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【フィリピン留学】留学中の国際恋愛は本当にあるのか?その後の結末はどうなる?

公開:2019/06/05 著者:佐藤 高史 1611 Views

「フィリピン留学」というワードは留学経験、検討中の方からするとかなり認知されてきています。しかし、案外発信されていないのが留学中の恋愛「フィリピンラブストーリー」です。

何故なのか?勿論、勉強しに行くのに留学中にラブなんて、不埒な気持ちなんか出せないというのが本音ですね。

しかし、現実をぶっちゃけながらも、これからフィリピンラブストーリーについてお勧めしていきます。

 

フィリピン・バコロドの語学学校OKEAマネージャーになる以前、私自身も2016年にOKEAの生徒でした。「何故そんな事がお勧めできるのか?!」と言うと、その時は人気ナンバーワン韓国女子と12歳差カップルだったからです。

そして、現在は日本人マネージャーとして3年目となり、かなり多くのOKEAラブを目の前で見てきているから伝えられるんです。

また、恋するには三つの「ing」が大きく関わります。それは、、、

 

・Feeling
・Timing
・Happening

 

留学中の恋愛事情は、フィリピン留学に限ったことではありません。どこに留学・ワーホリするにしろ、男女がそこにいる限り起きうる話です。

勉強の知識だけでなく、こうした予備知識も頭の中に入れておくと、ほんの少しでも役に立つかも知れません。

それでは、「なぜ留学中にも関わらず、勉強しながら恋に落ちてしまうのか?」をロジカルに解明していきましょう。

 

留学ラブが発生する4つの要因

留学ラブが発生する理由は、4つの要因があると私自身考えています。1つずつ解説していきたいと思います。

 

留学生は20~30代と世代が近い

フィリピン留学は元々、韓国が開拓した事業です。安価でマンツーマンクラスが提供されており、後発組になってしまった日本、台湾、ベトナムといったところです。

国は異なりますが、各国留学生の目的は、「ワーホリ準備のため」、「キャリアアップのため」、「海外就職するため」とほぼ同じです。

そのため、必然的に20~30代独身の方が大半となっております。以下は、OKEAに在籍する生徒を2018年度年代別にまとめた表です。

 

→ 語学学校OKEAに所属する学生の年代別割合

 

リゾート型キャンパスという好環境

語学学校には2タイプあり、一つが横に広い敷地があり、ゆったりとした雰囲気のリゾート型キャンパス。もう一つは、セブによくあるビル型キャンパスです。ビル型キャンパスは、ビル1棟が語学学校施設の場合もあれば、ビルの数フロアを賃貸して運営している場合もあります。

私のフィリピン留学経験ですが、OKEA(リゾート型)に4カ月、その後近くの学校(ビル型)に3カ月留学していました。ビル型だと自室に籠って勉強する時間が多く、外出時に友人と門限までの時間を共有することになり、寮内で男女がたむろするスペースが限られます。

一方、リゾート型は敷地内が広いため寮周辺に芝生などのくつろげるスペースを学校が意図的に設置しているので、門限以降でもお互いの時間が許す限り会話することが出来ます。

 

→ OKEAは敷地が広いリゾート型キャンパスの語学学校

 

日本人が少ないので他国生徒との交流が自然

バコロドという町は、フィリピン留学ではマイナーな都市になるため、日本人が基本的に少なくなり、必然的に他国の生徒と話す機会が多くなります。そうなると週末の外出も日本人以外と交流し、より親密になっていきます。

また、意中の子が外人であるともっと会話を盛り上げる、相手の事を知るために英語学習に力が入ります。不純な動機かと思われますが、これでイイんです!

 

動機が不純であろうが、結果的に英語力が伸びればイイというのが私の持論。

 

社会に出るとプロセスなんかは見ません。結果だけを見ますので!

