オーストラリアにワーホリビザで渡航する前にフィリピン留学する理由とは?
フィリピン留学のメリットは、何と言っても留学費用の安さ!さらに、寮費や食費などの生活費も含んでるので、現地に行ってから想定外の出費も少ないです。
さらに費用は安いのにも関わらず、授業時間が欧米圏の語学学校の2倍近くあるのは魅力的です。
さらに、先生とマンツーマン授業で学べるので、自分だけの授業をやってもらえるので時間効率も高い!
短期間でしっかりと英語の基礎を身に着けたいなら、欧米圏に語学留学やワーホリに行く前にフィリピン留学しておいた方が効率的なんです!
今回は私がフィリピンで通ったEnglish Fellaの体験談レポートと、ワーホリ前にフィリピン留学する意義について詳しく述べていきたいと思います。
私がフィリピン留学に行くことを決めた理由
最初になぜ私がフィリピン留学を決意したのか、改めて説明していきたいと思います。
その理由として大きく二つの理由があります!
まず一つ目!
それは 留学費用が他の国と比べて断然安いこと!
留学先として誰もが憧れるアメリカやイギリスですが 語学学校に半年間通う場合の大雑把な費用は、150~200万円です。
ですが、フィリピン留学の場合は半年間で100万円程です。この費用には宿泊費・食費など
が含まれていますので断然お得です。
またフィリピンは物価が先進国と比べても低いので、買い物をした際にもあまりお金をかけずに買い物ができます!
マリア先生は私が教わった先生ではありませんが、自分が先生に日本語を教えたり、逆にセブの公用語のセブアノ語を教えてもらったりとランゲージエクスチェンジをしてました。
そのマリア先生と一緒に行ったワインバーで、シャンパンのボトル一本が300ペソ(約600円)で買えます!
日本でシャンパンを飲もうと思ったら、1本1,000円以下で飲めるワケがありません。(笑)
他にもバナナやマンゴーなどの果物はとても安いので、毎日の様に食べていました。
このようにフィリピンは安く買い物できるので、お金を節約しながら英語を学べる絶好の場所だと思います。
次に二つ目の理由。
それは、他国の語学留学と比べて マンツーマンレッスンが多い!
私が通っていた English Fella という語学学校では、1日に約9コマの授業があり、その内7コマはマンツーマンレッスンでした。
もしマンツーマンレッスンのみが良い場合は、更にマンツーマンレッスンを増やすことも可能です。
この利点は、自分と先生の二人だけの授業なので、必然的に会話をすることになります。
英語を習いたての頃は、周りの目を気にして中々話せない人がいますが、それでは英語は伸びません。スピーキングは慣れの要素が大きいので、話す機会が多ければスピーキングも上手になるからです。
その点、マンツーマンレッスンが多いと必然的に会話の頻度も高くなり、英語を多く使って会話をすることに慣れていきます。会話をしないと、そもそも授業になりません。
また、フィリピン人はノンネイティブなので、日本人が英語を学ぶ際にぶつかるスランプにとても寛容です。
何か悩みがあり相談すると、ノンネイティブの立場から考えてくれるので助かりました。
語学学校候補にEnglish Fellaを選んだ理由
フィリピンには数多くの語学学校がある中で、どうして English Fella を選んだのか?
その理由はズバリ、大学の先輩のオススメの学校だったからです。
大学の先輩でゼミも同じMさんから、初めてフィリピン留学の事を聞きました。彼女は以前
大学を休学し、一年間フィリピン留学をしていました。
その際に彼女が選んだ語学学校がEnglish Fella だったのです。また彼女は別の語学学校にも行っていたので、フィリピン留学についての知識は凄かったです。
話を聞くうちに、English Fella の良いところが今の自分に合っていると感じ学校を決めました!
特に自分に合っていると感じたところは、試験対策に力を入れていること、そしてスパルタコースがある事です。
この学校は、IELTSやTOEICの試験コースが充実しています。
担当の先生は難易度の高い試験をパスして、このコースの先生になっているので皆さん教え方が上手いです!
