【フィリピン留学】大人数部屋は大変?少人数部屋と大人数部屋の特徴とメリット・デメリット
こんにちは!現在セブ島でITインターン中のしんごです。
今回の記事のテーマはスバリ留学中の部屋について。
本格的に留学を検討し始めると、必ず留学中に「何人部屋に滞在するか?」という選択をしなければいけません。
基本的には1人部屋の方が値段は高く、人数が増えるにつれて安くなっていきます。
本音を言えば1人部屋がいいけど、お金のことを考えると大人数部屋にしようかと悩むところ…。
そこでこの記事では、僕が実際に少人数部屋と大人数部屋に滞在してみて感じたメリットとデメリットをまとめていきます!
是非、留学時の部屋選びの参考にしてみてください!
大人数部屋のメリット
僕は現在4人部屋で暮らしていますが、大人数部屋でよかったなと思うことはいくつかあります。
大人数部屋の1番のメリットは、間違いなく費用が安いことです。
フィリピン留学の大人数部屋は大体4人部屋くらいが最大人数ですが、4人部屋と1人部屋の3ヵ月の費用を比較すると値段が倍くらい変わってきます。
例えば、僕が今インターンをしている学校では、毎日4コマの授業をとって1ヵ月、3ヵ月、6ヵ月間留学した時の値段がこちら。
4週間 | 12週間 | 24週間 | |
1人部屋 | ¥140,000 | ¥416,000 | ¥830,000 |
4人部屋 | ¥84,500 | ¥230,500 | ¥446,500 |
1ヵ月だけの短期留学ならあまり値段の差は気になりませんが、期間が長くなるにつれて値段の差も大きくなっていきます。
ということもあり、少しでも安く留学をしたいという人には大人数部屋がオススメです。
次の大人数部屋のもう1つのメリットですが、友達ができやすいということです。
もちろん4人部屋だったら、少なくともルームメイト3人はすぐに友達になることができるでしょう。
初めて学校に行く時に、友達が1人もいない状態か、1人でも友達がいる状態かは不安感が結構変わってきます。
さらにルームメイトの友達は友達というようにどんどん友達の輪は広がるので、大人数部屋に滞在すると友達ができやすくなります。
そしてもう一つのメリットが、英語を話す機会が自然と増えるということです。
これはルームメイトが外国人の方だった場合の話に限りますが、結構大きなメリットだと僕は思っています。
というのも、フィリピンに留学する人は英語初学者が多いからです。
英語を始めた頃はインプットの勉強と同時に、どうしても圧倒的なアウトプットが必要です。
ルームメイトに外国人がいるだけで、授業外でも英語を話さなければならない環境が手に入ります。
僕自身、2年前にフィリピン留学していた時のルームメイトはベトナム人でした。
この時の自分の英語力はひどいものでしたが、彼らと毎日話したことで英語力は結構伸びました。
大人数部屋のデメリット
上記では大人数部屋のメリットを挙げてきましたが、もちろんデメリットもあります。
大人数部屋のデメリットを細かく挙げれば色々ありますが、全てにおいてストレスが溜まりやすいという結論になります。
よく聞く問題は以下の通りです。
こういった小さなことは最初のうちはあまり気にならないのですが、日常的にこういったことが続くと塵も積もれば山となるで、だんだんストレスを感じるようになってきます。
黙っていては状況が悪化する一方なので、相手に伝えるか部屋でのルールを決めるなどの対策をして、少しでも快適に過ごせるようにしましょう。
大人数部屋でストレスを抱えるのは、ほとんどの場合きれい好きで几帳面な性格の人です。
このような性格の人は大人数部屋でストレスを感じやすいので、なるべく大人数部屋は避けた方がいいかもしれません。
少人数部屋のメリット
ここで言う少人数部屋は主に1人部屋として話を進めていきます。
1人部屋のメリットは主に以下の通りです。
1人部屋の最大の利点は、何と言ってもプライベートを確保できる点です。
僕自身4人部屋で1ヶ月以上過ごしてわかったことですが、プライベートは思ったより大事です。
プライベートを確保できると、周囲に気を使わなくていいのはもちろんのこと、自分の時間が確保できるのは大きいです。
自分の時間を確保できることは、留学するにあたって非常に重要だと僕は思っています。
僕自身周囲に流されやすいタイプの人間なので、「今日は勉強するぞ!」と思っていてもルームメイトたちと話をしてしまい、結局何もできなかったということが多々あります。(自分の意志が弱いだけですが…。)
また、知り合いの女性から聞いた話ですが、彼女たちの部屋の机は化粧道具が散乱していて、とても勉強をできるような環境ではないそうです。
結局、その彼女は勉強できるような環境が欲しいということで1人部屋に移りました。
少人数部屋のデメリット
少人数部屋にも良いところばかりではありません。デメリットも当然あります。
1人部屋のデメリットは、何と言ってもその値段の高さです。
先ほども話した通り、短い期間ならあまり値段の差はありませんが、留学期間が長くなるにつれて値段の差はどんどん大きくなっていきます。
それともう一つのデメリットは、友達ができづらいということです。
正直な話、友達ができるかどうかは人それぞれです。しかし、4人部屋などの大人数部屋に比べると、1人部屋は物理的に人と話す機会が減ります。
同じ部屋で一緒に過ごしていれば、徐々にルームメイトと良くなっていく大人数部屋とは違って、1人部屋の場合は自分から積極的に友達を作っていかなければなりません。
こんなこともあり、あまり友達を作るのが得意ではない人は、あえて最初から大人数部屋を選ぶというのも友達を増やす1つの手段です。
最後に、たまに聞くことがあるデメリットなのですが「寂しくなる」現象です。
異国の地で言葉も上手に話せない生活を長い期間送っていて、いつも1人でいると寂しくなってくる人もいるようです。
僕の友達は、せっかく1人部屋に住んでいるのに寂しいからと言って、いつも大人数部屋に遊びに来ているような友達もいます。僕はいつも「こっち来るなら1人部屋使わせてくれ!」と交渉していました。(笑)
【まとめ】 目的に合った部屋選びを!
いかがでしたか?部屋タイプの違いが良く分かって頂けたのではないでしょうか。
ちなみに、僕個人的には完全に1人部屋推奨派です。理由は、誰にも邪魔されない環境が手に入るからです。
以下、大人数部屋と少人数部屋の特徴をまとめました。
大人数部屋が向いている人
・とにかく費用を抑えたい人。
・大人数でワイワイするのが好きな人。
・他人があまり気にならない人。
・寂しがり屋な人。
基本的にこういった人が大人数部屋に向いているとは思います。自分から声をかけるのが苦手な人は、あえて大人数部屋を選ぶというのも選択肢の一つです。
少人数部屋が向いている人
・ある程度お金に余裕がある人。
・自分の時間が大切な人。
・静かな作業・勉強する環境が欲しい人。
少人数部屋はお金があることが大前提として、プライベートな時間を確保したい人には最適です。ストレスに敏感な人も少人数部屋が向いているでしょう。
僕は今、ITインターンとしてセブ島にきているので、パソコンをいじる機会がとても多いです。そういったことから、なるべく静かな1人部屋がいいかなと思っています。
逆に英語を学ぶためにフィリピンに来たとしていたら、大人数部屋を選ぶでしょう。
皆さんも自分の目的、自分にとって何が一番大事なのかを考えて部屋を選択し、充実した留学生活を送ってください!