留学前必見!フィリピンで後悔しない持ち物リストTOP10
こんにちは!マユミです!!
今回はフィリピンで語学学校スタッフをしていた私が、実際に見てきた事をもとに持ち物についてお伝えします。
こちらの情報が、皆さんの荷造りのヒントになれば幸いです。
お金について
一番最初はお金です。
たまに生徒さんでいらっしゃったのが、現地(フィリピン)で現金が全く必要ないと思って、少量の現金しか持って来ない人。
お金は現地でも絶対に必要です!!(笑)
学校によって多少違いがありますが、フィリピン留学では日本で事前に支払う授業料に加えて、別に到着してから支払う費用があります。
ビザ代、教科書代、水道光熱費や管理費用などがそうです。
こうした現地費用がいくらくらい掛かるのか、具体的にはどんな料金なのか詳しく知りたい方は下記コラムが参考になると思います。
フィリピンは到着したら、すぐにイミグレーションでビザ手続き、ビザ費用の支払いが必要ですので、学校指定の金額は必ずしっかりと準備して出発しましょう!
また、現地で必ず支払いが必要なお金に加えて日々のちょっとした買い物や外食費も欲しいですよね?
私の場合は、何かと外食が多かったのですが…(笑)毎月のお小遣いは外食の頻度や観光をどれくらいするかによっても大きく変わって来ます。
いったんの目安としては月額2万円~4万円くらいで考えておくと良いでしょう。
それから『現金』だけでなく、お金を持ち込む手段は複数用意しておきましょう!
大金を現金で持ち歩く事は盗難の恐れがあり、リスキーなためです。
ある生徒さんはフィリピン到着後、現金10万円が入ったキャリーケースを手荷物受取で受け取れませんでした(涙)
どうやら他の乗客が間違って持っていってしまったようです。(そもそも預け荷物に現金を入れてはいけませんが…)
この方は、渡航日初日に荷物とお金をなくしたショックとストレスはかなりのものだったと思います。
この時は幸い無事にキャリーケースとお金は戻ってきたのですが…もちろんそうじゃない場合もあります。
そのため、現金は必ず自分の目が届く所で管理をしましょう!!
さて、お金を持ち込む手段は現金の他には、デビットカードやキャッシュパスポートなどのプリペイドカード、クレジットカードなどがあります。
まずクレジットカードは出発前、事前に有効期限の確認を絶対にしましょう。
また、同時に海外キャッシングを可能にしておいたり(現地通貨をATMから引き出せる)、利用限度額の上限を上げておく(留学延長、旅行など追加の出費があるかも知れない)といいでしょう。
個人的には、カード類も2つは用意しておいた方がもしもの時に安心です。
持っていったカードが使えなかった…、ATMから出てこなくなってしまった…という生徒さんもいらっしゃったためです。
そうした時は、もちろん学校スタッフとしてできるサポートも行います。
しかし、日本で現金を引き出す際には想像できない事も海外では起こり得えます。
もしものことを考えて一番重要な持ち物(お金)についてはしっかり準備をしておきましょう。
また、カードについてはこちらの記事が参考になりますのでチェックしてみてください。
Wiseが話題沸騰!海外送金もデビットカードも超便利
→ちなみに私は当時SONY銀行のカードとクレジットカード2枚を用意して出発していましたが、今ならWise+クレジットカード2枚がオススメです!
2. 電子辞書っている?
今は便利な時代で、辞書を持ち歩かなくてもスマートフォンのアプリケーションで十分に機能を果たすものが多いです。
信頼度の高い有料辞書も3,000円程度で購入できてリーズナブル。
かく言う私も日常的にアプリで辞書を引いています。
ただ、スマホは誘惑が多いもの。
調べている途中にLINEが来てしまうと、やっぱりちょっと気になってしまうものです…。
語学留学に行かれる方は本気で英語を学びたいからお金を払って海外に出るはず。
スマホの誘惑に負けるかも、と少しでも思うのであれば電子辞書は持ってきた方が間違い無いです。
中古で探せば、格安で手に入ります。
高いお金を払って留学するのですから、自分が集中できるようにしっかり環境作りをしておきましょう。
電子辞書についてはこちらの記事が参考になりますよ。
留学に電子辞書は必要か?スマホのアプリで間に合うのか検証
3. 筆記用具は持って行くべき?
