【フィリピン留学体験談】私のバギオでの休日の過ごし方
こんにちは!かわけんです!
前回の記事では、私がフィリピンのバギオ留学していた時の授業がある平日の過ごし方を皆さんにシェアしました。
今回はバギオ留学していた時にどんな風に休日を過ごしていたかをシェアします!
バギオから遠出する時は、「San Juan(サンファン)」というビーチに遊びに行ったり、「VIGAN(ビガン)」というスペインの街並みが残る観光地へも訪れたりしました。
ただ、遠出する機会は留学中にそう頻繁には無いので、今回の記事ではバギオ市内にフォーカスして、ごく普通の週末の過ごし方をシェアしたいと思います。
映画、両替、生活必需品が揃う「SMモール」
まずは、バギオ留学する人なら誰もが利用する「SMモール」から紹介しますね。
「SMモール」はバギオだけでなく、マニラやセブにもあるフィリピン全域に展開する大型ショッピングモールです。
日本で例えると、イオンモールのような感じです。
この程度の易しい情報ならフィリピン留学している人の誰もが知っていると思うので、もう少し豆知識を!
この「SMモール」の正式名称は「SM Supermalls」で、1985年に1号店がオープンしました。
オープンから現在およそ35年が経ちますが、2000年までの最初の15年間の店舗数の伸びは緩やかで、2000年時点ではわずか10店舗でした。
それが2000年以降に店舗数の伸びが加速し、2010年には40店舗に広がりました。2010年以降もそのスピードは衰えず、2019年現在で70店舗以上がフィリピン全域にあります。
ちなみに、バギオのSMモールは2003年にオープンしました。これは、現在70以上ある店舗の中で16番目に設立されたものになります。ちなみに、中国にも2019年現在で7店舗あるそうえすよ。
そんなSMモールですが、ここでは食料品、洋服、日用雑貨などが一通り購入できます。
私が通っていた語学学校PINESは、「スパルタ」の学校のため平日は外出できなかったので、週末に買い物に行ってお菓子やコーヒーなどをまとめ買いしてました。
SMはショッピングモールなので、買い物だけでなく、両替もできますし、映画も観れます。
映画は当然日本語音声ではなく、英語音声で字幕もないので、多くの留学生が字幕なしの映画にチャレンジしに行きます。そして、大体撃沈します。(笑)
ショッピングから食事、映画など何でもできるSMモールですが頭に入れておいた方がいいこともあります。
私がSMモールを利用した際に、気をつけた方がいいなと感じたのは次の3つです。
(1)日本の食料品は高い
SMモールは品揃えも豊富で、「日清のどん兵衛」や「Kit Kat(キットカット)」など日本でも人気のお菓子や食材も購入することができます。
ただし、輸入品は輸送費や関税がある分、値段がとても高いことがネックです。
日本と同じ値段、あるいは日本よりも高い商品もあるので、そう頻繁に利用するもんじゃないと思います。
似たような商品であれば、フィリピン産や他外国の商品を買う方が断然安いです。「バギオ留学中も日本のお気に入りのお菓子を食べたい!」と言うのであれば、日本から持ってきておく方がいいと思います。
個人的にはせっかくフィリピンに来たので、フィリピンのお菓子をトライしてみた方が面白いと思いますけどね。
ちなみにですが、日本のお菓子は値段が高いだけあって、クオリティが高く、また抹茶味など日本独自のテイストも海外の人に人気です。
私のケースですと、日本から日本のお菓子を持ってきておいて、それを語学学校の先生や友達にあげると、とても喜んで貰えたので、プレゼントに日本のお菓子はお勧めです!
周りの友達は、仲良くしてくれた友達やお世話になったフィリピンの先生に別れる際に手紙を書いて、何かプレゼントを渡す人が多かったです。
そんな時、日本のお菓子やキーホルダーなどを渡すと、とても喜んでもらえます。
(2)全体的に高い
「日本の食料品は高い!」と言ったばかりですが、日本からの輸入品に限らずSMモールで売ってるモノは基本的には全体的に高いです。
厳密にいえば、高いというよりも他にもっと安いスーパーやマーケットがあるということです。ただ、最初はそれに気づかなかったのです。
と言うのも、日本に比べればまだ安いからです。
ですが、バギオ留学にも慣れてきて、「パブリックマーケット」やローカルなスーパーマーケットなどに行ってみると、そっちの方が安いということに気づきました。
SMに行くと品揃えの豊富さや、まとめて色んなものが買えるなどメリットはもちろんありますが、値段だけに着目するともっと安いところはあります。
ですので、バギオ生活に慣れてきたら、ローカルな場所で買い物をするのもいいと思います。
(3)帰りのタクシーが混む
私がバギオの語学学校に入学した時にオリエンテーションにてスタッフさんから、以下のようなアドバイスがありました。
「週末は特にSMモールから帰る時はタクシー待ちのお客さんで混むから、門限に間に合うように早めに行動した方がいい。」
それを聞いた時は、帰宅の時間はタクシーを使う人が多いから「ちょっと混むんだろうな…。」ぐらいにしか思っていませんでした。
しかし、「めっちゃ」混むんです。10人、20人の列じゃない!
