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【フィリピン留学】これから荷造りする人必見!日本から持ってこなくても大丈夫9選!

公開:2020/02/13 著者:佐藤 高史 647 Views

「フィリピンって途上国でしょ?」じゃあ、色々と消耗品持って行かないとやばいか…と思って、しっかり買い込んでいざフィリピンのスーパーに行ったらあれもこれも売ってて…。

 

「日本から持って来なきゃ良かったわ…。」

 

なんて事は、留学経験者ならなんかしらのアイテムで思った事があるのではないでしょうか。

私はありまくりました。そして、他の友人も同様にスーツケースにしっかりと日本のトイレットペーパーやティッシュをギュウギュウに詰め込んで、後悔していたシーンが何回もあります。

以前に「日本から持って行くべきジャパンプロダクト」という記事(下記参照)で持って行ったほうが良い商品群をご紹介しましたが、今回はその真逆で、「持って来なくていいよ!」特集です。

 

 

案外他のブログやコラムでもやっていない内容で、しかも消耗品の品質や男女の化粧品の品質もやっぱり気になる所。

特に化粧品って、適当に購入して肌に合わなかったりすると肌荒れになったりするので、警戒する一品であったりします。

だから、「念のため日本から持って行くか…。あ、これも持って行ったほうがいいかな…。」と荷物を詰め込んでいたら結構スーツケース許容範囲を超えてくる。かなり無理しないと、入りきらないなんて事態もあると思います。

 

そこで、今回はフィリピンのドラッグストアでも簡単に購入できて、尚且つ品質も悪くない気になる商品たちをご紹介します。

消耗品って安くて金額自体はそんなに気にならないけど、スーツケースの中に入れると金額ではなくサイズの問題なんですよね!留学期間問わず、荷物は極力少なく小さくしたいですもんね。

それでは、必要のないアイテム9選の紹介、早速行きましょう!

① ポケットティッシュ

御覧の通りです、デカいです。完全にポケットサイズではないですね、そうポケットには入れないから、このサイズでいいんです!

フィリピンのトイレには、基本的にトイレットペーパーが各個室に常備されてないです。スタッフがしっかり働いているトイレでは、手洗い場の隣に大きなペーパーロールが設置されていますが、9割の確率でケースだけで中身が無いです。

そうなると自分でティッシュを持参しなければならない事を、フィリピン人はわかっているのです。なので、女子がトイレに向かう時は、必ず画像にあるティッシュを手にしています。

 

このスタイルが普通なんです。一週間もしないうちに日本女子も彼らのスタイルになっているものです。

最初は、「サイズでかいじゃん!」って思いますがデカくて困る事はまずないし、毎回トイレに持参が必要(女子限定)と考えれば、このフィリピンサイズで丁度いいくらいです。

しかも、これは必須アイテムなので、店頭在庫も欠品になることはほぼほぼあり得ないので、安心してフィリピンのスーパーやドラッグストアで購入が可能です。

 

② トイレットペーパー

はい上記に写っている2点ともトイレットペーパーです。左手の商品は日本と変わらないのですが、気になるのは右の物体。

 

両者の違いですが、右側のトイレットペーパーは「芯が無い」こと!

 

そうなんです、芯無しトイレットペーパーが普通に販売されているのです。もちろん、値段は芯ありより若干安い。

けど芯が無かったら、「トイレットロールに設置出来ないじゃん!」って思うでしょうが、出来ないこたない。

現に最近の私は芯無ししか購入してないし、芯なしでもロールに優しくゆっくりと挿入してあげればしっぽり奥まで入ります。

 

でも、そもそも芯なしペーパーなんて需要あるのか?!と思いでしょう。

ティッシュペーパーで上述したようにトイレに行く時にはペーパー持参が必要ですので、人によってはこの芯なしを持参します。

芯なしだとコンパクトになるので持ち運びにも便利なサイズとなり、外出時はこの芯なしペーパーかティッシュを持参するんです。

 

しかも、フィリピン一般家庭に入るとわかってきますが、家庭のトイレにもペーパーロールがないんです。恐らく日本人がフィリピン一般家庭のトイレに行くと、正直ちょっと驚くことになります。

便座の無い便器がポツン、その隣に大きなバケツと洗面器、備え付けのごみ箱があったり無かったり。フィリピンの全家庭がこの様式ではありませんが、一般家庭ではこんな感じです。

ちなみに、便座が無い場合の対応方法としては、以下の通り。

 

① 便器の上にしゃがむ(しかし、足が滑ったら便器の中に足かケツが突っ込むリスク有)
② 便器をキレイにしてから座る(しかし、お尻が大きいとハマるリスク有)

 

この基本二択です。私が緊急時にトイレに入った時は選択肢③の「空中」でした。腹も痛いし、座れないし超ツライ。足腰に自信が無いヒトはやめましょう。

もしそこにゴミ箱が無くて石鹸が用意されていたら、石鹸水を付けて自分で処理するスタイルです。手動ウォシュレットってやつです。

手動というか、自分の手に石鹸水を付けて手で拭き取ります。

 

