留学資金はどう工面する?お金がなくても留学をする方法
こんにちは、SAKIです!
いきなりですが、留学をするにあたり、1番大事なものはなんだと思いますか?
やる気?準備?コミュニケーション能力?
…違います!一番大事なのは、ズバリ「お金」です!!!!!
こんなこと私が言わなくても、みなさんご存知の留学とお金問題。
実は私も今まで留学するにあたり、お金の問題と向き合わなくてはいけなかったことも多々ありました。大学時代、留学がしたくてしたくて実家に帰った時に親に泣きついてみるも、説得に難航し、涙を流したこともありました。
今回は、「留学したいけどお金がない!」というみなさんのために私がどうやって留学資金を工面したのかをまとめてみたいと思います。お金がないからと言って留学を諦めるのはあまりにももったいないことです。ぜひチェックしてみてください。
まずは親のスネをかじりまくろう!
「…え?おいおい最初から親を頼るんかい!」という声が聞こえてきそうですが、断言します。
留学するにあたり、親のスネをかじるのが一番なんです!!!!!
なぜここまでビックリマークをたくさんつけてまで強調するのかというと、それはずばり、学生さんは特にお金もないですし、フルタイムで働くことが不可能だからです。
つまり、自力で留学費用を100万貯めようと思うと、おそらく1~3年はかかります。
すなわち、自力で100万円貯めようと思ったら、あなたの貴重な青春時代を、ただただお金を貯めるという行為に費やすことになります。
これは、とっっっってももったいないです。自分でお金を貯めて留学をした…と言うと美談に聞こえますが、実際にはとてももったいないことだと思っています。
あなたの貴重な20代前半を貯金に費やすより、その若い感性があるうちに留学をしてたくさんのことを吸収する方が何百倍も価値があります。
というわけで、親のスネをかじれそうな人は全力でかじりましょう。わたしは学校で働いていた頃、自力でお金を貯めて留学する留学生もたくさんみてきました。
しかし、若い時にお金を貯めるというのは、かなりの時間も労力もかかります。学校に行きながらコツコツお金を貯めることは素晴らしいことです。
しかし、中には手っ取り早くお金を貯めようと危ない仕事や夜のお仕事を始める人も少なくはありません。
もし親があなたの留学に対してYESと言わない場合、必ず何のために留学し、どういうことを学び、将来的にどのようにメリットになるのかを力説しましょう。
親のスネをかじることに罪悪感を持つ人もいるでしょう。罪悪感を持つなら、その分一生懸命勉強して結果を出して、良い企業に就職して親を安心させてあげてください!
そして、その企業で稼いだお給料から毎月お金を返していけばいいじゃないですか。
「あの時に留学させて貰ったから、今の私(俺)がある。」と感謝の気持ちを伝えてお金を返したら、親も「留学させて良かった!」と思えますし、家庭円満間違いなしです。
「親にお金を出して貰ってる…。」という負い目が、「嫌でも勉強しなきゃいけない!」というモチベーションにつながるなら、それはプラスの何物でもありませんよね。
自分でお金を貯めて留学した人の中には、「自分のお金だし別に誰にも迷惑かけてない!」と、勉強せずに遊んでばかりいる人もいます。そういう姿を目にすると、必ずしも自分でお金を貯めて行くことが美談にはならない場合もあるのです。
話を元に戻しますが、親が首を縦に振らない場合は、泣き落としにかかることをおすすめします。そして、あなたの涙を見ても尚、NOと言われた場合は諦めましょう。(笑)
経済的な理由などでどうしても親のスネをかじれない人、絶望することなかれ。涙を拭いてぜひ次のトピックへお進みください。
学費の安い留学先を狙う
さて、ここまで読み進めた人は、おそらく親のスネをかじれないというスーパーハードモードに追い込まれていることとお察しします。
次にオススメしたい方法とは、ずばり留学先の国の学費を抑えることができる場所に変えることです。
そもそもあなたの留学の目的は何でしょうか?語学?異文化体験?
あなたの目的が語学(英語習得)なのであれば、オーストラリアやアメリカなどに行くよりフィリピンやフィジー留学をすると良いでしょう。
と言うのも、ビジネスレベルの英語力を身につけるのが目的であれば、フィリピンやフィジーの方が圧倒的に費用を抑えることができるからです。
例えばですが、オーストラリアで1ヶ月語学学校に行き、ホームステイをした場合は最低25~30万円くらいはかかります。
しかし、フィリピンに1ヶ月留学した場合は10~15万円程度に費用を抑えることができます。
しかも、フィリピンはマンツーマン授業が主体なため、より短期間で効率的に英語力を伸ばすことができるのです。
筆者は大学時代、スペインに留学しています。そもそも、海外に出たことも行ったこともなかったわたしは「とにかく留学がしたいんじゃ!」と思い立ち、「英語は苦手だから、どっか別の国にしよ~っと!」と学費の安い国を探しまくりました。
結果、ヨーロッパの教育費は著しく安いことに気がついたのです。
特にドイツやフランス、イタリアなど英語圏ではないものの、異文化体験や海外体験自体が目的の場合は非常に良いのではないでしょうか?
