フィリピンで親子留学に向いているのはどの地域?セブ、クラーク、バギオ、スービック…
すっかり英語学習の留学地としての認識が広がったフィリピン留学。
やっぱり、豊富な授業時間に加え、マンツーマン授業による効果は非常に大きいですからね!
最近では、「親子留学」の人気も高くなってきているのはご存知でしょうか?
子供だって十名前後のグループの中に入って勉強するよりも、1対1の家庭教師状態で勉強する方が勉強の効率性が高まるのは間違いないです。
自らも子供を持つ親ですが、親子で留学するとなると単身で留学するよりも費用は高くなります。だからこそ、留学するならコスパが高い方が良いに決まってます!
今回は、フィリピンで親子留学をするにあたって、どの地域が一番親子留学に適しているのかを考察してみたいと思います。この記事は、小さい子供を持つ親の観点からの意見ですので、その観点からであることを念頭に以下の内容は読んでください。
各地域の特徴を抑える!
それぞれの留学地の特徴を簡単に説明すると次の通りです。
マニラ
フィリピンの首都で大都市。治安が幾分悪いと言われ、交通渋滞がひどい。語学学校は高級住宅街にあるところがメイン。マニラに留学する学生自体が少ないので、語学学校の数もまばら。
セブ
フィリピン随一の観光地。治安は比較的良いが、交通渋滞がひどく、空気もよくない。しかし、留学生の数は最も多い地域なので、語学学校はセブ市内、郊外と種類が豊富で選択肢が広い。マクタン島が近いので、リゾートも楽しめる環境。人口が多い場所なので、生活環境に関してはどの地域よりも利便性が高い。
クラーク
マニラから2時間程度の場所。クラーク空港は元々アメリカ軍空軍基地だった場所を再利用したもので、日本からも直行便が出ていて便利。比較的治安がよく、物価水準も安め。アメリカ人をはじめとした欧米人も多く済むエリア。セブのように観光地ではないため、物価も安めで語学学校もリーズナブル。敷地も余裕があることから、ゆったりとしたキャンパス型の学校が多い。
バギオ
マニラから車移動で6~7時間程度の高地にあり、自然が豊かな地域でスパルタ校が多い。年中涼しいエリアでフィリピンの避暑地にあたる。治安も良くタクシーのボッタクリ被害も少ない。山間地であることから敷地に余裕は無く、ビル型の学校が多い。また、坂が多いためか、交通渋滞も多く排気ガスもひどい。
スービック
クラークから約1時間の港町。元々アメリカ海軍が駐在していた名残りもあり、欧米人が多く住んでおり、アメリカのような街並みが並び治安も良好。海が近いため、セブと同様にビーチリゾートも楽しめる。フィリピン留学の中ではマイナー地域なので、語学学校も数校で、日本人留学生は殆どいない。
子供を連れて留学するのに適した土地はどこ?
上記の特徴を踏まえて考えると、まず車やバスでの長距離移動は子供にとっても子供を連れた親にとっても大変です。
特に乗り物に慣れていない年齢や乗り物酔いのひどいお子様をお持ちの方は、長距離移動になるバギオを避けた方が良いかも知れません。
親子留学で留学先を検討する時は、移動時間を考慮した地域選びが大事です。
また「フィリピン = 田舎 = 空気の綺麗なところ」とお考えの方は、セブ、マニラは避けた方がいいでしょう。加えて、地方ではあるもののバギオも同様に避けた方が良いかも知れません。
セブやマニラは発展してきていることから工事中の箇所が多く、かつ交通量がとても多いので排気ガスがとても多いのです。意外に感じるかもしれませんが、山の中にあるバギオについても、生活のメインとなる街中では排気ガスが多くなります。
また交通量が多いと街歩きについても、いきなり走り出すような年齢のお子様を持っている方は不安が出てきますよね。子供の動きは読めませんから…。
留学生活中の週末のリフレッシュや放課後の街歩きなどを視野に入れた場合は、交通量も少なく道が広くて整備されたスービックが一番だと感じます。
クラークは、一部の学校では学校周辺を安心して歩くことができる学校もあるのですが、そこは親子留学を受け入れていません。
クラークの学校には親子留学を受け入れている学校は多いのですが、それらの学校周辺は舗装されていない場合も多く、地元の人がメインで歩いています。
一方で、クラークの学校のほとんどはキャンパス型で敷地が広く緑も豊かなので、授業が終わった後や休みの日に自由に学校内を遊ばせることができる利点があます。つまり、あまり学校周辺を散策する必要性は少ないと言えます。
土地柄という観点で申し上げるとスービックとクラークが親子留学には比較的適しているのかなと思います。
