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【フィリピン留学】留学中の週末はみんな何して過ごしているんだろう?

公開:2019/10/17 著者:佐藤 高史 484 Views

海外渡航前は色々と現地での生活を想像していると思います。しかも多くのヒトが初めてのフィリピンという事で、どこまで私物を持って行くべきなのか、週末は何しようかなどなど留学への期待と同時に週末はアジアへ旅行するような高揚感も抱きます。

今回ご紹介する週末プランは、地方都市に留学していた私自身と留学中の友人がセブではないエリアに滞在中の週末をどのように過ごしていたかを公開します。

と言うのも週末の過ごし方ってヒトの性格によりかなり異なるのは周知の通りですが、「フィリピンの地方都市ではどのように時間を費やせるのか?」という所が今回のポイント。

 

日本でなら友人が車を持っている、もしくは自分が所持していて彼女や友人と山、川、海にドライブ。取り敢えず、イオンモール行く、フットサルしに行く、映画に行くなんてパターンもあるでしょう。

また、洒落たカフェに行って、読書やPC作業と見せかけて実はラップトップでは単なるネットサーフィンをしてイケてる風を装ったりしているヒト。まあまあ見かけます。

まあとにかく日本では週末の過ごし方、過ごすスペースの選択肢が本当に豊富。そして、フィリピンでは、セブといった外国人が多く集まる観光地では、時間とお金を消費するエリアの選択肢が豊富です。

 

この週末と言うたったの48時間を漫然と過ごしているヒトは場所問わず多い。

 

なぜそんな事が言えるのかって、会話中に何げなく「週末は何してる?」、「どこに何しに行った?」とさり気ない質問をするのですが、このヒトはどのように自分の時間を使っているのかを探っているからです。

日本では日常的な週末が流れるだけなので、そこまで強く時間が勿体ないとは感じないと思います。しかし、留学や旅先では「折角の海外なんだから何しよう!?時間が勿体ない!」と感じると思います。

この「時間が勿体ない!」という感覚が日本でも感じられたら、どれだけ充実した週末を過ごせるんだろうか…と思います。まあそれは難しいのですが、少しでもこのような意識を持っていると、より時間を大切に有効的に使えることでしょう。

 

それでは、フィリピンではどんな事が出来て留学生たちはどう過ごしているのか。そして、その選択によってどのような効果が有り得るのか、考察も交えて今回はお届けします。

まあ、留学中なので自分の部屋で缶詰になってずっと自習しているよりも、海外の友人たちと外出できるヒトの方が人間的に魅力的だと個人的には感じます。

結局、ここに必要とされるのが国際的にも通用する「人間力」です。

誰でも一人でも挑戦できる海外の映画館へ!

先日久しぶりに映画館に行ってきたんですね。

何故なら、たまたまSM(フィリピンの巨大ショッピングモール)を歩いていたら、ワンピースが上映中だったので。

 

「フィリピンで日本のアニメ見たら英語吹替になっているのか、それともタガログ吹替になっているのか??」という点がとにかく興味が湧き、即決でチケット購入!

 

しかも、フィリピンの映画チケットは大人でも一人大体200ペソ(約400円)なので気軽に見れます。あと、フィリピンの映画館は、なぜか作品によって価格が変動してるっつー不思議な感じ。けど高くてもせいぜい220ペソ。

 

→ フィリピンの映画は作品によって値段が違う。

 

日本だと大人一人1,800円もするので、ちょっと予算に余裕がある週末でないとそんなに気軽に見れません。しかもデートなら女子に奢りたいという見栄も張りたい。懐の余裕も見せたいので、ポップコーンもセットで購入しちゃうと軽く5,000円は飛んでいきます。

恐らく女子も「ちょっとは出すよ。」という建前言葉を発しますが、男子からしたら「いや、いいからいいから。でもどうしてもって言うなら、じゃあ遠慮なくいただきます。」なんて口が裂けても言えません。