こだわりがある方は持って来ると良いと思います!
私は特にこだわりがなかったので、日本から持ってきたシャーペンが壊れた後は、フィリピンで購入したペンをずっと使っていました。
デザインや機能性を考えれば、日本のものと比べて見劣りはしますが、使っていて特に問題はないです。
日本に帰った今でもそのまま使っています(笑)
ただ、0.3のシャーペンの芯は売って無かったです。
細芯派の方は予備の芯を用意しましょう!
筆記用具にこだわりのない私ですが、正直ノートは日本のものが良いと感じました。
紙の品質が良いので書き心地がいいですし、罫線は薄くて文字が際立ちます。
フィリピンでどこでも手に入るようなノートは、ペラペラの紙質で罫線が濃くて目が疲れました。
そして、ルーズリーフ派の方は必ず持ってきてください。
私がいた街ではルーズリーフを見かけた記憶がないです。
フィリピンのペン類はBICとFaber-Castellというメーカーのものが多い印象です。
ボールペンでしたら日本のメーカーのも手に入りますが、日本で買うよりほんの少し高めです。
3. 絶対持ってくるべきなのは常備薬
異国で勉強というストレスのかかることに向き合う語学留学。
急激な環境の変化で、特に序盤は体調を崩しがちです。
せっかくの留学で寝込んでしまうのは本当にもったいないですよね!
そして体が弱っている時は心細く感じてしまうのも辛いところです。
そこで少し体調がおかしいなと感じた時、日本で使い慣れた薬があると安心です!
整腸剤、胃腸薬、風邪薬、鎮痛剤、酔い止めなど用意すると良いでしょう。
フィリピンでは特にお腹を崩しやすいですので。
因みに日本の清涼タイプの目薬はとってもスカッとする!とフィリピン人の先生に大人気です(笑)
もちろん、日本の薬を飲んでも体調を崩すときは崩します。
そのため、症状が酷くなる前に学校スタッフへ連絡、相談をしましょう。
そして適切な診察を受けて下さいね。
また、薬局に行ってカウンターで症状や欲しい薬を伝えれば市販の薬も購入が可能です。
驚くことに一錠から購入できちゃいます。
それと、フィリピンにもビタミンなどのサプリメントは豊富にあります。
その他、熱さまシートやポカリスエットといった日本製品も手に入ります。
見慣れた製品があるとホッとしますよね。
私はと言うと、肌が荒れたので市販の塗り薬を買った事がありましたが、得体が知れな過ぎて恐る恐る塗った記憶があります(笑)
やはり安心して使えるものが良いです!!
また、日本の薬=お守りを持っているような気持ちでした。
「もしもの時でも大丈夫!」と力強く日々過ごせたように思います(笑)
留学中もやはり、健康が第一です!!
4. 日本の虫除けスプレーは最強
部屋用のワンプッシュタイプの虫除けは、控えめに言っても最強です。
部屋に入ってきた蚊を間違いなく撃退出来ます。
サイズも小さいので1つ用意される事をお勧めします。
逆に吊るすだけのタイプは、正直効果がないと思います。
フィリピンでも殺虫剤や虫除けスプレーは手にいれられるのですが、明らかに体に悪そうな臭いがキツい…。
そして、凄く効くかというとそうでもない。(笑)
5. 衣類について。手に入れる方法は色々!