50人ぐらいはいるのかな。しかも1階と2階にタクシー乗り場があって、2箇所ともこんな感じです。(下写真参照)
長いと30分ぐらい待ったりすることもあります。
なので、それを見越して行動しないと、門限に間に合わなくなりそうなこともあったので注意が必要です。
タクシー待ち以外にもレジも待ち時間が長いんです。しかし、こういうのに慣れてくると日本にいる時とは違い、時間にせっかちにならなくなり、それはそれでいいのかもしれませんが。(笑)
門限がある学校に通い、週末にSMモールで買い物をするのであれば時間に気を付けましょう。
マクドナルドからオシャレなローカルカフェまで!「セッションロード」
セッションロードもSMモールと同じくメジャーなスポット。SMモールからも徒歩5分ぐらいです。坂道になっていて全長1.7kmあります。
パレードなどイベントがあるときは車両が通行止めになり、ここがイベント専用の道になることもあります。
郵便局や雑貨屋さん、カフェ、レストランなど様々なお店が並んでいます。
中でも、飲食店が特に多いです。
私が初めてバギオで外食したのは、このセッションロード沿いにあるステーキ屋さんでした。
友達と写真を撮っていたら普通に店員さんも入ってきて、めっちゃ陽気だなと思ったのを覚えています。フィリピン人は写真大好きな人が多いです!
セッションロードにはマクドナルドやケンタッキーなど誰もが知っているチェーン店や、フィリピンで有名すぎるジョリビー、現地のカフェなど色んなお店があります。
「ローカルな通りに行くのが怖いなぁ…。」っていう人でもここのセッションロードなら入りやすいお店も多いと思います。
ちなみにですが、平和なバギオと言いつつも、ここでスマホを盗られた友達がいたので、人通りが多いときは注意しましょう!
身体を動かしてリフレッシュ!「ボウリング」
平日は勉強ばかりしていて体を動かす機会も少ないから週末ぐらいは体を動かしたいですね。
意外と(?)バギオにもボウリング場があるんです。建物や機械が古かったりしますが、システムは同じです。
そのボウリング場ですが、「センターモール」というセッションロードから歩いて行ける場所に位置しています。
そして意外な事実なのですが、日本人は結構ボウリングが上手であること。(笑)
私のベトナム人の友達はボウリングを1回しかしたことないって言ってましたし、国によってはあまりボウリングに馴染みのない友達もいました。
日本人にとっては、ボウリングは馴染みがあるので、ちょっと自慢げにプレイできるかもしれませんよ。(笑)以下は、私がボウリングに行った当時の値段です。
・シューズ: 30ペソ
ボウリングは学割が利くので、Student IDを持っていきましょう!
シューズは綺麗とは言えないので、靴下を履くのがベターです。
また、このボウリング場には、ビリヤードができるスペースもあります。
私が留学中に行かなかったのでこのコラムでは紹介してませんが、別の場所ですがバギオにはカラオケもあります。歌ってストレス発散したい人は是非カラオケにも!
ローカル感満載!「パブリックマーケット」
そろそろ、ローカルなところも見てみましょう!
「パブリックマーケット」は、セッションロードを下って行ったところにあるローカル感の漂うマーケットです。
初めて行った時の感想を正直に言うと、匂いがダメでした。臭いんです…。
エリアにもよるんですが、鶏肉など食材を売っているエリアは独特な匂いがして少し気分が悪くなりました。
まぁそれも不思議なもので、次第に慣れていき今では何も感じませんが。(笑)なので、皆さんも初めて行く時は、少しびっくりするかもしれません。
このパブリックマーケットで何が買えるかというと、お土産用のキーホルダーやTシャツ、フルーツ、お菓子、お酒などが買えます。
それ以外にも為替レートが良い条件の両替所があったり、ローカルフードを食べれるところがあったりと、バギオに詳しくなってくると更に楽しくなります。
私はバギオ留学中にお土産を、このパブリックマーケットで買いました。
キーホルダーは10個100ペソで安いし、Tシャツもスターバックスとの勝手にコラボしているもの(笑)とかバギオ感のあるものが多かったのでお土産に適してました。
このパブリックマーケットは、面積がとても広く、色んなお店があるので、1日で回るのが大変です。留学中に何度か訪れて、色々開拓すると良いでしょう。
SMモールやセッションロードは、行きやすいしオシャレなお店もあったりするので、これはこれで良いところです。
ですが、せっかくフィリピン留学しているので、フィリピンの雰囲気を味わいたいのなら、パブリックマーケットはオススメです。
服や小物、ローカル過ぎる屋台フードも!「ナイトマーケット」
フィリピン感を味わいたいのなら、パブリックマーケットがオススメと言ったばかりですが、もっと味わいたいのならコレでしょう!
