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【フィリピン留学】穴場スポット?!人気のセブ島には行かずターラックという都市を選んだ理由

公開:2019/07/08 著者:高島 明季子 891 Views

こんにちは!あきこです!

いきなりですが、みなさんターラックという街をご存知ですか?

フィピリン留学といえばセブ島というイメージが強く、今やたくさんの情報がありますよね。

 

ただ、フィリピンにはセブ島以外にもオススメな留学スポット(都市)がたくさんあるんです!

 

セブ島以外にも興味はあるけど、「あまりよく知らないし情報がないな~。」と思っている方に、少しでもイメージが届けば幸いです!

特に今回は私がフィリピン留学でお世話になった、ターラックという街ついてご紹介しようと思います!

あまり馴染みのない場所のように思えますが、本気で英語を勉強する環境としてはかなり適しているスポットなんですよ!

フィリピンでの拠点をどこにするか?

フィリピンはアジア圏では珍しく英語が公用語になっていて、物価も安く留学費用も欧米圏に比べて低価格。

さらに日本からもアクセスがよく時差も1時間と様々な利点から、近年人気が上がってきています。

一般的に皆さんがよく耳にするのが「セブ島留学」ではないでしょうか?

 

しかし、フィリピンにはセブ島の他でも留学できるんです!

 

以下、フィリピンの主要都市の特徴を紹介したいと思います。

 

フィリピン留学の知名度No.1の「セブ島」

世界的にもリゾート地としても有名なセブには、100校以上の語学学校があるそうで、学校のレベルや料金もピンキリ。

観光地なので中心街は栄えていて、レストランやショッピングモールなどたくさんあり、とにかくなんでも揃っています。

セブ島といえば海を目的に来る人が多いので、アクティビティもかなり充実しています。なので、勉強と遊びの両立できることが人気のポイントですね。

 

天然クーラーで過ごしやすい気候の「バギオ」

マニラがあるルソン島の北部にあり避暑地のとして有名です。年中常夏のイメージがあるフィリピンですが暑いのが苦手で、比較的に涼しい環境で勉強に集中したい人にはオススメです。

一度遊びに訪れましたが、落ち着いた雰囲気で山に囲まれており、とにかく坂が多い場所です。
地元の人も集うナイトマーケットもあるので、フィリピンのローカルフードの食べ歩きもできますね!(衛生面には注意してくださいね。)

基本的には暑いのですが、避暑地というだけあって朝晩は少し冷え込み、真夏の格好では寒くジャージを羽織っていました。(私がかなりの寒がりということもあるかもしれませんが。)

 

アメリカ人が多く暮らす地域「クラーク」

ルソン島でマニラの次に栄えている都市です。マニラから北へバスや車で3~4時間ほどでしょうか。

元々クラークには米軍基地があったため、今でもアメリカ人を中心に多くの欧米人が住んでいるのが特徴的です。クラークには、国際空港もあるのでアクセス面でも整っています。

何度も行ったわけではないのですが、大型ショッピングモールが2つあり、街は広く整っていて、交通量も多かったイメージです。

クラークは、あまり日本人から知られている都市ではありませんが、印象的には都会です。(街の雰囲気がフィリピンなのはフィリピンですが。)

 

穴場の田舎町「ターラック」

そして私が行っていたターラックは、ルソン島の中部に位置する田舎町です。マニラやクラークから車やバスでアクセスできます。

最近、日本とクラーク国際空港の直行便が就航したので、クラーク空港からバスに乗って1時間ほどで行けてしまうので、スムーズに行けるようになりました。

高いビルなどもない田舎町なのですが、住む分には問題なく、物価も安いため生活に必要なものも気軽に買え、困ることなく揃います。モノのクオリティは、ターラックに限らずフィリピンで売ってるモノ全般は、日本のモノには当然劣りますが…。

ショッピングモールもありますが市場や屋台などもあり、現地に根付いた生活ができます。観光地ではないので、落ち着いて生活・勉強できる環境だと思います。

 

→ 先生が描いてくれたフィリピンの地図

 

私がターラックを選んだ理由とは?

