店のフィリピン料理も美味しく、こちらも同じくメニューから注文できます。(ショーケースの中に食材が無い料理もあります。)
オススメはシシグとチャプスイ。できあがった料理はスタッフが席まで運んで来てくれます。ちなみにお会計は食後に席で行うので、注文した後はお金を払わずに席に戻っても大丈夫。フィリピンでは席でお会計をするお店が多いので楽です。
ローカル店とは言えませんが、高級店でもないので現地人も沢山います。人気店だけあって、衛生面もしっかりしています。
ローカル店はお腹を壊しそうで怖いけど、現地の空気を味わいたいという方にぴったりなお店です。値段はでレストランで外食する平均の値段くらい。(大体300ペソ前後)
ちなみにローカルに行けばこの半分程度で食べられます。しかし、やはり衛生面でいうと、滞在期間の短い方にはあまりオススメできません。
【住所】Salinas Drive, Lahug, Cebu City, Cebu Philippines(本店)
【電話】+63 32 238 2185
1日中楽しめる Papa Kit’s Marina & Fishing Lagoon
セブ島近辺には、自然の中でアクティビティを楽しめるスポットがいくつかあります。ボホール島のジップラインなどが有名ですが、実はセブ市内からで30分程の場所にもボホール島にも負けない場所があるんです!
それがLiloan(リロアン)という街にある、Papa kit’s(パパキッズ)。この場所はパパキッズリゾートというホテルに併設されたアトラクション施設ですが、宿泊者以外の利用も可能で、セブシティから日帰りで行くことが出来ます。
セブシティからパパキッズへ行く方法はタクシー、バン、ジプニーの3種類あります。まずタクシーで行く場合ですが、パパキッズはメーター通りの料金で行ってくれる可能性は低いです。
…と言うのも、パパキッズまで行った後、次に乗るお客さんを捕まえられる可能性がかなり低いんです。なので、ほとんどのドライバーが追加料金を払わないと行ってくれません。
メーター+100ペソ程度払えば十分です。交通状況にもよりますが、メーターは大体300ペソ前後。しかし、問題は帰りです。
リロアンは本当にタクシーが少ないので捕まりません。僕はジプニーで帰りました。30分も待てば捕まるので、頑張ってください。
もし5人以上で行く場合は、バンをチャーターするのがオススメ。SMモールのエントランス横に多くのバンが止まっているので、ドライバーと交渉してチャーターします。最大10人乗り、運転手付きで往復、貸切なので途中で行きたい場所に寄れて便利です。
パパキッズの滞在時間、迎えに来て欲しい時間をドライバーに伝えておけば、時間通りに戻ってきてくれます。
注意する点は最初に全てのお金を払わないこと。片道分は終わってから払ってください。大体の相場は往復1,800ペソ前後です。
ジプニーは簡単。SMモールからLiloan(リロアン)行きの便に乗り、帰りはセブシティ(SMモール)行きに乗るだけ。その際、行きに乗ったジプニーの番号を覚えておくと後々楽ですね。運賃は片道15ペソです。
パパキッズには主に7つのアトラクションがあります。ジップライン、ウォールクライミング、アスレチック、釣り、乗馬、ウェイクボード、ボートです。各アクティビティ間は距離が離れているものもありますが、敷地内は無料のバンが走っているので移動は簡単です。
以前、入場料は100ペソでしたが、現在入場料は無くなったようです。なので必要なのはアクティビティの料金のみとなります。各アクティビティの料金は以下の通り。
スーパーマン: 400ペソ(腰で吊られてスーパーマンの体勢で行うジップライン)
ウォールクライミング: 100ペソ(ボルタリング)
アスレチック: 150ペソ(小さい子供はできません)
釣り: 100ペソ
乗馬: 75ペソ
ウェイクボード: 500ペソ
ボート: 150ペソ(1時間)
平日: 999ペソで全てのアクティビティを利用できる。食事付き。
週末: 1,199ペソで全てのアクティビティを利用できる。食事付き。
この中でもやはり一番の目玉となるのが「ジップライン」。リロアン湾を横切りロープ1本で対岸まで渡る、言ってしまえば島から島へのジップラインですね。
なんと長さは400mもあり、往復で800m、セブ近郊で最長となるジップラインです。片道だけで1分くらいかかるので、きれいな景色を思う存分味わうことが出来ます。
料金がなぜか2倍になりますが、「スーパーマン」もオススメです。僕はやっていませんがとても面白そうでした。高い所が苦手な人には少し厳しいかもしれませんが、バンジージャンプなどのようなスリル感というよりは、心地よい風を感じながら景色を楽しめるアクティビティです。特に天気の良い日は最高です。
パパキッズで有名なのは「釣り」。100ペソでエサ付きの竿を借りることができます。もし何かトラブルがあっても、近くのスタッフが助けてくれるので大丈夫。コテージが一日500ペソで借りれるので、のんびりビールを飲みながら釣りをするのがオススメ。
ここではバゴス(Bangus)という魚が釣れます。小骨が多い魚ですが塩焼きで食べると美味しいです。しかし、釣った魚はキロ200ペソで買い取らないといけません。隣接しているレストランで追加料金を払って調理してもらうか、家に持ち帰ってください。
ここで1つ注意点。パパキッズの釣りはめちゃくちゃ釣れるので調子に乗って釣りすぎると、買い取り金額がすごいことになります。
他にも、75ペソ~気軽に体験できる乗馬。ロープや木が古く「壊れる!?」というスリルが味わえるアスレチック。命綱を握っているのがフィリピン人だという別の意味でスリル満点のウォールクライミング。しっかり楽しめるウェイクボード。のんびり楽しめるボートなど盛りだくさんです。
全部やったらめちゃくちゃ疲れますが、一日中楽しめます。また、冒頭でもお伝えしたとおり、宿泊施設も併設されています。
周辺施設の充実度や日帰りで行ってもさほど苦にならない距離なので、宿泊はセブシティをオススメします。
【住所】Poblacion Liloan, Cebu, Philippines
【電話:オフィス】(00)(63)(32) 424-1086
【電話:携帯】+63 9420125578
セブ留学に来たら週末はお勧めスポットに行ってみよう!
今回は、セブの2つのお勧めスポットを紹介しました。AA BBQは本当に色んな場所にあって、手軽に南国特有の雰囲気が味わえます。またBBQとフィリピンビールの相性は抜群!
パパキッズも友達とワイワイはしゃぐのにオススメ。島から島へ渡る400mもの長さのジップラインは圧巻です。1,000ペソもあれば一日中楽しめるので、ぜひ一度行ってみてください。
セブ島の海はもちろん綺麗ですが、せっかく海外に来たのであれば海だけでは勿体ない!海外ならではの海以外で楽しむ方法も沢山あります。セブ島で、あなただけの思い出を作って帰ってください!