映画デートは、20代中盤までの平均的な手取り男子には正直結構きつい。てか、きつかった。
なぜなら映画だけでは終わらせられないデートだから、夜の予算も考慮せないかんからです。

 

しかし、ここフィリピンでは全く出費を気にすることなく、その気になれば一日に3本でも見れちゃいます。

 

そして、私が気になっていた音声ですが、モロに日本語で英語字幕。これは自分がYouTubeを使って勉強する時も好んでやっている事です。

 

日本語で言ったことがどのように英語に変換されているのかを、音ではなく英文で確認出来るからちょっとした言い回し方の勉強になるんです。

 

英語を聞きながら英語字幕を見ろと先生には指導されますが、日本語を聞きながら英語字幕もありです。このような事を繰り返していって、ちょっとずつ自分の中で英語の言い回し方の幅が広がって行く事もあります。

また、フィリピンの映画を見るスタンスですが日本とはかなり差があります。これが中々面白いもので、例えばホラー映画で日本人が見てられないようなシーンでもフィリピン人は平気で何故か笑ってる。

笑うポイントが「アホなんかこいつらは?!」と思うくらいの時があります。私からしたら全然笑えない見てられないシーン。あと、単なるキスシーンでは、観客の多くがざわざわしてキスの瞬間にはキャーっと全員が騒ぐほどリアクションが激しいのが笑えてきます。

 

映画を見るのも好きですが、こんなフィリピン人のリアクションを見るのも嫌いじゃないです。

何かフィリピンでは、観客全員で一つの映画を楽しんでる印象。

日本は真逆で、静かに見なければならないのがマナーとされてますが、映画の観方1つ取っても文化の違いが垣間見れます。

 

とりあえずやっぱ海へ!

フィリピンに来たら、セブをイメージするようなエメラルドグリーンの超絶キレイなビーチに行きたい!確かに一度は行っておくことをお勧めします。

都市によっては近くに海があっても泳げるような海ではなく、漁港みたいのがあったりしますがそれはそれで安くシーフードが食せるエリアなのでありです。ただ、そこはフィリピンですので、腹痛のリスクは自己責任ですが、リスクテイカーになって欲しいのは私の想い。

近くに泳げるようなビーチが無くても、学校から車で1~2時間の所には大概キレイなビーチは存在しています。

 

やはりビーチでは男女ともに露出度が最高潮になるので色々と盛り上がるのは間違いないです。ここぞとばかりに昼間からビール飲んで、酔っ払っていい具合に絡みましょう。

ビーチに行くことで英語力に自信が無くても体づくりに自信のある男女には、不思議と自信が湧いてくるもの。いつもより周りが自分に注意が向けられ、外国人スクールメイトもいれば英語をアウトプットする機会が増えます。

英語力に自信が無いヒトは、教室外で英語を発しにくいという気持ちもわかります。

 

しかし、自分に自信を持てる分野によって、英語を発する機会や他人とコミュニケーションを取る機会に繋がれば、それで良いかと思います。

 

自分が控えめな性格と自覚があり、それを改善したいなという気持ちがあれば自分を変える好機です。

「自信が無ければ、ランチェスター戦略で攻めろ!」です。

 

山に行くのも案外あり!

「フィリピン=セブ=キレイなビーチ」となりがちで、山の存在が弱いのですが、フィリピンではマウンテンリゾート地が多い。

まあ日本と同様に、山は避暑地として多くの人々が訪れ、フェイスブック用に写真を撮りまくっています。

山間部にあるマウンテンリゾートでゆっくりと時間を過ごせますし、グループで行く場合は皆でバーベキューも出来ます。

 

山には案外アミューズメント施設があるので、Googleで探してみて存在が確認できたらスポーツアクティビティで楽しむことも可能。日本だったら都会から離れて山奥まで行かないと遊べないようなアスレチックですが、フィリピンでは案外近場にあったりします。

しかもこのアスレチックですが、日本のように安全基準と言う考えがありません。空中のロープを安全ベルト着用しながら渡る施設では、、家族向けなのに高低差が3メートルくらいあって、「子どもにはどうなの?」思うような作り。

子供はビビッて絶対やれんません!安全ベルトって言ってるけど、本当に安全なのかさえ懐疑的です。けど、これだからこそ留学生は楽しめるんです!