以前、フィリピン友人から「何で外人はあんなに沢山トイレットペーパー買うの?」と質問されて、完全に意味が分からなったことがありました。

勿論、「毎日消費するから、多めに確保しておいたほうがいいじゃん!」と説明しました。すると、「紙だけで?!私たちは石鹸水+手で拭いてから紙だよ!」と言われてこの時はマジで驚きました。

確かに屋外イベントのトイレの隣に泡立っているバケツの存在が不思議でしたが、その時に理解出来ました。

 

ということで芯有り・無し問わず、ペーパーは品質も問題なく利用出来るので、日本からわざわざ持参する必要はありません。

 

例外として、肌が敏感なヒトは、鼻セレブのような柔らかい品質のものを持ってくると良いでしょう。

 

③ ボディソープ

こちらに関しては、男女問わず多くの品数がどこのドラッグストアでも販売されています。また、日本同様にかなり大きいサイズ(1リットル)も用意があります。

写真のボディソープですが、この商品はフィリピンでシェアが大きく人気です。多くの外国人がこのブランド利用したことがありますが、今までこのブランド商品を使って肌荒れを起したという声も聞いたことが無いので問題ございません。

また、男性用ではメンソール配合や炭成分の配合されている商品もあるので、洗いあがりはしっかりとさっぱり感が残るほどです。

 

女子アイテムはちょっと試したことが無いのですが、女性からもソープ関係で困ったなんて話も出たことが無いので、比較的フィリピンのボディソープは肌に合います。

あと、個人的におススメしたいのが「Kojie-san」ブランドですね。こちらはメンズアイテムも展開しており、現地からしたら若干高いブランドです。

メンズの石鹸なんですが、匂いがたまらなく良く、泡立ちもいいので私はこの石鹸を2年間愛用してます。

 

→ 著者お気に入りの「Kojie-San」の石鹸。(出典: Facebook

 

④ シャンプー、コンディショナー

これらもボディソープ同様、男女問わずかなりのアイテム数が販売されております。特に女性向けの商品はやたらと種類が多く、どれもかなりいい匂いが含まれています。さらにコンディショナーに関しては、サラサラヘアーになるのをどれも謳っています。

というのも、フィリピンの朝を見るとわかりますが、フィリピン女性は朝シャンしてから半渇きどころか7割濡れてる状態でジプニーに乗り込み、快走する風で乾かしてます。完全なる自然乾燥です。

そして職場に到着してからクシで髪をとかします。このパターンは、私の感覚的には9割強の女性が行っています。

 

そうなんです、日本とは異なり女性はヘアーワックスを使っていません。コンディショナーと自然乾燥(風だけ)でサラサラヘアーを保っているんです。

しかも後ろから眺めると、ほとんどの女性がマジできれーいに整っているものです。

髪というか、美容に関しては意識かなり高いです。

 

⑤ ヘアーワックス

現地のブランド品が取り揃えられていますが、日本と比較すると種類は大分少ないです。男子もそうなんですが、あまり整髪料は使わない傾向が見られます。

とは言え、現地ブランドも使えない事はないです。実際に使ったことがありますが、日本製よりかは若干パワーが劣るかな…くらいの感想で洗い落ちも悪くはない。

けどやっぱり整髪料は失敗したくないどいう方は、「GYATSUBY」商品をご利用ください。

 

なぜかフィリピンには、マンダム社のギャッツビーが多くの店頭で展開されているんです。

ここは日本人、日本製を見つけたらそちらを購入したくなりますね。

ちなみに価格ですが、日本で買うのと比べると、20ペソ(45円くらい)割高ですが気になる価格差ではないですね。

 

⑥ ヘアージェル

こちらは私の愛用品です。左の赤いタイプは、フィリピンブランドです。色々と現地のジェルを使いましたが、この赤い「Fix」は日本製と変わらないほどのホールド力があります。

パッケージからのジェル飛び出し口も小さめで使いやすいので、フィリピンブランドから選ぶならこのFixが超おススメです。

けど、やっぱり日本製を好む方は、ジェルにもGYATSUBY製品が2種のみ展開されています。写真中央と右の商品です。

 

最近ではグロスやジェルでしっかり7:3分けしてホールドするスタイルが主流となっていますが、それはフィリピンでも同じ。

個人的には右の「G」と表示されているジェルをお勧めします。何より容量がたっぷり入っているし低価格で品質も申し分ない整髪力。

今回紹介したジェル、ワックスといった整髪料はどこでも気軽に手に入るので現地調達で十分なのです。

 

※一部店舗では長期欠品しますので、その事も考慮して整髪料に関しては常にストックをキープしておくことを強く勧めます。

 

⑦ 洗顔フォーム

写真の商品も個人的におススメアイテムとなっています。

約4年間フィリピンに滞在していると、様々な商品を試します。洗顔料に関しても展開ブランドが非常に少なく、多くても2~3ブランド程度しかありません。各社がタイプの異なる商品を販売しているくらい。

中でも写真の商品はスクラブがしっかりと配合されており、洗いあがりのさっぱり感もそこそこあるので、ここに落ち着いています。

 

