外資系シニアマネジャーが経験したオーダーメイドカリキュラムとは?(中編) ~iYES Language School~
本コラムでも前半に引き続き、フィリピン・スービックで留学中のNoriさんにインタビューをしています。
前編を見ていない方は、是非そちらもご覧になってください!
インタビューの中編では語学学校のカリキュラムや、マンツーマンレッスン、フィリピン人講師のレベルなど、留学を検討するときに重要なポイントについて聞かせていただきました。
また、iYES Language School(以下iYES)独自の実践的なカリキュラムについて聞かせていただきました。
オーダーメイドカリキュラムについて
自分用にカスタマイズされているので、バランスが良いと感じています。旅行や仕事の技術的な部分は英語で話せますが、それ以外のところで弱い部分があるのが現状です。
グラマーを確認の意味で勉強し直したり、ボキャブラリーの勉強をしたりと、反復練習ができています。ウィークポイントがあぶり出される感覚が素晴らしいと思っています。
マンツーマンレッスンについて
人目を気にせずにたくさん話すことができます。また、先生と生徒がお互いに理解し合えるのも良いです。生徒が限られた時間で勉強しているのは先生も理解しているので、ペース配分を考慮してくれています。
グラマーのレッスンですでに理解している内容に関してはスキップしてもらうなど、マンツーマンだからこその良さがあると思います。
最初の1週間は長く感じました。ただ、3~4日目には生活リズムやレッスンの流れに慣れました。2週間目に関してはクリスマス休暇が入った関係で余裕があり、もう少しレッスンがあってもいいかなと感じました。
短期留学で来る社会人なら、人によっては1日10コマくらいあってもいいかもしれません。
日本人は義務教育や大学受験などを含めて英語の勉強をある程度しているので、一般的にある程度の英語力はあると思っています。海外に来て勉強するのは実践の部分ですので、スピーキングの量をこなすことが重要だと思います。
特に社会人の場合、現実的に留学は出来ても1ヶ月程度になると思います。そのことからもレッスン量はさらに多くてもいいかと思います。
フィリピン人講師のレベルと彼らとの関係性
良い意味で驚きました。スカイプの英会話レッスンやオーストラリア人のマンツーマンレッスンを受けたことがあるのですが、それらと比べて良いと感じています。
オーストラリア人の時はテキストに沿って決められたことをやっただけで、あまり良いイメージを持てませんでした。iYESの先生たちは、一人一人の生徒をしっかりと見てくれているように感じます。
たまに授業から話が脱線する時もありますが、それも学びとなっています。英語ネイティブの国ではありませんが、発音も特に気になりません。
授業中はもちろん先生と生徒という関係ですが、授業外は友達という感じです。これが日本だったら年齢的に、このような距離感は難しいと思います。
フィリピン人のナショナリティーなのか、距離感が近くてフレンドリーな部分は良いです。特に変なストレスなどはありません。
食事に出かけたり、お酒を飲みに行ったりします。英語での雑談力はビジネスでも重要なので、このような時間の雑談なども大きな学びになっています。
レッスン自体は7コマかもしれませんが、それがこうした放課後の交流によって、実質的に8コマ目、9コマ目になります。短期間でもフィリピン留学で勉強することのメリットだと思います。
ヨーロッパ系の会社なので、海外出張時などのミーティングの最中にコーヒーブレイクが挟まる時もあります。その際は、当然雑が求められます。
また、仕事後にディナーに行くことも当然あるので、雑談力は必要です。仮にそこで雑談が出来ずに黙っているとしたら、それは大変失礼にあたります。
実践的なカリキュラム
英語はあくまでもツールですので、何かの専門性や共通のトピックを持っているかということは一つの大切なポイントだったと思います。
今回インタビューした方は仕事の分野は違いましたが、ホテル関係者だったのでコーヒーとの関係は少なからずあるなど、多少は似ているところがあったので話が盛り上がって楽しかったです。
利益を上げるということは別として、ビジネスで重要なのは人間関係であるという考え方は、私の考え方と共通していて印象的でした。それを維持・構築・良くするためにコミュニケーションを図る場合、外資系にいるかいないかなど関係なくグローバル化が進むこれからの時代において、英語はマストだと実感しました。
仮に日系企業にいても突然海外の企業とお付き合いをすることになれば英語は必要でしょうし、それこそ事前準備として英語を若いうちに勉強することは大切かなと思います。
今まで英語でプレゼンをやったことがなく、プレゼン資料に書いたことを読むだけになってしまいました。本来資料はあくまでもサマリーを書き、それを口頭で説明しないといけません。
しかし、そこまで英語が話せないので文字に頼ってしまい、結果的に資料を見にくくさせてしまいました。今回のレッスンを通してスタート地点に立った感じで、まだまだ改善しないといけません。今後帰国してから、どれだけ継続的に取り組むかが課題です。
【まとめ】 授業のオーダーメイドできるのがフィリピン留学の強み
中編ではフィリピン留学の一番の魅力であるマンツーマンレッスンを受講された感想や、気になるフィリピン人講師の英語の質やキャラクターなど、Noriさんの実体験を元に教えていただきました。
また、オーダーメイドカリキュラムの良さや課題を踏まえた上で、英語力や滞在期間などに合わせて効率的に英語が勉強できる環境を選ぶ事の重要性がわかりました。
留学を検討されている方には、それぞれの英語力や職業に合わせて経営者インタビューやプレゼンなどのビジネス実践力が身につくカリキュラムを選んでいただき、短期留学でも効率的に英語力を高められる環境を整えていただきたいと思いました。
是非この記事を参考に、社会人の方も是非フィリピンでの英語留学を検討してみてください。
コラムの後編では、iYESの雰囲気やフィリピン・スービックの生活環境、Noriさんの今後のキャリアや若手ビジネスパーソンが英語を勉強することの重要性を教えてもらいます。
後編も是非お楽しみに!