 

バコロドという地方都市ならではのアクティビティ

セブなら都市化が進んでいるため、近隣に様々な魅力的なスポットがあるでしょう!羨ましいです!しかし、ここバコロドは地方都市です。

キレイな海にアクセスするには、片道2時間は掛かります。マウンテンリゾートには片道1時間。とにかく週末アクティビティは、ワンデートリップになります。しかし、そこがポイント。

学校主催のイベントはありませんので、旅行や観光などの企画立案は生徒のみ。そこで男子はアピール出来るんです!イケてる男子は、皆のために「企画力」を発揮しイベントを計画します。

 

さらにちょっとリーダーっぽくなると、「統率力」を発揮し当日も旅をまとめます。そこでイケてる女子は、それとなくサポートしてあげるとその男女はイイ感じに。

地方の学校は全生徒数もそこまで多くないので、誰かが「ワンデートリップ行こう!」となると、ほとんどの生徒が参加するので旅中に色んな生徒と触れ合うことになります。

次は具体的にバコロドで、どのようなシチュエーションでラブが始まるのか見て行きましょう。

 

留学ラブが発生し易いスウィートスポット

当然、留学ラブが発生するには、それなりのシチュエーションがつきものです。授業中に突然恋心を抱いて、関係が発展するなんてことは考え難いです。

どんなシチュエーションで男女間の恋愛感情が生まれやすいのか、以下、具体例を紹介したいと思います。

 

OKEA(語学学校)の敷地内

人にもよりますが、平日放課後は宿題と予習で約4時間前後は自習することとなります。そうなると外出する時間なんかありません。しかし、夕食後や自習後には、2時間程度の自由時間を作る事ができます。チャンスはその時です!

ここぞとばかりに意中の子とお互いの母国語を教え合って、言葉遊びなんかで容易にコミュニケーションが取れます。しかも自然に。しかも、めちゃくちゃ楽しく、笑顔がたまらなく可愛く見えます!!

自習時間後の23時以降は周りも暗く、人間の心理的には暗闇に異性と話すと盛り上がると言われています。だから個室居酒屋はどこも薄暗いのです。ここで一つ目の「Feeling」が確認出来ます。

 

近隣のショッピングモール

単なるショッピングモールにもチャンスがあります!何故なら、バコロドでは移動手段で基本的に「ジプニー」を利用します。簡単に言うと、乗り合いのバスで、東南アジアの映像で良く見かける車です。

ジプニーを知らんと言う方は、こちらを閲覧して下さい。

 

 

このジプニー、中々混雑するので隣同士が密着状態になる事がしばしば。いつまでもジプニーから降りたくないですね。ずっと隣にいたいです!

ショッピングモールに着いてからは、フィリピンでは大勢の人がモールに来ているので、男子がリードしてあげましょう。

海外なので人混みの中をリードする際にさり気なく、いやらしくない程度に腰に手を回して、紳士的にリードするのは効果ありでした。

 

また、フィリピンで映画を見る際は、一本約500円程度なので気軽に誘えます。

ここがポイントです、気軽に誘えるので自ら機会を作るんです。待っていては時間が経つばかり、意中の子が誰かに持っていかれる可能性は十分にあります!

「Timing」は待つのではなく、自ら作りましょう。

 

金曜日に行われる卒業パーティー

どこの学校でも毎週金曜日が卒業式だと思います。この卒業パーティーに積極的に参加しましょう!入学当初は、皆英語に自信が無くて話しづらいものです。

しかし、OKEAではほぼ全員が1グループとして動くので、この機会に様々な生徒と話すことが出来ます。この時に英会話の楽しさも感じる事でしょう。

お酒が回ると話しやすくなり意外な一面も見られるかもしれませんし、同時に気になる子が見つかるかもしれません。

 

マンブカルマウンテンリゾート

OKEAから車両で約一時間弱のマウンテンリゾートで、プールと温泉が点在しており、7つの滝を巡るトレッキングコースがあります。

このトレッキングですが往復約3時間は掛かり、傾斜もそこそこあるので手を取り合って登るシーンもあります。しっかり汗をかいた後に温泉やプールに浸かります。

海外は全員水着着用が必須となるので、なんともたまらない時間になることでしょう。

 

カンペストゥーハン

これもマウンテンリソートですが、アスレチックがメインとなるので体力に自信がある方はかなり良いアピールポイントになります。筋トレしている方は、前日にパンプアップして当日はさり気なく露出してアピールしましょう。

 

パルマスデルマリゾート

OKEA提携のプールリゾートで入場料が無料!プールサイドにはバーがあるので、少人数で大人の週末を過ごすのもあり。BBQスペースもあるので大勢で楽しむ事もでき、男性は火おこしの時にアピールしましょう。

