【東南アジアの旅】ベトナム・マレーシア・タイ・フィリピン・穴場からハプニングまで!
こんにちは、オーストラリアワーホリ経験者のみさきです。
オーストラリアにワーホリに行った後に、一人旅でベトナムとマレーシア、友達とタイへ旅行をしました。ベトナムは大好きになり、数年後友達とハノイにも行きました。
私はそれまで、東南アジアの国については詳しくなく、友達から話を聞いていたものの旅行では訪れたことはありませんでした。また、初めて行ったベトナムでは、カルチャーショックと思えることもありました。
東南アジアは衛生面や治安など好き嫌いが別れる旅行先かもしれませんが、メリットもたくさんあります。
日本からもフライトの時間が長すぎず、街も日系企業が進出していて発展しつつあります。
休みが長く取れない環境で働きながら休みに旅行する場所として、私はオススメです。
私が行った3カ国の特徴と、それぞれでのエピソードをお伝えします。
※トップ写真は、ベトナムでバインセオを食べた時の写真です。
東南アジアを旅行するメリット
私が考える東南アジア旅行のメリットと、それを反面にとった「こんな人には向かない。」という部分を挙げました。
オススメポイント①: 格安で旅ができる
日本から東南アジアへは、LCC(格安航空)が発達しており、そんなに高額をかけずに旅することができます。
ベトナムとマレーシアへ行った時は、エアアジアを利用して航空券代を安く抑えました。プランにもよりますが、ただ行くだけという最低限のコストで航空券が用意されていますので、機内での飲食や預かり荷物の制限で別途料金がかかることもあります。
私はオーストラリアのワーホリ後、日本で会社員をしながらゴールデンウィークやお盆の休みに前もって安いうちに航空券を確保し、食費など全て込みで4〜5日間で旅費合計10万円を目標にいつも旅行してきました。
泊まったホテルはホステルのドミトリーよりもちょっとランクが上の小さめのホテルでした。海外のホテルはbooking.com やagodaで見つけて予約することが多いです。
旅行にも色々目的があるかと思いますが、ホテルのグレードや機内でのサービスが旅で最も重要でなければ、東南アジアは数日間で気分転換ができるいいロケーションです。
・潔癖症だと思う。
・お金を払ってでも綺麗なホテルに泊まりたい。
オススメポイント②: ご飯が口に合う
海外旅行では食も楽しみの一つですよね。何日か旅をすると日本食が恋しくなったり、ヨーロッパなどでパンばかり食べていると「パサパサは飽きた!ご飯が食べたい。」となったりすることは、日本人の私たちにはよくあります。
一方、東南アジアでは、お米や麺の食事も多いので日本人の口に合うものも多いです。
香辛料やパクチーなどの香草が苦手でも”no spicy food please.”など店員さんにコミュニケーションを取って意思表示をすることで、そうした香辛料が入っていないメニューを選ぶこともできます。
私が大好きになったのが、ベトナム料理です。
フォーやバインセオ(ベトナム風お好み焼きのようなもの)など、辛くないけど美味しい料理がたくさんあり、ベトナムには住めると思ったほどです。
・食は冒険より安全性が大事。
オススメポイント③: 南国のリラックスムードに触れ、現地での出会いも楽しめる
東南アジアというより日本以外の海外全般に言えますが、忙しく殺伐としておらずのんびりしたムードを楽しむことができます。
海外一人旅をしたことがないと、どうやってそんな現地の人と交流するの?高度な英語力が必要?と思うかもしれません。ただ、現地でもお店に行けば、個人で経営している小さなホテルやホステルの場合には店員さんと何かしら接する機会があります。
そんなシーンで、日本での接客とは違った雰囲気に触れることができます。
フィリピンを旅行した時には、ホテルのバイキング会場で店員さんと話が弾み、チップを渡して格安で近くの洞窟を案内してもらったり、近くのマッサージ店を紹介してもらったりしました。
ベトナムでは、観光を大学で先行していて現地ツアーに参加していたベトナム人の学生の女の子と、別の日本人の女性とツアーで一緒に行動しました。
現地の人でなく、現地に一人旅で来ている観光客とも出会いがあります。ベトナムのムイネーというビーチリゾートでは、韓国人の女性と仲良くなり、半日一緒に行動してご飯を食べて帰りました。マレーシアでは一人旅の日本人ともツアーで出会って話すようになりました。
・前もってきっちり計画された旅行を楽しみたい。
国ごとの特徴
旅行で数日間回った程度にはなりますが、私が行って体感した各国の雰囲気をお伝えします。
・ベトナム
フランスの植民地であったこともあるので、街中の建物はヨーロッパ風の豪華な雰囲気で、刺繍の小物もたくさん売られているので、綺麗な建物や雑貨が好きな人にもオススメです。