ちなみにスペインの1年間の大学付属語学コースは、2011年当時約13万円でした。(笑)
かくしてわたしは、自分のバイト代だけで学費を出すことができました。
「自分がどうしてもこの国じゃなくちゃだめなんだ!」という理由があるなら仕方がないですが、もしあまりこだわりがない場合は学費の安い国も視野に入れてみてください。
国だけではなく都市選びに気をつける
上記では国選びが非常に大事になることをお伝えしましたが、実は都市選びも非常に大事なポイントになります。
例えば、どうしてもアメリカに行きたい!カナダに行きたい!でも、物価が高い!どうしよう…!と思っているあなた。
迷わず田舎に行ってください。
「俺はシティボーイだから田舎なんかありえねぇ!」と思っているあなた、現実を見てください。都会は本当に物価が高いです。しかし、田舎に行けば行くほど物価は下がります。
さらに、物価だけではなく日本人率も下がります。つまり、英語に触れる時間も大幅にアップして、最安の値段で最大限英語に触れるチャンスが与えられるということになります。
その代わり、デメリットを挙げるなら語学学校の選択肢は少ないですが、安価で日本人が少ない環境以上の好条件は無いのですうから、選択肢の少なさは割り切りましょう。
こんな一石二鳥のメリットを逃すなかれ。かく言う筆者も実は都会が大好きです。だってオシャレなカフェに行きたいから。
しかし、もしわたしが学生時代に戻り、アメリカなどに留学するとしたら間違いなく外国人のいない田舎を選ぶでしょう。
そして、嫌でも「ネイティブの友達を作らないと孤独になる!」という状況を作り出すでしょう。
わたしがスペインに留学した時、マドリッドやバルセロナに憧れたものです。しかし、費用的なことを考慮し、実際に留学したのはサラゴサという第4の都市でした。
学費は先ほど述べたように年間13万円。そして家賃は3万円。(笑)貧乏学生だったわたしはとても幸せでした。マドリッドの私立学校は、月8万ほど。手が出ませんでした。
さらに、サラゴサのような地方都市は日本人が少ないため、日本語を勉強したいスペイン人がわんさか寄ってきます。わたしは現地で仲良くなったスペイン人の家に入り浸り、家族とも仲良くなり、スペイン語漬けの生活を送ることに成功しました。
これにより、留学費用を大幅に抑えつつ、スペイン語初級だったわたしのスペイン語は中上級レベルまで飛躍的にアップしたのです。
都会生活をしたい気持ちもわかりますが、何事も一長一短です。
ぜひ、費用を抑えたいなら尚更、わたしは地方都市をおすすめします。
留学のための奨学金を借りる
それでも留学費用が厳しい…という方に関しては、奨学金を借りることも選択肢に入れてもいいでしょう。とは言え、個人的には借金と同じことなので、あまりオススメはしていないのですが。
奨学金の有名どころと言えば、海外留学奨学金(日本学生支援機構)が有名ではないでしょうか。もしかするとみなさんの中に、「トビタテ!留学JAPAN」という名前も聞いたこともあるかもしれません。
奨学金の中には、返済不要のものと必要のもの、2種類があります。こちらはじっくりとご自身で情報収集をしてから決めるようにしてください。
また、海外の大学で学位を取得する場合は、高確率で返済不要の奨学金を得られることもあります。残念ながら、最もオーソドックスな語学学校で語学を学ぶための留学であれば、ほとんどの場合は返済が必要となります。
海外で学んで将来日本のためにプラスになる専門分野で学位取得する場合、政府が積極的に資金提供をしていますので、応募をしてみるのもひとつの方法です。
選考に関しては時期や条件等が決まっており、それを逃してしまうと来年度などになる場合があるので早めに日本奨学金機構のホームページをチェックして、対策をしておきましょう。
クラウドファンディングで返済不要の資金を集める
最後に、これはウルトラCとも言える方法なのですが、自分でクラウドファンディングをして資金集めを行うという方法もあります。
つまり、自分自身で資金集めを行い、留学費用に充てるというものです。
こちらは留学する際に、明確な目標がある場合や、学びたい内容が人の興味を引く内容や役に立つ内容であればあるほど集まりやすいと言えます。
実は、わたしの知り合いでクラウドファンディングを繰り返して留学をしている人がいます。彼女はダンスを学びにアメリカに行きたいと考えていました。
アメリカに行ってダンスを学び、それをブログやYouTubeで発信することによって、出資した人たちに楽しみを与えることで多くの資金を集めていました。
彼女がアメリカで吸収したことを発信することによって、出資者の人がよりお金を出すという仕組みです。
彼女の凄いところは、企業のお偉いさんなどにも直々に会いに行って資金提供をお願いしたところにあります。そうした地道な活動により留学資金を得た彼女は、見事に返済する必要もなく、留学中を有意義なものにすることに成功したのです。
今も彼女は来年のアメリカへの大学進学を目指し、さらなるクラウドファンディングを行なっているようです。(ちなみに彼女のお父様は社長で裕福なご家庭なのですが、資金を自分で用意したかったそうです。)
昔からすると考えられないことですが、「ただ面白いものが見たい!」と思う人から留学資金集めが実現する時代なのです。ぜひ興味がある人は、チャレンジしてみるのも面白いでしょう。
情報を駆使して留学を実現させよう!
以上のように、「お金が無いから留学できない…。」と諦めることはありません。貴重な時間を節約し、お金を節約しながら上手に留学プランを立ててみましょう。
あくまで自力でお金を貯めるなら、安心・安全な仕事で、しかも最短でお金を貯められる仕事に着目しましょう。
この留学コラムの記事の中にも、何件か記事がありましたので、自分でお金を貯めないといけない事情がある人は、是非参考にしてみてください。
今の時代、色々な方法があるので、手っ取り早く情報を知りたい人は、留学エージェントに相談しに行くと良いと思います。
みなさんの留学が、実現しますように!