女性は調理に自分の魅力を存分に発揮しましょう!男子の胃袋を掴めと言いますが、あれは本当です。

これらのアクティブホットスポットには土日を使って行きます。特にバコロドは地方都市なので、洗練された魅力的スポットは多くないのが現実です。しかしそれらを二人や複数人で経験すると、魅力的かつ貴重な思い出になるものです。

暗闇とお酒の力が、男女に「Happening」を引き起こします。

 

国籍別に男女の特徴がある

当然ながら、人それぞれ性格は異なります。しかし、何となく国籍別に性格の特徴があったりします。例えば、皆さんの中には、中国人や韓国人のイメージがありますよね?個々の性格は別ですが、国籍別の大まかな傾向があるのは事実です。

OKEAには4カ国(韓国、台湾、ベトナム、フィリピン)と日本人が滞在しており、私が3年間見て話して感じてきた私感を以下にまとめました。

あくまで参考までに捉えて下さい。ちなみに、OKEAでは先生との恋愛や外出も可能で、他校に比べて自由度が高いのが特徴。あとは実際に自分の五感を通して相手を感じたまま、素直に行動してみてください。

 

韓国人男子

基本的には閉鎖的なので積極的に話しかけると良い。韓国女子は強気でアグレッシブな傾向があるので、消極的な韓国男子の大半はおしとやかで控えめなフェミニンな日本女子が好き。

つたない韓国語でちょっと可愛く「オッパー!」と呼んであげるとデレデレになります。この効果は抜群。

 

韓国人女子

男子同様に外国人には積極的にコンタクト取ってこないので、こちらから話しかけましょう。慣れてくると本来のやや強めの気質が見えてきますが、グイグイ引っ張る世話焼きな女子が好きな男子にはたまりません。

…と言うか、たまりませんでした。(笑)韓国は男女問わず外見にこだわるので、一緒にスポーツやエクササイズすると距離が近くなりやすいです。

韓国カップルはペアルックして、べったり常に一緒にいるので日本では体験できないベタベタに甘い時間が過ごせます。逆にペアルックが無理な方にはオススメしません。

 

台湾人男子

大半が物腰柔らかく、草食系日本人男子に近い。ゴリゴリ来る台湾人は見たことがありませんが、韓国男子よりは積極的。そのため、たまには女性がリードしてあげるくらいで問題ありません。

ソフトで温厚なタイプが多く、日本人に近い外国人好みなら、台湾人男子はオススメです。また、ゴンチャのように台湾には超絶美味なティーとストリートフードがあるので、仲良くなっておくと台湾旅行したときに良い思い出が作れるでしょう。

 

台湾人女子

同様に柔らかい性格の子が多く、またナチュラルスポットを好むのでキレイなビーチに囲まれた無人島や、トレッキングに誘うと大変喜んでくれます。

日本人からすると、「こんなに何にも無くていいの?!」と思いますが、彼らは自然が好きなようです。また、かなり化粧が薄くスッピンに近いので、その子の素を褒めてあげましょう。

台湾人は親日な子が多いので、日本人からしても非常に入り込み易いです。とにかく食に関して関心が強いようなので、食事を誘ってあげると仲良くなりやすいです。

 

ベトナム人男子

初海外が多いためか、上記二か国と異なり積極的な男子が多い傾向。週末も活動的に海外を楽しむ性格なので、受け身な女子には向いているかもしれません。ただし、やや体の線が細いので、文系男子好みの女子にお勧めです。

 

ベトナム人女子

日本はベトナムからの就労者が多いのに比例して、親日派も多く日本語を勉強している子が見られます。服装は露出が少ないモノを好みますが、内面もシャイな子が非常に多いので積極的に話しかけてあげましょう。

将来は日本で働きたいという子が案外多いので、カップルになったら将来的な事が最も考えられます。

ベトナム人は男女の性格が対照的なイメージがあります。いずれにしても初海外の子が多いので、積極的にコンタクトをとり一緒に外出して様々な経験をしましょう。

 

フィリピン人男子

フィリピン人男子には、覚悟しなければいけないことがあります。多くのフィリピン男子は労働意欲が低く、楽してお金を稼ごうとします。町を見るとわかりますが、ドライバーやセキュリティはまあまあ寝ています。