本格的なアジアっぽい料理から、バインミーというフランスパンにベトナムの香草やパテなどを挟んであるサンドイッチもあり、独特のミックス文化を楽しめました。
食費はローカルのものを選べば格安で済ませることができます。旅した中で一番コスパを感じた国でもあります。
・マレーシア
他民族のため、ムスリムの人たちをよく見かけ、モスクもあります。異民族への理解があるからか、街中の人も親日家の人が多い印象でした。
マレーシアには本島と、東にあるボルネオ島がありますが、ボルネオ島に渡れば自然豊かなマレーシアを体感することもできます。
・タイ
私も意外だったのが、タイには海が綺麗な穴場リゾートがたくさんあり、ビーチリゾートを格安で探している人にもオススメです。食事に関しては、私が行ったアジアの中では、一番辛い味付けのものが多かった印象です。
・フィリピン
セブ島などビーチリゾートのイメージがありますが、マニラは都会でショッピングモールも充実しており発展してます。人の雰囲気は、私が旅で感じた中では一番フレンドリーでイージーゴーイングな印象でした。最近はセブ島に語学留学する日本人も増えているので、ますます日本人が住みやすい街になっていくでしょう。
道路を渡れない!クラクションの嵐!カルチャーショックだったホーチミンの交通
私が東南アジアデビューをしたのは、ベトナムのホーチミンでした。治安がヨーロッパやオセアニアより悪い印象があったので覚悟はして行ったものの、1日目到着して早々洗礼を受けました。
道路のバイクの量がすごく、渡るためには自分から渡り始める意思表示をしないと永遠に渡ることができないのです。日本ではまずない光景です。最初はとても緊張しましたが、一歩を踏み出して渡り始めると、来ているバイクがスピードを緩めてくれます。
慣れるとコツが掴めてきます。コツが掴めてくると、そもそもバイクはスピードをそこまで出しておらず、歩行者を避けて通ることに慣れていることに気づきました。
日本との交通で違うと感じたもう一つのことは、クラクションを車が頻繁に鳴らしていることです。ホーチミンから移動してムイネーというビーチリゾートへも行ったのですが、その間乗った高速バスもちょくちょくクラクションを鳴らしていたので、寝ていても突然のクラクションで目覚めることも何度かありました。
日本のようにクラクションは緊急な時に使うものではなく、ベトナムの人は車線変更する時など合図として、コミュニケーションツールとして使っているようでした。
最初の日は恐怖で仕方なかった道路の横断とかクラクションの音も、数日間滞在すると耳にこびりついて気にならなくなり、空港など静かなところに移動すると音がなくて寂しいなとまで感じました。
徐々に信頼を得るぼったくり?バイクタクシー
ベトナムでの初日は、バイクタクシーで日本語を話せるドライバーに市場を案内してもらいました。
振り返るとベトナムにしては割高な金額を払ったような気がしますが、どんなことに注意してバイクタクシーを使えばいいか、どうやってぼったくってくるのかが分かったので、そのポイントをシェアします。
・行き先と費用を明確にしてまずは近場へお願いする
道を歩いていると日本語で話しかけてきたドライバーがいました。過去に案内したお客さんとのツーショットの写真を見せられて、道路を渡れなかったストレスもありほっとして案内してもらうことにしました。
ただ、ぼったくりのバイクタクシーがあるとは話に聞いていたので警戒はしていました。
最初に価格と行き先を言って、そこにだけ連れて行ってもらうようにすれば問題ないと思い、最初は市場に連れて行ってもらいました。
そこで、飲食などをするのですが、ドライバーが出してくれるので、「あとでいくら請求されるんだろう…?」と少し不安になりました。
・知り合いのお店を回っても買わなくてもいい
それから、「何がしたい?」と聞いては、そこへ連れて行ってもらうということを繰り返しましたが、だんだん連れて行く先が知り合いのお店であることが多くなってきました。
私の場合はラッキーだったのか、「絶対買ってね!」というようなプレッシャーはありませんでした。買うか買わないかはもちろん自由なので、連れて行ってもらっても気にいるもの、必要なものがなければ絶対購入する必要はもちろんありません。
・徐々に信頼を得て大きな商品を提案されても断っていい
「自分の田舎に泊まりに来ないか?蛍が見れて自然もあるのでリラックスできて楽しい。」という話になってきたので、流石にそれは断りました。詳しい価格は忘れてしまったのですが、日本で2泊3日するような価格、2〜3万円だったと記憶していす。現地の人にとっては大金です。
市場やバインミー(お好み焼き)、アオザイのお店、お茶のお店など半日案内してもらい、支払った価格は日本円で5,000円ほどでした。
日本にいる時と変わらないような値段だなとは思いつつ、「ぼったくられてもしれているし、一番高いオプションは買わなかったのでOK!」と思ってバイクを降りた後ATMで現金を引き出して支払いました。ドライバーも笑顔で送り出してくれました。
