【ビジネス英語留学】外資系シニアマネジャーから見るフィリピン・スービックでの英語留学の実態(前編) ~iYES Language School~
グローバル化が叫ばれる現在、ビジネスパーソンにとって英語の重要性は日増しに増えているのは間違いないでしょう。
日本型雇用の特徴である年功序列型賃金制度や終身雇用制度を維持するのが今後は難しいとされています。また、個人が会社に依存せずに稼ぐスキルを身につけることが、より一層求められる時代になるでしょう。
その中で、今後も変わらず求められるスキルの一つは、「英語力」であることは間違い無いでしょう。今回は、40歳を過ぎてからビジネス英語留学にチャレンジされている、Noriさんにお話を聞かせていただきました。
インタビューの前編では主に以下のような内容を教えて頂きました。
インタビューの中編では、以下の内容をお届けします。
インタビューの後編では、以下の内容をお届けします。
インタビュイーのご紹介
今回インタビューをさせていただいたのは、約1ヶ月間ビジネス英語を勉強しにいらっしゃっているNoriさんです。
渡邊 紀和さん(Noriさん)のプロフィール
・新卒として日系メーカーに勤務された後、現在勤務されている外資系メーカーに転職
・現在シニアマネジャーとしてご活躍され、ヨーロッパを中心に出張経験も多数
・お仕事以外ではお子様と奥様を愛する40代の優しいパパ
新卒時代からビジネスで英語を使うようになるまで
大口のお客様がヨーロッパのメーカーのコーヒーマシンを取り扱うことになり、そのメンテナンスを請負うことになりました。それまでは「温かい」ものを取り扱うことが私にも会社にも経験がなく、ノウハウが全くありませんでした。
ノウハウを得るために東日本担当として私が、西日本担当として上司1名と通訳の渉外担当と3名でヨーロッパに1週間の研修に行きました。これが私のビジネスにおける海外との最初の接点です。
どのようにコーヒーマシンを直すのかを理論的に学ぶことができました。ただ、通訳を介したものの、正直技術的な意思疎通は難しかったです。
そのため日本へ帰国後、実際にお客様のところでコーヒーマシンを直す段階で上手くいかない事もありました。
そのような緊急案件に関しては、ヨーロッパに一緒に研修に行った自社の渉外担当に日本語で連絡し、それをヨーロッパの本部に英語でエスカレーションしてもらっていました。
ただ、間に一人はいると上手くいかないことが多かったです。そこから初めて英語を勉強しないといけないと思いました。
ヨーロッパ系の企業への転職とビジネスにおける英語の必要性
正直最初は多少の不安はありました。元々は安定志向で、前職は一部上場企業という事もあって悩みました。当時しっかりと仕事で成果を出せていましたし、日系企業の場合は年功序列で給料が自然と上がります。
ヨーロッパ系で当時はよく分からない企業とではどちらの方が良いのか、転職する必要はないのでは…と思う事もありました。
当然含まれてきます。現状のシニアマネジャーのポジションを維持するために、英語はマストだと思っています。仮に英語ができたとして、現在のポジションが務まるかは別の話ですが。
しかし、「英語も仕事もできません」だと降格になるのは間違い無いです。
大きくなると思います。本人のやる気と努力を前提に、仕事力に関しては業務を通じて伸ばせます。しかし、英語力に関しては業務外で頑張るのが実際のところなので、英語をやる人とやらない人の差が開いてしまっています。
それを防ぐために、若い社員には将来のキャリアパスのような話をすることもあります。しかし、彼らは英語がそこまで重要だとは認識できていない部分もあります。早いうちに英語の重要性を認識した方が、彼らにとって最終的にはメリットがあると思っています。
iYESに来る経緯と年末年始を選んだ理由
確かに一般的な社会人の場合、夏休みという選択肢もあるでしょう。ただ、自社の状況を考えると、役職が上の人は英語を今すぐにでもやらないといけないという状況があり、2020年の夏に先延ばしにする余裕がなかったです。
仮に英語ができない状態だと、6ヶ月間は何もグローバルでチャンスを生まないことになります。それならば、多少の強行スケジュールでもと思っていました。また、私の会社は通常月末にミーティングなどがありますが、長期休暇のある年末年始は会議関係が少なく、タイミング的には良かったです。
電話会議などという選択肢は当然ありますが、直接話をしたいケースも当然あるので、他の時期に留学することは業務上、あまり現実的ではなかったです。
2020年は1月6日が仕事始めとなるので、年末年始の休暇だけで10日程の休みがあります。そのためにここをうまく活用することで、実質的に会社を休む期間を短くできています。
渡航してから気付いたのですが、フィリピン上のカレンダーは12/25.12/31,1/1のみが祝日なので、それら以外の日は英語のレッスンが受けられます。この点も大きなメリットでした。
周囲との調整について
部下のマネジャーが集中できる環境を整えてくれています。レポートライン上、なるべく仕事を振らないようにする努力をしてくれています。
部下のマネジャーが、英語の勉強に対するネガティブな印象を持っていないことが大きいです。
【まとめ】 若者は「英語力の重要性」を認識すべし!
前編ではNoriさんがキャリアの中でどのように英語と関わってきたか、現在英語が如何にビジネスの現場で求められているかなどを教えていただきました。
日系企業とヨーロッパ系の企業での勤務経験に基づくお話は、非常に貴重なものだと思います。
今回のお話を通じて、学生の方や若いビジネスパーソンの方に今後さらに英語の重要性が増すことを認識していただければと思います。
また、フィリピンのカレンダーと日本のカレンダーの違いから、年末年始を利用した留学が社会人の方はスケジュールを組みやすい事がわかりました。
短期留学を検討されている方は、ぜひ参考にされてみてください。
コラムの中編では、語学学校のカリキュラムやマンツーマンレッスンを受けた感想、フィリピン人講師のレベルなど、留学を検討するときに重要なポイントについて教えていただきます。
「中編」も是非お楽しみに!