日本のビオレのように洗いあがりがサラサラなるような商品はありませんが、多くの商品は洗いあがりさっぱり感重視がほとんどです。

また、洗顔だと肌荒れが気になるのは女性の方だと思いますが、女性向け商品も申し分なく取り揃われています。

女性用を利用した経験がありませんが、もし気になる方がいればフィリピンでは都度利用向けに袋状の小さなパッケージも大概隣に販売されているので、お肌が敏感で洗顔には慎重派な方はこの小袋を購入して試すのはありです。

 

小分けの方もパッケージデザインは同じなので、わかりやすいです。

ちなみにこの都度利用パッケージは洗顔だけでなくシャンプー、歯磨き粉でも販売されています。

いきなりデカサイズ購入にためらいを感じる方や、旅行用としてもかなり重宝するので、とりあえず買ってみると大きな失敗は防げます。

 

⑧ 歯磨き粉

歯磨き粉に関しては写真でも見てわかるように心配無用です。死ぬほど品揃え豊富です!

しかもデカサイズが2つセットで販売されており、ちょっとだけディスカウントされて販売もされているので財布にもちょっと優しいです。

では品質はどうなのか。気になりますね!

 

結論、全然イケてます!

 

ちなみに私は、日本の「アクアフレッシュ」愛用者です。ネーミングは違えど、このアクアフレッシュと全く同じモノが販売されているくらいです。

しかも2種類もあって、これを発見した時は救われた気分でした。

口内の泡立ち、スッキリ感、色の組み合わせも日本人の感覚でも違和感ゼロ。歯磨き後の口臭は息爽やかです。

 

しかし、勿論アジアならではの奇妙な色を使った歯磨き粉も複数存在します。

真っ赤なゼリーみたいな歯磨き粉も使ったことがありますが、ちゃんとお口の中を綺麗にしてくれるし全く問題ありませんでした。

という事で、歯磨き粉はちょっと奇抜な色のモノを使っても大丈夫なんです。

 

⑨ 延長コード

一人部屋を選択した方は、延長コードは必要ないかと思われます。しかし、二人以上の複数人部屋を申し込んだヒトは延長コードが必要になってくる可能性が高いです。

多くの学校の部屋には複数人部屋に十分に使える数のコンセントが設置されていますが、その十分と思う水準は個人でも異なります。

また、コンセントはあるけどベッドから距離があると、寝転びつつ充電しながらスマホを利用出来ないのってちょっと不便です。

 

そんな時、ちょっとの不便さを解消してくれるのが延長コードです。

日本のようにコンセントにスイッチが内蔵されているタイプをフィリピンでは見たことありませんが、至って普通の延長コードは様々な種類がお手頃価格で販売されているので現地調達で十分です。

品質も長時間のドライヤーを(30分以上)使いっ放ししなければ、問題なく利用可能。この延長コードは、複数人部屋ではあると便利な一品です。

 

最後に気になる殺虫剤

恐らく多くの方は、東南アジアは汚くて臭いというイメージをお持ちなのではないでしょうか?

場所によっては、そのイメージはあながち間違いではありません。しかし外資の語学学校は外国人向けに建設されているので、そこそこキレイです。あくまで、そこそこですので過度の期待はしないようにして下さい。

なので、ハエやゴキブリ、アリ、蚊もそこそこ出現します。そこそこです。無茶苦茶いるわけではありませんので、過度にアジアを毛嫌いする必要はありません。

 

けどやっぱり日本と比較すると出現率は高まるので、部屋に1つは現地の殺虫剤を設置しておくと安心です。ちなみに、殺虫効果は、正直言ってかなり強力です、殺傷能力が極めて高くフィリピンのゴキブリも5秒後くらいには動きが止まります。

私が驚いたのが匂いです。日本の殺虫剤っていわゆるクスリの嫌な匂いが漂いますが、何故かフィリピンのはやたらとエエ匂いするんですよね。

しかも物によっては、フローラルな香りも兼ね備えたりしてるので、退治した後の匂いはまるでトイレの中のようです。

 

【まとめ】 大抵の現代アイテムは手に入る!

アジアの国に長期滞在するとなると、現地での生活をイメージして日本から何を持参するべきかみんな悩むところです。

しかもこのアイテムは現地で買えるのかなとか、変えても品質は問題無いのかといった払拭できない懸念も多々あるのもわかります。

私感ではありますが、内陸のアジアの国でなければ、ある程度のインフラと現代の機器類は一般的に使われているので、多くの懸念事項が杞憂に過ぎません。

 

特に外国人向けの語学学校は、生徒が住みやすい立地も考慮されているので、いずれの学校も生活必需品を調達するには苦労しないようになっております。

このコラムを参考にして、あと細かな点はカウンセラーさんに聞いてみてください、色々とプロに頼ることも重要ですので、遠慮することなく万全の準備を意識して留学に臨んでください。

よく「準備8割」と言われますが、これは物事が成功するか否かの80%は準備で決まるという意味です。しっかり準備が整ったら、飛び立ってみよう!

 

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