実際に私はこの学校で2カ月間TOEICコースを選択しました。
その間に伸びたTOEICの点数は、なんと300点近くも伸びました!
私のもう1つのこだわりは、スパルタコースがあることでした。スパルタコースは、月~金曜日は外出禁止で、ほぼ一日中勉強尽くしのコースです。
つまり、外に出て遊べるのは、土曜日と午前中の日曜のみです。(笑)
私は、「厳しい環境に身を置かないと勉強に集中出来ない!」と思っていたので、このコースは適してると思いました!
結果的にこのコースを選んだ事で、缶詰状態で勉強できたので、英語を効率的に学ぶことができました。
また、同じ目標を持つクラスメイトと濃密な時間を過ごしたので、苦労を分かち合える友達を作ることができたのも最高の選択だったと思います。
スパルタコースは殆どの時間を学校内で過ごすので、他国の友達ができるのはとても早かったです。数少ない休日には、必ず外に出て遊びに行き、一緒にご飯を食べたりしました。
English fella の良いところ
この学校の良いところ、それは先生たちの教え方がとても上手い事です。
これは私の個人的意見ですが、自分の担当だった先生の殆どは英語の能力がとても高く、英語を学び洗練する場にとても向いていました。
先生それぞれの個人差はあると思いますが、全体的に質が高いです。特にTOEICを専門に教える先生たちは、TOEICに関しては右に出るものがいないぐらいのスペシャリスト達なので、何か質問があればクリアに教えてくれました。
それ以外にもリスニング・スピーキングの先生と科目別に先生が分かれているため、分野毎に勉強することが出来ます。
また毎日自習が19:00~22:00あるのですが、その際にも先生が常時3~4人いるので毎回質問責めをしてました。
授業外、さらに時間外にも関わらず、気軽に質問できる環境は超贅沢です。分からない事をすぐに質問出来る環境こそが、English Fella の良いところだと思います。
English Fellaの学生寮での生活環境
フィリピンは全寮制なので、学校キャンパス内の学生寮で生活します。学校の中は毎日ハウスキーピングの方が掃除してくれてるので綺麗です。
部屋の写真は残念ながら撮影し忘れたのですが、私は三人部屋で二人の台湾人と5カ月間暮らしていました。
学校の中には、プールやジムが揃っており、少しの空き時間に身体を動かしたりできます。校内には売店もあるので、ちょっとしたものであれば校内で揃います。ただ、ご飯に関しては、正直言うとあんまり美味しくはなかったです。(笑)
毎朝、この売店でバナナシェイクかアイスコーヒーを買うのが日課でした。
それ以外にも朝食や昼食を買うことが出来ます。食事が口に合わない場合は、売店で適当に買って食べられる選択肢があるのも良いと思います。
私の韓国人の友達は、毎朝韓国の激辛ラーメン、「辛ラーメン」のカップラーメンを食べていました!
学校外の環境に関して
一歩学校の外を出ると、東南アジアの雰囲気があります。
フィリピンの外は暑いので、移動手段はバイクや地元民御用達のジプニーで移動することが殆どでした。乗車の際、英語で値段交渉をします。
ジプニーの場合は、距離によって値段が変わりますが、学校~セブシティまで約3ペソです。乗り物の料金順としては、タクシー > バイク > ジプニー の順番です。
シティに行けば、必要な物は殆ど揃います。またマッサージがとても安く、オイルマッサージはなんと1時間300ペソ(約600円)と超リーズナブル!
なので、週1~2回はマッサージをしてもらっていました。
フィリピンではチップ制度は無いのですが、マッサージと床屋ではチップを払うのが基本みたいです。チップは、料金の10%がスタンダードみたいです。
フィリピンでの勉強方法
私のフィリピンでの勉強方法と、TOEICで815点を取った経験から、学習する際のポイントをご紹介したいと思います。
まず、フィリピンでの勉強方法は、二つに分けて考えましょう!
一つ目はスピーキングコース、二つ目はTOEICコースでの勉強方法です。
スピーキングコースでの学習方法
スピーキングコースの時は、基本は予習・復習です。後はひたすら先生と会話をしていました。これが一番大切だったと思います。
休み時間は、空き時間の先生を捕まえてひたすら会話。会話の内容はフィリピンの文化・環
境だったり日本の事だったり色々です!
