【バギオ留学体験談】私が共に過ごした10人のルームメイトを一挙紹介!
こんにちは!かわけんです!
私はフィリピン・バギオにあるPINES(パインス)というスパルタの語学学校に4ヶ月間通いました。
留学中は4人部屋と3人部屋で生活をし、合計10人のルームメイトと留学生活を過ごしました。
ルームメイトの国籍は様々で、日本人の他にも韓国、台湾、中国、ベトナムの友達を持つことができました。
フィリピン留学について調べている人でも、学校の情報はあったとしてもなかなかフィリピン留学経験者からルームメイトの話を聞く機会はないと思います。
でも、実際の学生寮内での話を聞けると、よりリアルに留学生活がイメージできますよね。と言うことで、今回は私が一緒に生活を共にした10人のルームメイトの話をしたいと思います!
初期メンバー: コナン好き?(日本人・韓国人)
2018年5月の終わり。19時発のピックアップバスでマニラ空港を出発しバギオへ向かう。
バギオのいくつかの学校を経由して、深夜2時ごろにPINESに到着。私の部屋は4人部屋。
深夜ということもあり、ルームメイトを起こさないようにそーっと部屋に入り、音を立てないように静かに荷物を整理。部屋に入って20分ぐらいしてあることに気付く。
「あれっ?誰もいない…!???」
そうなんです。土曜日ということもあり、ルームメイトは3人とも飲みに行っていました。(笑)
とりあえず長旅の疲れが残っていたので、その夜はそのまま寝ました。そして、翌朝ルームメイトと対面。
入学当初のルームメイトは、3人中2人が日本人、1人が韓国人でした。
2人の日本人はショウタとシンタロウという、20歳前後の大学生と大学受験を控えているルームメイトでした。
2人ともアクティブで、年下だけどしっかりしていて、テストのことや先生のことなど自分が学校のことでわからないことがあったら親切に教えてくれました。
私はフィリピン留学後にカナダのトロントにワーキングホリデーで行きました。シンタロウも語学学校で英語の勉強を引き続きするために私と同じくトロントへ行ったため、トロントで再会することができました。
彼は語学学校で勉強後、カナダのカレッジに無事合格して、引き続きカナダで勉強を頑張っています。
韓国人のルームメイトは25歳前後で、来て何もわからない私にシャワーの使い方を教えてくれました。フィリピンのシャワーは、日本と使い勝手が違ってお湯の出し方がわかりませんでした…。
韓国人はEnglish Nameを持っている人が多いのですが、そのルームメイトは「コナン」という名前でした。アニメの名探偵コナンや俳優のコナンが好きで、その名前にしたようでした。
コナンは、とても茶目っ気があって、面白い友達でした。彼は旅をするのが好きで、日本にも数回訪れたことがあり、京都の写真などを見せてくれました。
そのコナンですが、フィリピン留学後には東南アジアを旅して、その後はオーストラリアにワーキングホリデーで滞在していました。
この最初のルームメイト3人とは一緒に飲みに行ったりもしたし、今も連絡を取りあう仲です。とてもいいメンバーに恵まれ、おかげさまでいいスタートが切れました。
2期メンバー: バリスタとマッチョ(韓国人2人加入)
入学後2週間が経過して、ルームメイトに動きがありました。
日本人の1人がTOEICを勉強するということで、もう1つの別キャンパスに移動となりました。それによって新しいルームメイトが来ることに。
「リー」という自分と同い年の韓国人で、韓国ではバリスタをしていたとのこと。とてもしっかり者で優しい人でした。
これで、この時点で自分を合わせて日本人2人、韓国人2人という人数構成でした。
韓国から彼女と一緒に留学に来ていて、フィリピン留学後は彼女とオーストラリアへワーキングホリデーで行きました。
リーはバッチメイト(同期)の韓国人6、7人でよく遊んでいたのですが、その輪にも入れてくれて一緒に飲みに行ったり、ボウリングに行ったりしました。
そのルームメイトが加わってから2週間後、韓国人ルームメイトのコナンが突然別の部屋に移動。
たまにあるのですが、部屋の人数調整の関係で学校から4人部屋の生徒に「6人部屋へ移動しませんか?」など聞かれることがあります。
そのスタッフさんからの問いかけに対して、心の優しいコナンは6人部屋へと移動しました。ちなみに自分も聞かれたけど断りました。(笑)
