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【海外インターン体験談】フィリピンの語学学校iYesで長期インターン後にアメリカに語学留学! 《前編》

公開:2020/01/13 著者:鈴木 智也 501 Views

英語圏で勉強する前に、フィリピンで英語の基礎力を伸ばしたい。

そして、英語圏での留学費用捻出のために出来るだけ費用を抑えたいから、フィリピンで長期インターンシップをすることで英語力を伸ばしたいと思う方もいるのではないでしょうか?

ただ、興味はあるものの、以下のような沢山の疑問や不安もあると思います。

 

「インターンシップだと、どの程度英語力を伸ばせるのかな?」
「フィリピンで勉強した英語は、英語圏で本当に使えるの?」
「2カ国で勉強するとシステムの違いとかに戸惑うことはあるの?」

 

そんな疑問に答えるべく、今回はフィリピン・スービックで語学学校の学生マネジャーとしてインターンをした後、アメリカに語学留学を経験された「理歩さん」にインタビューを行いました。

 

コラム前編では、主に以下のことを教えていただきました。

 

・どのような大学生活を送っていたのか
・フィリピンでの短期インターンプログラムについて
・フィリピンでの長期インターンでのチャレンジ
・フィリピンで得られたこと

 

また、コラム後編では以下のことをお答えいただきました。

 

・アメリカでの生活や語学学校について
・ホストファミリーとの生活
・海外経験を積んだ今考える将来のキャリア

 

インタビュイー、理歩さんのご紹介

今回インタビューを行ったのは、大阪の大学に籍を置きながら休学してフィリピン・スービックにあるiYES Language School(以下iYES)で半年インターンをした後、アメリカのオハイオ州に4ヶ月間大学のプログラムで語学留学をされた理歩さんです。

今回は冬休み期間を使って、iYESに遊びに来てくれました。

 

橋口理歩(りほさん)のプロフィール

・大阪の大学、法学部に在籍。現在休学を経て大学3年生

・2018年12月末から2019年6月まで約半年間、iYESで長期インターンシップ

・iYESのインターン後に大学に復学し、アメリカのオハイオ州に語学留学

・大学のプログラムや旅行を通じて、5カ国に渡航経験あり

 

大学生活について

鈴木
今回はインタビューを引き受けていただき、ありがとうございます!先ずは大学生活について聞かせてください!大学では法学部で勉強をされているということですが、元々海外志向が強かったのでしょうか?

理歩
高校の時から国際政治に興味を持っていたので、どちらかというと海外志向だったと思います。

鈴木
大学入学前に留学を経験されたことはありましたか?

理歩
なかったですね。

鈴木
大学に入ってから海外経験を積まれたのですか?

理歩
そうですね。大学に入ってから短期と長期を含めて5カ国に行きました。海外からの学生の受け入れや留学などが盛んな大学で、自然と海外に目が向いていました。

鈴木
沢山の国に行きましたね!どちらの国に行かれたのですか?

理歩
カンボジア、ネパール、フィリピン、韓国、アメリカに行きました。

鈴木
それぞれいつ行ったのか、何をされたのか教えてもらえますか?

理歩
最初は、カンボジアに行きました。大学1年生の春休みに、1週間ほど大学のフィールドプログラムで行きました。現地の大学生とプレゼンテーションをしたり、地域の小学校でボランティアをしたりしました。

 

→ 世界遺産アンコールワットにて。

 

鈴木
最初の国がカンボジアって、結構チャレンジングですね。(笑)

理歩
もともと東南アジアに興味を持っていたので、気にはならなかったですよ。(笑)その後大学2年生の夏休みに、大学のプログラムでもう一度カンボジアに1週間行きました。

鈴木
その後はどちらに行かれたのですか?

理歩
大学2年生の春休みに、フィリピンのマニラに観光に行きました。ちょうど大学のプログラムでネパールに行くことになっていたので、その前についでに観光という形です。

鈴木
本当に東南アジアがお好きなんですね!ネパールでは何をされたのですか?

理歩
約1週間のフィールドプログラムで、子供に野球を教えました。(笑)NPO法人と大学が協力して作られたプログラムに参加をしました。

鈴木
野球やソフトボールの経験があったのですか?

理歩
ないです。(笑)

鈴木
ないんですね。(笑)高校とかで運動部だったんですか?

理歩
運動部じゃないです。(笑)吹奏楽部でした。

鈴木
全然経験のないことにチャレンジしたんですね!

理歩
好奇心に任せて行動してました。(笑)

 

→ ネパールの小学校で文化交流。

 

鈴木
なるほど。(笑)次に行った場所はどこですか?

理歩
アメリカに行きました。これは大学3年生の夏休みの時です。

鈴木
アメリカでは何をされたのですか?

理歩
こちらも大学のプログラムで、ハワイ大学付属の語学学校で1ヶ月語学留学をしました。

鈴木
どのような授業を受けましたか?

理歩
基礎的な内容をアメリカ人の先生から習っていました。

鈴木
授業はいかがでしたか?

