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起業家が集まり、現地就職する若者増加中!移住先としてのセブの優位性とは?

公開:2020/01/24 著者:青木 啓次 480 Views

英語留学先として人気のフィリピンのセブ島ですが、最近では日本人の起業家がどんどん集まってきています。

英語留学を終えて、そのまま現地の企業に就職する若者も増えています。さらには、引退後の生活をセブで送られる日本人も増え続けています。

ということで、この記事では「移住先としてのセブの魅力」について、徹底的に語っていきたいと思います。

 

セブの魅力1: 日本から近い

「海外移住」といっても、日本人は日本と関わりながら生活することになるのです。ですから、アクセスの良さは本当に大切です。

「緊急時にはすぐに帰ることができる。」、「用事が溜まった時は、一度帰って一気に済ませてスッキリできる。」というのは、実は大きな心の余裕に繋がるのです。

以前イギリスに住んでいた頃は(筆者は英国の大学院卒)、気軽に日本に戻るなんて発想はゼロでした。実際に私がセブに移住して間もない頃、私の父が倒れたのですが、夜の10時過ぎに日本から連絡が来て、翌日の午後3時には日本の実家にいましたから。

 

ざっくりとした移動時間(実際に飛んでる時間)ですが、以下のようになっています。

 

・成田からセブまでは5時間
・セブから成田までは4時間

 

 

同じアジアでも、タイやマレーシアより2時間分も近いのです。バリ島で有名なインドネシアとの比較なら3時間は違うでしょう。

「実際にかかる体への負担」、「いつでも気軽に帰れるという心の余裕」は、海外移住者にとっては本当に大きいのです。

 

セブの魅力2: 日本から直行便がありアクセスが抜群

これも移動に関わることですが、重要なことなので念押ししておきます。セブと日本の主要都市の間には、下記の直行便が飛んでいます。

 

1. 成田セブ間: 毎日3便
フィリピン航空2便、セブパシフィック航空1便
2. 関空セブ間: 毎日1便
フィリピン航空
3. 名古屋セブ間: 週4便
フィリピン航空

 

例えば、成田発朝9:30の直行便に乗ると、14時(現地時間)にはセブに到着しているのです。下手したら日本の地方都市に行くよりも近いですね。

一方で「リゾート」という視点で、他のアジア・リゾートとセブを比較してみると、セブの優位性が浮き彫りになります。

私が知る限り「日本から直行便のあるアジアのリゾート」はセブだけです。

 

早朝に家を出て、その日のディナーをビーチリゾートで楽しむことができるのはセブだけなのです。

 

下記は参考までに、私が行ったことがあるアジアン・リゾートのアクセスについてです。

 

フィリピン

・セブ島: 日本から直行便あり、リゾートエリアへは空港からは車で20分程度

・ボラカイ島: マニラまたはセブから飛行機で約1時間、空港からはフェリーで約10分

・スービック: マニラから車で約4時間、クラークから車で約1時間

 

マレーシア

・ペナン: 首都クアラルンプールから飛行機で50分、空港から車で約1時間

・ランカウイ: クアラルンプールから飛行機で約1時間、空港から車で約20分

 

ベトナム

・ニャチャン:ホーチミンから飛行機で約1時間、空港から車で1時間程度

・ファンティエット:ホーチミンからバスで約5時間

 

スリランカ

・ヒッカドゥア: 日本から直行便あり(9時間)、首都コロンボから車で約3時間

 

タイ

・プーケット: バンコクから飛行機で約1時間、空港から車で約1時間

・サムイ島: バンコクから飛行機で約1時間、空港から車で約15分

・ピピ島: プーケットからスピードボートで約1時間

・パタヤ: バンコクから車で約1時間半

 

インドネシア

・バリ島:日本から直行便あり(でも遠い)、リゾートエリア多数

・ビンタン島:シンガポールから高速艇で約1時間

・バタム島:シンガポールから高速艇で約30分

 

セブの魅力3: 日本との時差がたったの1時間

これも実際に生活してみると有難いことです。日本と時差の大きい国に住んだことがある人なら、時差がほとんどないことのメリットをご理解頂けると思います。

私はイギリスにいた頃は、日本と連絡を取りたい時は夕方まで待ったものです。9時間の時差があるので、イギリスの夕方が日本の朝だからです。

 

セブの魅力4: 最適な気候

当たり前ですが、セブは一年中夏です。正確には「乾季」と「雨季」の二つの季節がありますが、雨季でも基本晴れています。(笑)日本のように1日中雨が降るようなことは滅多にありません。