「どんな格好でどのくらいの服が必要ですか?」という質問が渡航前の学生さんから聞く事がありました。
基本的に、常夏なので単純に夏の格好です。
半袖+ハーフパンツ、ワンピースなど、サラリと一枚楽に着られる服が汗をかいてもすぐ着替えられて良いです。
ただし雨季のシーズンは朝晩が肌寒い日がよくありますし、バギオという街(山の上で涼しい)に行かれる方は、薄手の長袖を用意する必要があるでしょう。
それから、フィリピンのバスはめちゃくちゃに冷えます。
モールや学校の教室も案外冷えますので、防寒着として軽い羽織は必須です。
日差しも強いので、UVカット効果のあるものだと更にいいかもしれません。
カーディガン、パーカーなど、何かしらは絶対持ってきましょう。
大体の語学学校は週に2~3回は洗濯をしてもらえます。
なので服の量は余裕を持って用意して、1週間分くらいがオススメです。
もし足りなくても現地で安く買えますのでご安心ください。
服の量についてはこちらの記事がオススメ。
古着でも質の良いものを探すことが出来ますし、大きなショッピングモールにはユニクロ、H&Mなどファストファッションも入っています。
フィリピンで服の現地調達をするのも勉強の息抜きに楽しいですよ。
日本では着ないような服装もこの陽気な国だとしたくなるから不思議です。
それから、フィリピンの洗濯機は日本のものと違って荒いので生地が傷みやすい。
なので繊細な洋服やお気に入りの洋服は持ってこない方が無難です。
もう要らない、着ないなあというような服を持ってきて、フィリピンで使い捨てにしちゃう技をみなさんよくされています。
女性の方は、下着は日本から持ってきた方が良いかも。
質が良くてフィットするのはやはり日本製です。
それとノンワイヤーやブラトップは快適で洗いやすくてお勧めです。
6. 衛生用品について
以下に私が使っていたものをざっくりご紹介します。
7. 基礎化粧品・メイクアイテムは持ち込みが無難かも
・化粧水
免税店や大きなショッピングモールに入っている高級店にならありますが、ドラックストアなど身近なお店には化粧水がほぼありません。
私が手軽な値段で見つけたのはニベアのもの。
使用感は化粧水が染み込む感じも特になく、けど何も無いよりはマシか。といった感じで使っていました(笑)
当初は『化粧水が無い』という事が考えられなくて、それっぽい液体の入ったボトルを買ってみたら、クレンジングウォーターだったという悲しい過去があります。
TONNERと書かれているのが化粧水です(笑)
と言うわけで必要な方は必ず持ってきましょう…。
・乳液、美容液
クリーム系は割と揃っています。
ただ、使った事がないものを使うのは、やっぱり割と勇気がいる…。
ニベアを塗るだけで大丈夫!なんて子もいました。
ニベアは手に入ります!!
・メイク落とし
ビオレの拭くだけコットンとクレンジングオイルはあります。
ただ基本的には、クレンジングウォーターでの拭き取り式がメジャーなフィリピンなので、日本のタイプを求めるならやはり持ち込みがベター。
・日焼け止め
こちらも色々揃っています。
ニベア、ヴァセリンやニュートロジーナの製品も。SPF100の製品も(笑)
最近では、SPFの値は高ければ良いと言うのもではないと言うのがメジャーな流れのようなので、SPF30程度のものをこまめに塗り直すと言うのが良いかと思います。
ビオレの日焼け止めシリーズは、ドラックストアでボディ用からフェイス用までよく見かけるようになりました。
基本的に海外製品は日本のものより伸び辛く白残りしやすいです。
・化粧品
ロレアルやメイベリンは、日本でもよく見かけるブランドで安心しますね。
その他フィリピンブランドや韓国ブランドも色々可愛いのがあるので挑戦しても良いかも。
海外製品は日本人には少しキツイので、不安な方はいつも使用しているものを持ってきた方が無難です。
化粧品カウンターで、フィリピン風メイクを店員さんにしてもらって楽しむ生徒さんもおられました。いいですね(笑)