 

今紹介した海と山に行く時ですが、交通手段としてはレンタカーの利用がベスト!

 

と言うのもフィリピンのレンタカーは運転手付きなので移、動先で全員ががっつりお酒を飲めますし、エリアで若干価格差ありますが5人くらいで一台一日借りても、さほど気になる金額ではありません。

一点記憶しておいて欲しいのが、レンタカーした場合は基本ドライバーの食事代は別途支払ってあげます。また、支払いは一日遊び終えて、ホテルや学校に戻ってからの支払いとなります。

何故なら、先払いして日中自分たちが遊んでる間にドライバーが勝手に帰ってしまう危険性があるからです。

 

フィリピンでは、「サービスを受け終えてから支払う!」という事を肝に銘じておきましょう。

 

先生と仲良くなったら先生の家へ!

これに関しては、先生との外出が許可されている学校のみに言えます。

特にセブでは色んな人が存在しているので、外国人生徒とカップルになってある種の玉の輿狙いのフィリピン人もいると聞きます。

 

このような事情から、学校側が先生との学校外でのコンタクトを厳禁としているところもあります。

 

しかしながら、地方の学校ではそこまで規則が緩い傾向があり、先生との外出が許可制の学校や、そもそも自由に外出可能な学校もあります。

先生との交流が許可されている学校の場合は、授業で仲良くなった先生の家に招待されたら積極的に行ってみましょう!

フィリピンの一般家庭に潜入出来る機会なんてそうそうありません。

 

ここで一つ言っておきたいのは、学校のドミトリーは私たち外国人向けに建設されており、施設レベルがフィリピンでは中間層以上の人が住むレベルで作られている事。

 

これって案外気が付きません。そして、そのイメージのまま先生宅へ訪れるとカルチャーショックを受けるでしょう。

具体的に言うと、以下のような光景を目にするかもしれません。

 

・先生だから身なりはキレイにしているけど、実家に行くとそこら辺の一般人と同じような小汚い家に住んでいる。ヒトって身なりから、勝手にそのヒトをイメージしてしまいます。
・家に入るとまあまあ虫が飛んでいる。主な調理器材はカセットコンロ。ちょっと劣るとカセットコンロも無く、炭や薪で調理する家庭もある。
・トイレは便座が無く、便器のみが存在しているトイレだったりする場合も。
・シャワーは私たちのイメージではシャワーヘッドがあって、あったかいお湯もでるのが当たり前。しかしフィリピンでは、大きな水がめに水をためて洗面器ですくって頭頂から水をばしゃっ~とぶっかけるスタイルをシャワーと呼ぶ家庭が多数。

 

これらを知った上で訪問すれば、そこまで大きなショックは無いかと思います。ですが、日本では見ることのない光景です。私が友人や生徒をフィリピン人の一般家庭に連れて行った時は、上記4点に表情には出しませんでしたが衝撃の連続です。

この文化の違い、一昔前のスタイルを楽しめるヒトはきっと刺激的な時間となるので、是非トライしていただきたいです。

しかし、学校以下の生活は無理だと言うヒトには絶対おすすめしません。一瞬でも表情に出したら本当に失礼極まりない。

 

個人的には、このような「違いを受け入れる。」ことが好きなのでガンガン行きます。そこには好奇心と発見しかありません!

 

あと、訪問すると私たちは外国人のお客人としてもてなされるので、食事がバンバン出てくることが予想されます。

特にクリスマスなどのイベント時期に訪問すると楽しい反面、ひたすら飲んで食べての繰り返しです。

ゲロしたくなるほど食え食えと勧めされるので、危なくなったらはっきりと断りましょう。

 

プールリゾートも使い方によってはおいしい!