理歩
主に発音などのスピーキングをグループレッスンで受けていたので話すことには抵抗を感じなくなりました。

 

→ ハワイ大学が提供している英語学習プログラム。

 

鈴木
最後に韓国に行かれたのですね!

理歩
そうですね。大学3年の9月に1週間ほど観光で行きました。

鈴木
海外への渡航が多いと、お金の面で苦労が多いと思いますがどうでしたか?

理歩
そうですね、大学生活はアルバイトを沢山しましたね。

鈴木
大変ではなかったですか?

理歩
精神的にきつい時もありましたが、留学をしたかったので頑張れました。

 

公立大学で短期インターンを経験

鈴木
iYESで長期インターンを経験されるまでの経緯をまずは聞かせてください!

理歩
iYESには大学3年の10月、1ヶ月英語の授業と現地公立大学でのインターンをするプログラムできたのが最初のきっかけですね。

鈴木
最初からフィリピンでのインターンを希望していたのですか?

理歩
はい。東南アジアが好きだったので、その中で何個か候補を出して、一番自分にあった学校を選びました。英語留学は短期でしたがハワイで経験していたので、インターンをすることを優先で考えました。

鈴木
留学前からスービックという場所を知っていましたか?

理歩
全く知らなかったですね。フィリピンといえば、マニラやセブのイメージです。ただ、詳しく調べてみたら安全そうだったのと米軍基地が近く、街並みが独特な雰囲気で面白そうだったので決めました。

鈴木
実際のスービックの治安はどうでしたか?

理歩
特に気にならなかったですね。犯罪の被害などにあうこともありませんでした。

鈴木
スービックでの食事などはどうでしたか?

理歩
全く問題なかったです。フィリピン料理が好きで、現地の食堂によくご飯を食べに行きました。

鈴木
お腹を壊したり、体調を崩したりすることはありませんでしたか?

理歩
特にありませんでした。カンボジアやネパールに渡航したことがあったので、免疫がついていたのかもしれません。カンボジアに初めて行った時は水に当たりましたが、スービックではそういったことはありませんでした。

鈴木
治安や生活環境が落ち着いているのは、海外生活では重要ですよね。それではインターンについて教えてください!どのようなプログラムでしたか?

理歩
午前中に英語レッスンを受けて、午後から公立大学でインターンをしていました。

鈴木
まず、午前中の英語レッスンについて聞かせてください。どの程度の英語力で渡航されましたか?

理歩
日常会話は出来るものの苦手意識を持っていました。アメリカに留学したものの、1ヶ月程度だったので特別喋れるとかではなかったです。iYESのレベルチェックテストではPre-intermediate(準中級レベル)と言われました。

鈴木
どのようなことを勉強していましたか?

理歩
主に単語と文法の授業を受けていました。単語は中級レベルのテキストを使って、文法は初級レベルのテストを使って勉強しました。

鈴木
マンツーマン授業はどうでしたか?

理歩
グループレッスンに比べて50分間1人の生徒に集中して指導してくれるので自分の弱みがすぐにわかって改善点を見つけやすかった印象です。

 

→ iYesでのマンツーマンレッスンの様子。

 

鈴木
次に、インターンについて教えてください。午後からのインターンの際、移動はどうされていましたか?

理歩
毎日暑い中、トライシクルという現地の乗り物で移動していました。ジプニーよりも指定した場所に行ってくれるので好きでした。

鈴木
英語の授業からの移動だけでも、大変そうですね。

理歩
普通に楽しかったです。(笑)

鈴木
タフですね。(笑)フィリピンの公立大学ではどのような業務を担当されましたか?

理歩
主に事務作業のサポートをしました。インターン先の担当の方に仕事の指示を受け、書類の管理などを担当しました。

鈴木
インターンで思い出に残るエピソードはありますか?

理歩
2つあります。1つは大学の日本語の授業に参加をさせてもらったことです。学生に単語の意味や発音を教えたのは緊張しましたが良い経験でした。

鈴木
もう1つのエピソードはどのようなものですか?

理歩
オロンガポ市長の家に招待をいただきました。(笑)大学の仲良くなった職員の方が市役所の方とコネクションがあったので、市長に会える機会をいただきました。

鈴木
すごい経験ですね。(笑)

理歩
良い思い出ですね。

 

iYESでの長期インターン

鈴木
どのような形で、iYESで長期インターンをすることになったのでしょうか?

理歩
短期のプログラムが終わる頃、CEOに直接声をかけてもらいました。せっかく声をかけてもらったので、チャレンジしてみようと思いました。

鈴木
どのような業務をしていましたか?

理歩
主に日本語の先生をしていました。平日週5日間毎日、朝から夕方まで3人のフィリピン人生徒さんに1日50分×5コマを担当していました。その後、英語の授業を50分×2コマ受けて、そのあとに翌日の日本語の授業の準備をする感じでした。

 

→ フィリピン人に日本語を教えている様子。

 

鈴木
どのような授業をしていましたか?

