英語力を伸ばしたい!?フィリピン留学すべきか検討中の方に「フィリピンのリアル話」をシェアします!
海外で生活してみたい。
そんな漠然とした夢を持っていた私ですが、留学をするならまず思い浮かんだのが、カナダ!オーストラリア!アメリカ!イギリス!でした。英語圏の王道ですよね。
だが、しがし!私が留学先の初めの地として選んだのは、なんとフィリピンでした!
昨今有名になりつつあるフィリピン留学ですので、ご存知の方もいらっしゃると思いますがこのフィリピン留学。控えめに言って正解でした!
自分の英語力に自信があり、「英語圏に行ってすぐにでも働ける!」という方は別ですが、高校卒業以来英語学習が遠のいている…(まさにこの私。)という方は、直接英語大国に行くのは少し考えた方が良いです。
フィリピンで英語力を鍛えて行った方が、後々より良い海外生活を送れるのではないかと思います!フィリピン留学は英語大国にある語学学校よりも安く、授業時間も長時間、しかもマンツーマン授業で英語を学ぶことができるからです。
とは言え、発展途上国のフィリピンですので、欠点が無いワケではありません。今回は、フィリピン留学の利点・欠点を私なりにまとめてみます!
※フィリピンの語学学校に入ってすぐ1枚目に撮った写真が、上記のトップの写真。このプルメリア、南国を感じました♪
フィリピン留学をする「利点」
まずはフィリピン留学の利点から紹介して行きましょう。
・費用が安い!
これはもう言わずもがなかもしれませんが、授業料や生活費はやはり安いです。何人部屋に滞在するのかによりますが、欧米圏の語学学校に通うのと比べると2~3割は安い印象です。
フィリピン留学は大体の学校が、校舎と寮が同じ敷地内にあり、留学期間のほぼ全てをそこで生活します。私が通ったEG Academy というフィリピンのルソン島にある学校では、毎日3食付き、週2回の洗濯、掃除付きだったので、初期の留学費用に生活する為の費用はほぼ含まれていました。
なので、後々現地で何だかんだお金がかかってしまった…という事は少ないと思います。私は観光もしたかったので、ちょくちょく使っていましたが…。(笑)
・個別指導!
これが何と言っても1番ですよね。オーストラリアでも語学学校に通ってみて、しみじみ思います。マンツーマン授業で個別指導してくれるのって、とってもありがたいです。(笑)
私が通ったEG Academyでは授業ごとに先生が変わり、生徒である私たちが教室を移動します。ドア付きでひと部屋ずつに分かれていたので集中できますし、何よりわからないところを先生にすぐ聞けるのが、何よりの利点ですよね。
教科書を使っての勉強はもちろんですが、先生との日常会話から学習する単語も多く、私的にはそっちの方が頭に残る気がします♪(笑)
・先生がフレンドリー!
フィリピン人のイメージは、陽気で明るいと思っている方は多いと思いますが、その通りです!基本的に先生たちはフレンドリーで、とっても親しみやすいです。
なので、英語に自信が無くても、あまりナーバスになることなく、勉強できると思います。マンツーマン授業なので、先生も自分にしっかり向き合ってくれます。
あと、これは学校によってもルールがあって違いますが、私が通った学校は休みの日に先生達と一緒に出かけることも多くありました。ビーチに行ったり、山に行ったり、美味しい食べ物を教えてもらったり、先生がいたからこそフィリピン生活をより楽しめたと思います。
※セブの学校の多くは、先生とプライベートで出かけたりすることを禁止しているケース多くなります。EG Academyをはじめとした地方の学校は、授業外での先生との付き合いのルールは厳しくないケースが殆どです。
・勉強に集中できる!
前述したように、フィリピン留学は3食、洗濯、掃除付きなので、家事を自分でやる必要がありません。これはものすごく大きいです。
基本的に家事が嫌いではない私ですが、現在生活しているオーストラリアでは、同じ留学であるとはいえ、家事の全てを自らやらなければなりません。本来は、これが当たり前なのですが…。(笑)
1人分の家事なんて大したことないと思っていましたが、生活用品の諸々を買い揃えることから始まるので、これが意外と時間を要します。
オーストラリアに来てから、フィリピンでの生活がいかに勉強に集中できる環境であったかを身に染みて感じました。
・大自然を満喫できる!
南国フィリピンは自然が一杯です!島国なのでキレイなビーチもたくさんあり、日本では体験できない壮大なスケールの自然を満喫できるアクティビティもたくさんありました♪
フィリピン留学と聞くと、勉強一筋のイメージを強く持っている人も多いかも知れませんが、週末は授業がありませんし、しっかり自分の時間も確保できますよ!
勉強しつつもリフレッシュできること間違いなしです!フィリピンでのアクティビティについては、また別コラムで詳しくお伝えしようと思います。
・一生の友達に出会える!
