【フィリピン留学】セブ島北部のマラパスクア島で過ごした年末年始
こんにちは!
今年、私はセブ島の北にあるマラパスクア島という島で、2017~2018年の年末年始を過ごしました。はじめて海外、暖かい国で過ごす年末でした。ただ例年との差が激しすぎて全く実感が無く、年を越した瞬間は海で友人と泳いでいました。
2018年も残りわずか!年末年始をフィリピンのバカンス地で過ごしてみませんか?
昨年の年末年始では二泊三日の滞在でしたが、マラパスクア島をとても気に入ってしまいました。
フィリピン留学中に行く予定の方にお勧めしたいマラパスクア島について、今回は紹介していきます。
マラパスクア島って何処?
マラパスクア島とはセブ島の北端から少し北に位置する小さな島で、全長は東西が1km、南北に2.5km程の小さな島です。約三年前まで、電気もまともに使えなかったということもあり、まだまだ自然の多く残る島でもあります。
島の人口は約7千人とのこと。多くの方は観光業や漁業、大工などで生計を立てていますが、収入は微々たるものなので、多くの家庭では鶏や家畜などを育てつつ、自給自足のような生活を送っています。
このように小さいのどかな島なので、治安はとても良く、セブでは珍しくホテルにガードマンが居ない場所でもあります。
マラパスクア島について、言葉で表すと、、、、
日本では、まだまだ聞きなれない島ですが、隠れ家的なリゾートで島の雰囲気、サイコーです。白砂のビーチ。
透き通った青い海。新しくて値段も高くない快適なコテージ。のんびり過ぎていく時間。訪れる人の少ない穴場中の穴場。
ヤシの木が立ち並ぶボウンティービーチは1km以上も続くので、波打ち際を散策するもよし、歩いて島を一周するもよし、一日中のんびり木陰で読書をするもよし、コテージの庭でハンモックに揺られながたそがれるのもよし、マラパスクア島では何にも縛られることはありません。
ビーチサイドでは格安でマッサージを受けることもできるので、リフレッシュするのにもってこいの島です。
・マヤ港~マラパスクア島: 船で約1時間
・エアコンバス: 180ペソ
・ミニバン: 180ペソ
※バス利用時は、値段があまり変わらないので、エアコンバスがオススメ。
※引き潮の時は+小型ボート代20ペソ追加されます。
※乗客が少ない場合は80ペソ以上請求されます!・バンカーボート(チャーター): 約1,500ペソ(交渉次第で変動。)
※上記は2018年1月時点の費用です。1ペソ =2.04607円(2018/02/15現在)
マラパスクア島に到着するまで
通常、島などに遊びに行く時は、朝3時頃起きて日が昇る前に出発し、朝7時頃到着という流れが普通なんですが、今回マラパスクア島に行くことを決めたのは当日午前10時頃でした。
11時頃にようやく出発し、まずマヤ港に向かうためにSMモールという有名なショッピングモールの近くにある「ノースバスターミナル」へ向かいました。タクシーの運転手にはノースバスターミナルと言えば通じます。
ここはバス乗り場なのですが、マヤ港へはバスかミニバンの2種類の方法で行くことができます。以下の通り、両方共にメリットとデメリットがあります。
メリット | デメリット | |
バスを利用 | 快適に移動できる。時間が決まっているので事前に調べていけば出発まで待つことがない。 | 冷房が効きすぎて寒い。エアコン無しは砂ぼこりがすごい。ミニバンに比べて遅い。 |
ミニバンを利用 | バスよりはるかに早く到着する。 | 乗客がいっぱいにならないと出発しない。乗客が多い時は狭い。 |
どちらを選ぶかはあなた次第ですが、バスに関してはあまり値段も変わらないのでエアコン付きを選ぶのがおすすめです。
バスターミナル到着後は、どこに行くのかを聞かれるので、向かいたい地名を伝えれば乗り場まで連れて行ってくれます。僕の場合は、あと二人で出発だったのと、出発時間が遅かったので、早く到着できるミニバンを選びました。
少し後悔したのが、乗客が多すぎて座るのがきつかったところ。途中で少しずつ降りていき、貸し切り状態になった後は快適でした。結局、マヤ港まで向かったのは僕達だけで、約4時間で到着しました。
事前に何も調べていなかったので現地についてから、フェリー乗り場らしきものが無く少し困惑しましたが、近くにいたフィリピン人に声をかけると、もうじき出発すると言われ待つことに。マラパスクア島へ向かうボートは80ペソでした。
※お客さんが少ない時間帯は何時間も待たされたり、値段が上がったりすることもあります。
30分程度で船が出発するとのことでしたが、「引き潮の時間帯で、船が乗り場まで来れないから小型ボートで向かう。」と言われ、20ペソ追加で払うことに。バンカーボートに乗り換えてからはあっという間で、30分程度で到着します。
マラパスクア島到着後
現地に到着すると、たくさんの客引きが待ち構えています。事前に予約していれば必要のない人達ですが、今回は何も調べず予約せずの弾丸旅行だったので、いろいろ交渉しお世話になることに。僕達はホテル、カランガマン島行きを予約しました。
ホテルはピンキリですが、アイランドホッピングは相場を知らずに交渉すると、ぼったくられることがあるので、事前に調べておくか近くのダイビングショップなどで相場を調べてください。
ホテルはコテージ型のホテルで、シャワー、トイレ、エアコン、2ベッドで一泊1,000ペソ。しかも、ビーチ沿いにあるホテルなのでロケーションも最高。大満足のホテルでした。ただ、事前に他のホテルを調べていたら、もっと良い場所もあったのかなと思います。
マラパスクアでオススメの過ごし方!