山川海にも負けない施設を揃えているのが、フィリピンのプールリゾート。

日本ではプールリゾートと言ってもピンとこないところですが、フィリピン人は水遊びが好きなのかやたらとプールが点在しています。

確かに年がら年中暑いから週末は皆でセクシーな格好で涼みに行こうというのも納得します。多くのリゾートがウォータースライダーなどそこそこの施設はあり、小さな所でも半日は楽しめます。

 

ただ、アスレチックでも言いましたが安全基準が無いようなものなので、ウォータースライダーも場所によっては5人一気に滑るなど、やりたい放題…。

 

何故か急すぎるカーブもあり、私が訪れた所では本当にスピードが出過ぎてぶっ飛びそうになったのが記憶に残ってます。

そして、その数か月後には、地元民が本当にそのウォータースライダーから吹っ飛んで事故になったという話も聞いてます。

そして、プールリゾートにも大概BBQ施設が併設されているので、団体で行っても個人で行ってもかなり楽します。

 

しかもリゾートなので夜はプールがライトアップされ、酒も入る、さらにみんな露出度高めなので、男女のグループで言ったら何かしらのハプニングが起きる可能性が高まる…。これはもう行くしかない。

ハプニング狙いなら、夜の海か夜のプールリゾートで攻めろ。

思い出は残るのではなく、残すのである。

 

 

カフェ巡りもあり!

これは個人的にはあまりお勧めしません。と言うのも私はとにかく動き続けたいから、カフェでまったりくつろいだりしてたらストレスが溜まるだけ。

カフェ巡りはなるべく日焼けしたくない、落ち着いたキレイな雰囲気の空間で週末は気分を変えて過ごしたい方には向いてます。

日本ではタピオカがブームですが、実はフィリピンでもブーム真っ只中です。

 

容量や味は変わらないのに、価格は日本の約1/3くらいという女子には超嬉しい!

 

日本でタピったことがないので周囲に聞いたところ、やはりフィリピンオリジナルのフレーバーもあるようです。また、基本フィリピンのドリンクはかなり甘いので、タピる時はシュガーレベルを50%くらい下げないと甘すぎて逆に喉が渇くかもしれません。

ミルクティーカフェが続々と出店してきているので、ダウンタウン周辺に行けば比較的簡単に見つかるでしょう。

 

他人と違う時間の過ごし方をしてみよう!

今回は具体的な週末アクティビティスポットを上げましたが、時間に余裕があれば全てを体験してみていただきたいです。と言うのも全てはフィリピン基準なので、積極的に外出して様々なコトを知って見て欲しいというのが正直なところです。

アスレチックでは如何に日本が安全に設計されているか、プールリゾートでは予想以上にキレイな施設で存分に楽しめる。

一般家庭に訪れたら日本の暮らしが如何にキレイで過ごしやすいか、フィリピン人は私たちより所得は断然少ないのに、食事をいっぱい提供してくれてカラオケしようやと誘ってくる。

 

この時にフィリピン人のホスピタリティの高さと人々の温かさに触れる瞬間があります。

 

この瞬間って言ってみないと伝わらない、言葉では伝えられないモノがそこにはあります。だから多くのヒトにドミトリーだけでなく、本当のリアルを触って見て欲しいと思います。

自分にコミュ力が無いと自覚しているのであれば、スクールメイト無しで単独で仲良くなった先生の家に遊びに行けばいい。

周りと異なる行動を起こすことで、独自性が生まれ自信に繋がる。そう思えば、一歩踏み出すことで、徐々に自分が変わっていくかもしれません。

 

ちょっとずつでも行動を変えて、能動的な行動を続けることで違った結果、何かしら将来が見えてくると私は信じています。

 

“世の中のことは、全て原因と結果の関係で出来ている。
だから原因を無視して結果だけ変えようとしても不可能なのである。”
渋沢栄一 実業家

 

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