フィリピンの事も学べるし、日本の事を話すには日本の事も勉強し直さないといけません。
このコミュニケーションによって、教養も自然にあがると思います。もちろん英語力は言うまでもなく上がります。
フィリピンに来る前は、英語を使って「Hello. Nice to meet you.」ぐらいの会話しか出来ませんでした。
しかし、私が自然に会話出来るレベルまで上がったので、是非積極的に先生との会話を試してみてください!
先生を捕まえてひたすら会話です!!
基本的にフィリピン人は、おしゃべりすることが大好きなので話しかけたら100%長話になります!
自分は、学校にいる先生たち約300人とツーショットを撮るというのを目標にしてました!
結果は224人と写真を撮り、学校を歩いていると ‘リョー!’と多くの先生から声を毎日かけられるぐらい有名になりました。(笑)
もう少しで300人全員と撮れたのに…。時間が足りませんでした。
TOEICコースでの学習方法
帰国後の就活のことを考えると、TOEICは絶対的に必要な英語資格です。
英語の基礎が固まり、英会話にある程度自身が持てるようになったら、TOEICコースへの移動を考えるタイミングです。
私がTOEICコースに所属していた時は、ずっと過去問を解いていました。
この際、毎回時間を測り、制限時間よりも5分短くやっていました。
こうする事により、本番の時にも時間内で終わらせられるようになっていきます。
一度時間を測って問題を解いた後は、分からない単語や文章に印を付け調べていきます。その後、もう一度問題を解いていきます。具体的には以下の手順で行いました。
② 時間測らず、単語などを調べる。
③ もう一度時間を測り問題を解く。
② Scriptを見ながら聞く。
③ 聞き取れなかった単語はメモ帳に書き留めておく。
④ 問題を解いていく。
リスニング力を上げるために、TED TALK を毎日Youtubeで見ていました。
Youtubeでは、Script も設定で自動作成できるのでとても便利です!
フィリピン留学に向いている人・向いていない人
フィリピン留学は成果を求める人には最適な留学国だと思います。
ただ、それでも勉強を軸とした生活スタイルですから、全員がフィリピン留学に向いているとは言えません。
以下、フィリピン留学に向いている人、向いていない人をタイプ別にまとめました。
フィリピン留学が向いている人
・自分を管理出来る人
・勉強に対して意欲がある人
・自分から目標を探していける人
フィリピン留学が向いてない人
・時間にだらしない人
・勉強に対してモチベーションがない人
・惰性で生きていくような人
フィリピン留学をした際に、IELTSやTOEICの点数が凄く伸びた人やどんどん英語を使って会話している人は、毎日のルーティンが決まっている人が多いと思いました。
例えば、朝の6時に起き、単語を勉強してから朝の授業を受けるなどです。
逆に点数が上がらない人は、授業に中々出席せず、毎回遅刻してくるような人です。
他にも、「英語を勉強して何かをしたい!」といった明確な目標がある人は、私が知ってる中では全員が確実に成果を挙げてると思います。
逆に親に言われるがままフィリピン留学に来た人、勉強にやる気がない人は、フィリピン留学をしてもあまり意味が無いと思います。
また自分から目標を見つけられる人は、フィリピン留学に向いてると思います!
毎日が同じ事の繰り返しなので、なにか新しいことに挑戦出来るような人じゃないと途中で挫折してしまうからです。
あとは最低でも、三カ月は留学しないと意味が無いと私は思います。
1~2週間ほどですぐ帰国する人もかなり多かったですが、英語に少し触れたくらいでは、伸びないとネイティブの先生も言っていました。
大学生なら大学休学、社会人の方なら仕事を辞めるタイミング、または「夏休み利用 + 有給」で何とか日数を獲得することが必要だと思います。
私は大学を二年間休学して留学することを決意しました。
半年間をアルバイトで留学の費用を貯め、半年間フィリピンに来ました。残りの一年間はオーストラリアでのワーホリ生活です。
自分のお金で留学をすると、勉強しないとお金がもったいないといった気持ちがとても実感できるので良いと思います。
今は自分で探さなくても、短期間でお金を貯められる仕事の紹介もあるので、留学エージェントの仕事紹介に頼ってみるのも良いでしょう!