理歩
初心者の日本語学習者が対象だったので、初めは平仮名から教えました。英語で日本後を教えるのも大変でしたし、法学部なので学術的な知識もないので大変でした。

鈴木
全て一人で教えていたのでしょうか?

理歩

基本的にはそうですね。最初は日本に住んでいた日本語の上手なフィリピン人の方がメインとなってタガログ語で基礎的なことを教え、私が補助的な感じで教える予定でした。

しかし、その方が体調不良やご家庭のご都合で、急遽殆どの授業ができなくなってしまいました。初回から一人で授業をせざるを得なかった時は、本当に大変でしたね。

鈴木
それは大変でしたね。

理歩
はい。特に最初の授業の時は生徒さんを派遣してくださった会社の社長さんが訪問されていたので、本当に緊張しましたね。よく乗り越えたなと思います。(笑)

鈴木
授業ではどのような工夫をされましたか?

理歩
メインの先生が私だけなので、どうしてもマンネリになってしまうこともありました。なのでゲームを取り入れたり、教える私がハイテンションで生徒に接したりしていました。それ以外にも作文を徹底して行いました。100枚くらいは各生徒に書いてもらったと思います。

鈴木
100枚はすごいですね。生徒はそれについてこれましたか?

理歩
真剣に授業を受けてくれていました。受けてくれていた3名のうち、2名は日本で働くチャンスを得られるということもあったので、毎日必死に勉強してくれました。

鈴木
スービックではインターン以外にどのように生活していましたか?

理歩
平日はインターンの業務が大変だったので、夕方に遊びに行くことは少なかったですね。ただ、土日は色々なところに出かけられました。

鈴木
どのようなところに行きましたか?

理歩
ローカルマーケットやビーチに遊びに行ったりしました。インターンの業務的な部分でもありますが、生徒さんと一緒に観光をしたり、食事に出かけたりしました。

 

→ パラワン島への観光。

 

鈴木
長期インターンでの待遇はどのようなものでしたか?

理歩
インターン業務をする代わりに、宿代・英語のマンツーマンレッスン代・ビザ代を負担していただきました。必要だった費用は食費、生活費、航空券代でした。

鈴木
宿代や英語のマンツーマンレッスン代、ビザ代を負担してもらえるのは魅力的ですね!

理歩
そうですね。学生なので金銭的な負担を考慮していただいた上で、インターンで経験を積みながらマンツーマンレッスンで英語スキルを伸ばせられたことは非常に魅力的でした。

鈴木
ちなみに、約半年の滞在でどの程度の費用がかかりましたか?

理歩
40万円くらいだったと思います。

鈴木
内訳を教えてもらってもいいですか?

理歩
航空券が約4万円、食費が毎月3万円程度、それ以外に旅行などの娯楽費用がかかった感じです。旅行などを控えれば、もっと少ない負担で滞在もできると思います。

鈴木
半年も海外で英語力、社会人経験を積むことができて、その費用はすごく魅力的ですね!

 

海外での長期インターンを通じて得られたもの

鈴木
インターンを通じて、どのような成長できましたか?

理歩
自分の意見を持って、積極的に物事を取り組めるようになりました。

鈴木
なぜそのような成長ができましたか?

理歩
日本語の授業を一人で担当しなければならなかったので、気がついたら自然と身についていたと思います。また、iYESでのミーティングでは、気軽に意見を言える雰囲気で、スタッフの方々が話をしっかりと聞いてくれたことも大きかったと思います。

鈴木
長期間のインターンシップならではの経験ですね。

理歩
そうですね。インターンの業務だけでなく、高校生から社会人まで幅広い年代の方といろいろな話ができて、視野を広げられたのも良い経験でしたね。

鈴木
多くの人との繋がりは成長に繋がりますよね!フィリピン人との関係はどうでしたか?

理歩
初対面でもすぐに受け入れてくれるので有り難かったですね。インターン中は悩むことも多かったですが、フィリピン人の持ち前の陽気さで最後まで楽しく過ごすことができました。今でも生徒と繋がりがあるのは、本当に嬉しいことです。

鈴木
今でもですか?

理歩
SNSを通じて連絡を取り合ったりしています。今回もスービックに戻ってきて街を歩いていたら、たまたま昔の生徒に声をかけられました。いきなり「先生!」って呼ばれて、びっくりしました。(笑)

鈴木
それはびっくりしますね。(笑)

理歩
インターンを通じて、海外の人との繋がりを持てていることは大きな財産です。

 

まとめ

前編では理歩さんの大学生活や海外経験、海外での短期・長期のインターンについて教えていただきました。

今回のお話を通じて、大学生活と海外経験をどのように両立させられるのか、東南アジア、特にフィリピン・スービックの環境、海外インターンの魅力などを知ってもらえればなと思います。

コラムの後編では、フィリピンでの長期インターン後に挑戦したアメリカ留学について、沢山のお話を聞かせてもらいます。後編も乞うご期待!

 

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