のんびり過ごす
マラパスクアのビーチにはハンモックやソファが設置されているので木陰で本を読んだり、波の音を聞きながらお酒を飲んだり、とにかくのんびり過ごす。
お昼はその時の気分で近くのレストランへ行く。意外と日本食からイタリアン、中華など、多国籍の料理が食べることができます。その日だけは日常を捨て、現実から逃げ出しましょう。(笑)
ぜひ、日本ではなかなか味わえない、『何もしない』という贅沢を味わってください。
マラパスクア島一周
のんびり過ごすことに飽きてきたら、歩いてマラパスクア島を探索しましょう。全長は東西が1km、南北に2.5km程の小さな島なので、2~3時間もあれば簡単に一周できます。
ホテルが連なるビーチの反対側のビーチでは、漁師さんが船の修理をしていたり、お母さんが洗濯をしていたり、地元民の生活に触れることができます。
私の場合は観光地から離れた場所にあるお土産屋さんで安く服が買えたり、可愛い友達がたくさんできたり、良い出来事がたくさんありました。
カランガマン島に行く
カランガマン島とはマラパスクア島から南に約二時間の距離にありあまり知られていなく、一周するのに1時間もかからない小さな無人島です。
大体マラパスクア島から往復の船とランチがついて、800~1,500ペソが相場。ここは島の先端部分が海に挟まれた白い砂浜が細長く伸びており、浅瀬が続いています。透明度も高く、海のエメラルドグリーンとビーチの白、空の青。どこを撮っても絵になる幻想的な島です。
個人的に今まで行ったどの場所よりも大好きでした。泳いだり、浅瀬で思いにふけったり、他のツアー客と一緒にバーベキューランチを食べたり。まさに、一生思い出に残るような時間を過ごせます。
シュノーケリングボートツアー
このツアーは、ビーチでぼーっとしていた時に声を掛けられて、行くことになったものです。値段は交渉して600ペソでした。
ツアーの内容はコーラルガーデン(Coral Garden)、日本の沈没船があるスポット(Japanese Wreck Marine Sanctuary)、そして、灯台(Light house)の三か所でした。島と島の間に船を止め、心ゆくまでシュノーケリングが楽しめます。
沈没船の場所は深さ8メートル程の場所で、底まではっきり見えるくらい透明度も高く、日本の沈没船の迫力がすごかったです。波が穏やかな時はぷかぷか何もせずに浮かぶだけでも楽しめます。
ダイビングを楽しむ
ダイビングが好きな方、ライセンスを持っている方は、ダイビングをするのがオススメ。日本人経営のダイビングショップや日本人スタッフが常駐している場所もあるので、心配入りません。
マラパスクアには、希少種のニタリザメと高確率で出会えるポイントがあるということで、世界中のダイバーから大注目されています。そのポイント名は「モナドショール」。
他にもマンタやハンマーヘッドシャークなど大物も目撃できる一方、目の前のハウスリーフではマクロ生物も充実しており、中級者から上級者まで幅広く楽しめる見どころの多いスポットが点在しています。
セブ留学の週末はマラパスクア島に行ってみよう!
如何でしょうか?忘れることのできない時間を過ごせる島、マラパスクア島は個人的に一番オススメするスポットです。ぜひ一度足を運んでみてください!
なかなか留学中に手軽にバカンスを楽しめる機会は、数ある留学地の中でも少ないものです。有名バカンス地があっても、そこまでの距離が遠かったり、値段が高すぎたりすると留学生には手が出せませんよね。
マラパスクア島はセブシティから、たった5時間程度で行くことができます。フィリピン留学はただでさえ勉強漬けの日々なので、滞在中に1回くらいは羽を伸ばして何も考えない時間を過ごすのは、自分への良いご褒美になるはずです。