正直フィリピン留学をする際、セブ島に行く気はありませんでした。

以前に一度旅行で訪れたことがあり、街の雰囲気を知っていたのもありましたが、人気な観光地なため、中心街では様々なお店がひしめき合っていて激戦区のようになっています。

さらに海のアクティビティが充実しているので、とにかく遊べるところが多いイメージ。そこに語学学校があると知った時は驚きました。(笑)

 

もちろんそれがセブ島留学の売りであって、勉強と遊びの両立がメリットに感じる方が多いため、日本人留学生が多く人気なのです!

 

自分に厳しく遊びの量を調節すればいいだけのことですが、なんせ全く英語力がゼロで、オーストラリアのワーホリを控えていた私。

セブ島へ行ったはいいけど、「もし誘惑に負けてしまったら本気でまずいかも…!」と思い、誘惑の多いセブ島を予め外すことを決意しました。

 

まずは学習環境を第一に考えて、カウンセリングの際に極力英語に集中できる学校・環境をお願いしました。

 

すると名前に挙がってきた都市が、バギオやクラークでした。

語学学校の数は落ちるものの、学校の質や環境も良いとのことだったので、田舎ですが魅力を感じました。

バギオはスパルタ授業の学校が多く点在し、クラークは米軍基地があったことからネイティブの先生も多いとのことでした。そしてターラックはクラークの近くの街になります。

 

せっかく異国に滞在するのだから、観光地よりローカルな雰囲気満載でリアルなフィリピン生活や文化を身近に感じられるターラックに決めました。

 

→ 私が5カ月半過ごしたターラックの街並み

 

穴場スポット!ターラックの魅力!

ターラックを一言で言うと田舎町です!

 

広すぎず狭すぎず、鳥取県より少し小さいくらいです。しかし栄えているのは街の中心部なので1日もあれば回れてしまうほど。

留学をする上で、特に数ヶ月を予定している方にとっては、土地勘は大事な要素だったりします。

ターラックは、観光地ほど街自体が複雑だったり密集地帯ではないので、比較的馴染みやすかったと思います。

 

ターラックは比較的治安は良い場所ですが、日本ではないので警戒心を持つことは絶対です。

小さい街なので、街の環境や雰囲気を把握するのも容易です。

街の構造を把握していれば、一人で行動していたとしても安心ですし、万が一トライシクルに遠回りされそうでも、道が違うことに気付きやすいでしょう。

 

行動範囲は狭いかもしれませんが、ショッピングモールや映画館、カフェやレストランも点在しているので、週末にカフェ巡りすることが楽しみでした。

何ヶ月かいればお気に入りのカフェやスポットを見つけてリラックスできますね。

また、何店舗かマッサージ店もあったので、友達と巡り、最終的に気に入ったお店には何度も一人でも行っていました♪

 

→ お気に入りのカフェ♪モーニングが160ペソ(約330円)で食べれます!

 

街の中心部を抜けると、田舎なので自然が広がり住宅が道沿いにポツポツとある程度。

語学学校は街中にはなかったので、夜も静かで勉強にも集中できますし、何より落ち着いて過ごすことができるのが魅力です。

必要なものの買い出しやちょっと遊びに行くときにだけ、トライシクル(バイクタクシー)で10分くらいなので、逆にそれがちょっとした息抜きになり良かったです。

 

さらに、ターラックでは語学学校はかなり少ないです。しかし、良く言えば、日本人が少ない環境になります。

 

私はターラックのMMBSと言う語学学校に5ヶ月半滞在しましたが、語学学校の仲間以外の日本人とはほとんど会いませんでした。

そしてその学校にも勉強に集中したい人が集まってくるので、勉強そっちのけでみんなが遊び呆けるということが起こりませんでした。

厳しいルールがあるわけではないのですが、来ているメンバーも平日はしっかり勉強し、夜に自習室へ行けば必ず誰かがいる状態でした。たまに飲みに行ったりもしてましたが!(笑)

 

 

各々の勉強しているのですが、一緒に頑張っている気になります。

みんなが毎晩遊びに行って、自分だけ自習しているとなると、どこか寂しいですよね…。(笑)

そして毎日勉強ばかりしていても、ストレスが溜まったり途中で勉強が嫌になっては元も子もないので、週末はフィリピンを楽しむため海や川へ出掛けたりしました。

 

ターラックはルソン島の中部に位置するので、上にも下にも横にもアクセスしやすく、先生に現地の人だからこそ知るオススメスポットを教えてもらって行ってみたり。

 

隣町にはターラックよりも少し栄えたクラークがあるので、大型のショッピングモールでショッピングを楽しみました。

また、クラークには空港もあるので、連休があるときは飛行機でリゾート地へ小旅行もできました!しかも国内線でフィリピンペソなので格安!