ずばり、「ナイトマーケット」です!
バギオのナイトマーケットは有名で、フィリピン人もバギオ市外から来るほどの人気っぷり。
場所はセッションロードからすぐ近くで、毎日21時~深夜2時までやってます。
売っているものですが、服、靴、スマホのアクセサリーなど色んなものが安く売ってます。日本ではあり得ないブランドの偽物品も売ってるので、珍しさもあって楽しいです。
バギオは時期によっては肌寒かったりもするんで、ナイトマーケットで安く買って、荷物になるからとそのまま置いて帰国する友達もいました。
そんな風に少し長く滞在する人などは、荷物になる冬服系は現地で安いものを購入して、必要なければそのまま現地に置いて帰るというのもありかもしれません。
そして、もう一つ紹介しておかなければいけないことがあります。
ナイトマーケットの名物といっても過言ではないでしょう。もう一つこのナイトマーケットで忘れちゃいけないのがローカルフードです。
特に人気(?)なのが「Balut(バロット)」です。
バロットとは、「孵化直前のアヒルの卵をボイルしたゆで卵」のことです。
孵化直前?んっ?と思いますよね?
孵化直前の卵をボイルするとどうなるかと言うと…そうなんです。あとは想像してください。(笑)
なかなか見た目はグロくて、食べるのを躊躇する人もいます。
しかし、もちろん個人差がありますが、意外にも味は美味しいという人が多かったりします。
私もそのうちの一人で、結構味は好きでした。初めて見た時はびっくりしますが、こういうのもよく考えてみれば文化が違うっていうだけの話です。
日本ではイカやエビを生きたまま食べるような人もいますよね。あと、日本人は生卵や納豆、刺身(生魚)を食べますが、外国人からしたら気持ち悪いと思う人がいるのと同じこと。
フィリピン留学の思い出作りとして是非チャレンジしてみてください。
予習したい方は、YouTubeなどでもたくさん見ることができますよ。(笑)
その他にも「LOMI」というフィリピンのラーメンや串物系、フルーツを使ったジュースなどたくさんの種類の屋台フードが楽しめます。
こうした人ごみの中で、気を付けなければいけないのは「荷物」の管理です。
ナイトマーケットは人がとにかく多いんです。財布やスマホを盗られる可能性があるので、確実に肌身を離さないようにしましょう。
現地の人も警戒してリュックは前向きに背負ったりしています。
通路がとても狭く、その隙間を縫うように進んでいかなければいけないので、楽しみすぎて荷物の不注意にならないように気を付けましょう。
【まとめ】バギオは日本人がイメージする田舎ではない
以上、今回は私がバギオ留学中に過ごした、ごく普通の休日の過ごし方をお話ししました。
簡単にそれぞれをまとめますね。
私が「バギオ留学」について調べた時に、「バギオは田舎」という情報をよく目にしました。
確かにバギオは、首都マニラからは確かに遠く離れた場所ですし、マニラと比べたら規模は小さいです。しかし、私たちがイメージする田舎、すなわち見渡す限り田んぼとか畑といった感じの雰囲気はありません。
そして、今回紹介した場所に行くと、多くの人で賑わっています。
バギオは山間都市と言うこともあって、バギオの街自体が大きくなく、コンパクトなのでこの5つの場所も歩いて行ける距離です。
フィリピン留学は数カ月の短期で留学する人が多く、さらに私が通った学校のようにスパルタの平日外出禁止の学校では週末しか遊びにいけない環境では、街がコンパクトなのがありがたい条件だったりします。
これから留学をする人にオススメしたいのは、休日の過ごし方として、できれば日本人だけで固まって行動しないことです。
国籍の違う友達と行動すれば、それだけでも英語の学習になります。
自分もそうだったんですが、案外教室から離れた週末に遊びながら英語を使っていると、知らないうちに英語力も伸びるものです。
是非、バギオ生活を楽しみながら英語を学習しましょう!
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