コールセンターや先生といった英語スキルの高い方は、ある程度のお金は持っていて情熱的にアピールしてきますが、将来性のある男子を見極める必要性があります。個人的にあまりお勧めしません。

 

フィリピン人女子

気になる男子にはめっぽうシャイになるか、または積極的になるかが別れるので、分かり易くて非常にカワイイです。日本人とは対照的に感情表現も豊富なので、一緒にいて楽しめるでしょう。しかし、友達以上の関係になるとケータイチェックは普通にするので、束縛と嫉妬が強くなっていきます。

フィリピン人はWEB情報にもあるように嘘をついたり、時間にルーズだったりするのは日常的ですが、一緒にいてとにかく楽しめるので寛容になれる方には本当にオススメ出来ます。

 

見事留学中にカップルになった後はどうなる?

確かに気になります。私の経験含め今までの事例を紹介します。

 

留学中にカップルになり、お互い留学期間が残っている時

これが最高に楽しい展開です!最高の時間です!なにせ授業以外はずっと一緒にいられるからです。隣同士で勉強し、週末は二人でデート。OKEAでは旅行届けを提出すれば一緒に旅して外泊も可能です。

 

卒業後も行先が同じケース

留学目的、期間は皆異なります。たまたま卒業後も行先が同じであれば、カップル維持率は高いです。例えば、フィリピン留学後にオーストラリアに留学・ワーホリする予定など。

先にパートナーが卒業したとしても、あと数か月後には再会出来ることが目に見えているからです。この展開ならば心配ありません。

 

卒業後は行先が異なるケース

先述したように留学目的は、「キャリアアップ」、「ワーホリ準備」、「2カ国留学」と様々です。この3タイプが多いので、相手を気になった頃から確認しておくと、お互いの気持ちのベクトルが調整出来ます。

たまたまワーホリ先や2カ国目の留学先が近かったりすれば継続率は維持出来ますが、これはかなり稀なケースです。

片方が母国へ、片方はワーホリか他国留学となるとビデオコールでしばらく繋がりますが、時と共にフェードアウトしていきます。

 

しかし、単にお互い母国へ帰国するだけならば可能性はあります。

 

何故なら日韓台ベトナム、フィリピンは思っている以上に近いので、卒業してからも「遠距離でも頑張ろうね!」となります。そして帰国後にお互いの国へ旅行する事で、関係の維持可能です。お金と時間が許す限り頑張りましょう!

帰国後はチャットやビデオコールでコンタクト取るので、英語の勉強が必然的に継続出来るのが留学ラブの大きなメリットの一つです!まだまだ学習意欲が保たれます。

 

語学学校を卒業して数か月後…

帰国後はちょっと久しぶりに会えると気持ちが再燃します。しかしながら、母国での日常に戻るとリアルに「お金」の問題が突きつけられます。

そうなると年に何回も海外旅行するのもしんどくなってきて、自然と連絡頻度も低下、そしていつしか新しい相手をどちらかが見つけることになります。

私もこのパターンでした。連絡頻度の低下を実感している頃が辛いです。頭では理解していたけど、やはり恋の終わりは辛いものです。留学ラブの行きつく先は、この展開が最も多いのが現実です。

 

もちろん、留学後も継続的に会い見事に結婚したというカップルもいます!(…でも極めて少数)

 

留学中に国際カップルになり、片方が本気でパートナーの国に住んでもいいという程の温度なら、結婚の可能性は高まります。しかし、そうでない場合は、「一つのイイ思い出」として割り切れる覚悟で付き合うのがいいでしょう。

一つの思い出にはなってしまうかもしれませんが、そのパートナーのお陰で英語力と行動力は養われます。

留学ラブの多くは、切ない結果に終わります。しかし、国内でカップルになるよりも多くの得難い経験があるのも事実ではないでしょうか。

 

一度きりの人生、様々な国のヒトたちと仲良くなり、深い関係を築き、多少傷ついても国際カップルになるのは ”アリ” なんじゃないかなと個人的には思います。

 

その傷は大けがにはなりません。その傷が回復した頃には耐性、考える幅も広がっているのでアナタをより強くしてくれます。

私自身の経験と、OKEAで勉強していた多くの留学カップルを客観的に見てきた彼らの経験が
留学を迷っているヒトへの一押しになれれば幸いです。

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