【必見】フィリピン留学は何ヶ月?最適な期間を徹底解説!
フィリピンへ留学する時、「何ヶ月くらい学校に通えば良いんだろう~」と迷っていたり、分からない人もきっと多いと思います。
そこで、このコラムではフィリピン留学をする時にどれくらい学校に通えば良いのか?という点を詳しく解説していきます!
フィリピン留学の平均就学期間は3ヶ月前後
まず、おおざっぱなフィリピン留学の平均的な留学期間ですが、「3ヶ月前後(12週間前後)」になります。
しかし、こうした平均的な留学期間を参考にするのはベターな選択と言えますが、決してベストな選択ではありません。
なぜなら、留学前の英語力によっても留学期間は変わりますし、到達レベルをどのくらいを目指しているのかでも変わるためです。
例えば、下記のようなAさん、Bさん、Cさんを考えてみましょう。
もし全員に「とりあえず平均の12週間(3ヶ月)学校に通っておけば大丈夫だよ!」というアドバイスをしたら…これはあまりにおおざっぱ過ぎますよね(笑)
自分に合った留学期間の決め方は?
卒業時に「この留学期間(就学期間)で良かった~!」と思うためには、自分に合った留学期間(就学期間)で留学する事がものすごく重要です。
もし留学期間(就学期間)が足らずに…「自分の欲しい英語力が身につかなかった!」となったら悲しいですよね?
一方で、留学期間(就学期間)が多すぎて…「もうちょっと学校短くても良かったかなぁ…」と思ったらなんだかもったいないですよね。
自分に合った留学期間を決めるポイントはズバリ2つ!
「今現在の自分の英語力」と「求める英語力(ゴール)」です。
まず「今現在の自分の英語力」ですが、TOEICスコアのような「何か自分の英語力を示す英語試験の結果」があれば理想です!
ただ、もしそうした英語試験の結果がなければ、下記のような自己分析のような形でも良いでしょう。
→TOEIC400点未満の英語初心者レベル(ほとんどの留学生がこうした英語初心者レベルですのでご安心ください!)
→TOEIC500点以上のレベルで、高校レベルの英語をしっかり押さえているような実力です。
ただ、より正確に「今現在の自分の英語力」を測る事ができればできるほど、より正確な留学期間(就学期間)を決める事に繋がります。
もしあなたが留学までにまだ時間があるのであれば、まずはぜひ一度TOEICのような英語試験を1つでも受けてみることをオススメ致します!
次に「求める英語力(ゴール)」についてですが、こちらも「今現在の自分の英語力」と同じように「留学を終えた時点でTOEIC800点を取るんだ!」といった具体的な目標(ゴール)が設定できるとベストです!
ただ、もしそうした具体的な目標(ゴール)を設定するのは難しそう…という場合には、下記のような目標(ゴール)でも良いでしょう。
→TOEIC500~600くらいのレベルになります。
→TOEICで700点以上の実力となります。
→TOEICで800前後の実力になります。
ちなみに、こちらも正確に「求める英語力(ゴール)」を設定できればできるほど…より正確な留学期間(就学期間)を決める事に繋がります!
そのため、できれば「1人で海外旅行ができるようになりたい」、「日常英会話をしゃべれるようになりたい」といったふんわりとした目標ではなく、「この英語資格(TOEICなど)でこのスコアを取るぞ!」という求める英語力(ゴール)を設定していけると良いですね。
「現在の英語力」と「ゴール」だけで決めるのもNG!
留学期間を決める上で、特に重要なのは「現在の英語力」と「求める英語力(ゴール)」の2つです。
しかし、この2つだけで決めるのも良くありません!
なぜなら、個人の気持ちや性格、やりたいこと、使える留学資金などもしっかり考慮して、留学期間を決めることも重要だからです。
「現在の英語力」と「求める英語力(ゴール)」の目安留学期間に沿って留学期間や勉強時間を決めたとしても、それが実際に自分に合っていなかったら意味がないためです。
英語学習は一夜漬けでなく継続的な学習を続けなければ、本当の英語力は身に着きません。
つまり、無理のあるプランであれば、ゴールに到達する前に自分がギブアップしてしまう可能性も出てきてしまいます。
留学期間の目安は、その名の通り「目安」であり、必ずしも自分が合わせる必要性はありません。
最終的に期間を決める際には、各個人の気持ちや性格、やりたいこと、使える留学資金などを考慮し、その留学期間が「長いか短いか」を判断することになります。
では、ここからはパターン別により具体的な留学期間の決め方をご紹介したいと思います!