ということで、「寒いから布団から出たくない。」というようなことは一切ありません。逆に、毎晩健康的に寝汗をかいて暑くて目が覚めます。とにかく、年中暑い分汗をかくので体調も良いです。

 

といっても、日本の夏よりは遥かに涼しいです。私は基本、寝る時は扇風機です。エアコンは使いません、というか不要です。私はセブでも「マクタン島」という小さな島に住んでいるので、海風により比較的空気も流れるため都市部よりも気候に恵まれています。

 

セブの魅力5: 花粉症がない

説明は不要ですね。花粉症の方は、花粉症の季節だけでもセブに脱出するのもオススメですね。

それと追加ですが、台風も来ません。日本のニュースでは、フィリピンを大型台風が襲った様子がたまに報じられると思いますが、あれはマニラがあるルソン島のことです。

セブは、マニラよりもかなり南にあり、幸運なことに台風のルートからは外れているのです。台風、本当にセブには来ませんね。

 

セブの魅力6: 物価が安い

大卒初任給が約2万円のセブ、まだまだ安いです。私は、毎月5~6万ペソで生活しています。

ずっとセブにいる時は、日本円にして12万円は多分使っていません。そして、一切の節約はしていません。

セブでの私の固定費の内訳は、以下の通りです。

 

・家賃: 2万ペソ(30m2ほどのワンルームですがマクタン島では最高級のコンドミニアムです)
・ネット&光熱費: 3,500ペソ
・ジム月会費: 2,500ペソ

 

交通費については下記の通り。

 

・ ジプニー(近距離移動のみ):1回7ペソ(約15円)
・ タクシー初乗り40ペソ(約90円)

 

ビールは、コンビニで買えば1本80円くらい、お水も30円くらい。

私は基本自炊なのですが、たまにローカル食堂でテイクアウトすると1食45ペソ(100円)でお腹いっぱいになります。そして、意外と美味しい。

口説いようですが、本当に節約してません。お酒を飲まない人、夜遊びしない人は、もっと安く済むと思います。

 

セブの魅力7: 英語で生活できる

セブに住んでかれこれ6年、いまだにセブでの英語でのコミュニケーションには苦労していますが、英語だけで何とかなります。これは本当に大きいことです。

他のアジアの国、例えばタイとかベトナムに行ってみると、フィリピン人の英語力の高さの有り難さを再認識します。

一方で、「セブ一筋」の人の場合は、英語よりも現地語のビサヤ語の習得を強くオススメします。英語よりも圧倒的に通じますし、英語よりも格段に簡単です。

 

セブの魅力8:日本食のレベルが高い

私はセブ在住の友人と外食に行く時は、ほぼ日本食です。フィリピン料理に行くのは、日本からのゲストを迎えた時だけです。日本人には日本食が必要なのです。これ、海外に住めば本当に分かります。

私のイギリス留学時代、世界中から留学生が来ていたのですが、みんな自国の料理を自炊して食べていました。この時、インド人が本当に全食カレーを食べることを目の当たりにして、驚愕したものです。食べ物って完全にDNAに刻み込まれているのです。

そして、セブの和食のレベルは高い。本当に高い!贅沢を言わなければ、普通に食べられる美味しい日本食にありつくことができます。セブに限らず海外移住を考えている方は、現地の日本食レストランのレベルを事前に必ずチェックすることを強くオススメします。

 

セブの魅力9: 超親日

これも本当に有難いことなのです。皆さん、海外旅行に行って、「日本人」ということで優しくしてもらったことありませんか?どうせ住むなら絶対に親日の国にしましょう!

日本人ということで、あつくもてなして貰えば、こちらも「現地の方に礼儀正しく接しよう。」と心が引き締まるものです。

こうして良い関係が築かれるのです。

 

セブの魅力10: 日本人が多い

セブには多くの日本人が住んでいます。留学生もたくさんいます。そういう意味で海外に慣れていない方や、日本語以外話せない方には、セブはオススメです。

すぐに友達もできて交友関係を築くことができることでしょう。また「海外」ということで、「日本人同士で助け合う」的な感じも良いですよね。

 

まとめ

少しセブを褒め過ぎの感もありますが、中立的に考えても日本人の海外移住先としてセブはオススメできます。

他の国や地域と迷っている方は、上記の10項目でその地を評価してみて下さい。

留学先の国や都市を決める際の参考にしてみてくださいね。

 

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