もちろんお子様の年齢が10歳を超えているような場合は、土地柄的な選択というのはあまり意味がないのかもしれません。
この土地柄的な選別は、どちらかというと10歳以下の自由奔放な年齢のお子さんと一緒に親子留学する場合に対してですね。
結局は…学校選びが重要
土地柄的な選び方を紹介しましたが、学校ごとに受け入れ年齢もあるので結局は学校選びが重要なポイントです。
学校を選ぶ時には以下のポイントを、留学エージェントの担当カウンセラーと確認しておく必要がありますね。
2. 子供にどんな学習をさせたいのか
3. 週末はどんなことがしたいのか
4. 子供が授業を受けている間の親の過ごし方
5. 希望する滞在環境
6. 日本人スタッフがいるのか
上記項目の4番目の「子供が授業を受けている間の親の過ごし方」について、簡単に補足しておきます。
実は学校によっては、子供が授業を受けている時間帯に親の授業は短めにして、余暇を自由に過ごしていいよという学校と、「子供の授業時間=親の授業時間」という2タイプの学校があるのです。
親子で一緒に英語学習を頑張るのか、子供が学んでいる間に親はリフレッシュしたいのかで学校の選び方が変わります。
次に6番目の「日本人スタッフの有無」は、親御様の英語力でその必要性が変わります。
親が自由に英語で表現できるほどの英語力なら、日本人スタッフは不要と考える方もいらっしゃるでしょう。
一方、子供がケガもしくは病気した時に備えて、事情を細かく日本語で説明できる学校スタッフがいることはとても心強いと言えます。
4歳未満のお子様と一緒に留学できる語学学校
親子留学を受け入れしている語学学校は、年齢制限がある場合が殆どです。多くの学校の場合、4歳以上としているケースが多く、それ以下の年齢で留学したいというニーズに応えられる学校は限られます。
English Fella Language School, Campus2
セブで老舗の学校の一つで、長年の実績があるため安心です。ベビーシッターを手配してくれるので、親も勉強に集中でき、リフレッシュも可能です。
キャンパス型の学校なので、校内で遊ばせることもできますし、子供もストレスの溜まり難い環境です。
Man To Man Boarding School(MMBS)
クラークで敷地が広く、緑豊かな校内で動物も飼っています。そのため、自由時間に校外に出ることなく、校内で親子共にリフレッシュ可能。何より動物がいるので、子供も喜びます。
ベビーシッターも学校が手配してくれるので、親がしっかり学びたい、もしくは休みたいというニーズにも対応可能です。
日本食を提供している語学学校
フィリピン留学の場合、基本的に自炊はできません。子供の好きな料理を常に与えることは難しいですが、せめて日々馴染みのある日本食を食べさせたいと思う親御様も多いのではないでしょうか。
韓国人資本の学校を選ぶと、色々な国籍の学生が在籍しています。つまり、食事内容の幅も広くなる傾向にあります。
食事内容を重視したい場合は、日本人経営校で親子留学を受け入れている学校を視野に入れると良いでしょう。
Howdy English Academy
セブの日本人経営の学校で、親子留学の受け入れ態勢を整えています。また食事も日本食をメインとしているので、子供の口に合わないということが少なく安心です。
First English Global College
マクタン島にある日本人経営の学校です。食事は日本食を中心に力を入れています。ベビーシッターも手配してくれるので、親御さんがリフレッシュしたいそんなニーズにも応えてくれます。
親子留学は共に海外経験ができる良い機会
フィリピンでの親子留学は、母親が家事をおやすみしながら、子供との時間をたっぷり取ることができます。また、互いに英語を学び、英語学習を一緒に楽しめる時間になります。
フィリピン留学はマンツーマン主体で授業を受けますので、子供の英語教育に最大限のプラスになります。また、ベビーシッターも付けられるため、親のリフレッシュにもなる良い機会です!
今回記事の中でご紹介した語学学校は、ほんの一例でしかありません。
ご自分がどんな親子留学を組み立てたいのか、それに合わせてオススメできる学校の選択肢は変わってきますので、遠慮なく希望内容をお伝えください。
ただし、日本でもそうですが、全ての希望条件を網羅できない場合もありますので、その点はご留意ください…。
親子留学をお考えの方は、以下の問い合わせフォームよりご相談をお待ちしております。