パターン1: とにかく英語アップの成果が絶対欲しい人
このパターンでは、長期の留学期間が大前提となります。
しっかりと英語を身に付けるためには、短期集中で一気にというよりも毎日コツコツと長く&継続的に学習を続けていかなければなりません。
「英語を絶対に身に付けたい!」という強い気持ちがある方は、6カ月やそれ以上の期間を想定しておくと良いでしょう。
目標が明確なので、長期で申し込んでも中だるみする心配も少ないはずです。
英語力初心者からTOEIC800点以上を目指すのであれば、6~8カ月間が目安となります。
もし900点以上を目指す場合は、1年間の留学期間を想定しましょう。
パターン2: 英語だけでなく、やりたいことがある人
英語学習の他にも、やりたいことがある人もいるはずです。
海外留学できる期間が限られていて、その中で長期間の旅行も計画される方もいます。
もし勉強以外の目的がある方は、そちらに費やすお金や時間も考慮しなければいけません。
そうした場合には、学校に通う期間もギリギリにしたり、資金や時間を残すために学校の期間を短めにしたりすることになります。
例えば、欲しい英語力の達成には3カ月の就学期間が必要であったとします。
しかし、学校に通うこと(英語を身に付ける事)以上に、何か優先してやりたいことがあるならば、英語力向上の部分は目標ラインを下げる必要が出てきます。
例えば、3カ月間の留学期間ならば、「最初の2か月を勉強」→「残りの1カ月は自分のやりたいことをする」といった具合です。
就学期間が減れば、それだけ英語力の目標達成は難しくなる可能性が高いですが、きっと留学を終えた後の満足感や気持ちとしては非常に充実した3カ月になるはずです。
自分の中で英語力の向上がどれだけ大事なのかを検討して、限られた留学期間の中で学習時間を設定するのが重要です。
パターン3: 飽きっぽい人や海外留学が不安な人
自分の性格が飽きっぽくて、一つの事を集中して行うことができない人。いつも何かやると中だるみがある人。あとは、留学すること自体にすごく不安に感じる人。
このようなタイプは、より慎重なプランが必要です。
具体的には最初の学校期間は2~3カ月程度と短めに申込みしておいて、問題なければ現地で期間延長をしていくプランが最適です。
飽きっぽい人や気分転換したい人は、途中で転校することも視野に入れておくと良いでしょう。
この場合、短期間の申込をすることにより授業料が割高になったり、コースや学生寮が満席で延長できなかったりするリスクも考慮しておかなければなりません。
例えば、留学期間は6カ月希望している場合、3カ月通ったら一度帰国して、再度戻ってきて残りの3カ月通う事にする。
もしくは、2か国留学をして他国で残りの3カ月通う。
または、フィリピン国内で転校して、別の学校で3カ月通うといったことも検討しても良いかも知れません。
環境を変えることで、刺激をもらったりモチベーションを上げたりしてから、合計で6カ月間にするパターンが良いでしょう。
中だるみでダラダラ留学生活を送っても無駄な時間になってしまいます。
自分の性格や気持ちの具合に合わせて、期間やプランを決めましょう。
長期留学で気を付けたいこと
長期留学で気を付ける点と言えばなんでしょう?
長期留学をしていると、「環境に飽きてしまう」、「モチベーションが下がってしまう」などの問題が出てきます。
それを防ぐためには、「気分転換」をすることが大切です。
例えば、留学期間の前半と後半でカリキュラムを変えてみたり、グループ授業や自習時間でやることを変えてみての気分転換を意識的に行うという感じです。
ちなみに、フィリピン留学はマンツーマン授業が主体になりますが、先生を変更し過ぎるのは良くありません。
同じ先生の授業を受け続けることで、自分のことをより理解してくれますし、信頼関係が築けるメリットもあります。
学校を選ぶ際には、中だるみを考慮して、たくさんコースがある学校を選ぶと良いでしょう。
ずっと同じコースを受講するのではなく、会話コースを数カ月受講したら、その後にTOEIC対策コース、ビジネス英語コース、など上級レベルのコースで勉強しましょう。
短期留学で気を付けたいこと
一方、短期留学で気を付ける点とは何でしょうか?
長期留学に比べて、留学できる期間が限られていることは誰でも分かることです。
いくらマンツーマン授業が主流であるフィリピン留学でも、受け身の姿勢では短期間で英語を身に付けることは相当難しくなります。
短期留学で気を付けたいこととしては、まず「受け身にならないこと」に気を付ける必要があります。
逆に言えば、「積極的になること」が大切です。
たとえグループ授業で積極的になるのが難しかったとしても、マンツーマン授業は先生と1対1で行えます。
まずはマンツーマン授業で英語に慣れて、徐々にグループ授業でも積極的に発言するように努力しましょう。
積極的になることで、自然と英語に触れる機会を増やすことができると共に、実際に英語を使って会話が成立する喜びを感じることができます。
積極的に話しかけることで限られた時間の中でもたくさんの友達を作ることもでき、より留学生活を充実させることができると思います。
そして、短期留学の方こそ「時間は限られている」ということを意識して日々生活することが大切です。
そうすることでモチベーションを保つことができ、自分に多少なりとも圧をかけながら勉強に励むことで、短期留学であっても成果につなげることができます。
学校申込期間が長い、短いかは人それぞれである
学校申込期間は、3カ月でも長いと感じる人もいます。
一方、6カ月では短いと感じる人もいます。
実はこれは、目標設定が曖昧な方に起きる現象です。
明確な目標があれば、そこに到達するまでは、短いも長いも関係ありませんよね!
短いと感じるなら、さらに上を目指せば良いだけです。
長いと感じるなら、早く目標に到達できるように、必死に毎日勉強するしかありません。
中学高校を通して6年間もの英語学習を経験してきていますので、冷静に考えれば3カ月や6カ月は英語学習期間としては、超短いことが分かります。
そして「英語初心者で、6カ月間の留学で英語がペラペラになれるか?」と問われれば、多くの方は無理だと答えるはずです。
つまり、学習時間としては足りないのです。
本気で英語力向上を目指す人は、6カ月以上の留学期間を検討すべきでしょう。
一方、留学期間や資金が限られている人は、許された範囲の中で留学期間を設定するしかありません。
留学期間の「長いか短いか」という捉え方は、その人の目標ややりたいこと、性格などによっても変わります。
そのため一概に3カ月は短い、6カ月は長いと言うことはできません。
人それぞれスタートライン、目標ライン、そして感じ方も違います。
平均申込期間は3~6か月と言われていますが、極端なことを言ってしまえば自分に合っているのならその期間より短くても長くても構わないということです。
多くの方は「自分が欲しい英語力を身につける」のが留学の成功やゴールになるので、学校に通う期間は一般的な目安期間よりも余裕を持って考慮するのがベストです。
また、就学期間を決める際に下記の記事もきっと参考になると思いますのでぜひこちらもご覧下さい!