これは私がラッキーなだけかも知れませんが、本当に素敵な友達と出会えました。私は4人部屋で3ヶ月間生活していたのですが、その間に8人の子と部屋をシェアしました。(入学時期も卒業時期も各々違うので、ベッドが空くと次の新しい方が来るという感じです。)
その中でも初期に出会った日本人と台湾人の友達は一緒に生活した期間が1番長かったこともあり本当に仲良しで、一緒に外食したり買い物に行ったり、たくさんの思い出があります。
今は全員がワーキングホリデーをしており、住んでいるところはバラバラですが、テレビ電話するなどして近況報告を兼ねて連絡を取り合い、励まし合っています。
フィリピン留学の「欠点」
良いところもあれば、もう少し何とかして欲しいな…と思うところもあります。
何でも手に入る快適な日本で生活している私たちですから、発展途上国の生活に欠点を感じる部分は幾つかあって当然かも知れませんね。
・料理が独特!
当たり前ですが、国が違えば味付けも見た目も変わります。たとえ同じ料理名であっても。(笑)
私の通った学校は、料理も美味しいと評判のところでした。そして、学校を選ぶ際には、私はこの点も重要視していました。
やはり、フィリピン独特の味付けで食べられないものもありました。写真付きの献立表が毎週入れ替わるので、苦手な料理がでると分かった時は、友達と外食したりしていました。(笑)これもひとつの息抜きですね。
・虫(特にハエ)が多い!
南国という事もあり、ハエがめちゃくちゃ多いです。私の友達はハエもお友達と言っていましたが、1ヶ月くらいすると慣れます。ただ今思い返しても、やはり日本では考えられないほどのハエがいます。(笑)
ご飯を食べる時は気になりましたね。学校の食堂でもおばちゃんが常にハエ叩きを持っていて、時々パーッンって音が響き渡っていました。(笑)
あとは、ヤモリが部屋に1度出て、爬虫類系が苦手な私はあの時は叫びました。(笑)ルームメイトの子に助けられましたが、窓の隙間から入ってくるので、私みたいに苦手な方は、もう覚悟するしかないですね。
でも当時のルームメイトの子と未だにその話で笑えるので、人生のネタにはなります。(笑)
後は、不定期ではありましたが、ペストコントロールと言って、害虫を駆除する薬を部屋に撒いてくれるので、大嫌いなゴキブリやネズミなどは寮の中で見ることはありませんでした。
そこは、綺麗好きな日本人用にきちんと管理されているのかなと思いました。
・ライフラインが弱い!
これは水道や電気を意味しているんですが、日本に比べるとやはり弱いです。私は3ヶ月の、留学期間のうち、水道が止まったのが3回程、停電が2回程、あったかと思います。
数ヶ月前の記憶で絶対ではないですが、確か数回ずつあったと記憶しています。そこまで大きな支障はなかったですが、電気が止まってしまった時は、携帯のライトを使って授業をしつつ、先生がうちわで仰いでくれました。(笑)
また、みんなで青空教室をしたこともありました。水に関しては、学校の至る所にウォーターサーバーがあり、飲み水には困りませんでしたが、水道の水が出なくなるということは、トイレの水も流れないので、それは困りますね。(笑)
ただ、学校には、常にどこかしらを修理しているメンテナンスの方がいらっしゃったので、いつも数時間内には改善されました。
・大気汚染!
基本的に、街中の空気はきれいではありません。学校の敷地内はそうでもないのですが、校外に出ると、下水のような悪臭がたまにしていました。(笑)
私の住んでいた場所はパンパンガ州というマニラから北に車で2時間程行ったところだったので、田舎とシティの中間くらいでした。すごくキレイなショッピングモールも近くにいくつかありましたし、かと思えばどこからきたの?というガレキの山もチラホラ。
校内と校外の環境は明らかに違いましたね。下の写真は、同じ駐車場の写真を比べたものです。近代的に整った場所もあれば、電線がごちゃごちゃしていて、危なそうな所と様々なのがフィリピンの特徴です。
フィリピン留学は利点の方が圧倒的に高い!
以上です!まとめてみると、やはり利点の方が圧倒的に多いと思います。
欠点としてあげられるのは、フィリピンで生活する上での環境面ですね。日本に比べて発展途上国な一面もまだまだ残っていますので、全てが快適とは言えません。
ですが、海外の生活を知る第1歩としては、フィリピンでの寮生活は良い環境なのではないかと思います。
そして、1番の目的である英語を勉強するということに関して言えば、勉強だけに集中できるフィリピン留学は、本当にぴったりの環境だと思います!
またここだけの話、現在オーストラリアで生活している私が感じるのは、フィリピンでの生活の方が人の温かさを感じること。
同じアジア圏だからなのか、日本人に対してなのかわかりませんが、どこに行ってもフレンドリーで優しかった気がします。(笑)
今回は、フィリピンの利点と欠点にフォーカスしてザッとお話ししましたが、ひとつひとつ掘り下げていくと、まだお伝えしたいことがたくさんあります。
次回からはもう少し要点を絞ってコラムを書いていこうと思います♪ではまた!