そして、新しいルームメイトが来ることになったのですが、同じく韓国人の生徒でした。その人は韓国人ルームメイトのリーとのバッチメイトで2人は既にとても仲良しでした。
その新しいルームメイトのEnglish Nameは、「カカ」。
とっても覚えやすいですよね。サッカーの元ブラジル代表のカカ選手から名前を取ったと言ってました。カカの特徴を一言で言うのであれば、「マッチョ」。
韓国に住んでいるときに武道もしていたようで、フィリピン留学中も毎日欠かさず筋トレを学校のジムでしていました。学校のジムだけだと器具が不十分なようで、休日はどこかバギオ市内のジムにも行ってました。
カカもとてもいい人で、ついこの間自分の誕生日だったのですが、フィリピン留学を終えて1年が経った今でもおめでとうのメッセージをくれました。
PINESにはキャンパスが2つあり、メインキャンパスとチャピスキャンパスがあります。
フィリピン留学当初の1カ月半は「メインキャンパス」で過ごしました。その後はチャピスキャンパスに移動しました。
このメインキャンパスで過ごした1カ月半で、合計日本人2人・韓国人3人のルームメイトと過ごすことができました。
3期メンバー: 日本人の彼女持ち(キャンパス移動し韓国人2人)
フィリピン留学1ヶ月半を経過して、私自身一つ動きがありました。
私が通っていた学校はレベルやコースによってキャンパスが2つに別れていたのですが、そのキャンパスを移動することになったんですね。
部屋の人数構成も変わり、4人部屋から3人部屋へと変わりました。
当然、ルームメイトも全員新しい人です。
学校生活に慣れてきていましたが、キャンパスが変わるということで若干緊張しました。そして、部屋を恐る恐る開けてみると、なんと知っている人が!
それは、同じくメインキャンパスから移動して来た韓国人の友達がルームメイトでした。もう一人もそんなに仲がいいわけではなかったのですが、数回会ったことがある韓国人の友達でした。
なぜかこの時点で合計5人もの韓国人のルームメイトを持つことに。(韓国人率高い!)
元々友達だった人は、韓国人のルームメイトのEnglish Nameは「スティーブン」。
コナンだったり、カカだったり、スティーブンだったりとユニークな名前が多いです。(笑)
19歳の彼は、大学受験を控えていてTOEFLの勉強をしていました。
彼は英語の会話がとても上手で、先生やスタッフさんともスムーズにコミュニケーションを取っていました。
スティーブンには、フィリピン留学中に出会った日本人の彼女がいました。
既に彼女は日本に帰国していたので、休み時間に電話をよくしていました。
もちろん共通言語は英語なので英語で会話をしていて、英語上手だなぁと思いながらコッソリと聞いていました。
このキャンパス移動により、ルームメイトに日本人がいなくなり、部屋の中でも終始英語を使える環境となり、授業以外でも英語を使う機会が増えて、それも自分にとってよかったです。
4期メンバー: クレイジー(ベトナム・台湾人)
1ヶ月間は3期メンバーの韓国人2人と過ごしましたが、2人とも同じ日に卒業してしまいました。3人部屋でルームメイトが2人とも変わるので、ちょっと緊張でした。
また、時期的にも日本人が多い時期でしたが、スタッフさんに日本人のルームメイトは可能であれば避けてほしいと伝えました。
フィリピン留学して2ヶ月半が経ち、英語にも慣れてきた頃だったので部屋で日本語を使いたくなかったんですね。
そして、新しく加入したルームメイトはベトナム人と台湾人。
ベトナム人のルームメイトは、既に大学を卒業していてIELTSを勉強するためにフィリピンに来ていました。また、台湾人のルームメイトは大学生で夏休みを利用して来ていました。
2人とも既に英語力は高くて、普通に英語でのコミュニケーションをとることができました。
そして、いい意味でクレイジーでした。(笑)
突然歌い始めたり、朝のアラーム音がとんでもなくでかいのに一向に起きる気配がなかったりと一緒に住んでいて面白かったです。
夜12時に夜食の激辛ラーメンを部屋で食べ始めて、激辛と知っているはずなのに、むせまくっていてゲホゲホ言いながら食べていることもありました。(笑)
そんないい意味でクレイジーな2人は優しくて、台湾人の友達はラーメンくれたり、日本語にも興味があるようで日本語のことを私に聞いてきたりしていました。