 

→ 週末にリゾート地に小旅行した時の1枚

 

田舎の良いところは、観光地価格ではないので物価が特に安いということ!

 

トライシクルと呼ばれるフィリピンではお手軽な移動手段として利用されるバイク三輪車は、10分ほどのところなら20~30ペソ(日本円で42~63円)程度。ちょっと足を伸ばしても70ペソほど(147円)だったので、友達と乗り合いすればさらに安く乗れるということですね!

トライシクルは小さく狭いのですが4人とか乗れちゃいます!(乗車代も4分の1!!)

どこまでが大体いくらで行けるのかは、事前にフィリピン人の先生に教えてもらっていれば相場も分かります。

 

しかし、これがセブやマニラなどの都市や観光地に行くと、近くまでの移動でも100ペソ掛かることもあります。

ターラックの5倍!?外国人だから!?ぼったくられそうになることも多々。

観光地では仕方がないところはありますが、現地で働いているわけではないので、少しでも節約して、勉強代や遊び代に当てたいものですよね。

 

→ ターラックの街中で至る所で見かけるトライシクル

 

大好きが詰まった語学学校とターラック

何年も住んでいたかのような口ぶりになりますが、私が過ごした5ヶ月半という短い間で、語学学校のMMBSはもちろん、ターラックという街も大好きになりした。

 

愛着がわくというか、あのゆる〜い感じがたまらないのです。

 

田舎だからかフィリピン人の特性なのか、リラックスという言葉をよく聞きました。先生たちは週末が大好きで、平日はしっかり勉強すればいいけど、「週末はリラックス、リラックス~。」と言った感じ。

週末が開けると、授業の始まりは大体週末は何したのか聞かれ、「自習してした。」と答えると、とすごく驚かれます。

日本だと休日に自習したと言えば、「大抵、すごいね~偉いね~!」となることが多いですが、フィリピンでは「何で休みの日まで勉強?リラックスはいつするの?」と本当に不思議がられます。

 

フィリピン人にとっては、メリハリをつけることが大事で、「やる時はやる。休む時は休む。」と言った感じの国民性なんでしょう。

 

毎日忙しくバタバタしていて疲れがちな日本とは少し違って、のんびりすることの大切さも知ることができました。

また街へ行ってカフェの店員さんと顔見知りになれる距離感や、地元の生活感が溢れ活気ある感じもとても気に入りました。

勉強をする上でも自然に囲まれていて気持ちがいいし、学校の敷地内のバハイクボ(以下の緑の屋根の小屋)でコーヒーを飲みながら音楽を聴いたり、リラックスしたりもできます♪

 

→ バハイクボの中からの景色。奥にもたくさんバハイクボがありますね。

 

バハイクボでまったり過ごせるのも、広い敷地がある学校ならではの景色ではないでしょうか。セブの語学学校では、こんな余裕スペースは殆どありません。

 

勉強の成果に関しては、語学学校の基準レベルで4レベルも伸ばすことができました。なぜか勉強をすることがとても楽しかった印象でした。これもメリハリのおかげでしょうか。

平日はしっかり・週末は息抜きというバランスが良かったため、きっと勉強する環境にストレスが少なかったのでしょう。

自分に合った語学学校を選べたんだと本気で思っています!田舎万歳です!(笑)

 

だからこそ、「フィリピン留学=セブ島」だけではなく、もっと視野を広げて選択肢を増やすことをとてもお勧めします。

 

特に勉強に集中したい方は、「どの学校にするか?」だけではなく、「どの環境で勉強するか?」も加えて一度考えてみてもいいのではないでしょうか。

 

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