8. あると安心な日本食だけどローカルフードも楽しんで。
生徒さんがフィリピンに持ち込んでいたのはカップラーメン、ふりかけ、インスタントのお味噌汁。
これらの日本製の食品は、大きなモールの輸入食品のエリアまたは韓国食品店で手に入るはずです。
フィリピンにもカップラーメンは安くて色々あります。
フィリピンならではのフレーバーもあるので、色々試してお土産にしても良いかもしれません。
日本製のものは種類が少なく値段も高め。
そんな訳でカップうどんをフィリピンで食べると、出汁の風味に震える程感動するという体験ができます(笑)
ジャンキーなお菓子は世界共通。
世界的メーカーのポテトチップスやチョコレートは揃っています。
日本製品のジャガビーや柿の種は、フィリピンでも人気で良く見かけます。
輸入食品のエリアに行けば歌舞伎揚げやお煎餅も見つけられます。
茎わかめ、カリカリ梅は見つけた事がありません。
ちなみにフィリピンのローカルスナックは輸入品の半値以下で買えます。
クセになるスナックもあるので、是非トライしてください。
2週間ほどの短期留学ならともかく、長期の留学になるとどうしても日本の味を恋しく思うものです。
手軽に楽しめるふりかけ、みそ汁は体調がすぐれない時もあればホッとします。
たまには日本食を休日に食べに出かけるも良いですね!
それから、学校が発信している情報から、どんなご飯が提供されているかチェックすると良いかと思います。
9. 電化製品
日常的に使用しているものを持ち込む人がほとんどでしょう。
ただし、日本のものを持ち込む際は電圧を要チェック。
スマホやPC、カメラ等は海外対応のものがほとんどですが、ドライヤーやヘアアイロンなどは対応していないものがほとんど。
フィリピンは電圧が220Vのため、国際対応でない電化製品は変圧器が必要です。
変圧器について詳しく知りたい方はこちらの記事をご参考下さい!
私のいた語学学校では、ドライヤーを貸し出してました。
どれもフィリピンで購入したものですが、何年も使えているようでした。
準備する前に学校で貸し出しがあるか聞いてみたり、ヘアアイロンなども使い捨ての気持ちで買ってもいいかもしれません。
USBなども買えますが、日本のものが最新だとすると、フィリピンでは型落ち品が売っているイメージです。
学校でリスニング音源などのデータをもらえる可能性もあるので、1個日本から持ってきても良いかも。
乾電池は、エナジャイザーという海外でメジャーなブランドがきちんと買えます。
10. その他
11. まとめ
いかがでしたでしょうか?
お金やパスポートなど、絶対に持ってこないといけない物を除けば、基本的にはフィリピンであってもなんでも手に入ります。
しかし、全てのものに対して言えるのは、日本のクオリティや、同じものを求めるとなかなか厳しい。
それはどの国に行ってもそうだと思います。
そして、日本製品の素晴らしさに感動すると思います。
こだわりのある部分は日本からの持ち込み、妥協できる部分は現地で調達がバランス良いですね。
また、足りないものは、最悪日本の家族から送ってもらうということも可能なのであまり荷造りに頭を抱えないでくださいね!
フィリピンの郵送システムを利用するため、荷物が確実に届く保証はないのですが…一般的に日本から送った荷物は平均2週間前後で届きます。
せっかくの海外ですから、フィリピンのもので色々試してみるも楽しいですよ。
おまけ:持ち物調べもほどほどに
荷物の事についていろいろ調べていると、あれもこれも必要な気がしてきたりしますので情報収集もほどほどが良いかも知れません(笑)
実際、人によって条件、考え方が違うので、ブログの内容や文章から何となく自分と似てる人の持ち物リストを見てみると良いかも知れませんね。
いずれにしてもフィリピンであっても基本的には何でも揃いますので「足りない分は現地で調達!」をモットーに荷物準備をぜひ進めてみてください!