【海外インターン体験談】英語力ゼロからのフィリピン英語留学とフィリピンの日系企業でのインターンシップ!《後編》
本コラムでも前半に引き続いて、フィリピン・バギオで語学留学をされた後、フィリピン・スービックにある日系メーカーでのインターンプログラムに参加をしている、航平君にインタビューをしています。
前編ではフィリピン・バギオでの語学留学について、詳しく教えてもらっています。フィリピン留学の実態を知りたい人は、ぜひご覧ください!
インタビューの後編では、日系メーカーでのインターンプログラムの内容や、フィリピン留学を経て今考える将来のキャリアプランなどを詳しく聞いてみました。
iYESのインターンプログラムに参加した理由
英語1日50分×7コマを8日分、日系メーカーでのインターン11日分がプログラムの大まかな概要です。加えて、インターンがある日は1コマ分フィードバックの英語クラスがあります。
フィリピンの年末年始とタイミングが重なったので、約4週間フィリピン・スービックに滞在することになりました。
主に3つの理由があります。
1つ目はローカルスタッフと英語でコミュニケーションをとって働けるプログラムであったからです。
2つ目は理系という自分のバックボーンからメーカーの海外勤務について学べるからです。
3つ目はインターンだけでなく、英語レッスンによるフォローもあったからです。
インターンを通じて得られたこと
現在品質管理の部門に携わらせていただいているのですが、業務の一つとして生産ラインの動きを確認し、改善点がないか検討する作業をしています。
大まかなことは目で確認できますが、細かいことを知ろうとすると、それぞれの現場のローカルスタッフに直接聞かないと分かりません。
現場のローカルスタッフとしっかりコミュニケーションが取れているので、大きな自信になりました。
今回のインターン先は、電気工学系の内容が求められています。自分の専門である機械工学とは全然違います。技術的な部分では、中々コメントができていません。
その中で自分の強みはコミュニケーション能力だと思うので、ローカルスタッフからたくさんの話を聞くように試みました。その中でも技術的な専門性や、それに伴う専門的な単語を知っていればなと思うことが多かったです。
はい。専門性を磨くことの重要性を肌で感じたので、大学に戻ってからは英語だけでなく研究もしっかりやらないといけないなと思いました。また、日本人の駐在員の方は技術的なことだけでなく、経営的な観点で様々なお仕事をされていたのも印象的でした。
駐在員を目指すのであれば、そのような知識も必要ということがわかり、将来に向けて何をすべきかがより具体的になりました。
iYESでの英語レッスンについて
今後のキャリアについて
フィリピンで得たもの
これはただの僕の無知なのですが、韓国人が優しいことを知りました。僕が出会った人に、反日の人は全くいなかったです。テレビのイメージとは全然違いました。
日本にいて、日本の報道だけでは絶対分からなかったことです。自分の無知さを思い知らされました。
【まとめ】 若い時の苦労や努力は人生の肥やしに!
前編、後編に渡る航平君のインタビューはいかがでしたか?
フィリピンでの英語留学の実態や、フィリピン・スービックにある日系企業でのインターンシップの内容など、今後フィリピン留学や海外短期インターンを考えている人にとっては、大変参考になる内容ではなかったかと思います。
英語力ほぼゼロの状態から平日は1日の半分以上を英語の勉強に費やし、約10ヶ月の英語留学が終わる頃にはIELTS 5.5相当のクラスを終了。そこで学んだ英語をインターンで実際に使ってみることに挑戦した航平君。今回の留学体験から得られた学びや成果を、今後のキャリアで大きく活かしてほしいなと思いました。
彼の話からは、努力は決して人を裏切らないなと改めて感じさせてもらいました。
それ以上に印象的だったのは、フィリピンの地で韓国人に対するイメージを覆されたエピソードでした。日本を飛び出し、実際に触れ合ったからこそ分かった事実だったと思います。
政治的なテーマは非常にセンシティブですので、正直紹介するのかは悩みました。ただ、彼が感じた異国での人の優しさや、無知を恥じる姿勢が非常に印象的で紹介させていただきました。
日本を飛び出すことでこそ、そんな常識を打ち破ることや自分の無知さを向き合えることもあるかもしれません。今後もコラムを通じて、少しでも印象的なエピソードなどを紹介できればと思っています。