【参考記事】
・ワーホリで予算50万円からの大逆転プラン!低予算でも成功を手にできる打開策を紹介!
フィリピン留学とオーストラリア留学で英語の伸びを比較
これは断然フィリピン留学の方が英語は伸びたと思います!
英語力が20%くらいの状態(中学レベル)からフィリピンに行ったので、英語が一番伸びたと感じました。
しかし、フィリピン留学だけでは英語のレベルはある程度までしか伸びないと思います。
そのため、フィリピン留学で基礎を固めた後は、欧米圏に留学やワーホリをして、実際に働いてみたり学校に行ったりする事が、さらなる英語力アップには効果的です!
現在オーストラリアでワーホリ中ですが、日々英語を使い会話することで新しい発見がたくさんあります。
フィリピンで習った英語を実践できているので、フィリピン留学が自分の土台になっていることは間違いありません!
特にオーストラリアは面白い英語がいっぱいあります。高齢の人と話したりすると、toiletのことをlooといいます。最初は何を言っているのかほぼ分かりませんが、慣れてくると面いです。(笑)
オーストラリア留学のみだと英語力はどうなのか?
欧米圏だけにすべきか、フィリピン留学だけにすべきか、両方行くべきか迷ってる人は多いのではないでしょうか?
その大きな答えは、英語力の伸び具合にあると思います。
オーストラリア留学だけで、フィリピン留学と同レベルまで英語を伸ばすには、フィリピン留学の2倍以上の時間が必要だと思います。
何故ならば、圧倒的に学習時間がフィリピン留学と比べて短いからです。
学習時間と英語力は、ある程度比例すると言われているので、オーストラリア留学のみだとそれくらいの時間が必要だと私は思います。
以下は、オーストラリア留学とフィリピン留学で英語に触れていた時間と、その中の英語環境の濃密度です。
オーストラリア留学の場合
・授業時間は一日4~5時間。
・グループ授業のみ。(会話の時間は短い)
・外国人生徒同士での会話が殆どのため、英語レベルは低い。
フィリピン留学の場合
・自習時間を含め10時間ほど。
・マンツーマン授業が殆ど。(会話の時間が多い)
・先生と話す時間が長く、英語レベルが高い。
簡単にまとめると、私が経験したものはこのような感じでした。
ちなみに、海外大学に交換留学で行く場合はより授業時間は多く、会話の相手も現地のネイティブ環境になるので、同じ欧米圏でも英語の濃密度は高くなります。
しかし、英語に触れる時間とより高度な英語に触れられる機会が多いのは、フィリピン留学で過ごす時間の方が勝るでしょう。
【まとめ】それぞれのメリットとデメリットを総合的に判断
フィリピン留学は英語の勉強がメインです。
オーストラリア留学のように、何日間も旅を楽しんだり、アルバイトをしたりするような生活スタイルはありません。
留学の目的は人それぞれなので、英語力アップの重要度が、その人にとってどの程度大事なことなのかで留学プランは変わってくると思います。
フィリピン留学は、値段安い、授業時間長い、マンツーマン授業で効率的に英語を学べる環境が強みです。
つまり、勉強がメインの人が選択する留学地と言えるでしょう。
海外生活を楽しみながら英語に触れる中で、簡単な英会話ができれば良い!机に向かった勉強を求めてない人は、自分の行きたい国に行くのが正しい答えとなるでしょう。
オーストラリア留学は、値段少し割高、授業時間短め、グループ授業ですが、ネイティブの本場の英語に触れられる環境がウリです。
英語力も旅行も外国人との交流も楽しみたいといったように「良いとこ取りをしたい!」と考えている方は、私のように二カ国留学するのが良いでしょう!
両方の留学に、メリット・デメリットあると思うので、留学する際にはしっかりと下準備をしてから留学に行きましょう!