ベトナム人の友達は自分が喉を壊した時にベトナムの生姜湯のようなものをくれて、「美味しい!」って言ったらさらにくれるなど、とても優しかったです。
2人とも勉強は夜型で、朝方の自分とは逆の生活リズムだったのですが、夜遅くまでセルフスタディルームで勉強をしていました。
それにしても愉快な2人でした。
この時期も毎日一生懸命長時間勉強していたのですが、愉快なルームメイトのおかげで楽しく過ごすことができました。
5期メンバー: MBA(中国人加入)
台湾人のルームメイトは夏休みを利用して来ていたということで、1ヶ月のみの滞在で帰国となりました。
その台湾人の友達が帰った時点で、自分の滞在期間も残り2週間となっていました。自分がPINESに申し込んだ期間は、トータル3ヶ月半でしたので、最後のラストスパート。
そのため、次に来るルームメイトが自分にとっての最後のルームメイトとなります。
その最後のルームメイトは、20代の中国人のケビン。
彼は、マレーシアの大学院でMBAを取得しており、とても明るくてケビンもいい意味でクレイジーでしたが、英語力は既にとても高かったです。
ESLコースのレベル6(レベル10のうち)からスタートだったんですが、本人曰く簡単すぎるとのことで、テキストの内容もすぐに終わっていました。
2週間だけだったので、あまりゆっくり話せなかったんですが、部屋に戻ると「ケンジー」と大きな声で出迎えてくれるなどと愉快な性格でした。
自分と専門分野が同じだったので、そういった話もできて英語以外にも学ぶところが多かった印象です。
上級者向けのキャンパスだったということもあり、ほとんどの生徒は英語力が高いのです。
ケビンも入学当初から英語で普通にコミュニケーションをとることができました。
そのおかげで、部屋にいる時の雑談なんかでもスムーズに会話ができて、楽しく過ごすことができました。
卒業時はベトナム人と中国人のルームメイトだったのですが、英語力も高く、人柄も良いこの2人で留学生活を終えることができてよかったなと思っています。
【まとめ】 他人との生活も臆病になり過ぎない!
以上、「私の10人のルームメイト」についてお話ししました。
改めて、私が一緒に過ごしたルームメイトの国籍をおさらいしておきます。
・韓国人:5人
・ベトナム人:1人
・台湾人:1人
・中国人:1人
留学間もない頃は、日本人のルームメイトがいてくれたおかげで、学校のことやバギオのレストランなど遊ぶことも聞くことができてとても心強かったです。
英語に慣れてきてからは日本人のルームメイトがいない環境になり、物理的に日本語を使うという選択肢がなくなりました。その結果、常に英語でコミュニケーションを取ることができて、非常にプラスになりました。
留学を考えていて、情報収集している人でもなかなかこんな風に留学中のルームメイトの話を聞けることはないんじゃないのかなと思います。
自分も留学前にそんな話聞けたら良かったなと思っていたので今回ルームメイトの話をシェアしました!
同じ日本人でも明るい人、おとなしい人がいるように韓国人のルームメイトはこんな感じ、ベトナム人はこんな感じと一括りに言うことはできませんので、私個人の一例として読んでいただければ幸いです。
フィリピンの語学学校の部屋タイプは、1~6人部屋ぐらいまでと、いくつかタイプがあります。
相部屋でも大丈夫な人であれば、ルームメイトがいることでより仲良くなることに加え、部屋で色んな話ができて留学がさらに楽しめると思います。
もちろんどんな人がルームメイトになるのかわからないので、必ずしも楽しいことばかりではないでしょう。
私自身はルームメイトとはトラブルがなかったのですが、よくある小さな問題として多いのは「いびきがうるさい。」、「アラーム音がうるさい。」、「母国語でずっと会話している。」などがあります。
国籍の違うルームメイトであればそこから違った文化を学ぶことができるし、同じ日本人でも留学に来ている人は色んなバックグラウンドがあるので、そういう友達の話を聞くのは楽しいです。
この記事を読んで、少しでもフィリピン留学に対するイメージが膨らめば幸いです。
いい意味でクレイジーな私のルームメイト達とは、今でも面白おかしくインスタグラムやFacebookでも繋がっていて連絡を取り合っています。
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それでは次回の記事もお楽しみに!