ベトナムとタイの穴場ビーチリゾート
オーストラリアに行ってから、日本の本当では見たことないような透明で綺麗な海の色に驚き、綺麗なビーチリゾート探しに一時期夢中になっていました。
オーストラリアを私が離れてからも引き続き住んでいた友達が、オーストラリアからタイに旅行をして、綺麗なビーチの写真をfacebookに投稿していました。アジアにも綺麗な海があることを知ったのはこの時です。
日本でも沖縄の離島に行けば綺麗な海を体感することはできますが、海外が好きになったので、「穴場のビーチリゾートを開拓したい!」と情報を集めました。
ベトナムのホーチミンに行った時には、他の都市にも足を伸ばしてみたくなり、ムイネーというビーチリゾートへホーチミンからバスに乗って行きました。
現地では日本人はほとんどおらず、格安でプール付きオーシャンビューのホテルに泊まることができました。砂浜で綺麗な夕日を見たり、朝からジープに乗って赤土の砂漠のような観光スポットを回ったりしました。
この記事前半の「東南アジアを旅行するメリット」でも書いた、韓国人の女性と出会ったのも朝日を見るジープでの旅です。一人だと挑戦しづらいローカルな食堂も2人で勇気を出して入ることができ、お腹いっぱい鍋料理を食べたのに支払った価格は400円ほどでした。
1人だったら現地食堂に入る勇気も、これだけの値段で食べる体験もできなかったと思います。「写真を撮りましょうか?」と勇気を出して話しかけて良かったと感じた瞬間でした。
タイでは、バンコクに1日観光したあと、クラビというビーチリゾートへ滞在しました。プーケットの近くではありますが、あまり知られていないところを開拓するのが好きだったので、エアアジアの広告に出ていたのを目にしてすぐ行くことを決めました。
クラビでは絵葉書に出てきそうな透明な海と岩場の写真を撮ることができ、ロッククライミング体験など岩場の土地だから体験できるアクティビティにも挑戦しました。現地のスリムな男性のインストラクターが、ヨーロッパの大柄な女性のロープの相手役をしていて、体重差で逆に吊り上げられてしまうという印象的なこともありました。
クラビは徒歩で街中も行き来ができ、ボートに乗れば手軽に綺麗なビーチまで出ることもできる、大きすぎないビーチリゾートです。プーケットなど定番すぎない、小さめのビーチリゾートで、ロッククライミングなどアクティビティにも挑戦したい方におすすめできます。
親日家で穏やかな雰囲気のマレーシア
東南アジアでは、ベトナムのバイクタクシーや、道を歩いているとチップ狙いでガイドをオファーしてくる子供など「お金目当て」で日本人に近づいてくる人がいます。(もちろん、純粋に日本人に興味があって近づいてくる人もいます。)
興味ないような反応を示せば大概は大丈夫なのですが、あまりそういう気配がなかったのがマレーシアで出会った現地の人でした。
以下の写真は、現地で知り合った日本人の男性と、ローカル食堂で食事をした時ウエイトレスと撮ってもらった写真です。
ウエイトレスの若い女性は日本語に興味を持って勉強していて、目をキラキラさせて日本語や日本について質問をしてきてとても可愛らしかったです。
アジアは、よく言うとハングリー精神があり、エネルギーがあるイメージがあります。
一方、マレーシアで接した人はガツガツ来るというよりも穏やかでニコニコしている雰囲気だったので、東南アジアが初めての日本人でも旅行しやすい印象です。
フィリピンで格安マッサージ
フィリピンのセブ島では、ホテルのバイキングでシェフをしていた現地の人と仲良くなり、近くを自分の車で案内してもらいました。その時にマッサージ店に連れていってもらい、格安でマッサージを受けられました。
日本で1時間マッサージを受けると3,000円以上はしますが、なんと日本円に換算すると600円ほどでした。
個人の家に何人かマッサージ師がいるようなスタイルのお店で、3人で行ったのでブースに別れて施術を受けました。マッサージの腕もよく、とても心地良かったです。メニューを決める時に話しておけば、マッサージ中に言葉が伝わりにくいのも問題はありません。
セブ島で郊外だったのでこの価格だったかもしれませんが、都心部でも日本に比べて安価な値段でマッサージを受けることができます。フィリピン旅行に行ったら、疲れを癒してみるのはいかがでしょうか。
まとめ
私が行ったベトナム、マレーシア、タイ、フィリピン旅行から、アジア旅行のポイントをまとめると以下のようになります。
東南アジアは食も楽しみ、英語が通じる国では現地の人との交流を楽しむにもおすすめの国です。
英語でのコミュニケーションですが、相手も英語ネイティブではないので、こちらも英語の間違いなどを気にせずに話すことができます。
東南アジア旅行を考えている方に、この記事が参考になれば嬉しいです。